内海清 衆議院議員
30期国会発言一覧

内海清[衆]在籍期 : 28期-29期-|30期|-31期-32期-33期-34期
内海清[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは内海清衆議院議員の30期(1963/11/21〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は30期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院30期)

内海清[衆]本会議発言(全期間)
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第48回国会(1964/12/21〜1965/06/01)

第48回国会 衆議院本会議 第17号(1965/03/12、30期、民主社会党)

○内海清君 私は、民主社会党を代表いたしまして、政府提出の昭和三十九年度中小企業年次報告並びに昭和四十年度中小企業施策について、主要点につき、若干の質問をいたしたいと存じます。  今回の白書において、政府は、金融引き締めが行なわれて以来、企業倒産の増加などの形で行き詰まりが表面化している、その根底には産業構造の変化、すなわち労働力の不足、技術革新の進展、あるいは開放経済への移行などが強く影響しているとし、さらに、この変化に適応する力は、大企業に比べて中小企業は弱く、この力の弱さと金融引き締めの圧力の双方から、中小企業は二重の苦しみにあっているという、この現実を白書は率直に認めておるのであります……


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第50回国会(1965/10/05〜1965/12/13)

第50回国会 衆議院本会議 第2号(1965/10/11、30期、民主社会党)

○内海清君 ただいま議長から御報告のありましたとおり、本院議員高橋等君は、去る八月十日、病のため、関東逓信病院において逝去されました。まことに痛惜の念にたえません。  私は、諸君の御同意を得て、議員一同を代表し、つつしんで哀悼のことばを申し述べたいと存じます。(拍手)  高橋君は、明治三十六年三月、広島県福山市にお生まれになりました。父君は、医師として広くその徳を慕われ、かつて県会議員もつとめられた名望家でありました。そのすぐれた資質を受けられた君は、長じて福山の誠之館中学から第六高等学校を経て、東京帝国大学法学部に進まれました。昭和二年、同校を卒業するとともに逓信省に入り、熊本鉄道郵便局長を……


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第51回国会(1965/12/20〜1966/06/27)

第51回国会 衆議院本会議 第14号(1966/02/08、30期、民主社会党)

○内海清君 私は、民主社会党を代表いたしまして、今回の全日空ボーイング727型機遭難事故につきまして、政府に対し若干の質問をいたしたいと存じます。  その前に、このたびの事故によって不慮の災難にあわれました方々に対し、つつしんでその御冥福をお祈りいたしますとともに、御遺族の人々に対し、心から哀悼の意を表する次第でございます。  羽田空港を目前にいたしまして、四日夕刻、新鋭を誇っておりまするボーイング727型機が遭難、墜落いたしましたことは、われわれのまことに大きいショックでございました。この墜落の原因は、やがてわが国航空界の権威者よりなりまするところの全日空機事故技術調査団によって究明されるこ……

内海清[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院30期)

内海清[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第45回国会(1963/12/04〜1963/12/18)

第45回国会 運輸委員会 第3号(1963/12/14、30期、民主社会党)

○内海(清)委員 先般の当委員会におきまして、多くの人命が犠牲になりました国鉄の鶴見事故を中心にしまして、事故防止の見地から、国鉄経営のあり方等について真剣な論議が行なわれたのでありますが、かかる傾向は、私は、今日わが国の社会の基調の中に人命を尊重するということが失われておるのではないかというふうに考えるのであります。ことにいろいろ産業のスピード化あるいはマスプロというふうなことからいたしまして、とかく今日人命尊重ということが第二義的になっておるような傾向を見るのであります。したがってこのことは、私どもは十分この際一そうの反省をいたしまして、人命の維持発展ということ、これが社会の基調の中に確立……


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第46回国会(1963/12/20〜1964/06/26)

第46回国会 運輸委員会 第2号(1964/01/31、30期、民主社会党)

○内海(清)委員 私は一般質問といたしまして、若干大臣にお尋ねしたいと思います。  御承知のように、第四十三通常国会におきまして、いわゆる海運二法律が通過いたしたわけでございます。この海運二法律は、申し上げるまでもございませんが、五年間の海運会社における利子のたな上げをして、これによって海運界を立て直される、かつ利子補給を強化いたしまして国際競争力を強めよう、こういうものなのであります。ところが、この二法律について、当時私も討論等で申し上げましたように、なお内容的にはいろいろ問題があることは御承知のとおりであります。ところが、その後におきまして、特に開放経済体制への移行の時期が早められるという……

第46回国会 運輸委員会 第5号(1964/02/07、30期、民主社会党)

