河野一郎 衆議院議員
26期国会発言一覧

河野一郎[衆]在籍期 : 25期-|26期|-27期-28期-29期-30期
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このページでは河野一郎衆議院議員の26期(1953/04/19〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は26期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院26期)

河野一郎[衆]本会議発言(全期間)
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第21回国会(1954/12/10〜1955/01/24)

第21回国会 衆議院本会議 第8号(1955/01/23、26期、日本民主党)【政府役職:農林大臣】

○国務大臣(河野一郎君) 杉山さんから農村問題についていろいろお尋ねでございました。私はこの機会に詳細に御答弁を申し上げようと思ひますが、あまり詳細を過ぎますとまた宣伝と言われますから、その点はお許しをいただきたいのであります。  第一は、農村振興についての具体的施策いかんというお尋ねでございます。私は、農村の振興策といたしまして、第一は、生産費の引き下げに重点を置いて参りだいと思うのであります。第二は、農産物の売買取引の合理化について考えて参りたいと思うのであります。第三番には、農村負担、特に税金の引き下げについて考えて参りたいと思うのであります。  そこで、第一の点について申し上げます。す……

第21回国会 衆議院本会議 第9号(1955/01/24、26期、日本民主党)【政府役職:農林大臣】

○国務大臣(河野一郎君) お答えいたします。家産制度を認めることにつきましては、いろいろ研究すべき点がございますので、農林省といたしましては、農業経営の高度化、農地金融の創設等でこれに対処して参りたいと考えております。御了承願います。(拍手)
【次の発言】 足鹿さんからいろいろお尋ねがありましたが、便宜私からお答え申し上げます。第一に、私は一言、お答えを申し上げる前に申し上げておきたいことがあります。それは、およそお互いに農村に関する問題を話し合いますときには、十分に、どうしたらば農村のためになるかということを前提にして、一つ発言していただきたいと思います。(拍手)ただ議論だけしても、腹はくち……

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委員会発言一覧(衆議院26期)

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第16回国会(1953/05/18〜1953/08/10)

第16回国会 農林委員会 第26号(1953/07/31、26期、自由党(分))

○河野(一)委員 ごく重要な点を二、三大臣からお答え願いたいと思います。価格安定ということをしきりにお使いになりますが、一体どの辺に安定させようという見当でございますか。
【次の発言】 私は、政府がどのくらいの価格で内地の農民に上げるようにするかという目標が前提であつて、生産費が幾らになるということは従たる問題である。生産費が高くかかればかかるだけ政府はこれに施策を講じて、そうして農民の要求する価格に合致するようにして行くことが、肥料政策の根幹でなければならぬと思うのであります。生産費を調べてみなければ見当がつかぬということは本末転倒である。それは政府が何にもするものがなくて、あなた方が大した……

第16回国会 予算委員会 第4号(1953/05/29、26期、自由党(分))

○河野(一)委員 関連してお伺いします。大蔵大臣のただいまの御答弁を承つておりまして、先ほど同僚山本勝市君から御質問いたしました点についてなお重ねておただしをいたしたいと思います。  未曽有の霜害でございますので、従来とかく霜害に対する対策は、統計等また調査等ずさんな点から十分に処置がとられなかつた点があることは御承知の通りであります。ところがそういう関係で、従来の感覚で多少も内容は承つておりますが、特に大蔵当局は、前例がない、従来そういうふうなものに出したことはないというようなことで、費目等についても非常に冷酷にお取扱いのようであります。私たちは、金額は今お話の通り五億八千九百万円でけつこう……

第16回国会 予算委員会 第8号(1953/06/23、26期、自由党(分))【政府役職】

○河野(一)政府委員 七月分の暫定予算につきまして、その編成要領を補足的に御説明申し上げたいと思います。お手元に編成要領及び暫定予算の計数に関する資料が参つておると思いますので、それにつきまして御説明申し上げます。  暫定予算の編成要領といたしまして、従来の四、五、六月分とかわつております点は、まず一般的な方針といたしましては、今までの暫定予算は二十七年度分というものを基礎といたしておりましたが、今度の暫定予算は二十八年度の本予算を基礎といたして、歳八につきましては七月中に収入を見込まれる額、歳出については昭和二十八年度本予算計上額の月割一箇月分を計上することとし、また公共事業その他在来からの……

