久保田豊 衆議院議員
27期国会発言一覧

久保田豊[衆]在籍期 : 26期-|27期|-28期-29期-30期
久保田豊[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは久保田豊衆議院議員の27期(1955/02/27〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は27期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院27期)

久保田豊[衆]本会議発言(全期間)
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第24回国会(1955/12/20〜1956/06/03)

第24回国会 衆議院本会議 第60号(1956/06/01、27期、小会派クラブ)

○久保田豊君 私は、ただいま議題になりました鳩山内閣不信任決議案に対しまして、労農党、共産党並びに無所属を含めまする小会派を代表いたしまして賛成の討論を行わんとするものであります。(拍手)  私の鳩山内閣不信任案の賛成理由の第一といたしまするところは、そのあいまいな二元的対外政策の完全な行き詰まりであります。  まず第一に、当面の日ソ関係でございますが、今や事態はまことに明白でございます。千島、特に南千島の領土の問題は、沖縄、小笠原の完全復帰が実現いたします将来の時点において、わが国は主として政治的立場からソ連に対してこれを主張し得るし、また堂々と主張すべきでありますが、現在の時点において、こ……

久保田豊[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院27期)

久保田豊[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第22回国会(1955/03/18〜1955/07/30)

第22回国会 外務委員会 第3号(1955/04/06、27期、小会派クラブ)

○久保田(豊)委員 議事進行。私はこの次に質問する番ですが、私の総理に対する質問だけを終って、外相に対する質問は次に保留しますから、それから理事会を開いていただきたい。
【次の発言】 私は、重光外相の渡米プランがアメリカから拒絶されたということに連関いたしまして、嶋山内閣の外交政策の基本点について、二、三総理大臣にお伺いをいたしたいと思うのであります。  ただいまの総理並びに外相の、この問題に対する解釈を聞いておりますと、きわめて楽観的であります。軽く見ておられるように思う。拒絶はされたが理解は非常に深まったというふうな外相の御答弁であります。私どもは、国民の直観で、そんなふうにこの問題を軽く……

第22回国会 外務委員会 第20号(1955/06/16、27期、小会派クラブ)

○久保田(豊)委員 いろいろこまかい点はあとでお伺いすることにいたしまして、大筋だけ高碕長官にお伺いしたいと思います。さっきからの御答弁を聞いておりますと、大体この協定は今後において有利だと思えばやる、しかし有利でないと思えば本年度限りで打ち切ると言っておられるが、決してそうでないと思う。アメリカの方では御承知の通り三カ年の計画で、十億ドルの予算ですでに措置をとっておる。最近の新聞では、すでに次年度に対します対日余剰農産物の援助輸出について対策の相談をしておる。この問題が日本側で問題になったときも、当初から大体三カ年計画で四億五千万ドル程度のものを持って来たい、こういうのが吉田内閣時代からの方……

第22回国会 外務委員会 第22号(1955/06/21、27期、小会派クラブ)

○久保田(豊)委員 関連して一点だけ。長官並びに外務大臣にお伺いしますが、今までの御答弁で、来年不利ならば断わる、有利ならば続けたい、こういうお話です。しかしまた米国の事情は御承知の通り三年間に十億ドルという大体の限度をきめております。そしてそのうちでも七億ドルだけが、いわゆる外貨、外国の貨幣による売り渡しであり、三億ドルが贈与です。今年の一月末のその後の状況はわかりませんけれども、この七億ドルのうちの五億五千万ドルはすでに成約済みです。三億の贈与分のうちの一億五千万ドルはすでに成約済みです。そういう点から見て、日本の政府としても、私どもはこれを受け入れるか受け入れないかという問題でなくて、ほ……

第22回国会 農林水産委員会 第10号(1955/05/11、27期、小会派クラブ)

○久保田(豊)委員 大へんいろいろお骨折りをいただいてありがたいことだと思うのです。協定は形は民間と民間とのいうことになっておりますが、いずれにしても、大きく日中の国交をさらに正常化する一つのこれは足がかりになろうかと思います。そういう意味においては、これが誠実に守られるか守られないかということは非常に大事な問題だと思う。従ってこれを実行するための国内的措置というものが、非常に実は重要になってくると思う。今までの話では、目下検討中であって、その検討の結果立法措置なりあるいは行政措置なりが必要なものについてはそのつどお願いをするというお話でありまして、ごもっとものことと思う。  そこで問題になり……

第22回国会 農林水産委員会 第18号(1955/05/31、27期、小会派クラブ)

○久保田(豊)委員 私は今度の霜害とひよう害の両方を喫しました静岡の問題についてでございますが、特に静岡の場合には、ひよう害においては大体ミカンが災害の主たるものであり、霜害においては大体お茶が主たるものであつて、ほとんど全県にわたって被害をこうむつたわけであります。そこで最初に農林省の方にお聞きいたしたいのは、いつもこういうお茶やミカンに対する災害程度の評価の問題で、農林省と相当食い違いが出てくるのです。特に今回の場合はその点が相当懸念されるわけですが、農林省としてはどういうふうな点に基準を置いてこのお茶とミカンの災害を評価されるかということを、まず策一点としてお伺いいたしたい。と申しますの……

第22回国会 農林水産委員会 第19号(1955/06/01、27期、小会派クラブ)

