久保田豊 衆議院議員
26期国会発言一覧

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久保田豊[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは久保田豊衆議院議員の26期(1953/04/19〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は26期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院26期)

久保田豊[衆]本会議発言(全期間)
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第16回国会(1953/05/18〜1953/08/10)

第16回国会 衆議院本会議 第24号(1953/07/17、26期、小会派クラブ)

○久保田豊君 私は、労働者農民党を代表いたしまして(「小会派代表じやないか」と呼び、その他発言する者、灘席する者多く、議場騒然)二十八年度の予算に対しまして政府の原案並びに三党共同修正案に反対の意見を表明し、さらに社会党両派の提出されました組みかえ案に対しまして、遺憾ながら賛成の意を表示し得ないことを表明するものであります。(発言する者多し)  まず、政府の原案から申し上げまするが、私どもが政府の原案に反対いたしまする第一の理由は、この政府の原案は、この原案の背景をなしまするところの世界の大勢並びにわが国当面の内外情勢をまつたく無視し、これに逆行をいたしまして、ただアメリカの要求するままに、ま……

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委員会発言一覧(衆議院26期)

久保田豊[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第16回国会(1953/05/18〜1953/08/10)

第16回国会 農林委員会 第2号(1953/05/27、26期、小会派クラブ)

○久保田(豊)委員 水稲や蚕繭については、いろいろ共済制度を完成することによつてある程度の救済ができるのではないかと思うのですが、特殊な農作物、特に茶であるとかみかん、あるいははつかとか、そのほか国民経済上、貿易等から見ましても非常に重要なものであつて、しかも内容上共済の対象たり得ないものがある。災害というものはそう始終はない。特に今年のような災害というものは、記録によりますと二十五年に一回とか、六十年に一回ということになるのであります。しかも今年のような災害が起きた場合においての茶やみかん、こういう特殊な農作物をつくつておる農民の受ける打撃は非常に大きい。滋賀県などの例を見ましても、生葉の直……

第16回国会 農林委員会 第3号(1953/05/29、26期、小会派クラブ)

○久保田(豊)委員 ただいま平野さんから御提案の、小委員会をつくることは非常にけつこうだと思うのです。しかしこの三案を見ましても、従来の経過を――私は初めてですから議会内における詳しいことは存じないのでありますが、われわれ農業問題に従来長く首をつつ込んでおる者から見ますると、この三案の内容を見ても、あるいはその他の場合におきましても、こういう点が一番われわれ百姓にはわからない。というのは、この肥料の対策というものは、そうなかなか簡単にできるものではないと思う。要するに応急策を今政府は考えておるのか、この委員会で取上げておるのか、恒久策を考えておるのか、これらの点がきわめて明確を欠いておる。われ……

第16回国会 農林委員会 第6号(1953/06/19、26期、小会派クラブ)

○久保田(豊)委員 農林大臣にお尋ねをいたしますが、私は足鹿君からるる述べられました通り、やはり今日の段階はあらゆる面から見て、米価審議会の答申をぜひ生かさなければならぬと考えるものであります。そこで私は政府にお尋ねいたしたいのは、米価審議会案を中心として見た場合において、政府の財政負担がどれだけになるか、はつきりこれをお示し願いたい。さらにもう一つの点は、加算額も加え同時に売渡し価格も米価審議会答申通りにやつた場合にどうなるかということ、さらにそれらの作業はすでに済んでおることと思う。大蔵省なり何なりと折衝する場合に、そういう作業が済まずに、数字を持たずに折衝はできるはずがない。従つてそれら……

第16回国会 農林委員会 第7号(1953/06/20、26期、小会派クラブ)