○内海(清)委員 この日本鉄道建設公団法案につきましては、御承知のようにすでに四十三国会でいろいろ論議されまして、そうして衆議院は通過いたしたわけでございます。ところが参議院段階でこれが流れまして、再び本国会に上程されておるものでございます。ところが四十三国会におきましては、結局、いろいろ問題ございましたけれども、最終的にこれを通過させたということでございまして、その内容につきまして十分納得のいくだけの論議がされていない、こういうふうなうらみがあったのでございまして、そういう点でついに私も質疑打ち切りの動議のために質疑を行なうことができなかったという段階であったのでございます。再びここに上程さ……

第46回国会 運輸委員会 第15号(1964/03/06、30期、民主社会党)

○内海(清)委員 このたびの公団法の一部の改正は従来の業務範囲から新しく二つほど広げられるわけでありまして、その一つが、老朽貨物船を解撤する海上貨物運送業者等と費用を分担して内港貨物船の建造ができる、いま一つは、港湾運送業者等の費用を分担して港湾運送用荷役機械の整備ができる、こういうことであります。もともと公団は旅客船整備の公団として発足したわけで、その後戦標船の処理の問題あるいははしけ、引き船の問題等で業務範囲が拡大されて、いまの特定船舶整備公団ということになったわけです。今回さらにこの業務範囲が拡張されるわけですが、これに対します公団の機構あるいは要員の問題、これらについてちょっとお伺いし……

第46回国会 運輸委員会 第18号(1964/03/17、30期、民主社会党)

○内海(清)委員 時間もだいぶ経過したようで、皆さんだいぶお疲れのようですから、なるべく重複を避けてお伺いしたいと思います。  今回の日本観光協会法の一部改正でありますが、これは端的に申しますならば、いままで一本でやっておりましたこの日本観光協会というものを分離して、そして新しく国際観光振興会をつくって、それによっていわゆる外人誘致、この観光の面一本にすべての精力を注ごうというふうなことだと思うのでありますが、わが国の今日やかましくいわれております国際収支の改善という点から考えまして、やはりこの問題は海運と観光が最も大きい柱じゃないかというふうに考えておるのであります。そういう点から考えました……

第46回国会 運輸委員会 第20号(1964/03/27、30期、民主社会党)

○内海(清)委員 中小型鋼船造船業合理化臨時措置法の一部改正でありますが、これは三十四年にできまして、御承知のように時限立法でございますけれども、この三月末で切れることになっております。ところが、この中小型鋼船造船業の問題を見ますと、現状ではまだ不十分であると思うのであります。少なくとも当分の間はこれを延長すると同時に、より適切な措置が講ぜられなければならぬと思うのであります。この法案のねらいは大体二つで、一つは中小型鋼船造船業の合理化促進、これはひいては輸出の振興に関係があるわけでございましょうが、そのための設備に必要な資金のあっせんに努力するということと、いま一つは、造船技術の向上に寄与す……

第46回国会 運輸委員会 第23号(1964/04/03、30期、民主社会党)

○内海(清)委員 けさほど来いろいろ論議されてきたのでありますが、大臣もいま席をはずしておられるようでありますので、この法案の内容につきまして少しお伺いをいたしたいと思います。  この内航海運の不振の大きな原因の一つには、確かに船腹量の過剰ということがあるのであります。この改正案によりますと、新たに船腹量の策定が盛られております。第二条の二におきまして、「運輸大臣は、内航海運業の用に供する船舶について、運輸省令で定めるところにより、毎年度、海運造船合理化審議会の意見をきいて、当該年度以降の五年間について各年度の適正な船腹量を運輸省令で定める船種ごとに定めなければならない。」こういうことがいわれ……

第46回国会 運輸委員会 第24号(1964/04/07、30期、民主社会党)

○内海(清)委員 前回に引き続きまして若干の御質問をする次第でありますが、今度の法改正によりまして、内航の適正船腹量を運輸大臣において決定して、そうしてこれが次年度の適正船腹量との関係で、次年度をオーバーするような、あるいは次年度に近づこうとするような状態の場合に、最高限度の船腹量を設定する、その場合には登録拒否をすることがあるということになっておるわけです。  そこで、これに関連して一つだけお伺いしておきたいと思いますのは、登録拒否を行なう期間ですね、これは二条の三の一項の期間になるのかどうなるのか、この点をひとつ……。
【次の発言】 そうすると、登録の拒否の期間というものは大体一年、こうい……