○久保田(豊)委員 私は与えられた時間が非常に少いので、いろいろな点をお伺いいたしたいのでありますが、とうてい触れることができませんので、特に政府も河野大臣も非常に力を入れられており、同時に大きな問題になっております畜産の問題、特にそのうちで重要な飼料の問題等について、政府のお考えなり、現実にやっている点について要点をお聞きいたしたいとこう思います。河野大臣が、いわゆる総合的食糧の自給度の向上という観点から、畜産、特に酪農を非常に重要視されて、本年度の予算措置等におきましても、食管の中で、飼料の、前年度の約十五万トンに対して四十八万トンの輸入計画を立てられた。同時にそれに対しまして食管会計の中……

第22回国会 農林水産委員会 第26号(1955/06/17、27期、小会派クラブ)

○久保田(豊)委員 関連して今の点はどうも予約期待量を出してないということだが、末端ではその点が相当すでに問題になりかけておる。しかもそのやり方は、ある県においては、特に消費県においては、お前のところにやる来年度の配給量はこれだけなんだから、お前の方の県ではこれだけのものを集めないと困るぞという格好でやっておる。そういう点が末端にきておる。これで事前割当制度以上になお悪い。何にも予約買付制度というものの趣旨は生きておらない。こういう点にかんがみて今芳賀委員からお話がありました通り、これは理事会を早急に開いて――もし大臣並びに長官が指示したことがないというならば、あるいは全販連なり何なりがお先ば……

第22回国会 農林水産委員会 第27号(1955/06/18、27期、小会派クラブ)

○久保田(豊)委員 基本問題については、同僚諸君からいろいろ皆さんにお聞きしたことと思いますので、私は実際の問題について二、三お聞きしたいと思います。今の政府の動きから見ても、米価決定のいろいろな事情から見ましても、おそらく農民の満足のできるような米価や売り渡し条件のできることはちょっと困難だと思います。それを私どもは是認するわけではないが、政府といたしましても農協の共販運動といたしましても、大きな農民の抵抗の中で仕事を進められるほかなかろうと思う。今同僚諸君から、そういう場合においては、集荷に協力をしないという態度を打ち出せるといわれたが、おそらくそんなことは農協にあなたが席を置いておる限り……

第22回国会 農林水産委員会 第35号(1955/07/06、27期、小会派クラブ)

○久保田(豊)委員 ただいま農林大臣から、財源がないから生産者価格を引き下げるということはしない、そういう考えは持っておらない、生産費を償うという立場からぜひ生産費方式の確立をはかりたい。こういうふうなお答えがあって、その通りいっておれば、私ども非常にりっぱなことだと思うのであります。ところがあなたのやっておることは逆であります。と申しますのは、農林当局が米価審議会に案として出されましたものは、これは政府の発表通り、はっきりどういうふうな算定で一万六十円を出したかと申しますと、これは要するに基準価格を二十八年度以降の平均の支払い価格に改めて、これを基準としてパリテイ方式によって算定したと出てお……

第22回国会 農林水産委員会 第40号(1955/07/14、27期、小会派クラブ)

○久保田(豊)委員 私はこの養ほう振興法案について二、三お尋ねをいたしたいと思うのですが、それは第一条の目的というのです。端的にお尋ねをいたしますが、提案者の御意思は、これはどうも、これで見るというと、ハチみつとみつろうの増産が第一の目的であわせて農産物の花粉受精の効率化に資すること、こうあるのだが、これは逆ではないか、こう思うのです。ミツバチが花粉受精を通じて増産に非常に大きな寄与をしておるということは、これはもう言うまでもないことであります。特に最近のように農薬が非常に盛んになってくると、害虫も殺せるが同じに益虫であるミツバチも殺される、こういうところから非常な減産がきておる。日本の場合に……

第22回国会 農林水産委員会 第42号(1955/07/16、27期、小会派クラブ)

○久保田(豊)委員 私は李ライン問題とは別個の問題でありますが、しかし本質上李ライン問題に非常に大きな影響を持っている問題について二、三お尋ねをいたします。それはほかでもありませんが、本年の二月十四日に長崎県の生月島沖合いで日魯漁業の下関の支店に所属する第六あけぼの丸が韓国のフリゲート艦に追突を受けて沈没をした事件がある。この事件についての措置は今日までどうなっておるか。承わるところによりますと、先月末あたり外務省が出しましたこれに対する抗議書ですかあるいは照会書ですか、何かわかりませんが、それに対する韓国側の回答があったということでございますが、その内容はどうなっておるか。なおこれに対して、……

第22回国会 農林水産委員会 第43号(1955/07/18、27期、小会派クラブ)

○久保田(豊)委員 時間が非常に制約されておりますので、意を尽しませんが、要点だけ一つ質問さしていただきたい。それは李承晩ラインの問題にも非常に大きな影響を間接に持っておる問題ですが、去る二月十四日に、長崎県の生月島の沖合で、日本の第六あけぼの丸という漁船が、韓国のフリゲート軍艦に追突を受けて沈没しております。そして二十一名の者が死亡しておる。これに対する外交的な経過は局長からお伺いいたしました。これに連関して一番問題になるのは、過般もお伺いしたのでありますが、韓国の軍艦が、いわゆる日本のアメリカの占領治下に、占領というのは、アメリカの軍港へ、日本の許可なくして、占領時代と同様に入っておるとい……

第22回国会 農林水産委員会 第45号(1955/07/20、27期、小会派クラブ)