○久保田(豊)委員 いろいろ皆さんから切実なる御意見、御要望があつたわけですが、特に凍霜害の場合でも、今度の場合でも、重要なる点がいつも抜けているように私は思う。その一つは、この前の凍霜害でもそうでありましたし、また今度でも、農林省の考え方も同じのようでありますが、種類によつて違いはありますけれども、いろいろの助成ないしは損失補償をする場合に、中央政府からも金を出す。しかし府県、並びに――この前の凍霜害の場合におきましては、関係市町村でも一部分の負担をしなければならぬ、こういうことになつておる。これについては、この前の五党会談等においても、今回においてもそうだと思うのでありますが、要するに平衡……

第16回国会 農林委員会 第8号(1953/06/24、26期、小会派クラブ)

○久保田(豊)委員 この案によりますと、七月の成規の任期から六箇月延期するということになつているが、六箇月というのは、何か理論的な理由なり、具体的な理由なり、いろいろあるかと思うのですがこれをひとつお聞かせ願いたい。
【次の発言】 ただいまの凍霜害に対する開拓者の件ですが、これではどうにも実際にまわらない。というのは県の信連や普通の協同組合は開拓者に金を貸さない。事実なかなかまわつてはおらない。私は中央の農林金庫からこのわくの中に特別の措置をとり、なお利子その他についてもはつきりした措置を中央で確保してやらない限り、ほんとうに困つている開拓者には令は行かないので、そういう点をはつきり出して、形……

第16回国会 農林委員会 第13号(1953/07/02、26期、小会派クラブ)

○久保田(豊)委員 関連して、金子委員並びに政府の方にお伺いいたしたいのですが、これにつきまして、特に今回加工ということを加えました点が、実際の生産者たる農民の立場からどれだけの実益があるというふうにお考えになつておるのか、少し御説明をいただきたい、こう思うのです。
【次の発言】 農家が自分で消費する場合には、確かに歩どまりその他の問題があるわけですけれども、しかし多くはここで問題になるのは――農家の消費に向けられるものは問題ないわけです。結局売るという場合、売る場合には、非常に麦作の大きな地帯、ないしは大農の場合には、これは加工品で売るという場合もあるでしようが、実際には私ども経験をしておる……

第16回国会 農林委員会 第15号(1953/07/08、26期、小会派クラブ)

○久保田(豊)委員 時間もありませんから、私は保利農政に対する全般の質問は後刻に保留をいたしたいと思います。願わくは大臣には、就任御早々でお忙しいことと思うのでありますが、もう少し真剣に当面の段階の農政並びに日本の農業の置かれた基本問題について、せつかく御勉強をいただきたいということを、失礼ではございますがお願いを申し上げておきます。  当面必要な緊急の問題につきまして、二、三お尋ねをいたしたいと思うのであります。この基本施策の中でも、九州その他におきまする災害について特段のお骨折りをされておるように拝見をしております、ところで私どもが一番心配をいたしますのは、当面の食糧の配給がうまく行つてい……

第16回国会 農林委員会 第18号(1953/07/14、26期、小会派クラブ)

○久保田(豊)委員 私も単に協同組合との関係においては、足鹿委員とほぼ意見を同じくするものでありますが、その前提としてこういうように連合会を、要する二重に援助する、そこで第一に政府にお伺いしたいのは、要するにこの連合会の赤字というものは全部でどのくらいあるかということ。それがどのような原因で出て来たかということ。それから第三点は、なるほどこれを整備する計画はいろいろあると思いますが、それを整備する方向はどこにおちつくかということ。われわれの経験しております場合の多くは、結局単協の出資増ということにおちつく危険性が非常に多いのです。そうなりますと、連合会は二重に補助を受けるあるいは援助を受ける、……

第16回国会 農林委員会 第19号(1953/07/16、26期、小会派クラブ)

○久保田(豊)委員 同僚先輩の足鹿さんと川俣さんから、非常に具体的な御質問が出ましたので、私は少し角度をかえまして、ぼやつとしたところで、農政の基本の問題について二、三お伺いをいたしたいと思うのであります。  その一つは、今日の農政の基本であり、国民経済の基本である食糧輸入の見通しであります。これはもちろん政府は、今日までうまくやつて、どうやら切り抜けて参つたのであります。この点については片方において非常な財政負担等もありますけれども、国民全体がまずまずよかつたというところだと思います。しかし御承知の通り、最近の世界情勢は相当大きな変転期に立つておる。特にその変転期が日本へしわ寄せされまして、……