第46回国会 運輸委員会 第30号(1964/04/24、30期、民主社会党)

○内海(清)委員 いろいろ論議してまいられましたので、私は簡単に二、三御質問したいと思います。  水先人の資格につきましては、これは法文化されております。ところが水先人の身分と申しますか、これは、語弊があるかもしれませんけれども、そういうものについてはきわめてあいまいな点が多いと思う。それで、わが国の水先区につきましては、強制水域と任意水域とあるということで、これが併存しておるわけです。私従来感じておりましたのは、こういう関係におけるときの、特に水先人の損害賠償責任、これはいままではきわめて不明確であったと思うのです。ところがいま承りますと、今度新設されました二十二条の二によって水先約款ができ……

第46回国会 運輸委員会 第38号(1964/05/29、30期、民主社会党)

○内海(清)委員 いろいろこの調整法に関連しまして、海運関係の問題が論議されてまいったようであります。時間の関係もありますので、なるべく調整法に関係深いようなことについて一応お尋ねして、一般問題につきましては、時期を得てまた御質問申し上げたいと思います。  まず、その前提として私一つお伺いしておきたいと思いますことは、わが国の船腹の保有量を非常に増大して海運関係国際収支の改善をはかるという、この施策は当然強力に推し進められなければならぬ、かように思うのであります。先般運輸省が発表いたしました海運関係の国際収支の改善、鋼船の船腹の拡大に関しまする措置によりますと、昭和四十二年度末において、海運収……

第46回国会 運輸委員会 第41号(1964/06/09、30期、民主社会党)

○内海(清)委員 陸運行政につきましてはいろいろお尋ねしたいこともございますが、私はとりあえず今度の道路運送車両法の特例法について簡単に二、三御質問して終わりたいと思います。  この条約の締約国の国民が自家用車をわが国に一時輸入した、この場合に条約に基づいていろいろな利益が受けられるわけであります。そこでひとつお伺いしておきたいと思いますのは、締約国登録自動車であるということが明確にならなければならぬ、はっきり識別されなければならぬと思うのでありますが、これはどういうふうな方法によってなされますか、まずお伺いしたいと思います。
【次の発言】 わが国に締約国の国民が車を一時輸入して持ち込みます場……

第46回国会 運輸委員会 第42号(1964/06/10、30期、民主社会党)

○内海(清)委員 海運に関する件でありますが、主として船員の福利厚生問題について御質問申し上げたいと思うのです。この問題は運輸、厚生両省にまたがっておる問題でございまして、いろいろむずかしい問題があると思うのでありますが、これらにつきまして若干の質問を申し上げたい、かように思うのであります。  いまさら私が申し上げるまでもございませんが、わが国の産業経済の発展ということ、さらに国民生活の向上ということから考えまして、海運、水産業の重要性は申し上げるまでもないと思うのであります。特に戦後壊滅的な打撃を受けました海運、水産業の復興につきましては、国といたしましても、不十分ながら相当の助成措置が今日……

第46回国会 運輸委員会 第46号(1964/06/25、30期、民主社会党)

○内海(清)委員 今回の改正は、国際海上衝突予防規則の改正に伴いまして、これに対応して行なわれるものでありまして、この改正は当然だと思うのでありますが、それにつきまして二、三ちょっとお伺いしてみたいと思うのであります。  時間がございませんからごく簡単に質問したいと思いますが、この海難の問題で、その原因にはいろいろあると思います。多くのものがございますが、それらについて一々詳細に質疑をする時間を持ちません。それの中で、特に運航上の問題に関連して海難が相当起きているように思いますが、海難の中で、運航上の原因によって海難がどの程度起きているか、これをひとつお聞きいたしたいと思います。


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第47回国会(1964/11/09〜1964/12/18)

第47回国会 運輸委員会 第3号(1964/12/17、30期、民主社会党)

○内海(清)委員 海難のふえます冬がやってまいりました。したがって、この海上安保の問題につきまして若干の質問をいたしたいと思うのであります。  最近、北洋を中心としてまして漁船の海難事故がかなり多いようでございます。ただし、海難は単に漁船だけでございませんで、近海の中小船型や遠洋漁船、あるいは材木でありますとかさらには鉱石の積み荷船等におきまして多く起こっておる現状であります。特に最近の一つの特徴としては、夜間におきます重大な海難が多いということであります。しかもそれが真夜中の出帆後とか、こういうところに目立ってふえておるように思うのであります。したがって、かように多くの海難が起きておりますこ……


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第48回国会(1964/12/21〜1965/06/01)

