川村継義 衆議院議員
30期国会発言一覧

川村継義[衆]在籍期 : 25期-27期-28期-29期-|30期|-31期-32期
川村継義[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは川村継義衆議院議員の30期(1963/11/21〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は30期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院30期)

川村継義[衆]本会議発言(全期間)
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第46回国会(1963/12/20〜1964/06/26)

第46回国会 衆議院本会議 第24号(1964/04/16、30期、日本社会党)

○川村継義君 私は、日本社会党を代表し、ただいま報告されました地方財政の状況に関しまして、総理並びに関係閣僚に対し、若干の質問をいたしたいと存じます。(拍手)  地方財政の状況報告の内容とするものは、昭和三十七年度決算に基づく地方財政の概況及び地方公営企業決算の状況並びに昭和三十八年度、昭和三十九年度地方財政計画の集録であります。  政府は、地方財政計画の策定にあたっては、ここ両三年特に公共投資の充実と地方行政水準の向上、地域開発の促進と地域格差の是正、地方財政秩序の確立を強調いたしておりますが、はたして政府は、その方針に適合する所要の財政措置を講じているかどうか。この報告の示すところによれば……

川村継義[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院30期)

川村継義[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第46回国会(1963/12/20〜1964/06/26)

第46回国会 地方行政委員会 第6号(1964/02/07、30期、日本社会党)

○川村委員 二、三お尋ねをいたします。  昭和三十七年度の公営企業の決算によりますと、大体中業数が五千三百七十一、これは前年度に比べて二百十六もの事業体が増加しておるようであります。決算規模において一千二百七十六億円、相当の伸びを示しております。設備投資額も六百九十四億円という大きな増大を来たしておるようでありますが、こういうように公営企業が全般から見ると非常に今日まで、各委員の方々からの質疑応答の中に出ておりましたように、公営企業がたいへんむずかしいというかまことに経営そのものの危機ともいえるような状態にあるのに、三十七年度においてさえもこんなにたくさんの企業が増加しておる。三十八年度はある……

第46回国会 地方行政委員会 第10号(1964/02/18、30期、日本社会党)

○川村委員 ただいま議題となりました地方交付税の特例について、若干お尋ねをしておきたいと思います。  初めに少し数字の点について確かめておきたいと思いますが、昭和三十八年度の普通交付税額及び特別交付税額は、普通交付税が五千四百四十九億円、特別交付税が三百六十三億円、そうですね。
【次の発言】 それは昭和三十七年度に比べますと、普通交付税で八百九十億の増、特別交付税で四十七億の増、今回の第三次補正で通ったのが百三十六億七千万余り、そういうことですね。
【次の発言】 先週の金曜日でありましたが、地方交付税法等の一部を改正する法律案の提案理由の説明がございました。この問題についてはまた後日いろいろお……

第46回国会 地方行政委員会 第11号(1964/02/20、30期、日本社会党)

○川村委員 いまの細谷委員の質問応答に関連して、ほんの一言お聞きしておきます。  いまの質疑応答の中で明らかになりましたような考え方で、昭和三十七年度の場合、産炭地市町村についての特別交付税の処置をなさったようであります。その項目は、たとえばいま論議の中にも出てまいりましたように、生活保護費の問題、一失業対策賢の問題、炭鉱離職者の問題、それから準要保護児童生徒の問題、鉱害対策の問題等に処置してもらったようでありますが、それらの処置のほかに、いま一つ措置なさったものの中に鉱害市町村の諸対策聾というものを、特別交付税で手当てしてもらったようであります。その鉱害市町村の諸対策費というものの特別交付税……

第46回国会 地方行政委員会 第15号(1964/02/28、30期、日本社会党)

○川村委員 最初にいまの点についてちょっとお聞きしておきます。  だんだんお話を聞いていると、この規定を設けられた趣旨はよくわかります。ところが、いわゆる政令によって一つの区域を協定し、その基準をつくる、そうしてそこで両県の警察が取り扱うべき事案についての協議を定めておる、こういうことですね。そうするとあなたのお話しからしてずっと考えてみても、いままでは、完全にA県のいわゆる管轄区域であったものが、二キロか三キロか知らないけれども、その政令の基準によって定められた区域内において協議がととのった事案については、今度はお隣のB県がこれを管轄するということになる、そうですね。もっとことばをかえて私流……

第46回国会 地方行政委員会 第17号(1964/03/05、30期、日本社会党)

○川村委員 私は、自由民主党、日本社会党及び民主社会党の三党を代表して、公営企業金融公庫法の一部を改正する法律案に対する附帯決議案の趣旨説明を行ないたいと思います。  まず附帯決議の案文を朗読いたします。    公営企業金融公庫法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、地方公営企業経営の実態にかんがみ、公営企業金融公庫の提供する資金を低利かつ安定したものとする必要がある。   よって政府は、次の点についてすみやかに適切な措置を講ずべきである。  一、今後更に公営企業金融公庫の出資金を大巾に増額し、同公庫の機能の充実を図ること。  二、公営企業金融公庫資金の貸付利率を引き下げ、……

第46回国会 地方行政委員会 第18号(1964/03/06、30期、日本社会党)

○川村委員 二、三お伺いいたします。  昨日の理事会の申し合わせで、次の機会には現地の方をお招きいたしていろいろ現地の状況をお聞きして審議を進めていただくことになっておりますようでございますから、実際の事業計画等については、そういう現地の参考人の御意見を聞きながらまたお尋ねをしたいと思います。  私は、きょうはこの法案に基づいて二、三お伺いいたしますが、その前にお尋ねいたしますけれども、行政局長、行政課長、財政局長は奄美に行かれたのでございますか。
【次の発言】 いつおいでになりました。
【次の発言】 私は、まず初めに改正されました法案の概括についてお尋ねをしたいと思います。  第一条の改正が……

第46回国会 地方行政委員会 第19号(1964/03/10、30期、日本社会党)