○久保田(豊)委員 提案者に一つ伺います。この前私は強調いたしたのでありますが、今度の養ほう振興法案の中で多少とも効果のあると思われる法文は、実際は第五条だけであります。さっきからいろいろ御議論がありましたように、そういうものについても、ほかに必要がある場合にその方に金を回して補助等に金を回すことはあまり適当でないじゃないかというような御議論もありますし、また補助金なんかは出すべきでないというような御議論もあるようです。いろいろそういう点を総合してみますと、実は補助だけが今日の問題ではなくて、将来養蜂振興の足がかりになる唯一の法律だと思うのです。本来からいえば、これは第五条の農薬との関係をもっ……

第22回国会 農林水産委員会 第46号(1955/07/21、27期、小会派クラブ)

○久保田(豊)委員 この法案が日本の農村の一番基底に及ぼす影響というものは非常に重大だと思うのであります。これはおそらく提案をされた政府におきましても、特にこの問題を扱われる農地局等においては、かなり深刻にお考えになっておると思います。従いましてこの法案に対しまして、われわれ審議する場合には、目先でもってやるだけでなく、いろいろな連関を十分に考えて、審議をいたさなければならぬと考えるわけであります。私は本日は時間がありますれば、いろいろと御質問申し上げて、ただしたい点がたくさんあるのでございますが、これらの点については一切次の機会に保留させていただきます。  そこでこの法案の審議に入ります前提……

第22回国会 農林水産委員会 第48号(1955/07/27、27期、小会派クラブ)

○久保田(豊)委員 大蔵大臣に二、三点御質問いたしたいと思います。  第一に、さっきのお話一では、この事業に対する資金の一計画あるいは予算の計画は、継続事業的には考えておらぬということです。しかしながらそんなばかなことはないと思う。世銀が金を貸すときに、これは十年たっても十五年たってもいいというというような金の貸し方をするはずがない。それでは公団というものは成り立たない。また同時に農民の負担というものは、始終非常なでこぼこが出て参ります。従って大蔵大臣としては、少くともこれに関連する予算この予算は百十七億でありますが、補助金予算、これだけは絶対六年間に出すという決心がなければ、この仕事はできな……

第22回国会 農林水産委員会 第49号(1955/07/28、27期、小会派クラブ)

○久保田(豊)委員 私は労農党を代表いたしまして今の原案並びに修正部分に反対を表明することをまことに遺憾に存じます。その理由は、これでは長期の確定をした組織の上に運営をされねばならぬ、ほんとうに農民の土地を守ろうということがすらすらといかないからと存ずるわけであります。理由はそれだけであります。

第22回国会 予算委員会 第31号(1955/07/15、27期、小会派クラブ)

○久保田(豊)委員 すでに前の質問者によりまして大分いろいろの点が明らかになりましたのでなるべく簡単に要点だけ御質問いたしたいと思うのですが、農林大臣はお見えになりますでしょうか。
【次の発言】 それでは農林大臣の来るまで時間を節約する意味でほかの大臣に二、三お伺いをいたします。  この前の余剰農産物協定では、高碕経審長官も外務大臣も農林大臣もともに今度の余剰農産物の協定は本年限りのものである、来年はもし有利であるならばやるが、そうでない場合は必ずしも予定していないということでありましたが、きょうの午前中の御答弁をずっと伺いますと、少くとも今後相手方がこれを承諾し、なお日本側としてこちらの条件……


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第23回国会(1955/11/22〜1955/12/16)

第23回国会 農林水産委員会 第2号(1955/12/01、27期、小会派クラブ)

○久保田(豊)委員 ちょっと関連してお伺いいたしますが、昨年度の北洋漁業についても、特に調査船については相当大きい災害が出て、大ぜいの人が犠牲になっているようです。これはいろいろ今川俣委員からもお話がありましたが、特にこういう大資本によりますある意味においては非常に独占的な性格を持ち、しかもその取ったものの相当部分は輸出に回さなければならぬというふうな場合におきましては、母船並びに独航船等において働く漁師なりあるいは労働者に対してどういう方針をとるかということが相当重大問題だと思う。もちろんこれについて船員法その他の規定が適用されておることは大体承知しておりますけれども、それだけでは私は不十分……

第23回国会 農林水産委員会 第4号(1955/12/07、27期、小会派クラブ)

○久保田(豊)委員 今の御質問に関連して、ちよつと長官にはつきりお伺いしておきたいことがある。午後外務大臣がおいでになりました場合に御質問をする一つの前提として、事実の認定を政府はどう認定をされておるか、聞きたい。これは第一に私がお伺いしたい点は、今度朝鮮の政府並びに朝鮮の海軍が、要するに日本の漁船が李ラインに入つた場合には、撃沈もしくは砲撃するということを言つている。これは韓国の軍艦です。いいですか、海軍を使つてやる。しかもこれは李承晩政府のはつきりした意図だということを、防衛庁長官ははつきりお認めになりますかどうですか。これはつまならいことのようですが、この点はあとで外務大臣に対して政府の……


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第24回国会(1955/12/20〜1956/06/03)

第24回国会 農林水産委員会 第5号(1956/02/09、27期、小会派クラブ)

○久保田(豊)委員 今の点に連関してですが、債務の実態のみならず、営農の基礎になっておる実態を債務と連関をして早急にはっきり出していただきたい。債務だけ出てもその母体になっている営農がどの程度のものに成長しておるかということがわからなければ将来の計画は立たぬわけです。そういう点でいろいろ問題がありますから、でき得れば年次別に、年次がたてばたったほど営農の内容は充実してきておるはずです。所によってはそうでない所もありますが。そういうものと連関をして開拓の実態――今現在の債務だけの資料の御要求があったようですが、従来とてもどの程度返しておるのか、どの程度の融資をしたために、あるいは補助金を出したた……