第16回国会 農林委員会 第20号(1953/07/17、26期、小会派クラブ)

○久保田(豊)委員 平川局長にお伺いいたしますが、過般来この法案に関連いたしてと思いますが、大臣もしばしば小規模の土地の改良を実行するということを言明されておる。なお今度の改進党等の予算の組みかえを見ますると、土地改良費の増額十億のうち四億がそれに充てられておるようであります。そこで予算がそういうふうにできて来る以上、農林当局としてもこれに対する自信と用意ができておると考える。そこで私お伺いいたしたいのは、小規模の土地改良、これは主として山村地帯が多いと思うが、これはどのくらいの単位以上のものを小規模の土地改良として認めて行くのか。それから、その場合におきまするいわゆる政府の補助孝は、どの程度……

第16回国会 農林委員会 第21号(1953/07/21、26期、小会派クラブ)

○久保田(豊)委員 私は簡単に具体的な点について二、三お尋ねいたしたいと思います。  その一つは四十八条です。前には、利害関係のある農民の三分の二以上が出席をして、しかも三分の二以上の議決を経なければならないとあつたのを、単に三分の二以上の同意を得ればいいということにかわつたわけなのですが、これはことに事業をやる方の人から言いますと、非常に簡単でいいと思うのです。それはどういうことかというと、同意のとり方いかんによつては、ほとんど知らないうちに実行される可能性があるから非常にいいのであります。特に農林大臣が必要と認めてやる場合に三分の二以上の同意にした根拠、またこの同意を具体的にはどういうふう……

第16回国会 農林委員会 第32号(1953/09/04、26期、小会派クラブ)

○久保田(豊)委員 簡単にお伺いいたしますが、まず農林省の方に先にお伺いします。  さつき秋肥の問題が出たわけですが、特に本年度は至るところに災害があつた。特に凍霜害以降の風水害の災害が非常に多い。ほとんど大部分の水害を食つた所は、肥料は一応は流してしまつたといつていいと思うのであります。それでまた入れ直さなければならぬというような状況になつておる。この前の凍霜害のときには、御承知の通り三分の二でしたかを国が補助するというかつこうをとつたわけです。今度の九州もしくは全国各地の風水害に対しては、農林省はどういうふうな――おそらく今度の風水害は、そう言うと凍霜害地帯の方には非常にさしさわりがあるか……

第16回国会 農林委員会 第33号(1953/09/05、26期、小会派クラブ)

○久保田(豊)委員 この問題については、いずれ機会を改めて伺いたいのですが、直接今度の災害で感じました点は、林道にいたしましても、農道、特に開拓道路の問題です。いたんだやつの補修に対する補助が何らないのです。ですから、どうせ林道だの開拓道路は、距離が長くて、今のところは、いい道をつくろうとしたつて、予算がなかなか出ない。また実際それはなかなか負担ができない。それをほつたらかしにしてあるわけです。それですから、今度のような水害が起きると、林道及び開拓道路のほとんど全部がだめになつて、基本的にやり直さなければならぬのと同様な状況になつている。ところが、実際はこれの補修に対する補助制度が全然ない。私……


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第19回国会(1953/12/10〜1954/06/15)

第19回国会 農林委員会 第13号(1954/02/19、26期、小会派クラブ)

○久保田(豊)委員 これは事務当局にお聞きすることは少し無理かと思いますが、特に事務当局のお見通しなり、お考えなりを、政治的な立場を離れて二、三お伺いしておきたいと思うのであります。  ここで問題になるのは、御承知の通り改良助長法の問題ですが、さつき改良助長法の改正の出て来た根拠についてお話があつた。それは、要するに緊縮予算で、どうしても一兆に詰めなければならぬので、大体四割を占めておる補助金なり交付金を整理する、こういうお話だつた。しかし世間一般の考え方に、これは緊縮予算の一兆円がはたして守られるか。これが改良助長法だけではなくして、農林予算全体に、あるいは米価その他全般的にわたつて非常な阻……