○川村委員 中島参考人にはたいへんありがとうございました。いまいろいろと御意見を承りまして、今回の新しい振興計画が、必要であるということを痛感をいたしたわけでございます。しかし、私たちがこの振興計画、奄美群島復興措置法の一部改正を審議してまいりますについて、いろいろとわれわれとして疑問を持つわけでございますから、以下数点お尋ねをしておきたいと思います。  まず第一にお尋ね申し上げたいと存じますことは、現在奄美の住民の方々の所得水準というのが、どのくらいのところにあるのかということでございますが、この奄美復興措置法が動き出しました当時、昭和三十一、二年ごろの、十年ばかり前の資料によりましても、奄……

第46回国会 地方行政委員会 第22号(1964/03/16、30期、日本社会党)

○川村委員 松隈さんには、きょうはたいへん御苦労さまでございます。税制調査会の審議の経過、御意見等をいただきましてありがとうございます。  私は、まず最初に、税制調査会の答申に基づいて二、三お伺いをいたしておきたいと思います。  第一は、最後にお述べになりました今回の減税政策に基づく財源補てんの問題でございますが、住民税の減税に対しては、地方債を起こしてこれで補てんをしていこうという方法がとられたのであります。電気ガス税の減税については、たばこ消費税率の引き上げで補てんをしていこうという方法をとられたのであります。住民税の減税の補てんについて、今回のような財源補てんの方法を税制調査会としては妥……

第46回国会 地方行政委員会 第23号(1964/03/17、30期、日本社会党)

○川村委員 ただいまお手元に配付いたしました奄美群島復興特別措置法の一部を改正する法律案に対する日本社会党提案にかかる修正案につきまして、私から提案の理由を御説明申し上げます。案文はお手元に配付いたしておりますので、朗読は省略させていただきます。  御承知のように、本案は、奄美群島の特殊性にかんがみまして、復興十カ年計画に引き続き、新たに振興五カ年計画を策定して、復興計画を補完するとともに、主要産業の振興を中心とする事業の推進をはかることを目的として提出されたものでありますが、今日まで当委員会で慎重かつ熱心に審査を重ねてまいりました結果、本改正案中、奄美群島振興信用基金の融資業務に要する資金に……

第46回国会 地方行政委員会 第24号(1964/03/19、30期、日本社会党)

○川村委員 関連して一言お尋ねいたします。  これは非常に重要な問題でありますから、できたら当局の態度を明確にしてもらいませんと、いまお聞きしているような状態で推移すると、混乱をするだけじゃないか。そこで条例制定の手続あるいはその内容については、おっしゃるように非常に違反の疑い濃厚なものがある。ところが、あとの第二点であるところの、いわゆる特例で持っていこうとしておる三億の金額については、いろいろお説のように必ずしもこれが違法だというふうにはならない。こういう見解のようですが、なるほどそういう見解もあるいは成り立つかもしれません。それでは法制局のほうの見解を聞いても、行政局のほうの見解を聞いて……

第46回国会 地方行政委員会 第26号(1964/03/26、30期、日本社会党)

○川村委員 一つ三つ簡単にお聞きしておきたいと思います。  いま細谷委員、千葉委員からいろいろ話が出ておった中にもありましたが、消防施設強化促進法でいう消防施設というのは、消防庁長官、一体何々をいうのですか。
【次の発言】 いや、私がお聞きしたのは、強化促進法にいう消防施設とは何か、その消防施設の中から国の補助の対象にするのがいまあなたがおっしゃったこれこれだ、と狭めておるわけでしょう。ところが消防施設というのは、その政令で規定してある。ポンプとか二、三のものではないはずです。政令で規定しているのは、その消防施設の中から国の補助対象にするのはこれこれだ、こういう規定の仕方をしてあると私は読むの……

第46回国会 地方行政委員会 第31号(1964/04/07、30期、日本社会党)

○川村委員 いま千葉委員のほうから、財政計画等の問題についてお尋ねがあっておりましたが、私関連をして、この際一言御意見を聞いておきたいと思うのです。  三十七年度の決算等をずっと見ておりますと、一般財源の構成比がだんだん落ちておるのですね。これは私たいへんな問題ではないかという心配をいたしております。そのほか三十九年度の財政計画策定の内容をいろいろ検討してみますと、やはりこの際一般財源を強化するために、交付税率の改正をする時期ではないか、こういうような考え方を持っているわけです。主税の伸びによってことし、三十九年度は、三十八年度の繰り越しも合わせて八百億ばかりの交付税の増額になるようであります……

第46回国会 地方行政委員会 第33号(1964/04/10、30期、日本社会党)

○川村委員 大蔵大臣からいろいろ地方行財政についての御高説を拝聴いたしました。御訓示を受けたようであります。しかしいろいろ御意見を聞いてまだ解消しないものがたくさんあります。たくさんのものがある中から一つ具体的にお聞きします。  おととし国立高専十二校をつくられ、去年十二校をつくられ、ことし五校つくられ、合わせて大蔵省のほうで予算は何十億計上されましたか。
【次の発言】 全部で二十九校、三十億足らぬものですね。一校平均して一億そこそこ、こういう大ざっぱな計算になると思う。ところがこの高専をつくる場合に、ある学校のごときは国からの予算が一億二千万、地元負担が一億七千万、これは補助事業じゃないので……

第46回国会 地方行政委員会 第37号(1964/04/23、30期、日本社会党)

○川村委員 風俗営業等取締法の一部改正について若干お尋ねしておきたいと思います。  まず公安委員長にお尋ねをいたしますが、公安委員長の提案理由の説明を拝聴いたしますと、この法律案は、善良の風俗を維持するため、深夜における営業に関し、必要な制限を設ける、さらには年少者に関する禁止行為を定める等二、三点の改正を提案しておられますけれども、風俗営業等取締法の一部改正をやろうというときに、はたしてこれだけで妥当な改正であるか。言うならば、これで今日問題となっておるような社会の不安等々を取り除くについて、適切な改正であるだろうかと実は少々疑問を持っておるわけです。その辺についてちょっと初めに大臣から所見……

第46回国会 地方行政委員会 第46号(1964/05/19、30期、日本社会党)