第24回国会 農林水産委員会 第13号(1956/02/29、27期、小会派クラブ)

○久保田(豊)委員 最初に委員長にお伺いをいたしておきますが、新農村の問題、新団体の問題は日本の農政の基本に関します問題なのでありまして、従って私ども大臣にいろいろお聞きしたいことがたくさんあるのでありますが、きょうは時間がありませんから、その全部にわたることができません。そこで委員長にまず第一にお聞きしておきますが、私はこの問題はアメリカの余剰農産物の受け入れをめぐります諸問題と非常に大きな関係があると思うのであります。従いまして、今外務委員会の方に第二次余剰農産物の受け入れ協定についての案件が出ているようでありますが、それと同時に、土地改良その他につきまする基本的な点について、当委員会で審……

第24回国会 農林水産委員会 第16号(1956/03/07、27期、小会派クラブ)

○久保田(豊)委員 関連して。一つ政府の方にお願いと同時にお尋ねしておきますが、今川俣委員からいろいろ質問が出ておりますが、やはり一番大事な点をついておると思います。そこでお伺いしたいのは、根釧にしても、上北にしても、政府が開拓計画をする場合には、農家の立場から見て、これがどういう採算になり、同時にこれはいわゆる資金なり、利子なりの返還計画がはっきり立っておらなければならぬ。これはもちろん営農計画とも連関をし、いろいろな問題とも連関をするわけです。私どもは現地で開拓を多少やって参りましたが、最初開拓民は、入りたいときはそういうことはあまり考えない。やっているうちに自然条件が非常に変ってくる、経……

第24回国会 農林水産委員会 第20号(1956/03/14、27期、小会派クラブ)

○久保田(豊)委員 私は畜産問題並びに飼料問題の基本点について大きく三つばかりお伺いしたいと思います。さっきから局長は、少くとも百万頭以上に持っていきたい、こう言われておる、そして政府のきめられた五カ年計画でも、大体畜産には非常に力を入れられておる。せんだって大臣も、これからの新しい日本の農業政策としても畜産ということを中心にして、いわゆる商業作物の方に力を入れていこうというような大きな構想を持っておられる。この五カ年計画を見ましても、三十五年度には乳牛が約七十六万頭、あなたの言われる百万頭には少し少いけれども、七十六万頭、そのうちで搾乳牛が三十五万頭ということになっておる。それから食肉牛が二……

第24回国会 農林水産委員会 第24号(1956/03/27、27期、小会派クラブ)

○久保田(豊)委員 私は本法案に対して反対の討論をしようとするものであります。  第一に、ただいまも一部触れましたけれども、政府の畜産計画、増産計画の基礎には何らはっきりしたところの飼料計画というものがありません。こういう基礎の上に行われる本法の運用というものは、結果はほぼわかっておるといっても差しつかえないと思います。政府の五ケ年計画によりますと、牛を非常にたくんさふやす、大体において牛を七十六万頭ないしは当局の腹によれば百万頭までふやすということですが、それに対して五ケ年計画に盛られましたところの濃厚飼料の計画はどうかということになれば、大体政府のいうところを信用いたしましても、輸入の濃厚……

第24回国会 農林水産委員会 第26号(1956/03/30、27期、小会派クラブ)

○久保田(豊)委員 私は時間がありませんからごく簡単に要点だけ三つお伺いをしたいと思うのであります。  その一点は、耕土培養法を制定せられた趣旨は、私としてはよくわかるのでありますが、これは日本の農業技術の改良の、少くとも資金面から見た場合においては非常に後退になると思うのであります。というのは、一つは資金的にも数年後においてはワクがきまってしまう、動かない。これが第一。これについてはどんなふうに考えられておるかということを第一にお尋ねいたしたい。  それからここにあげられております、たとえば保温折衷苗しろにしても、秋落ち水田にしても、あるいはそのほかいろいろの問題にしても、また藻土地改良等に……

第24回国会 農林水産委員会 第28号(1956/04/04、27期、小会派クラブ)

○久保田(豊)委員 私も大事な点を一つお伺いします。まず第一に政務次官にお伺いいたしますが、今度の森林公団の資金というものは、言うまでもなく余剰農産物の見返り資金になっておるわけであります。この余剰農産物の見返り資金をこういう方向に使うことが果してよいかどうかという点であります。国全体の立場、あるいはまた農業全体から考えてみた場合に、果して適当であるかどうかということを、どのようにお考えになっておるか、この点をまず第一にお伺いいたします。
【次の発言】 多分そうおっしゃるだろうと思いましたが、御承知のように余剰農産物というものは、今のところ政府の食管会計のやりくり等においては直接の大きな圧迫は……


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第25回国会(1956/11/12〜1956/12/13)

第25回国会 議院運営委員会 第8号(1956/11/27、27期、小会派クラブ)

○久保田(豊)委員 賛成です。
【次の発言】 これは私の方から一言お断わりしておきますが、御承知の通り、小会派の直接の問題ではありませんけれども、お二人、吉田さんと佐藤さんが無所属で、一応私どもの方の部屋におられます。この点私どもとしては責任を持てませんから、一つ御了承を願います。

第25回国会 農林水産委員会 第1号(1956/11/16、27期、小会派クラブ)

