重光葵 衆議院議員
26期国会発言一覧

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このページでは重光葵衆議院議員の26期(1953/04/19〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は26期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院26期)

重光葵[衆]本会議発言(全期間)
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第21回国会(1954/12/10〜1955/01/24)

第21回国会 衆議院本会議 第5号(1954/12/17、26期、日本民主党)【政府役職:外務大臣・内閣総理大臣臨時代理】

○国務大臣(重光葵君) 今の御質疑に対してお答えをいたします。  私の声明について、二つの声明を出した、これはどういうわけであるかというお話であります。私の出した声明は実は一つでございます。
【次の発言】(続) しかし、私は、内閣のかわりますときに、対外関係を動揺せしめることは非常に国家のために不利益である、こう考えまして……
【次の発言】(続) それがために、私は詳細に私の考えるところを外国の新聞記者に説明をいたしました。その説明は私が発表した政策の説明に少しも違反はしていないのであります。これは同じ趣旨でございます。そこで、それはどういう趣旨であるかというと、どちらも同じように、平和主義を……

第21回国会 衆議院本会議 第7号(1955/01/22、26期、日本民主党)【政府役職:外務大臣・内閣総理大臣臨時代理】

○国務大臣(重光葵君) 現在の国際政局を概観いたしまするに、幸いにして一応平穏な様相を呈しております。しかしながら、米英等の民主陣営においては、これを共産陣営の戦術の転換による平和攻勢に基くものであると見て、これが対策に怠りがないのであります。すなわち、欧州方面においては、西ドイツの再軍備を認めて北大西洋軍事機構の強化をはかり、中近東方面においては、トルコ、パキスタン等の武力を充実し、またアジア方面においては、東南アジア防衛機構を樹立し、あわせて背後戦線の整備に努めております。かくのごとくして、力による平和の体制を築き、もつて勢力の均衡を有利にすることによつて、共産側を真の平和共存に誘導せんと……

第21回国会 衆議院本会議 第8号(1955/01/23、26期、日本民主党)【政府役職:外務大臣・内閣総理大臣臨時代理】

○国務大臣(重光葵君) お答えします。  私が自主独立の完成を外交上目ざしておる、こう昨日申しました。その通りであります。私は、今日の困難なる国際情勢のもとにおいて、日本が戦後いまだに国交の回復のできていないような地位にあるのは、国際上から見て十分に自主独立の完成ができていない、こう見ております。(拍手)私は、終戦後十年にして、一かような事態は外交上矯正していかなければならぬと考えております、(拍手)それからまた「そうであるから、アジアの外交、アジア諸国との国交を回復するということは、当然努めなければならぬことと思つております。  さらに、ソ連との関係は、今総理大臣の答弁に尽きておりますから、……

第21回国会 衆議院本会議 第9号(1955/01/24、26期、日本民主党)【政府役職:外務大臣・内閣総理大臣臨時代理】

○国務大臣(重光葵君) 先ほどの御質問に対して私が答弁をしようと思つておるときに、また再質問でおしかりをこうむりました。  沖縄の問題でありますが、沖縄は、サンフランシスコ平和条約第三条によつてわが国は遺憾ながら沖縄に行政権を有しておりません。そこで、直接にどうすることもできないのであります。しかしながら、わが同胞である沖縄住民の生活の困難を緩和する措置は、できるだけの措置をとらなければなりません。私は、これを外交上の手段によつて、米国側と緊密なる連絡の一つとしてこれを是正するように、もし困難があれば困難を緩和するように努力をいたす方針で今やつておる次第でございます。(拍手)

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第21回国会(1954/12/10〜1955/01/24)

第21回国会 外務委員会 第1号(1954/12/15、26期、日本民主党)【政府役職】

○重光国務大臣 私は今回新内閣の外交を担任いたすことになりました。つきましては本委員会の皆さん方に格別の御支持、御協力を願わなければならぬと思います。どうか何分よろしくお願いをいたします。  私の外交一般に対する考え方、また外交方針につきましては、むろん本会議で十分申し上げなければならぬと君えております。しかし大体のことについて、それではお前はどういう考えで今外交をやろうとするのかというお尋ねがあることはむろんのことでありますから、私は外交一般のことについて、はなはだ一般的になりますけれども、大体の考え方を申し上げたいと思うのでございます。  日本の外交は平和外交でなければならない。平和主義を……

第21回国会 外務委員会 第2号(1954/12/16、26期、日本民主党)【政府役職】

○重光国務大臣 今のお話は私は理論上のお言葉と思います。理論であればそれは当然のことだと考えます。但しその裏面に存する意味が、どういうものであるかという実際問題になると、よほど御質問の意味をよく言つていただかないと私は答えられません。理論の問題としてはその通りでございます。
【次の発言】 このままでお答えいたします。  理論としては私はその通りだろうと思います。実際の状況についてはまたおのずから考慮しなければならぬことがあると、こう考えます。
【次の発言】 理論上私もそう考えます。
【次の発言】 理論としては私はそうだと思います。
【次の発言】 平和のうちに国際紛争を解決すべきだということは、……

第21回国会 貿易振興に関する調査特別委員会 第2号(1954/12/15、26期、日本民主党)【政府役職】

○重光国務大臣 通商貿易を振興するために外交を運用しなければならぬということは、これは当然のことでありまして、私も、今回外交の任務を受けました以上は、それに向つて大いに努力をいたしたい、こう考えております。それに対してどう進めて行くかという具体策につきましては、まだ十分の用意のないことは御了承いただけるだろうと思います。しかし、どうしても通商貿易の力によつて日本の経済力をつちかわなければならぬということは、これはむろんもう何人も異存のないところであります。そこで、それがためには、私どもの考えといたしましては、できるだけ世界各国との間の関係を正常化して、そうしてさらに友好関係を増進するということ……

第21回国会 予算委員会 第1号(1954/12/21、26期、日本民主党)【政府役職】

○重光国務大臣 中共との間の交通が主たる質問のようでございましたが……。
【次の発言】 いやよろしい。これは私はまず、実際的にこういう問題は解決して進めて行かなければいかぬと考えております。そこで実際的にソ連、中共との交通を、特に通商関係の交通を開いて、便利にして、そうして行くうちに漸次了解の度が進んで来る、こう思つております。私はそれをやりたいと考えております。それは旅券の問題も今現にあるでありましよう。しかしながらこの旅券の問題についてできるだけやると言つても、これは御承知の通り、国内において旅券を利用していろいろ宣伝をやられるとか何とかいうことも防がなければならぬ。それだからそういうよう……

第21回国会 予算委員会 第2号(1954/12/22、26期、日本民主党)【政府役職】

○重光国務大臣 私はこの問題については外務委員会及び本会議において申しました私の説明の通りであります。私は外交上の声明をやるときには、いうまでもなく国内だけに声明をやつておるつもりはないのであります。国の内外、いわば世界に向つて声明しておるつもりでありまして、その声明は一つであります。しかしその声明の趣旨によつて、私はかような政変のあるような場合には、外国方面に誤解のないようにいろいろな手段をとつて、外国の通信記者あたりに説明をすることは私の義務たと考えております。その説明が声明よりも若干詳しくあつたということはこれは事案であります。しかしそれは当然のことであります。それは何も建つておることは……


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※このページのデータは国会会議録検索システム衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2023/02/05

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