○川村委員 道路交通法の一部を改正する法律案につきまして、若干の御意見を拝聴しながらお尋ねをいたしたいと思います。  先般、昭和三一九年三月二一七日の日付で交通基本問題調査会の答申が出されておりますが、この答申を拝見いたしますと、さすがに相当の時日をかけて検討された答申でございまして、交通の問題全般について非常によくまとめられておると思います。しかし中にはわれわれの見解からしても、必ずしもこのまま意見の一致を見るようなことのできない点もございますけれども、この答申案がそのまま政策のしに移されるということになりますと、私は交通問題の解決には大きな前進をするだろうと考えておるわけであります。  そ……

第46回国会 地方行政委員会 第51号(1964/05/29、30期、日本社会党)

○川村委員 ただいま議題となりました点について、当局の見解を二、三お尋ねをしておきたいと思います。  申し上げるまでもなく、今日の地方財政の運営、財政施策の重点の一つは、財政秩序を正しくするということにあると思います。したがって、ここ二、三年来、特に自治省は、財政計画を策定する上から考えても、そういうねらいで努力を重ねてもらっておる。しかし、実際はなかなかそれが行なわれておらないで、相かわらず財政の秩序が乱れておるのが現状のようであります。そこで私は、それらの実際がどうなっているか、あるいは自治省はこの後どういうような指導をしていく考え方であるのか、その辺の点を明らかにしていただきたいと思いま……

第46回国会 地方行政委員会 第54号(1964/06/09、30期、日本社会党)

○川村委員 初めに、私の手元に届いております診断書をちょっと見てみたいと思います。  これは昭和三十九年の三月六日の日付になっておりまして、鹿児島市の医療法人敬天会広瀬病院の広瀬理事長の診断書であります。その診断書は、森昭繁という者にかかわる診断書でありますが、病傷名が「頸椎骨折兼頸部脊髄損傷」こういう病名になっております。いま一つの診断書は、三十九年四月二十六日付でありまして、これは同じく森昭繁にかかわる診断書でございますが、鹿児島市の日高病院の日高医師の診断されたものであります。その病名は「頸椎捻挫、頸髄損傷」と書かれておりまして、備考欄に「胸部以下知覚及運動麻痺あり、膀胱直腸障碍あり、重……

第46回国会 地方行政委員会 第64号(1964/09/01、30期、日本社会党)

○川村委員 関連して。行政局長にお尋ねしておきますが、いまの両委員から質問のあった問題で、ちょっと自治法の解釈あるいは議会の運営という問題でこの際ひとつ明らかにしておいていただきたいと思います。  初めに、ちょっとこれは過ぎ去ったことで、どういう結末がついておるかよくわかりませんが、八月の三日付で、議長から岡本という議員さんに対して、「貴殿の昭和三十九年六月三十日第百九回愛媛県議会定例会における温泉郡」何々町何々小学校及び松山市何何小学校、この実名は伏せておきますよ。「小学校で実施した昭和三十九年度文部省学力調査に関する発言中、テスト当日の不正と思われる行為の具体例として発表した部分につき、す……

第46回国会 地方行政委員会 第65号(1964/09/10、30期、日本社会党)

○川村委員 永井参考人に一言お聞きをしておきたいと思います。  ただいま亀山委員からも申されましたように、先生の御意見たいへんありがたく承ったわけでございますけれども、いま先生のお話を承っておりますと、帰するものはやはり政治の施策、対策、そういうところに何か落ち度があるように感ぜられてなりません。おっしゃるように、喫茶店にいたしましても、ボーリングにいたしましても、非常な問題を起こしている。先生のお話のように、外国では何も別に悪を誘い出すようなものでないのに、日本に来たならばこれが営利の対象となる。いわゆる資本主義の対象となって、今日のような日本の状態を打ち出してしまっておる。そこで、公共団体……

第46回国会 地方行政委員会 第67号(1964/10/27、30期、日本社会党)

○川村委員 きょうは増原さんと田中さんに来ていただいて、いろいろ給与問題をお聞きしたがったのですが、できなかったようですから、たいへん残念に思っております。また、大臣も何かたいへんお急ぎのようでございますから、簡単にお聞きせざるを得ないと思うのです。  現在、大臣がお考えになっておりますお考えについては、いままでの質疑等で大体了解ができたのでありますが、ただ、念を押すようでありますが、一、二点、大臣の決意と申しますか、そういうお気持ちをお聞かせをいただきたいと思います。  お話しのように、三税の自然増が五百億と見て、交付税が百四十億あると考えられる。地方団体の増収が六十億ぐらい考えられる。四百……


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第47回国会(1964/11/09〜1964/12/18)

第47回国会 地方行政委員会 第1号(1964/11/18、30期、日本社会党)

○川村委員 私は、議題になっております佐世保における警察当局の取り締まり、警備の方法、あるいは交通規制の問題、いま渡海委員からいろいろ御質疑がありました楢崎代議士の逮捕問題についてお尋ねをいたしたいと思います。ちょうど渡海委員から楢崎代議士の逮捕問題について詳しくお尋ねがありましたが、私もお尋ねする順序を変更いたしまして、直接それに関連をしてまずその問題についてお尋ねをいたしたいと思います。  そこで、実はきょうからあすにかけてこの委員会でこの問題を取り上げることになっておりますが、最初に委員長に率直にお尋ねいたしますが、楢崎代議士の逮捕ということが不当であった、いずれの角度から考えても妥当で……

第47回国会 地方行政委員会 第2号(1964/11/19、30期、日本社会党)

○川村委員 ただいまのいろいろ御質疑に関連いたしまして、私、二、三点お伺いをしておきたいと思います。きょうの本部長の御答弁、あるいはそれに付随した後藤課長の答弁の中に、実際の実情と食い違っておる点があるようであります。その点をひとつ明らかにしていただきたいと思います。  そこで第一にお尋ねするのでありますが、十三日の午前十時四十五分、楢崎さんが逮捕された以前の問題で、いわゆるロータリーの内側と申しますか、上陸地に通ずるあの道路上を、先ほどからいろいろ説明があっているような経過を経て、一つの集合体として、石橋代議士に誘導されて集団の人々がロータリー付近に引き返してきた。その到着した時点は十時三十……