第48回国会 運輸委員会 第7号(1965/02/24、30期、民主社会党)

○内海(清)委員 本法案につきましては、すでに同僚議員から多くの質問がなされておりますが、ごく簡単に若干の御質問を申し上げたいと思います。  政府は、三十六年に港湾整備五ヵ年計画を策定しまして、それの実施に入ったのでありますが、その後、貨物量の増大とかあるいは船舶のふくそう、あるいは事故の多発であるとか、さらにまた地域開発の諸施策の推進等の理由によりまして、これが三十八年度で一応中断される、こういうことに相なっておるのであります。そうして三十九年度を初年度といたします新港湾整備の五ヵ年計画を策定することを見込みまして、三十九年度の予算を計上したはずであるのであります。ところがついにこの新五ヵ年……

第48回国会 運輸委員会 第15号(1965/03/23、30期、民主社会党)

○内海(清)委員 時間もないようでございますので、二法案についての簡単な御質問を申し上げたいと思います。  この敷設法の一部改正につきましては、今回提案されておりますような東京都の国分寺付近から神奈川県の小倉付近、それから神奈川県の塩浜から千葉県の木更津付近という、これはいわば首都圏の交通対策の外環状線の一環とも考えていいのではないかとも思うのです。  さらにまた湖西線でありますが、これは起点と終点を変更するということであります。これもまたすでに米原から以西の東海道線が飽和状態になっている、同時に北陸線との連絡において時間短縮、その他京阪地方に対します一つの交通緩和というふうな、これは都市交通……

第48回国会 運輸委員会 第16号(1965/03/24、30期、民主社会党)

○内海(清)委員 私はきょうはオーナーの問題につきまして若干お尋ねいたしたいと思うのであります。御承知のように、海運の再建整備の二法案が実施されましてから今日まで約一年になりますが、この間にいろいろな困難な問題もあったようでありますけれども、当事者の非常な努力と、さらにいろいろ行政指導等によりまして、これがだんだんと軌道に乗ってきておる。そうしてわが国の海運が次第に好転のきざしが見えておりますのは、まことに喜ばしいことだと思うのであります。  ところが、この海運の中核会社の好転に比しまして、これと対照的に、むしろ不振におちいりつつあるのではないかというふうにさえ思われるのがオーナーの問題ではな……

第48回国会 運輸委員会 第24号(1965/04/15、30期、民主社会党)

○内海(清)委員 時間がありませんので、いろいろお尋ねしたいと思いますが、簡単に特にきょうお出まし願った参考人の方々に対して一、二お尋ねして、政府に対するものはまたの機会にいたしたいと思うのであります。  一つ和田参考人にお尋ねいたしたいと思うのでありますが、先ほど来の公述の中で、邦船の北ベトナムの就航の問題について大体の御説明を伺ったわけでございます。これは日本船が中共側にチャーターされまして、北ベトナムにいろいろな物資を運んでおる。なお、その他それ以外の船も今日まで相当北ベトナムに就航しておったのではないかということで、それらにつきましても、危険が増大するに従ってすでに七隻は就航を拒否した……

第48回国会 運輸委員会 第30号(1965/05/11、30期、民主社会党)

○内海(清)委員 港則法の一部改正の法律案につきまして、ごく簡単に御質問申し上げたいと思いますが、今日港の状態は、この提案理由の説明にもありますように、わが国の経済の発展に伴いまして、港湾の取り扱いの貨物量が非常に増大した。あるいはまた大型船あるいは新しい型の船の出現等によりまして、港を利用する船舶の質量ともに非常に変動した。いわば港湾事情が非常に変化したということであります。これに対応いたしますように、この港則法が改正せられることは当然だと考えるのであります。そこで私、一、二御質問申し上げたいと思うんでありますが、特に瀬戸内におきまするこの海域の航行の安全の問題点であります。瀬戸内海におきま……

第48回国会 運輸委員会 第32号(1965/05/18、30期、民主社会党)

○内海(清)委員 先ほどいろいろ論議されました中で、特に久保委員の海運集約によりまする経営基盤の強化、それから船腹の増強、いわゆる大量建造、こういう問題でいろいろ論議があったわけでございますが、これについて私はただ一つこの際お伺いしておきたいと思うのは、経営基盤の強化という点から見ますと、やはりそれぞれ経済船を増強していくということが体質改善の大きな一つの柱である、これははっきりしたことだと思うのであります。しかし、特に二十一次船で予定建造量を八〇%も上回っているような状況になったときに、やはりそういうものによってはたして今日まで軌道に乗りかけておる経営基盤の強化というものが幾分後退するおそれ……