○久保田(豊)委員 今いろいろ農林省の食管当局の御説明を聞きましたけれども、われわれにはどうしてもわからないわけであります。これは地方団体、府県が利子負担の一部をするかしないかというだけが今問題になったようですが、私はそんな簡単な問題ではないと思います。農林省全体としてあるいは政府全体として、食管制度をことしは何とかごまかして来年はやめてしまおうという腹ならまた別ですが、そうでなく食管制度をある程度今後今のような形において続けていくという限り、これは単にことし北海道だけの問題ではないのです。昨年はああいうふうな豊作だったから該当事項がなかったのですが、毎年災害で相当の違約金が出てくるのはきまっ……

第25回国会 農林水産委員会 第5号(1956/11/27、27期、小会派クラブ)

○久保田(豊)委員 川村参考人に二、三お伺いしますが、ざっくばらんに言いますと、今村ではどこでも農業委員会にほとんど関心はなくなっております。実際には新しい村作りをやるというようなことになってきましてこの問題の焦点になるのはどういうことかというと、農業委員会が今後多少役をするようにするには、各階層の農民が、各階層の代表が正しく出るということが一つです。もう一つは、今農業は山作りだとかあるいは畜産だとか、いろいろな形で職能的に分れつつある、そういうものの代表者が最も正しく農業委員会に集結された場合に、初めて農民のほんとうの利害代表あるいは利益機関になれる。こういう観点から見て、第一にお伺いしたい……

第25回国会 農林水産委員会 第6号(1956/11/28、27期、小会派クラブ)

○久保田(豊)委員 岡村参考人に二点だけお聞きしたいと思います。一つは農業委員会の本質の問題ですが、片方におきましては国の行政機関、これは要するに農林大臣の下部機関みたいなものです。片方においては農民の利益代表機関、こういう二つの性格を持たせようというところに、非常に無理があると思うのです。今日のように――これはいろいろ御意見があろうと思いますが、部分的にはともあれ、全体としてみますと、政府の対農業政策といいますか、農民政策というものは、だんだん農民の利益と相反しております。こういうように行政機関としては、いやでもおうでも、そういう上の反農民政策を農民に浸透させていかなければならぬという立場が……

第25回国会 農林水産委員会 第8号(1956/11/30、27期、小会派クラブ)

○久保田(豊)委員 関連、選挙並びに推薦の問題について特に次官に二、三重要な点をお伺いいたしたいと思います。  私はこの部落推薦制をとるかあるいは選挙制をとるかということが、今度の改正のみならず農業委員会全体の性格と、今後の活動をきめる根本だと思うのであります。こういう認識に立たないとこの問題ははっきり理解ができない、と申しますのは、この法律の目的にもはっきりある通り、農業の生産力の増強であるとか、農業経営の改善であるとか、農民の地位の向上であるとか、こういう目的を達することが農業委員会の役割である。特に次官もおっしゃった通り、新しい情勢に応じて日本の農民の、あるいは農民生活のあり方の大きな方……


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第26回国会(1956/12/20〜1957/05/19)

第26回国会 運輸委員会 第33号(1957/05/23、27期、日本社会党)

○久保田(豊)委員 大臣が非常にお急ぎのようですから、一つだけ重要な点についてお伺いしたいと思う。実は私は伊豆の出身であります。最近伊豆の交通について非常に大きな問題は、東急系の資本と駿豆系の資本の抗争というか、競争というか、これが伊豆全般に行きわたっておることであります。御承知の通り、古くは箱根の路線に対する両者の紛争問題があります。新しく出た問題としては、伊東―下田間私設鉄道の両者の競願の問題があります。この間に、駿豆の三島―修善寺間現行路線に対して、東急が沼津―修善寺間の競争路線を出願しているという問題がある。そのほか、たとえば、宿屋の問題、あるいは最近では小さなハイヤー業者や一般運輸業……

第26回国会 運輸委員会 第34号(1957/05/24、27期、日本社会党)

○久保田(豊)委員 昨日大臣に質問いたしましたところ、大臣としては、伊豆並びに箱根全体にわたる東急系資本と西武系資本の全般的な抗争についてはともあれ、その焦点をなしておる箱根の問題については、今明日中に大体において結論をつけるつもりだ、それについてまだ事務当局の方からも意見を聞いておらないので、早急に意見を聞く、こういう御答弁でありました。まことに大胆かつ率直な、りっぱな御答弁であったと思うのであります。そこで事務当局特に自動車局長におかれては、これらの問題についてのいろいろの経過やその他のいろいろな結論も、ある程度御準備をされておることと思うのであります。それで問題は単に箱根の問題のみならず……

第26回国会 農林水産委員会 第3号(1957/02/19、27期、小会派クラブ)

○久保田(豊)委員 今資料要求がありましたから、それに付随してもう一点国税庁の徴収課長に資料を出していただきたい。それは競売に付したものと差し押えしたものと両方はっきり分けてやってもらいたい。最近では競売にいくまでの事件は比較的少い。ところが徴収の威嚇方法というような意味において、差し押えが非常に行われている。差し押えが行われますと、農家の方はあらゆるものを犠牲にして、結局払えない税金を払わなければならぬ、こういう事態が非常に多い。従って今の資料の中で、実際に差し押えをして競売をしたものと、この二つを明確に区分してここ二年くらいの間の資料を早急にとって本委員会に出していただきたい。これが一点。……

第26回国会 農林水産委員会 第7号(1957/03/07、27期、小会派クラブ)