第16回国会 予算委員会 第12号(1953/06/27、26期、自由党(分))

○河野(一)委員 私は自由党を代表いたしまして、ただいま議題となつております七月分の暫定予算政府提案に賛成をいたしまして、社会党両派の提案いたしておりまする案に、反対の意思を表示するものであります。  いずれ両案に対するわれわれの主張は、本会議場において同僚より詳細申し述べることに相なつておりまするが、私はこの機会にいささか所見を述べて、特に吉田総理その他閣僚諸公にお聞きとりをいただいておきたいと思うのであります。  第一は、現在わが国の置かれておりまする立場が、世界の情勢の中にありまして非常に重大な段階にありますることは、あえて私が申し上げるまでもありません。しかも政局は非常に不安定でござい……

第16回国会 予算委員会 第16号(1953/07/06、26期、自由党(分))

○河野(一)委員 与えられました時間も少いですから、ぜひ御答弁は率直簡明に願いたいと思います。と同時に、私は吉田総理に一言お願いをいたしておきたいことがあります。と申しますのは、総理は元来閣僚をかえることが非常に好きのようでありますから、せつかく私がこの席で御答弁を得ましても、答弁していただきました閣僚があしたは閣僚でないというように相なつたのでは、せつかくの御答弁が全然期待できないということでありますから、なるべく閣僚の答弁は私はお断りする。ぜひ総理大臣からお答えを願いたい。どうかこの点を総理は特に御留意いただきたいと思うのであります。  最初にお尋ねいたしますことは、現内閣の食糧政策につい……

第16回国会 予算委員会 第17号(1953/07/07、26期、自由党(分))

○河野(一)委員 ただいまの通産大臣のお答えでありますが、私はこの際吉田総理に質問の前に一言申し上げたい。総理は、きのう私がお尋ねいたしましたときに、閣僚諸君がどういう態度であつたか、事いやしくも二百億になんなんとするわが国家の財産であります、これが対米関係においてどうなつているかという質問を私がしたときに、今の岡野さんのお答えのようなことが、きのうまずお答えがあつてしかるべきはずなんだ。私は今のお答えについてはこれから順次ただしますが、全然閣僚諸君も答えなかつたじやないか。吉田総理は一体この二百億の金を知つておつたのかどうか。いやしくも一国の総理大臣が、二百億のアメリカ関係において金がとれる……

第16回国会 予算委員会 第23号(1953/07/14、26期、自由党(分))

○河野(一)委員 私はこの際総理大臣その他に二つの点についてお尋ねをいたしたいのであります。第一問は保安隊の問題についてお尋ねをいたしたい。この際まことに恐縮ですが、総理大臣から保安隊の使命ということについて、ちよつとひとつお答えおき願いたいと思います。
【次の発言】 よくお聞きをいただきたいのですが、今の御答弁はけつこうでございます。しからばそれはいつごろの治安を維持するつもりでおやりになるのですか。
【次の発言】 それならば、総理大臣のお答えでなくともけつこうです。重ねて申し上げておきますが、締めくくりでありますから特に総理大臣御出席のもとに私は承つておりますので、各閣僚の答弁は即総理大臣……


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第19回国会(1953/12/10〜1954/06/15)

第19回国会 決算委員会 第44号(1954/09/06、26期、日本自由党)

○河野(一)委員 だんだん御発言のようでありますが、ただいまの動議は、理事会で相談をする問題の結論が動議として出ております。質問の順序、持時間等を動議によつて決定しようということであります。この決定さえ見れば理事会の必要はないと思います。なおまた質問の内容等についても田中角榮君からいろいろ御意見もございましたけれども、これは私は必ずしも前例によることは賛成でありません。これは重要な委員会でございますし、なおまた証人に対する質問の立場もそれぞれ違うのでございますから、これはみだりに理事会で統制されるということには反対であります。従つてただいまの動議を採決なされば理事会の必要は一切ないのであります……

第19回国会 決算委員会 第45号(1954/09/07、26期、日本自由党)