第48回国会 運輸委員会 第33号(1965/05/26、30期、民主社会党)

○内海(清)委員 かなり詳細な質問を行なわれたようでありますが、今回の室蘭港における災害は、外国の船が日本の港に来て、こういう不慮の災害を受けたという点、われわれも非常に考えなければならぬ問題であると考えるのです。ことに船長などの発言と伝えられるところによりますと、外国ではこういうものは早く消せるんだ、日本では処置なしじゃないかというふうな意味合いの発言もあるように承る。したがって、海運国をもって任じておる日本にとっては、こういうふうなことは日本の今後の発展します海運界の面から申しましても、よほど考えなければならぬ問題だというふうに思うのであります。  そこで、今度の災害で、特に乗り組み員の方……

第48回国会 運輸委員会 第34号(1965/06/02、30期、民主社会党)

○内海(清)委員 いろいろお尋ねしたいことがございますが、できるだけ簡単にいたしたいと思います。  最初に内航関係につきまして少しお伺いをしたいと思うのですが、御承知のように昨年の十二月に運輸省で内航船腹量の最高限度がきめられたわけであります。これは確かに当時のあれで申しますと、現有船腹量というものと適正船腹量というものはかなりギャップが出てきているのではないか、したがって、これを押えなければならぬということだと思いますが、この適正船腹量の算出の基準についてひとつ御説明願いたいと思います。
【次の発言】 この適正船腹量の算出につきましては、それぞれ輸送量の想定あるいは輸送原単位、こういうふうな……

第48回国会 科学技術振興対策特別委員会 第11号(1965/03/25、30期、民主社会党)

○内海(清)委員 時間が迫っておりますので、ごく簡単にお尋ねしたいと思うのであります。  原子力商船の建造につきましては、私もかつて当委員会で、できるだけ早く建造すべきである、すなわち造船海運国といたしましてはできるだけ早く実績を確保することによって、わが国の海運造船国としての今後の発展に一そう寄与すべきである、ということを常に申してまいったわけであります。ところが、幸いにして事業団もできまして、いよいよ発注の段階になりまして、先ほどお話がございましたようなことに相なった。まことに遺憾に存ずるのであります。  先ほど来のお話をいろいろ承りますと、これについては十分、原子力関係の委員会なり、事業……

第48回国会 社会労働委員会 第19号(1965/04/14、30期、民主社会党)

○内海(清)委員 原子爆弾被爆者の医療等に関する法律の一部を改正する法律案につきまして若干の御質問を申し上げたいと思うのであります。  戦後すでに二十年経過いたしておるわけでありますが、この原爆被爆者の実態を見ますときに、今日なお多くの問題を残しておるのでありまして、すなわちこのことが原爆スラムと原爆孤老を生みまして、被爆者は終生消えることのない放射能障害を内包する生命の不安におびえておるし、焦燥にかられておる、こういう悲しむべき実態にあることは、御承知のとおりでございます。政府におきましては、今日まで若干の被爆者対策を行なわれてきたわけでありますけれども、これはなお満足すべきものではない。今……


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第49回国会(1965/07/22〜1965/08/11)

第49回国会 運輸委員会 第5号(1965/08/19、30期、民主社会党)

○内海(清)委員 今回の日米航空協定の改定につきましては、当委員会におきましても、今日まで数次にわたりまして大臣の決意のほどをお伺いし、さらに国会の決議に沿いましての交渉を強力に進めていただきたい、こういうことが繰り返されたわけでございます。しかも大臣におきましても、国会の決議に沿って今回の交渉を成功させたい、こういうふうな御決意も伺ったわけであります。しかしながら、十日に始まりまして今日までの交渉の状況を見ますと、もちろんこれは新聞報道が主でございますけれども、とかく国民の期待に反するような報道が多い、あるいは国民の不安を呼ぶようなものが多い。これははなはだ遺憾に存ずるわけであります。  日……

第49回国会 科学技術振興対策特別委員会 第4号(1965/08/11、30期、民主社会党)

○内海(清)委員 時間がよほど経過いたしましたので、なるべく簡単に御質問申し上げたいと思います。  原子力商船の第一船の開発につきましては、すでに御承知のように三十八年に日本原子力船開発事業団法ができまして、それに基づいて事業団が設立された。そうして三十九年度の予算においてこれが計上されまして、これが建造に着手したわけでありますが、すでに御承知のような経過によってこの契約が成立しないで、これが遅延するもやむを得ないという形に相なった。そこで少なくともこの建造が二年くらいおくれてくるのではなかろうか、こういう事態に立ち至っておるわけであります。その遅延する問題につきましては、先般「原子力第一船の……