第19回国会 農林委員会 第67号(1954/09/01、26期、小会派クラブ)

○久保田(豊)委員 それに連関してひとつ長官にお伺いしますが、今黄変米を入れる方の点についてのいろいろ問題が出ておるわけであります。しかしこれはもう二十七年あるいは二十六年から黄変米というものは入つておる。その黄変米が相当国民にも大きな不安を与え――大きなどころではない、非常な不安を与える。と同時に国家にも大きな損失を与えておることは明らかだ。今までのところでは、黄変米がかりにたとえば六万五千円で入れても、二万円なり三万円で払い下げておる。これをどの方面へどのように払い下げておるか。われわれが聞いたところではみそ、しようゆとか、あるいは酒の材料に払い下げられておるということである。そうなると、……

第19回国会 農林委員会 第71号(1954/09/22、26期、小会派クラブ)

○久保田(豊)委員 ことしの米価の決定については農林、大蔵ともに非常にお骨折りのようですが、ただいま同僚足鹿委員からお話がありました通り、おそらく全国の農民もこれには満足いたしておりません、大きな不満を持つております。おそらくその結果は、はつきりここで申し上げておきますが、ことしのいわゆる農林省の集荷計画というものは、根本からくつがえるということをはつきり御認識の上でもつてかかつていただきたいと思う。これをまず第一に申し上げたい。こんなべらぼうな米価決定のやり方はないと思うのです。そこでことしのうちに特に私どもが重要視しなければならぬ点を一、二お伺いしたいと思う。大体大蔵省は当初から、いわゆる……

第19回国会 農林委員会 第76号(1954/10/20、26期、小会派クラブ)

○久保田(豊)委員 先ほどの農産物価格安定法の運用について、二、三点お尋ねをいたしたいと思います。第一はばれいしよにしろ、かんしようにしろ、他の農産物しろ、これに対して安定価格を決定する場合は、この法律が経済法規である以上は、その場合におきまする全国的な比較から、当然の成行きとしてこれは地域的に非常に差があることと思うのですが、市況といいますか、需給関係というか、そういうものを相当に調べてかからなければ、とんでもないことになると思うので。先ほどお答えの中に、ばれいしよについてのかんしよについても、近く結論を出す、決定をするが、それについては、前年度よりわずか上るくらいの見込みであるというふうな……

第19回国会 農林委員会 第77号(1954/10/21、26期、小会派クラブ)

○久保田(豊)委員 二点だけ大蔵当局にお伺いをいたします。それは農業災害に対する予算を、農林省としてはどういうウエイトをつけて扱うかということであります。というのは、政府の今お話のありました得意のデフレ政策によりまして、どうしても緊急やむを得ないしりぬぐいの経費が各方面に出ているわけであります。当面第一に必要な問題は失業対策であります。これはどうしたつて政府が金を出さなければ置けない問題であります。実状を申し上げますと、私の地区だけで言つても、沼津というところは、大体失対のわくが七十五あります。それに対して失業保険をもらつているのが千八百くらい、そのうちの半分はこの年末にはほとんど全部失対に届……

第19回国会 農林委員会 第80号(1954/11/13、26期、小会派クラブ)

○久保田(豊)委員 食糧庁長官に一つ問題を提出しておきます。けさの新聞で御承知の通り、全港湾労働組合は輸入米麦の荷揚げに対する輸入指定業者のピンはねについて非常な問題を出しております。これは私どもも昨日代表者諸君と会つていろいろお話を聞いたのでありますが、この情勢でありますと非常に大きな問題になります。今長官の御説明の中で、下期――これから先の需給計画なりあるいは輸入計画等について検討をしておる、こういうお話であります。それにしましてもこれの第一波が近く行われるようですけれども、これはなかなか一波だけでとまらないと思うのです。今の見通しでは、おそらく二波、三波というように大きくなると思います。……