第47回国会 地方行政委員会 第4号(1964/12/02、30期、日本社会党)

○川村議員 私は日本社会党を代表し、ただいま議題となりました地方財政法の一部を改正する法律案の提案理由とその要旨を御説明申し上げます。  ここ数年来、地方財政の実態は、やや改善されてきているとはいえ、最近の国と地方間の行政や財政の乱れはひどく、国は不十分な財源措置で事業計画を地方に押しつけ、補助金、助成金も単価が低く、当然国でやるべきものまで負担を地方に強制しているありさまであります。したがって、それに伴い都道府県と市町村間、または地方公共団体と住民間の財政秩序は、ばく大な税外負担、寄付金等の強制で大きく乱されているのであります。  これら地方公共団体間並びにこれらと住民間の財政秩序の適正化を……

第47回国会 地方行政委員会 第6号(1964/12/04、30期、日本社会党)

○川村委員 人事院勧告が出まして、政府が九月実施ということをきめ、地方公務員についても同様右へならえをして切りかえるということで進めておられるわけであります。これについて財源問題、大臣がたいへん努力をなさったことはたいへん多としておるのでありますけれども、何しろ七・九%の引き上げ、人事院勧告は五月実施ということで勧告をしたのを九月に実施するということは、何としてもこれは残念きわまりないことであります。  私はまず大臣に、人事院勧告についてどういうお考えを持っておられるかお聞きすべきであります。しかし、すみませんけれども、佐久間局長が御用件があってお急ぎのようでありますから、大臣の御所見をお聞き……

第47回国会 地方行政委員会 第9号(1964/12/15、30期、日本社会党)

○川村委員 関連して。大臣、時間がないそうですから、あさっていろいろ御意見を聞くことにして、いまの問題についてどうもお話を聞いておりますと、大臣の趣旨はわかりますよ。わかりますけれども、行政指導の面から考えても、少し逸脱をしているのではないかという疑いが出てきます。また法律を少しないがしろにしているのではないかという疑いもあります。したがって、その内簡というものをこの委員会に見せてください。検討しないとわかりません。その内簡をひとつ資料として提出していただき、それによってあさっていろいろ御意見を聞く、こういうことにしたいと思いますので、ぜひお願いします。

第47回国会 地方行政委員会 第10号(1964/12/17、30期、日本社会党)

○川村委員 時間がありませんから、私、一つ二つ関連して御意見を聞いておきたいと思います。  その前に佐久間さんにお聞きしますけれども、この人事院勧告に基づいて、それにちなんだというか、例年のことでありますが、各県の人事委員会がどういう勧告を出しているか。全部数字を並べることはたいへんでしょうから、国の人事院が出した七・九%よりも上回った勧告がされているのは何件、下回っているのは何件、この数字をちょっと調べていただきたい。
【次の発言】 私も全部集めておりません。人事院が出したのが率からいうと七・九%、低いところは七・八%という勧告が出ておるところもある。しかしそれにしてもやはりそれには国家公務……


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第48回国会(1964/12/21〜1965/06/01)

第48回国会 地方行政委員会 第1号(1965/01/29、30期、日本社会党)

○川村議員 私は、日本社会党を代表し、ただいま議題となりました地方財政法の一部を改正する法律案の提案理由とその要旨をあらためて御説明申し上げます。  ここ数年来、国と地方間の行政や財政の乱れはひどく、地方財政の運用に当たり、国は不十分な財源措置で事業計画を地方に押しつけ、補助金、助成金も単価が低く、当然国でやるべきものまで負担を地方に強制しているありさまであります。したがって、それに伴い、都道府県と市町村間、または地方公共団体と住民間の財政秩序は、ばく大な税外負担、寄付金等の強制で大きく乱されているのであります。  これら地方公共団体間並びにこれと住民間の財政秩序の適正化をはかり、地方財政のよ……

第48回国会 地方行政委員会 第4号(1965/02/09、30期、日本社会党)

○川村委員 関連して一言お聞きしておきます。  いまの細谷委員の質問と官房長の御答弁で、この後審議を進める上に参考になろうかと思いますから一言お尋ねいたしますが、政務次官のほうはあるいは私がいまからお尋ねする間の事情はよく御存じないかもしれませんから、官房長のほうからお答えをいただきたい。  この連絡会議法案は、いまも質疑がありましたように、地方制度調査会の答申を受けて国会に成案として出されております。それがうまくいかないので、四十六国会に再度提出をされた。ところがその四十六国会に提出されたのは四月二十一日であった。国会が開会してから相当期間提出を見合わせてあった。ところが、その当時は連合法案……

第48回国会 地方行政委員会 第14号(1965/03/09、30期、日本社会党)

○川村委員 関連して一、二点簡単にお尋ねをしておきます。  銃砲刀剣の所持取締法の改正の審議に入るわけでございますが、それについて、いま問題になっております暴力団関係の実情を少し聞いておきたいのでお尋ねをするわけです。ちょっとおくれて来ましたのでたいへん恐縮ですが、きょういただきました一枚紙の資料がございますが、これは昭和三十九年一月現在の暴力団の現況等を示してあるようであります。この資料は、ちょうど昨年の六月皆さん方からいただいた資料と全く同じであります。約一年間経過しているわけですね。このいただいておる資料はおそらく三十八年の現況であろうと思いますが、そこで、この一年間に皆さん方の相当強固……

第48回国会 地方行政委員会 第15号(1965/03/11、30期、日本社会党)

○川村委員 地方税の改正につきまして二、三お尋ねをしておきたいと思います。  その前に、地方財政の状況について少しお尋ねをいたします。いままでいろいろこの委員会で取り上げられました問題で、あるいは繰り返しになるかもしれませんけれども、いま一度お答えをいただきたいと思うのでございます。  今日、三十六年度を境にして三十七年度、八年度、九年度と地方財政が非常に悪化をしておる、そういうことばで指摘をされておりますが、そのおもなる原因について要領よくお話しをいただきたいと思います。
【次の発言】 自治省から出していただいておりますいろいろの資料、特に昭和三十七年度の決算及び三十八年度の決算、そういうの……