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第51回国会(1965/12/20〜1966/06/27)

第51回国会 運輸委員会 第14号(1966/02/19、30期、民主社会党)

○内海(清)委員 私は、民主社会党を代表いたしまして、ただいま提案になっております国有鉄道運賃法の一部改正案並びに自民党提出の修正案に対しまして、反対の討論を行ないたいと思うのであります。  本案につきまして、まず私は、本案がこういう審議の状態、つまり国民の納得のいくような十分な審議を尽くさずに、国鉄の運賃値上げに持ちます国民の疑惑を払拭しないままに、しかもなお多くの質疑者を残して一方的に審議を打ち切り採決に入ることに対しまして、強く異議を申し立てたいと思うのであります。  この国鉄運賃法の改正は、今日不況と物価高に悩む国民生活をさらに圧迫する、いわば国民不在の施策のあらわれであることをまず指……

第51回国会 運輸委員会 第18号(1966/03/18、30期、民主社会党)

○内海(清)委員 踏切道改良促進法の一部改正に関する法案が提案されておりますが、この踏切道改良促進法は三十六年にできて、四十年までの時限立法である。これをさらに延長しようというのでありますが、このことは今日までの経過を見まして、非常に重要な問題である。特に統計から見ましても、これができたために踏切の事故件数が非常に減少しておるということであります。しかし今後これは十分進めなければ、なお自動車の数がふえるとか、あるいはいろいろな交通機関が発達していきますにつれて、一そう今後に問題を残すのじゃないかというふうに考えておるのであります。  そこでこの参考資料に出されております五のところでありますが、……

第51回国会 運輸委員会 第32号(1966/05/13、30期、民主社会党)

○内海(清)委員 大臣がおられませんが、また出席されましたらそのときに御答弁願いたいと思います。  一応お尋ねしておきたいと思いますのは、御承知のような港湾に関しますいろいろな問題、その解決がわが国では非常におくれておるということはいなめない事実だと思うのです。特に港湾そのもののあり方につきましても、これは港湾運送事業の近代的な育成ということ、それから港湾施設の計画的な拡充、さらには港湾労働力の確保、労働条件の向上、それらがこの港湾の近代化、港湾の近代的秩序の確立の基本になると思います。ところが政府では昨年、港湾整備五カ年計画をきめられまして、これにすぐ着手されておる。さらにまた、問題の港湾労……

第51回国会 運輸委員会 第33号(1966/05/18、30期、民主社会党)

○内海(清)委員 前会の質問に続きまして、若干お尋ねしたいと思います。前会、私質問いたしましたが、なお十分理解しがたい点があるので、重複するかもわかりませんが、この問題から始めたいと思います。  今回の改正で、一般港湾事業者に対して港湾運送の行為の種別ごとに一定率以上の直営を義務づける、そうして一定の要件のもとに下請制度を認めて、さらに一方におきまして船内荷役事業者等に対しましては再下請を禁止する、こういうふうになっておるわけでありますが、このことは、責任体制を確立する、あるいは港湾運送の円滑をはかる意味からいたしまして妥当な措置と認められるわけでありますけれども、せっかく一定率以上の直営を義……

第51回国会 運輸委員会 第38号(1966/06/01、30期、民主社会党)

○内海(清)委員 この小型船造船業法案につきまして御質問申し上げたいと思いますが、きょうで終わらぬかもしれませんけれども、この委員室が一時から使われるそうでありますので、適当な時間に打ち切って、次にやらしていただくということにお願いしたいと思います。  この法案の目的は、先ほどから言われておりますように、小型造船業におきます造船技術の適正な水準を確保することによりまして小型造船業の健全な発展をはかる、これが主目的であると思うのであります。同時に、これによりまして小型船の船質を改善して海難を防ぐ、こういう目的も含んでいるようであります。  そこでまずお尋ねいたしたいと思いますのは、この附則の経過……

第51回国会 運輸委員会 第39号(1966/06/03、30期、民主社会党)

○内海(清)委員 いろいろすでに御質問ございましたので、できるだけ簡略にいたします。いま關谷委員からもいろいろお話しございましたが、私もそのことについて常々考えておるものでございます。ただ、きょうお呼びした参考人は大体小型船舶工業会の方であるということでございますが、実際の小型の造船業者というものは約千五百近くあるわけでございます。 したがってその中の七百会員を代表された方でありますけれども、少なくともここでお述べいただきます場合には、やはり全国的な視野でお述べいただかなければならぬのじゃないか。もちろんあなた方は会の中の事情はよくわかっておりますから、それから類推されていろいろお話しあること……