第19回国会 農林委員会 第82号(1954/11/19、26期、小会派クラブ)

○久保田(豊)委員 あまり時間がないので詳しくは聞けないと思いますが、要点だけをお聞きいたしたいと思います。  第一に、これは申すまでもないことで、すでに農林省当局においてもよく御承知のことと思いますが、今全港湾が中心になつて、食糧の港内作業料全般の問題についてストライキをやろう、荷役拒否をやろう、こういう態勢になつておることは御承知の通りであります。その原因は、いわゆる港湾運送事業法による公示価格が守られておらないというところにある。もつとはつきり言えば、輸入商社が農林省から出ております指定単価を割つて、つまりピンはねをして港湾業者に払つている。そのしわ寄せが要するに港湾労働者の低賃金になつ……

第19回国会 予算委員会 第22号(1954/03/03、26期、小会派クラブ)

○久保田(豊)委員 私は政府提出及び保守三党共同修正による昭和二十九年度の一般会計並びに政府関係機関並びに特別会計予算に強く反対の意思を表明いたすものであります。と同時に、社会党両派の共同組替案に対しましては、その積極的意義を十分にくみとるものでありますが、一、二の点におきましてどうしても賛成の意な表することのできないことを申し上げねばならぬのであります。  私どもが今次政府の予算に反対いたします根本の理由は、今度の予算の背景をなしております一番最大のものは、MSAを受入れて、これに応ずるとろこの大規模な再軍備をいたそうということであります。これが今度の予算の根本の性格を決定しておるものと私ど……


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第20回国会(1954/11/30〜1954/12/09)

第20回国会 農林委員会 第2号(1954/12/02、26期、小会派クラブ)

○久保田(豊)委員 関連質問。当局にお伺いいたします。立木処分の場合の原価はどのくらいにふんでいるのですか。ところによつて違いましようけれども、これを直営でやつた場合、払下げ価格はどのくらいにお考えになつておるか、この点をまず第一にお伺いしたい。
【次の発言】 私は農林当局にお伺いするのですが、ここの対象になる公共施設の復旧用の、しかもそれは風倒木の処分と結びついたものですが、これは総計にして大体において百万石程度です。そうすると私はこれはなぜ立木のままでただでくれてやらぬかと思う。今国として一番考えなければならぬことは、五千五百万石というふうな尨大なものの処理に困るということになると思う。そ……


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第21回国会(1954/12/10〜1955/01/24)

第21回国会 貿易振興に関する調査特別委員会 第2号(1954/12/15、26期、小会派クラブ)

○久保田(豊)委員 一点だけ大臣にお伺いしておきたいと思います。御承知の通り、こちらからも向うに通商のいわゆる民間代表が行くという段階になつておりますし、今同僚松原委員からも話がありました通り、向うも、民間代表ではないでしようが、今度の通商についてこちらに使節団を送つて来たいと言つておるわけです。大臣は、今、恒常的な貿易代表機関を両国に設置するというふうにおとりかと思うのですが、そうではないのでありまして、当面の問題は、こちらからも民間の代表が向うへ行く、向うからも、国柄としては民間代表ではないが、貿易を開くためのいわゆる代表団がこちらへ来る、こういう希望を向うは持つておるわけです。また議会を……

第21回国会 貿易振興に関する調査特別委員会 第3号(1954/12/16、26期、小会派クラブ)

○久保田(豊)委員 私は、同じ選挙区の大先輩の石橋氏をつかまえて通産問題についてお聞きするのは、実は先生に教わるような気がいたしますので、いろいろ具体的なこともお聞きいたしたいのでありますが、今まで御答弁をいただいた範囲では、まだ就任早々で、こうもやりたいああもやりたいというお考えはありそうですが、まだこれといつてまとまつたものはほとんどないようであります。しかし、そういうお気持のうちにも、特に前内閣ではほとんど見られなかつた中共貿易等についてはかなり積極的な御希望が述べられておることは、昨日の重光外相の経済外交に関する点と合せまして、私ども非常に心強く感ずるわけでありまして、この点については……