第48回国会 地方行政委員会 第16号(1965/03/12、30期、日本社会党)

○川村委員 お二人の参考人の皆さん、御苦労さまでございます。  かねて、たいへん税制調査会で御努力願っておりまして、心から感謝いたしておるところであります。本日はまた非常にお忙しい中をおいでいただきましてたいへんありがとうございます。実は、せっかくの機会でございますから、時間がたくさんございますならば、いろいろとお尋ね申し上げたいことも多うございますけれども、時間がたいへん少のうございますし、せっかくの機会に両先生の御意見をいただきたいと考えております委員諸君も数多くございますので、ごく簡単にお尋ねを申し上げておきたいと思います。  そこで、本日はいま申し上げましたように、詳細にあるいは基本的……

第48回国会 地方行政委員会 第18号(1965/03/18、30期、日本社会党)

○川村委員 ちょっと関連して。運輸政務次官、いまのところ、ひとつはっきり答弁しておいてください。今度の自動車税の引き上げは、業界においては担税能力がある、だからこれは運賃引き上げには影響はない、こういう答弁をしておりますよ。そこであなたのいまの答弁とは相当考え方が違っているようですから、久保委員のいまの質疑はひとつ十分検討されて明らかに答弁してください。

第48回国会 地方行政委員会 第22号(1965/03/26、30期、日本社会党)

○川村委員 厚生省関係の方がまだ見えておられませんから、いま社会保険審議会の審議状況を直接お聞きするわけにまいりませんが、後ほどそういう点に触れてお聞きをしたいと思います。  きょう私がお尋ねをいたしたいのは、いま議題となっておりますように、政府提案の地方公務員共済組合、それから社会党から出しております地方公務員共済組合等の改正案、こういうものがございますから、それらについてお尋ねをいたしたいと思いますが、きょうはとりあえず共済組合の短期給付の問題を重点としてお聞きしておきたいと思います。後日またあらためてお聞きしたいと思っておりますから、その前提としていろいろの当面しておる状況等についてお聞……

第48回国会 地方行政委員会 第23号(1965/03/30、30期、日本社会党)

○川村委員 関連。ちょっと一言、いま道路のお話が出ていますから建設省にお聞きいたします。全部聞きません。  舗装道の事業費の単価を改定されたとか聞いておるんですが、ことしはそれを改定してありませんか。ないならないで、いいです。ないならば、現在舗装の工事費が幾らか、それから工事単価が幾らか、ちょっと聞かせてくれませんか。
【次の発言】 そうすると、ことしも去年に比べて、大体平均をとってみると、その単価は少し上廻っておる、こう考えていいですね。
【次の発言】 時間がございませんから大急きで、事務的な問題を法律案に関係してお聞きをしておきます。どうぞひとつ率直に、簡明にお答えをいただきたいと思います……

第48回国会 地方行政委員会 第24号(1965/03/31、30期、日本社会党)

○川村委員 私は日本社会党を代表いたしまして、ただいま議題となりました地方交付税法の一部を改正する法律案に対する修正案の提案理由を御説明申し上げます。  地方財政は近来悪化の一途をたどらていますが、昭和四十年度においては、地方公共団体の財政需要は、道路事業をはじめとする各種公共事業の増大、社会保障制度等の施策による負担増で、ばく大なものとなります。また、地方公務員の給与改定の平年度化等により増加する給与費等も相当額にのぼり、しかも、主として国の施策による地方財政の需要額は、今後、年を経るごとに増大することが予想され、ますます地方財政に対する重圧となり地方自治体の活動を大きく拘束することになるの……

第48回国会 地方行政委員会 第26号(1965/04/06、30期、日本社会党)

○川村委員 参考人の皆さま、きょうはほんとうに御苦労さまでございます。時間もたいへん過ぎておりますから、いままでいろいろお尋ねがございました点に重複しないように、一つ、二つ、お尋ねしておきたいと思います。  先ほど安井委員が最後にお尋ねしました点で、実は私も聞いておきたいと思ったのでございますが、ごく最近新聞等を通して私たちの目に触れたいわゆる芸能界の人あるいは作家、こういう方々のピストルの不法所持の問題。これは私も、どうしてこういうことがあるのだろうか、実は非常に疑問に思ったのでございます。そこで、安井委員が質問いたしましたように、皆さん方のお仕事の関係上そういう状態になっていくのか、あるい……

第48回国会 地方行政委員会 第32号(1965/04/27、30期、日本社会党)

○川村委員 加藤知事、降旗市長、両参考人たいへんお忙しいときにおいでいただきまして貴重な御意見を賜わりありがとうございました。  ただいま御両氏の本法案に対する御意見を承ったのでありますけれども、お述べいただきました諸点については、すべてのこの委員会でも審議の中で全部の委員が取り上げて問題としておるところでありますし、またわれわれが将来新産都市建設の展望に立って考えるときに憂慮をしておる問題等でありまして、御意見について全く同感であるわけであります。そこで私は、この際、ごく具体的な問題の一つ、二つをお聞きしておきたいと存じます。他の委員の皆さん方もおそらくいろいろと皆さん方にお聞きしたいという……

第48回国会 地方行政委員会 第35号(1965/05/11、30期、日本社会党)

○川村委員 ただいま秋山委員から共済関係についていろいろ御質疑がありましたが、私、この際一言関連をして政府当局の考え方をお聞きしておきたいと思います。  申し上げるまでもなく、昭和三十六年、通算年金通則法が制定をされたときに国家公務員法の改正が行なわれた。そのときにいわゆる退職一時金について、一部の条件についてはその選択権が認められたのは御存じのとおりであります。つまり、国家公務員共済組合法の附則二十一条ですか、これによりまして、「明治四十四年四月一日以前に生まれた者」「施行日から三年以内に退職する男子」それから「五年以内に退職する女子」、これにはその選択権が認められましたけれども、それ以外の……