第51回国会 運輸委員会 第40号(1966/06/07、30期、民主社会党)

○内海(清)委員 だいぶ時間が経過しておりますので、若干質問して次の機会に引き続いて質問いたしたいと思います。  さきに海上保安庁から、海上保安の現況についての発表がありました。それによって見ましても、漁船の海難が全海難の四一%を占めておる。しかもその漁船の海難に特徴的な問題としては、全損がその二一%を占めておるということであります。先般来久保委員から大体来年の八月に指定漁業の一斉更新が行なわれるということに関連しましていろいろと質問があったわけでありますが、私はこの問題にはできるだけ触れないで、主として北洋の海難の問題についてお尋ねしてみたいと思うのであります。そこできょうは時間もございませ……

第51回国会 運輸委員会 第41号(1966/06/08、30期、民主社会党)

○内海(清)委員 小型船造船業法案につきまして、前回に引き続いて質問をいたしたいと思います。  最初にお伺いしたいと思いますのは、御承知のように合理化臨時措置法は四十二年の三月までの時限立法になっております。先般来の参考人の意見によりますと、大体臨時措置法の対象は中小の鋼造船業ということになっておるのだが、いわゆる小型についてはそれが一切適用されていない、こういうことのようでありますが、これはどういうことであるか、まずお伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 中小型の鋼造船は当然対象になるべきものである。これは法律的に私どももそう解釈いたしております。ただ、先般承りましたのでは、実際問題とし……

第51回国会 運輸委員会 第44号(1966/06/25、30期、民主社会党)

○内海(清)委員 この際ひとつお伺いいたしたいと思いますのは、御承知のように昨年、特殊法人の日本自動車ターミナル株式会社というものが発足したわけです。ところが現在のターミナル事業そのものは、これは公共性を持っておることは御承知のとおりであります。そういうことで国あるいは地方公共団体が物心両面において援助をしており、次第にこれが整備されつつあるわけであります。  そこでお尋ねいたしたいのは、運輸省は、自動車ターミナル事業を将来ともいまのような形でやっていこう、こういうふうに考えられておるのか、あるいは将来完全な民営化ということを考えておられるかどうか、その方針をまずお伺いいたしたいと思います。

第51回国会 科学技術振興対策特別委員会 第11号(1966/03/24、30期、民主社会党)

○内海(清)委員 時間の制約がありますので、簡単にお聞きします。  御承知のように、わが国は非常な地震国でございます。したがって、地震学につきましては、世界で一番研究されておるということであります。この地震学の研究が始まりまして、八十年以上たっておるということでございますが、一体、地震学者の最終的な目的は、地震の予知ができる、そこまで研究がいくことが一番必要なことじゃないかと思うのであります。しかし八十年以上たった今日、なおなかなか予知できないということであります。ところが地震予知研究計画グループが三十六年にそういうものを出され、そうして今日までやってきておられる。それによりますと、いまはでき……


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第52回国会(1966/07/11〜1966/07/30)

第52回国会 科学技術振興対策特別委員会 第2号(1966/07/20、30期、民主社会党)

○内海(清)委員 原子力船のいままでの経緯につきましては、いま事業団の理事長さんのほうから大体経過をお話しいただきまして、われわれもこれは大体承知いたしておるのであります。つきましては、去る十四日に原子力委員会で大体いままでの経過に基づいて新しい一つの方針と申しますか、建造に臨もうということがきまったようであります。いまいろいろお話がございましたけれども、もともとこれは三十八年に法律によって特殊法人の日本原子力船開発事業団というものができて、そうしてその十月に原子力第一船開発基本計画というものがきまった。それによりますと、大体総トン数六千トン、それから主機の出力約一万馬力のもの、軽水冷却型の炉……


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各種会議発言一覧(衆議院30期)

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第46回国会(1963/12/20〜1964/06/26)

第46回国会 運輸委員会日本国有鉄道の事故防止対策に関する小委員会 第3号(1964/03/18、30期、民主社会党)