第21回国会 予算委員会 第2号(1954/12/22、26期、小会派クラブ)

○久保田(豊)委員 私は総理にごく基本の点について、時間がありませんので要点をお伺いいたしたいと思いますので、率直にひとつお答えをいただきたいと思うのであります。  昨日来当委員会におきますいろいろの御論議によりまして、首相がお考えになつております内政土の大きな柱ともいうべき明朗にして、清潔な政治という一つのスローガン、並びに民生についての盛るだくさんないろいろの施策というものも大分色があせたようであります。この点はまことにお気の毒に考えるわけでありますが、やむを得ないことと思います。私はそれらの点については時間がありませんから触れません。  首相も昨日の河野委員のお話に、一番この内閣でやりた……


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各種会議発言一覧(衆議院26期)

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第16回国会(1953/05/18〜1953/08/10)

第16回国会 農林委員会通商産業委員会連合審査会 第3号(1953/08/05、26期、小会派クラブ)

○久保田(豊)委員 時間があまりないようですから、特に通産省側に二、三の問題についてお尋ね申し上げたいと思います。今度の法案は今の肥料業界の実情から見ると、どうしても 百姓の立場、国民経済の立場を中心としたものでなく、まつたく肥料資本を守る法案のように考える。しかもそれがために現在並びに将来に国に大きな負担をかけて、しかもその効果がどれだけあるかということが、はつきりわからないような法案のように考える。一言にして言えば、まつたく業者中心の救済策のように考えられる面が非常に多い。そこでそれらに関連して、特に通産省側にお伺いしておきたいのは、この前の連合審査会で政府当局に、たしか中村さんだと思つた……

第16回国会 農林委員会農業共済制度に関する小委員会 第3号(1953/07/07、26期、小会派クラブ)

○久保田(豊)委員 それだけ補助する組合の準備ができているというわけでしようが、準備の内容はどの程度ですか
【次の発言】 すでに準備ができた地帯においての死亡廃用共済の方で、死亡件数が加入件数の何パーセントになつておるか。保険金の支払いと掛金の関係がどうなつておるか、さらにその地帯における疾病傷害の傷害件数と支払い、あるいは保険金の関係の全体のバランスがどうなつておるか、これが一番大きな問題ではないかと思います。もしも疾病傷害や死亡廃用をしないと、掛捨てになつてしまうことがありはせぬか。その点についてはつきりしたデータがないからわからぬという話であるが、両方を含めて、全体として農家負担が減つて……

第16回国会 農林委員会農業共済制度に関する小委員会 第5号(1953/07/21、26期、小会派クラブ)

○久保田(豊)委員 委員長にひとつお聞きしますが、開業獣医師の有給嘱託制というものでうまく行きますか。私は、これではうまく行かないように思いますが……。
【次の発言】 無給嘱託にしても、有給嘱託にしても、そこが一つの問題だと思うのですがね。


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第19回国会(1953/12/10〜1954/06/15)

第19回国会 外務委員会内閣委員会農林委員会通商産業委員会連合審査会 第1号(1954/03/17、26期、小会派クラブ)

○久保田(豊)委員 大分おそくなつて大臣もお疲れのようでありますから、簡単にひとつお聞きしたいと思います。今まで大臣の非常な名答弁をお聞き」いたしまして、まことに感心いたしたのでありますが、われわれどうも頭の悪い者にはよくわからないのであります。おそらく国民にもなかなかわかるまいと思います。そこで特に一番心配になるのは、大勢の方が質問をされたように、今度MSAを受けてつくります日本の自衛隊が、いわゆる海外派兵の危険を持つかどうかということが一番根本であります。そこで大臣は、それは規定の上では、そんなことは当然のことで、日本が自主的に決定することだから、憲法の範囲においてそんなことはあり得ない、……



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データ更新日:2023/02/05

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