第48回国会 地方行政委員会 第38号(1965/05/18、30期、日本社会党)

○川村委員 時間がありませんから、関連をして少しお聞きしておきたいと思うのです。  ただいま佐野委員から、労働争議、労働権、警察権の関係等についてもいろいろと見解をただしたのでありますが、今日警察権が労働争議に不当な介入をするのではないか、こういうような非難が非常に高まっております。当局はそうではないと言うかもしれませんが、そういう非難が非常に高まっておる。これはよほど警察当局としても、ただ皆さん方の言い分だけを主張なさるのではなくて、考えてもらわなければならぬ問題があるのではないかと私も考えておるわけであります。特にこのような問題の起こったときに、きょうのような委員会で皆さん方の見解を聞く。……

第48回国会 地方行政委員会 第39号(1965/05/29、30期、日本社会党)

○川村委員 ただいま議題となりました地方公共団体の議会の解散に関する特例法案に対しまして、自民、社会、民社の三党共同提案にかかる修正案の提案理由及び内容について御説明申し上げます。  まず、修正案を朗読いたします。    地方公共団体の議会の解散に関する特例法案に対する修正案   地方公共団体の議会の解散に関する特例法案の一部を次のように修正する。   第一条を次のように改める。   (この法律の趣旨)  第一条この法律は、地方公共団体の議会の解散の請求に関する世論の動向にかんがみ、当該議会が自らすすんでその解散による選挙によってあらたに当該地方公共団体の住民の意思をきく方途を講ずるため、地方……

第48回国会 地方行政委員会 第42号(1965/07/12、30期、日本社会党)

○川村委員 時間をたくさんいただくわけにまいらないと思いますが、二、三この際簡単にお尋ねをいたします。  参議院選挙が終了したのでありますが、御承知のとおり、私の熊本の県ではまだ補欠選挙が行なわれております。私は今度の選挙では費用の問題あるいは選挙のやり方等についてはずいぶん心配したのでございますが、きょうはそれらについて、ひとつ当局から教えていただく、こういう意味でお尋ねをいたします。  六月十日に告示されました通常選挙が七月四日に終わったのでありますが、熊本では二ヵ村だけさらに一週間繰り延べられて、昨日投票が終わりました。それに六月二十四日に告示された補欠選挙がありまして、現在選挙が行なわ……


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第49回国会(1965/07/22〜1965/08/11)

第49回国会 災害対策特別委員会 第2号(1965/08/02、30期、日本社会党)

○川村委員 時間もたくさんいただくわけにまいらないようですから、ごく大まかなお尋ねをいたしておきます。きょう皆さん方の答弁をお聞きいたしまして、さらに次の機会にいろいろこまかいお尋ねをしたいと考えております。  第一に、いまの大原君の質問でも明らかになったのでありますが、先ほどは砂原委員に対して瀬戸山大臣から御答弁ありましたので、大体政府の皆さん方のお考えというものは私には非常に喜ばしく受け取られておるわけであります。しかし、ちょっとそこに、くどくなりますけれども、はっきりしないところがありますから、再度お尋ねをいたしておきます。と申しますのは、今度の六月から七月にかけて非常に大きな豪雨災害が……

第49回国会 災害対策特別委員会 第5号(1965/09/11、30期、日本社会党)

○川村委員 二、三の問題について簡潔にお尋ねをしておきますので、そのつもりでお答えいただきたいと思います。  きょう二十三号台風による被害状況を先ほど警察庁のほうからお聞きしたのですが、非常に大きな被害で、ずいぶんこれは被災者も難渋していると思われますが、その中で、兵庫県に非常に大きな死者が出ておる。これを先ほどの説明で聞きますと、おふろ屋の煙突が倒れて下敷きになった、工場の煙突が倒れて下敷きになってなくなった、こういうことがいわれたのであります。一体、こうしてこのような大災害に遭遇し、かくしてなくなった人は、これは結局死に損というか、自分は思わない不幸な目にあったということで済まされるものか……


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第51回国会(1965/12/20〜1966/06/27)

第51回国会 建設委員会 第6号(1966/02/25、30期、日本社会党)

○川村委員 ちょっと関連して……。何かたいへんこんがらがっているようなお話を承っておりましたが、そこで関連して一つお聞きしますが、九州の大分から熊本を通って長崎に行くいわゆる横断国道、昔の一級国道五十八号線ですか。局長、路線番号は五十八でしょうね。
【次の発言】 現在ある国道――長崎から海を渡って三角に上陸して、熊本を抜けてそれから大分へ通ずる、前の一級国道、これは五十八号線でしたね。
【次の発言】 そこで、大臣、いま五十八号線が御承知のとおり三角から島原に渡る船の線があるのですね。ここもやはり五十八号の線に入っておる。ここをフェリボートが走っておりますね。これはどういう形になっておるのですか……

第51回国会 建設委員会 第7号(1966/03/02、30期、日本社会党)

○川村委員 海岸法の一部改正について二、三点お聞きしておきたいと思いますが、その前に予算関係のことで二、三聞いておきたいと思います。  私の予算書の見方が不十分かもしれませんから、初めにそれを教えておいていただきたいと思います。前の委員会で、建設省関係の予算の説明を聴取いたしました。その中で、河川局のほうから説明がありました治水関係の予算書を見てまいりますと、海岸事業に、事業費として七十二億五千五百万、国費四十六億五千七百万、海岸の事業費として国費から四十三億六千六百万出ることになっております。ところが、同じ日に説明をされました建設省関係予算内訳書の二〇ページを見ますと、海岸事業費として四十二……

第51回国会 建設委員会 第8号(1966/03/04、30期、日本社会党)

○川村委員 前の委員会で、私、予算額のことについてお尋ねをしておいたのですが、お調べを願うことになっておりました。そこで、まず、そのほうからひとつお教えいただきたい。  第一点は、海岸事業の建設省の予算額の問題でございまして、それから第二点は、海岸事業に対する各省の予算額、第三番目は、治水特別会計のダム勘定の前年度剰余金の受け入れの金額の相違、それから第四番目には、災害復旧関係の予算額の違い、そういう点をお聞きしたのでありまして、そのお答えをお願いいたします。
【次の発言】 第一点の海岸事業の予算の中で、治水会計に繰り入れる費用が一億七千万あるはずですが、それはどこから出ていくのですか。