○久保田(豊)委員 関連して、食管の問題につきまして二点だけお伺いいたしたいと思います。  一つは、例の黄変米の問題ですが、先日の御答弁だと、現在ある黄変米は十一万七千トン、世間では普通に十二万トンといわれておる。農林省が非常に御努力になられまして三千トンお減らしになった、まことにけっこうなことでございます。ところでその総金額は四十数億というお話でございましたが、すでに大臣もお認めの通り、これは何らかの措置をしなければならぬ問題で、相当大きな損が出ることは明らかでございます。損の数字はまだはっきりしないかもわかりませんが、これは現在どのように評価をしておるのか、そしてこの損が出るとすれば、これ……

第26回国会 農林水産委員会 第14号(1957/03/20、27期、日本社会党)

○久保田(豊)委員 関連。今の点に関連してお尋ね申し上げますが、これは全体としてもう少し科学的な基礎を農林省としては考えられる必要があるのではないかと思うのです。というのは、保証協会の短期の貸付が大体年十五億から二十億程度のようです。ところがかりにこれを十五万人の開拓者が利用し、一反歩あたりに対して肥料資金なら肥料資金としてもあるいはその他の資金としても、そういう額で生産の維持ができるはずはないと私は思う。少くとも倍額程度のものはどうしても要るのであります。結局現状はこの資金のワクが少くて借りられないから、他の方面でもって高利で借りるとか、あるいは親戚で七ところ借りをするとか、あるいは把料商を……

第26回国会 農林水産委員会 第19号(1957/03/30、27期、日本社会党)

○久保田(豊)委員 私は開拓振興法について要点を四点ばかりごく簡潔にお尋ねいたしますので、一つはっきりお答えをいただきたいと思うのであります。この法案自体を見ましても、またこれに連関いたしまする政府側の今までの御答弁を詳細にお聞きいたしましても、それらを総合判断してみた場合に、どうもこれで、少くとも現在の非常に行き詰まった、崩壊一歩手前にある開拓者の営農状況が立ち直るとは考えられないのであります。そこで、ほんとうに立ち直らさせる上において、最も具体的に必要だと思われる点についてお尋ねをいたしたいと思います。  まず第一に、既入植の開拓者の立ち直りをはかる意味におきましては、政府の方の資料では現……

第26回国会 農林水産委員会 第21号(1957/04/02、27期、日本社会党)

○久保田(豊)委員 私はこの機会に二、三実態に触れた問題について参考人の皆さんから御意見をお伺いいたしたいと思います。お聞きの通り、今度の改正法の九十四条をめぐる法律構想の問題その他が非常に大きな問題になっておるわけであります。しかしこれの出てきた根本は、政府としては国営干拓地については従来のいわゆる農地法に基く農地としてやったのでは、御承知の通り最高一万二千円くらいしかとれない。それでは二十六万円も、場合によっては四十万円も一反歩についてかかるような土地改良事業、こういう事業は、ざっくばらんにいうと、非常に経済的採算が合わない。そこでこれに何らかのもう少し合理的な負担をさせようと大蔵省的には……


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第27回国会(1957/11/01〜1957/11/14)

第27回国会 農林水産委員会 第4号(1957/11/06、27期、日本社会党)

○久保田(豊)委員 この機会に一つ農林大臣にお伺いいたしたいと思うのでありますが、ただいま細田委員から指摘がありましたように、今回は赤城さんが農林大臣になられて、農林省としては初めての農林白書というものを作られた。これは農林省としての今の日本農業に対しまする診断書だと思うのであります。さらにその診断書に基いて農林政策要綱という要するに長期農林政策というものを立てられた。それに基いて今年の農林施策なり予算を組まれた。こういう構えについては今までかってないことでありまして、さすがにこれは農政に通じられた赤城さんのやられたことであり、そういうことについて農林省のすべての点に意識の統一ができたというこ……


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第28回国会(1957/12/20〜1958/04/25)

第28回国会 農林水産委員会 第6号(1958/02/20、27期、日本社会党)

○久保田(豊)委員 資料を一つ農林当局にお願いいたしたいと思います。二つ連関の資料をお願いいたしておきます。  一つは、住宅公団によりまする集団住宅建築の計画地域が、私どもの方の調べによりますと、全国で十五カ所あります。その十五カ所の区画整理施行地域の所在地、それからもよりの市の町の中心からの距離、それから施行主体が公団直接であるかどうか、行政庁であるか、その施行主体の区別、それから計画面積、それからその計画面積の中におきまする農地並びに山林原野の地積、並びに公共施設並びに保留地の必要な減歩の実態並びに歩合、これを含めたものを、十五カ所分の資料を一つ早急に建設省等とも御相談をいただきまして出て……

第28回国会 農林水産委員会 第13号(1958/03/12、27期、日本社会党)

○久保田(豊)委員 農林当局に基本的な点で二、三お尋ねをいたしたいと思います。今の先物の生糸相場の値下りの問題、またこれに関連する本法案において資金を二十億増しておるという一番基本になる問題は、今後の海外の市況がどうなるかという問題、またこれに関連して国内の市況がどうなるかという問題ではないかと思うのです。今いただきました資料を見ましても、大体生糸については、何としても大きいのはアメリカでありますが、これが年々相当減ってきておるわけです。逆に絹織物については多少ずつふえてきておるというのが年々の傾向のようであります。そして今のアメリカのいわゆる経済不況の問題、アメリカにはドル危機の問題はありま……

第28回国会 農林水産委員会 第16号(1958/03/19、27期、日本社会党)