○河野(一)委員 委員諸君の御同意を得まして、私は、ただいま田中委員長よりごあいさつのありました点について、一言申し上げたいと思います。  ただいま田中委員長より、本日、自由党より除名せられたということにについて、ごあいさつを拝聴いたしました。感激至りであります。われわれといたしましては、田中委員長が、国家の重大問題であり、しかも国民諸君が最も聞かんとするところ、知らんとするところ、検察当局をもつてしてもなおかつ十四条の発動によつて曖昧模糊とせられております事件を、この委員会に取上げられて、あくまでも糾明しようとせられる態度は、真に国会の権威を保持するゆえんでありまして、(拍手)もしそれ田中委……

第19回国会 農林委員会 第5号(1954/01/11、26期、日本自由党)

○河野(一)委員 私も提案者の提案理由の説明ないしはまた各党代表の方々の賛成のお話にそのまま賛成するものであります。  ただ一言つけ加えておきたいと思いますことは、ただいま問題になつておりまする大蔵省の査定案なるものがあまりに飛躍しておりますので、こういうものがこのまま現実になつて現われて来るような気がしないのであります。もしこのまま現実になつて現われて来るとするならば、それだけのむだな経費を過去数年間にわたつて、自由党内閣は何のために使つておつたのであるか。もつと率直に申しますれば、これだけ予算を削減しても農林行政が完全に円滑に遂行できるとするならば、ただちに本年度予算の削減をすべきではなか……

第19回国会 農林委員会 第6号(1954/02/03、26期、日本民主党)

○河野(一)委員 私はこの際委員長にお願いがあるのであります。現在農林行政を実施されまして、いろいろ考え方はあるようです。たとえば大臣からもいろいろお話もあつたのでありますが、前々国会以来本委員会にも提案されて審議されております肥料関係の法律でありますが、それらは肥料の価格をどういうふうにするか、現在の国際情勢から達観いたしまして、日本の主要食糧の増産をはかる、しかし何としてもこれが生産費が高い。その主たる部分に肥料の価格が大きな問題になるわけであります。そこで肥料法案を取上げるということも重要なことであると思いますが、しかし現在取上げられておりますような考え方で、はたして妥当であるかどうだろ……

第19回国会 農林委員会 第12号(1954/02/17、26期、日本民主党)

○河野(一)委員 ちよつと食糧庁長官に、質問ではありませんが材料を私はお願いしたいのです。それは今汚職事件が非常にやかましい際ですから、私のちようだいしたい材料は多少その方にも関係のあることなんで、慎重に調査をして材料を出してもらいたい。それは原糖の輸入、さらに割当、政府手持ち砂糖の払下げについての材料なんです。これは最近五箇年にどういうふうにして原糖の輸入をされ、ドルの割当をどういうふうにしてされ、それから現在は生産設備によつて割当てられておるようですが、それはどういうふうな関係でそれがそういうふうになつておるか。われわれにわかるように材料を委員会に出していただきたい。最近とみにいろいろなう……

第19回国会 農林委員会 第15号(1954/02/26、26期、日本自由党)

○河野(一)委員 私は参考人にお尋ねしたいと思いますが、最切に多少私の意見を申し上げなければいかぬと思います。それは今あなたからだんだんにお話を承りましたが、日本の技術屋は、何と申したらいいか、具体的に申せば、常に侵されない、温室の中に育つている。というのは輸入がされないのだ。向うの安いものは入つて来ないのだ。自分の生産費は常にちやんと政府の政策によつて保障されているのだ。その損はみな百姓に転嫁されているのだ。農民の負担において日本の硫安製造業者はちやんと裏づけされて、その裏づけの中にあつて出て行つているのだ。腐つたような、ボロのような工場をよくも使つているとおつしやいますけれども、そんなこと……

第19回国会 農林委員会 第19号(1954/03/12、26期、日本自由党)

○河野(一)委員 簡単に二、三の点についてお尋ねいたしたいと思います。最初に、為替のわくが非常にきゆうくつになろうと想定されますことは御承知の通りでありますが、農林省は大体燐鉱石もしくはカリ等の輸入に対して、どの程度の資金の割当を受けられる予定でおられるか、これは通産省にお尋ねするのが本旨と思いますけれども、農林省におかれても当然これらの点については御相談を受けられることもあろうし、御意見もあると思いますから、この際御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 交渉中はけつこうですが、われわれ新聞を拝見しましても、少くとも数億ドルのドル資金をチエツクするということにしておるようですが、肥料に関す……