第51回国会 建設委員会 第9号(1966/03/09、30期、日本社会党)

○川村委員 関連して二つほど聞いておきたいと思います。  いままでの質問をずっと聞いておりまして、ちょっと疑問になったところが一つあるのです。つまり、この法律で金を地方公共団体に貸してやる、地方公共団体が工場の敷地等を買い取る、公共施設を整備するために土地を買い取る、このときに金を貸すわけです。その金を貸す場合には、当面都市計画整備、その内容はあるいは道路の拡張等もあるかもしれません、そういう必要性に迫られたときに金を措りて買うということに動くのですか、あるいは遊んでいる広々たる工場の敷地あとがある、それを買うてくれというから、それを買うてやる、そういうような動きをするのですか。そこがちょっと……

第51回国会 建設委員会 第12号(1966/03/18、30期、日本社会党)

○川村委員 交通安全施設等整備事業に関する緊急措置法案が提案されておりますが、それについて二、三の問題についてお尋ねをいたしたいと思います。  まず第一に、予算と計画の問題でございますが、これまでの委員会の質疑で明らかになったことをまず確かめておきたいと思います。三ヵ年計画でありまして、事業費にして六百四十七億と説明をいただきました。その内訳は、建設省関係で六百三億、公安委員会、警察庁関係で四十四億、こういう事業計画になっておるようであります。それをさらに初年度の四十一年度分について見ると、百九億、建設省関係で百一億、公安委員会について八億、このように説明をいただいたのでありますが、それで間違……

第51回国会 建設委員会 第16号(1966/04/06、30期、日本社会党)

○川村委員 委員から要望のありましたものを、私かわりまして、国土開発縦貫自動車道建設法の一部改正に関する資料をお願いしておきます。  それは有料道路の収支状況をぜひ知りたいということです。その資料をお願いしたい。それから日本道路公団あるいは首都高速道路公団、阪神高速道路公団のもとにある有料道路の収支状況もあると思います。それから各県がやっておるようなものといったらたいへんですけれども、それがわかればいいのですが、それがわからないときには、とりあえず建設大臣の管轄にあります一般国道についての有料道路の収支状況、これをひとつ次の機会に資料としてぜひお願いしておきます。

第51回国会 建設委員会 第17号(1966/04/07、30期、日本社会党)

○川村委員 関連をしてちょっとお尋ねをいたします。ひとつ次官の決意を聞いておきたいと思います。  道路だけでございませんが、公共事業を進める場合に、地方財政というのが大きな問題になるということは申し上げるまでもないと思います。いま地方行政委員会で四十一年度の地方交付税の審議が行なわれておりまして、相当対立しておるような状況であります。これは御承知でもございましょうが、何かというと、本年度は地方の一般財源の主要部分を占める交付税の伸びが非常に悪いということ、総額において昨年度に比べてわずかに三百三十億程度しか伸びていない。もちろんほかに臨時特別交付金というものが四百十四億は出されますけれども、こ……

第51回国会 建設委員会 第26号(1966/05/25、30期、日本社会党)

○川村委員 住宅建設の計画法については、これまで各委員から各般にわたって質疑が行なわれてまいりましたが、その問題点も明らかになりましたし、またわれわれも了承いたしたのでございます。きょうは十二時までにこの法案を採決するという理事会の約束でございますから、たくさんの質問をする時間がいただけません。一問一答を繰り返しておりましてはとても時間がございませんから、私は最後の集約をするという意味で私の考え方等を申し述べ、必要によってお答えを願う、こういう意味でスピードで進みたいと思いますので、御了承をいただきたいと思います。  この住宅建設計画法案についての大臣の提案理由、それはわれわれも正しく了解をい……

第51回国会 建設委員会 第30号(1966/06/07、30期、日本社会党)

○川村委員 両参考人どうも御苦労さまでございます。時間もございませんから二、三御意見を伺っておきたいと思います。  第一は、いま岡本委員から質問になっております手続保留の問題でございますが、今度政府がこういう制度を織り込んできた考え方は、政府側の答弁、先生方の御見解等も一応承りました。ところが私、もう一つちょっと疑問が残っておるのであります。  先生方の御意見をお伺いする前に局長にちょっとお尋ねいたしますが、手続保留の告示を受けたら、これは三年で開始の申し立てをしなければ失効する。そこで、この保留の告示を受けた土地の所有者というものの権利はどういうふうになるか。たとえば、何条かに規定してあると……

第51回国会 建設委員会 第31号(1966/06/08、30期、日本社会党)

○川村委員 総理においでいただいたのですけれども、時間がたいへん少なくてまことに残念であります。そこで、私はいろいろ議論することをできるだけ省きまして、総理から結論的な方針をひとつ承っておきたいと思います。  総理は、本年の国会の当初にあたって、一月二十八日の施政方針演説でたいへんりっぱなことをお述べになっております。私がここでこまかく読み上げる必要もないと思いますけれども、「国民の生活を守り、これを向上させることは、国民に奉仕する政府の任務であり、政治の眼目であります。すべての国民が希望に満ちた明るい生活を営むことができる豊かな社会をつくり出すことは、私のかねてからの強い念願であります。」こ……

第51回国会 建設委員会 第33号(1966/06/22、30期、日本社会党)

○川村委員 いまの井谷委員の質問に関連してひとつお聞きしますが、これをやっていくには相当の費用というものを考えなければならぬと思うのですが、今度の国会で古都圏及び近畿圏の近郊整備地帯等の整備のための国の財政上の特別措置に関する法律というのができたときに、都道府県については起債を見てその利子補給をする、市町村については補助のかさ上げをする、こういうのが内容だと思うのです。これはこの地区に対する保全は適用になりますか、なりませんか。
【次の発言】 こういう大事な法律を出されるときに、一方では特別の財政援助の措置を考えながら、それを初めからちゃんと含めておく、それくらいの高い立場でやられることが必要……