○久保田(豊)委員 まず政務次官に大ざっぱな点だけ三、四点伺いたいと思います。  この制度が今まで非常に低い給料で苦しんでおりました農協の職員の身分の安定なり、経済的な安定に役立つ。従ってそれを通じて農協なり、農林漁業団体の内容がある程度改善されるであろうことは、われわれも十分期待いたします。従ってそういう面からわれわれもこの法案については賛成をするものでありますが、第一にお伺いしたいのは、今全体的に農民も含む国民年金制度の実施が非常に間近に迫っておるときであります。社会保障審議会の方の国民全体を対象とする年金制度の答申も近く行われる、また厚生省の方でやっておられる五人委員会の結論も近く出る。……

第28回国会 農林水産委員会 第18号(1958/03/26、27期、日本社会党)

○久保田(豊)委員 ちょっと今の点に関連して。今安藤委員から都市近郊のいわゆる搾乳の問題が出たわけなんです。これがいわゆる正常なあなた方の言われる酪農家に悪影響を及ぼしはしないかというのですが、これは私どもあると思うのです。ここで一つ具体的な問題をお聞きしたい。その第一はこういう問題です。いわゆる正常なる酪農地帯においては家畜共済の保険金が御承知の通り五万円だと四千円、十万円だと八千円取られます。ところが実際にはそういう正常ないわゆる酪農村においてはこの保険金を取るというような機会は少いのです。死亡、老廃牛なり何なりで取るということは少い、ほとんどこれが使われない。しかもこれは非常に高い率にな……

第28回国会 農林水産委員会 第20号(1958/03/28、27期、日本社会党)

○久保田(豊)委員 一楽さんにお伺いをいたしますが、この法案によりますと、要するに酪農家の加わっておりますいわゆる単独農協と申しますか、単位農協に対して、相当資金が流れ得るようになっておるわけですね。つまり地方でいいますと全酪になりますかね、そういうふうな総合農協と単位農協、こういうものに対して、この線がむしろこの単位農協といいますか、単独農協の機能を非常に強めるような格好になるのです。これは中金の立場からだけは考えられないと思いますけれども、今日のような段階で、実は単位農協と総合農協との関係を具体的にどうするかということは、農政全体について非常に基本的な問題になるわけですね。これらについては……

第28回国会 農林水産委員会 第21号(1958/04/01、27期、日本社会党)

○久保田(豊)委員 まず政府当局にお聞きしますが、この基金法によりますると、これによって保証される債務は、大体五つになるようですが、一つは乳業者もしくはその団体が生産者に代金を支払う、その支払いに充てるところの債務、それから運転資金というようなもの、それから乳業者もしくはその団体の設備資金、それから生産者をその構成員とし、しかも乳業をやってとおるような団体、つまり酪農系統の協同組合ないしはそういうものの酪農をよくするための資金、それからそういう団体が乳業者と取引をする過程において、乳業者の方の支払いが滞った場合の立てかえ資金、こういう五つになっておるようですが、この点についてはもう一度確認の意……

第28回国会 農林水産委員会 第22号(1958/04/03、27期、日本社会党)

○久保田(豊)委員 法制局長官にお尋ねします。この酪農振興基金法の第七条の解釈についてでありますが、一般に条文通りをそのままに読むならば、これは一応の義務規定であって、当然六億の現金出資がなければこの基金は成立をしない、従って業務開始はできないという解釈が通常であろうと思うのであります。それに対して、表現はこの通りでけっこうであるが、この六億というのは政府の出資が五億、あと一億は民間出資ということになるのですが、その民間出資というのは必ずしも一億現金を出資しなくても、いわゆる出資引き受けという理解でいいのだという解釈もあるわけであります。もっと具体的に言いますと、当初農林省側は、この六億の金額……

第28回国会 農林水産委員会 第23号(1958/04/04、27期、日本社会党)

○久保田(豊)委員 関連。一点だけその点をお伺いしますが、その選択権が地元にあるという場合、地元がどちらを選択するかというと、要するに負担の軽い方がいいということになる。負担の軽い方がいいという点が一点と、事業を早くやった方がいいという点と、この二つがひっかかってくるわけです。従って、補助分以外のものに五分の利子がつく場合と、全体の非補助に三分五厘ということになれば、普通の場合においては、農民の方とすればどちらをとるかといえば、補助金があって普通のものをとる方が、勘定ずらでは安くなる。従って非補助で三分五厘でやる場合には相当事業費をみてやる、こういう特典がなければ、選択権なんか与えられても何の……

第28回国会 農林水産委員会 第24号(1958/04/05、27期、日本社会党)

○久保田(豊)委員 ただいま可決になりました農林漁業金融公庫法の一部改正案についての日本社会党並びに自由民主党共同の附帯決議を付したいと思います。  理由についてはすでに審議の過程で十分意見が出ておりますので、この際時間の関係もありますから、これを省かせていただき、直ちに決議案の内容について申し上げます。    農林漁業金融公庫法の一部を改正する法律案に対する附帯決議  一、公庫の原資構成は、最近、政府出資金に対して借入金の比重が高まる傾向が強まっているため、直接又は間接に貸出業務の円滑な遂行が妨げられる虞れがあるので、政府は、今後、農林漁業における長期低利資金の需要の増大とその特殊性に即応し……


久保田豊[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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各種会議発言一覧(衆議院27期)

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第22回国会(1955/03/18〜1955/07/30)

第22回国会 外務委員会農林水産委員会商工委員会連合審査会 第1号(1955/06/18、27期、小会派クラブ)