○内海(清)小委員 一、二点簡単なことをひとつお尋ねしたいと思います。  この資料を拝見しますと、列車事故の一番件数の多いのがやはり職員の取り扱い誤りというものなんです。このことについてお尋ねしたいと思うのですが、御承知のように最近労働災害の問題が非常にやかましい。したがって、災害を防止するようないろいろな施設、これは当然でございます。さらにそれに対する災害防止の教育もございましょう。いろいろな面が総合されて初めてこれは効果を上げてくるものだと思います。私どももかつて工場におりました当時にこういうものに取り組んでやって非常に災害が減少した、こういう体験も持っておるわけであります。この問題は、や……

第46回国会 外務委員会大蔵委員会運輸委員会連合審査会 第2号(1964/03/25、30期、民主社会党)

○内海(清)委員 今回のOECD加盟に際しまして、主として海運の問題、一部造船の問題につきましてお聞きいたしたいと思います。  いま久保委員からいろいろ御質問がございました。なお、運輸委員会におきましても、私は一月三十一日にこの問題について一部質問をいたしておるのでありますが、多少重複する点があるかもしれませんが、この点あらかじめ御了承を願いたいと思うのであります。  御承知のように、四十三通常国会で海運二法が成立したわけで、この成立にはかなりの論議を呼んだことも御承知のとおりであります。この海運二法は、結局、基盤がきわめて脆弱であって不況にあえいでいるところの、しかも慢性的な海運関係の国際収……

第46回国会 予算委員会第四分科会 第4号(1964/02/20、30期、民主社会党)

○内海(清)分科員 私は船舶の登録税のことについてまず若干お尋ねいたしたいと思います。時間があまりありませんので、十分掘り下げてこれを討議することはできぬかもしれませんが、簡単に申し上げてみたいと思います。  御承知のように日本の海運というものは、戦争によってほとんど大半を失った。戦後わが国の経済の要請によりまして、船腹の拡充にできるだけの力を入れてきた。ところが、戦時補償を打ち切られたわが国の海運界におきましては、これらの船舶を建造いたしますのにあたりましては、非常に膨大な設備資金の借り入れをやる。しかも世界で比を見ないほどのわが国特有の高金利の重圧にあえぎながら、今日まで列国海運と国際競争……


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第48回国会(1964/12/21〜1965/06/01)

第48回国会 運輸委員会安全輸送対策に関する小委員会 第3号(1965/05/12、30期、民主社会党)

○内海(清)小委員 よほど時間がたちまして、政府委員のほうでもだいぶくたびれておられるようですが、せっかくの機会でございますし、特にこの十五日から北洋に一斉に出漁する。さらに二十六日からは昨年の国会で審議いたしました国際人命安全条約、これが発効するときで、きわめて重要なときでございますので、ただいま久保委員から各方面にわたって詳細な御質問、御討議がございましたが、私はいろいろ申し上げたいことがございますけれども、特に私どもの感じております数点にしぼって御質問を申し上げたいと思うのであります。  その前に、私、一言申し上げておきたいと思いますことは、実は、昨年の暮れの四十七臨時国会の運輸委員会で……


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第51回国会(1965/12/20〜1966/06/27)

第51回国会 地方行政委員会運輸委員会連合審査会 第1号(1966/06/10、30期、民主社会党)

○内海(清)委員 時間がよほど経過いたしましたので、いままでの質問を承りましてなお十分納得いきにくい点もございますけれども、できるだけそういう点を省略いたしまして、二、三についてお尋ねいたしたいと思います。  御承知のように、今日地方公営企業というものが非常な赤字を出しておる。それの中でも特に交通関係においてそれが大きな問題になっておることは御承知のとおりであります。ところが、今日の都市におきまする、ことに大都市の人口が非常に集中してくるということ、これは年々著しいものがあるのでありまして、人口が非常な膨張を来たしておる。したがって、都市交通の面から考えますならば、これに対応したあらゆる都市の……

第51回国会 予算委員会第五分科会 第6号(1966/03/02、30期、民主社会党)

○内海(清)分科員 主として海運の問題について御質問申し上げたいと思いますが、御承知のように海運の争議がございまして、したがって船員費その他がいろいろ高騰いたしておりますことは御承知のとおりであります。そこで、一昨年来今日まで運輸省は海運界に対しまして、再建整備計画によりまして海運会社の集約をやって、経営基盤の強化に力を尽くしてこられたわけであります。そういう船員費の上昇その他によって再建整備計画に多少の検討をする問題が出てきておるのではないか、こういうふうに考えるわけでございます。そこで、運輸省といたしましても、この再建整備計画の再提出を求められておるというふうに承っておるのでありますが、今……



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※このページのデータは国会会議録検索システム衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2023/02/05

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