第51回国会 建設委員会 第34号(1966/06/25、30期、日本社会党)

○川村委員 私ひとつ関連して一言聞いておきます。  ある地域が保全地域として指定された、これは皆さん方のほうに案があると思うのですが、指定されだとすると、そこに住んでおる、地域内の都民あるいは県民、住民にどうして周知徹底をされるか、その御用意がありますか。あなたのこの地域は保全地域になりましたよ、ここは特別保全地区になりましたよ、だからこうこうこういうような法律の適用を受けますよということを周知徹底させる方法、腹案というものは、十分用意しておられますかどうか。
【次の発言】 私、この前ちょっと関連で質問いたしまして、たいへんむずかしい問題をはらんでおるのではないかと申し上げたのです。いま山中委……

第51回国会 災害対策特別委員会 第7号(1966/06/10、30期、日本社会党)

○川村委員 私もちょっと麦の被害についてお尋ねをしておきます。  大体いまあなたのほうからお話しになったような被害状況を私もお聞きしているわけでありますが、今度の九州全体の麦の被害の原因はわかっておりますか。どうも雨というわけではないようですね。非常に黄さび病、黒さび病が多いようでありますが、その原因がわかっておりましたら、ちょっと説明をしていただきたいと思います。
【次の発言】 では、あなたのほうでまだその原因をしっかり調べなさったわけではありませんね。私などが聞いておる原因は、やはりいまお話しのように、一つは、四月から五月にかけて非常に温度が落ちた、低温が続いた、それも一つの原因ではないか……

第51回国会 災害対策特別委員会 第8号(1966/06/23、30期、日本社会党)

○川村委員 私は、さきの委員会で九州の麦作の大きな被害についてお尋ねをいたしました。しかし、この前の委員会では、当局の十分な調査もできていないということでございましたので、至急に調査方を実現していただくよう要望をしておいたところであります。ちょうどきょうのこの委員会の各委員の机の上に、兵九州各県の知事名での陳情書が出ておりますが、これをちょっと見てみましても、先般われわれ聞いておりましたときの被害よりも、予想どおり相当大きく被害が出ておる、それが各県の調査にあらわれているようでございます。今明日中にも米価審議会において本年産の麦の価格決定がなされようとするこの時期に考えあわせ、麦作の現状という……

第51回国会 地方行政委員会 第1号(1965/12/21、30期、日本社会党)

○川村委員 一つ資料をお願いしたいと思うのですが、たしか十一月の中ごろだったと思いますが、次官通牒で各県に対して、知事あて、給与改定に関して依命通知が出ております。別表一、別表二を添えた通知が出ております。これをひとつ委員の皆さん方に全部提出いただくようにお願いしたいと考えます。

第51回国会 地方行政委員会 第2号(1965/12/23、30期、日本社会党)

○川村委員 関連して。私のほうの大事な部会がありますから、たくさん時間をとれません。  そこで、ひとつぜひこの際聞いておきたいと思うのです。当初細谷委員のほうから財特法の法律上の問題についてちょっと質問があったわけですが、そのときに大蔵省の佐藤さんも法制局のほうも、本年度給与改定であるとか災害であるとか、いろいろの歳出要因について税収が不足をしておるから、そういうものを埋めるために公債、発行がなされた、そういう点から考えると、この法律は決して別に問題にならないという意味の答弁もあっているわけですね。細谷さんのほうは、こんなものは二つに分けて考えるべきじゃなかったかという意見であったと思う。そこ……

第51回国会 地方行政委員会 第4号(1965/12/25、30期、日本社会党)

○川村委員 大蔵大臣、せっかく来ていただきましたが、時間がたいへん少ないそうで、いろいろお尋ねすることもできないかと思いますが、一、二点この際お聞きをしておきたいと思います。  予算が夕べ通過いたしまして、大臣、少し肩の荷がおりたのじゃないかとお察ししております。ただ大蔵委員会の財特法がまだ残っておりますので、はたしてきょうのような気持ちのいい天気になるか、ちょっとわからないのでありますけれども、いろいろつまらない前置きは抜きにいたしまして、第一にお尋ねをすることは、財政処理の特別措置に関する法律案の中の一点をお聞きしておきたいと思います。  この法律案は、本年度の主税減収に伴って五百十二億程……


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第47回国会(1964/11/09〜1964/12/18)

第47回国会 地方行政委員会風俗営業等に関する調査小委員会 第1号(1964/12/19、30期、日本社会党)

○川村小委員 大体その後の状態をお聞きしようと思って・・。とにかく一口に申してこう解釈していいのですか。その後新しい法律が施行されてから、特段心配するような事態は現在では見受けられない。一応大ざっぱにそう考えておいてよろしゅうございますね。
【次の発言】 いまいろいろお話を聞いた中で一つお伺いしたいことは、青少年の動向から考えて、だんだん都市の盛り場などにおける補導件数の減っておるというたいへん喜ばしい状態だ、こういうことでしたけれども、それがいまこういう新しく施行された法の影響でそういう形になって、しかも非常に喜ばしい状態がこの後そのまま持続するのかどうか。先ほどのお話にもありましたように、……


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第49回国会(1965/07/22〜1965/08/11)

第49回国会 地方行政委員会風俗営業等に関する調査小委員会 第1号(1965/08/05、30期、日本社会党)

○川村小委員 いまのお二人の御報告の点のほかに、実はごく最近新聞で見て私もたいへん驚いているのですが、釣り堀というのが非常に多くなったそうですね。しかもそのやり方が、言うならばボーリングのやり方とか、あるいは例の玉を出すところのああいうものに類似するような行為が行なわれている、射幸心をそそりつつあるということだそうですか、これについてお調べになっておりましたらお聞かせいただけませんか。
【次の発言】 いまの釣り掘りでございますが、こういう営業は何によって許可されておるのですか、法律の適用は。
【次の発言】 現在のところ法律適用はない、自由にやりたい者がやれるということですね。釣り堀りの遊びその……



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※このページのデータは国会会議録検索システム衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2023/02/05

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