○久保田(豊)委員 私はすでに外務委員として大分いろいろなことを聞いておりますので、きようは主として日本の農業に対して、現実にこれがどういうような影響を及ぼすかということを少し具体的にお聞きしたい。それには農林大臣が出ていないとまずいのですが……。
【次の発言】 午後はほかの問題がありますから……。おそらく各大臣とも協議をされて、日本農業全体についてどういう影響を与えるかということについても、相当具体的に考慮された上で検討されておると思いますので、ここでは問題を提起して、それに対して閣僚の御意見をお聞きしたいと思います。  この前から外務委員会において高碕さんが、国民経済全体から見て、これが非……


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第24回国会(1955/12/20〜1956/06/03)

第24回国会 外務委員会農林水産委員会連合審査会 第1号(1956/04/26、27期、小会派クラブ)

○久保田(豊)委員 私は二、三の点について特に外務大臣と農林大臣に御質問いたしたいと思います。  第一に農林大臣に御質問をしたいのは、この余剰農産物の協定による、これを中心とするアメリカのいろいろの農産物並びにこれと連関を持ちまする外国食糧その他の農産物の輸入が、日本の農業にとってどういうような影響を及ぼしつつあるかという点について、政府はどのように認識をしてかかられておるかという点であります。もっと具体的に言いますと、なるほど現在はアメリカは非常にたくさんの余剰農産物を持って、これの始末に困っておる。従って、ある意味に考えてみますと、非常に有利な条件によって、日本におもなる市場を求めておる。……

第24回国会 大蔵委員会農林水産委員会連合審査会 第1号(1956/02/28、27期、小会派クラブ)

○久保田(豊)委員 農林省に一つお聞きしますが、今のお話を聞いていると、農林省はどこへ日本の大豆を持っていこうとするのか。大体五カ年計画で、内地の大豆を一応どの辺まで持っていったらいいかということは見当がついていると思う。しかもそれをやるには、今次官からいろいろお話があったような補助策なんか何もないじゃないか。結局価格政策でやるよりほかない。大体二千五百円で日本の大豆作はできますか。こういう点をはっきり考えれば、もう計画は出て――出ないで、そうして一年間関税をもう少し研究するから、その間延ばしてくれ、その間野放しでもって――野放しじゃないにしても、外貨割当があるにしても、それでもってやろうなん……

第24回国会 農林水産委員会大蔵委員会連合審査会 第1号(1956/02/28、27期、小会派クラブ)

○久保田(豊)委員 私はまず第一にお伺いしたいと思うのですが、農林省と公庫の総裁にお伺いいたします。ことしの当初の計画では、公庫の方では大体本年度の貸付資金として政府のいわゆる無利子の出資金を二百億、それからいわゆる預金部その他の六分五厘ですかの利子のついたやつを二百億、回収金二百億、こういう要求をされたように聞いております。ところがそれの結果がどうなったかというと、大体政府の無利子の出資は十億になっておる。それから資金運用部の方からの借入金が二百億、回収金が八十億、総計二百九十億ということになったわけです。公庫の貸付の金利は一番安いものが大体四分くらいと思います。高いものが七分五厘くらいだと……

第24回国会 農林水産委員会凍霜害による農業災害に関する小委員会 第1号(1956/05/16、27期、小会派クラブ)

○久保田(豊)小委員 係の方がおいでにならぬので、これはちょっと無理かとも思うのですが、お茶について伺いたい。ここで樹勢回復三割と七割というふうに分けておるわけですが、樹勢回復から見るとこういう区別が一応の意味を持つと思うのです。ところが御承知のように、茶の方についてはいろいろの方法がありますけれども、大体静岡のように大量にやっている地帯は、みんなはさみ刈り取りなんです。そうすると、三割であっても、要するに被害を受けた葉が混入したものは売れないのです。作っても全く味が違いますし、結局経済的にはゼロということです。三割でも七割でも実際には同じだということです。それをあと手づみでやったらどうかとい……


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第26回国会(1956/12/20〜1957/05/19)

第26回国会 建設委員会農林水産委員会連合審査会 第1号(1957/03/28、27期、日本社会党)

○久保田(豊)委員 関連。問題がはっきりしないようですが、要するに、農業用の水利権を持っている人は固有のダム使用権を持っているわけです。ただ経費を出さないから、現実のダム使用権を認めない、もとの規定はこういうことですね。それならば固有の水利権を持っており、固有のダム使用権を本来持つべき者が、自分の水利を有利にするために金を出した場合に、認めるのか認めないのか、こういうことです。その金は農民だけが出すかあるいはいろいろの土地改良その他の関係から県なり国がそれに援助する、これは別として、そういう経費を持ったあるいは持つということがはっきりした場合には、認めるのか認めないのかということです。同じよう……


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第27回国会(1957/11/01〜1957/11/14)

第27回国会 農林水産委員会酪農及び澱粉に関する小委員会 第1号(1957/11/08、27期、日本社会党)

○久保田小委員 畜産局長にまず第一にお尋ねしたいのですが、今大体当面とられておりまするいろいろの対策についての御説明があったのです。特に乳価に連関する問題だと思います。これももちろん非常に大事な問題で、当面何とかしなければならぬことは明らかです。しかし今度の新農政といいますか、政策要綱を見ても、せんだっての大臣の施政方針といいますか、これを見ても、酪農については非常に大きなウエートを置かれておるわけです。要するに今度は酪農を中心にして日本農業の再編をしょう、こういう非常に積極的な意図を持たれておる。このことにもいろいろ問題はあろうと思いますが、それだけの大きなあれであります。そういうことになる……



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※このページのデータは国会会議録検索システム衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2023/02/05

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