第19回国会 農林委員会 第21号(1954/03/18、26期、日本自由党)

○河野(一)委員 関連して……。私の時間が参りました際に、砂糖問題について根本的なお尋ねをいたしたいと思いますが、今ここで早急に政府にお尋ねをし、また明確にいたしたいと思いますことは、先般政府が全国の菓子商組合連合会に二千トン近くの砂糖の払下げをなさつたことであるのでありますが、具体的に申しますと、その際に地方の菓子屋が参りまして、個々に聞きますと、一軒について運動費として十円ずつ集めました、こう言うております。これは私自身が具体的に菓子屋から聞いたのでございます。だからこれは絶対に間違いがないと私は確信いたします。これを全部数字をまとめてみますと金額総計四千万円くらいになります。四千万円全部……

第19回国会 農林委員会 第29号(1954/04/09、26期、日本自由党)

○河野(一)委員 最初に大臣に一言申し上げておきたいと思います。御承知の通り、この間大臣のかわりに政務次官のごあいさつがございましたが、その際に競馬審議会のことについて競馬審議会において意見がまとまらなかつたから、地方競馬のことについては今回はこれを留保した、こういうお話であつた。私はこれははなはだ遺憾に思う、といいますのは、前廣川大臣のときに、暑中にもかかわらずわれわれ民間の者を集めて、数回にわたつて競馬審議会をお開きになつた、これは結論に達していない、結論に達せず全然あとのごあいさつもない。役所としては私はあまり無責任だと思う。しかもあとの大臣がかわられて、これは全然相手にしないのだという……

第19回国会 農林委員会 第30号(1954/04/14、26期、日本自由党)

○河野(一)委員 この機会に農林大臣にも、今の御答弁でありますから、お聞き及びを願いたいと思います。私ども、新しい憲法になりまして、新しい議会の経験が薄いので、事情不案内な点が多いのでございますけれども、しかしわれわれ国家最高の機関が国政の審議の上において、必要な資料として政府に要求したものに対しては、政府はこれが秘密であるとか、これが何であるとかいうようなことは大きなお世話なのであつて、秘密を必要とするものは、われわれの責任において秘密にこれをいたすべきものであると、私は思うのであります。これは委員長にもお考えいただきたいと思うのでありますが、今度の政府の方の答弁書は、その意味において旧憲法……

第19回国会 農林委員会 第43号(1954/05/14、26期、日本自由党)

○河野(一)委員 政府は、現在地方競馬を施行するにあたりまして、戦災都市に許可しておりますが、戦災都市の復興には、今後どのくらい続けて行つたらば、戦災都市復興のための競馬は必要ないというふうに考えているのでありますか。それから県の主催しております競馬と戦災都市の特異性を認めて許可しておる競馬とは、おのずから違いがあると思います。これらの点について御承知のところを承りたい。
【次の発言】 何かわかつたようなわからないような答弁ですが、この法案か通過した後においてというが、通過しなければこれはおやりにならないのですか。この法案が通過するとかしないとかいうことと、戦災都市の復興のためにやつておる競馬……

第19回国会 農林委員会 第46号(1954/05/19、26期、日本自由党)

○河野(一)委員 ちよつと関連して御質問します。現在の資金運用部の組織、機構というものについては、現状のままでさしつかえないというお考えですか、どうですか。要するに中金、県連、それから単協というそのあり方はこのままで、これをかえなくてもよいのか。今川俣君との間のお話をいろいろ伺つておりましたが、それはこのままでいいのだというお考えですかどうですか。
【次の発言】 私が伺うのは、あなた方が実務をとつていらして、今のようなあり方で所期の目的を達成できるかどうかということをお尋ねするのであつて、もうちよつと具体的に申せば、川俣君との御問答を伺つておりますと、そこに根本の無理があると思う。組合員の迷惑……

第19回国会 農林委員会 第51号(1954/05/26、26期、日本自由党)

○河野(一)委員 関連して。今までつい私もちようだいしなかつたのですが、競馬を民営に切りかえましたときの大体の予算というようなものはあるのでしようか、ないのでしようか。もし政府の方にありましたならばちようだいしたいと思います。また今の騎手の説明で、民営になればゆとりも出るということでしたが、現在の予算の組み方も、大体一割五分くらいのものを競馬の運営に使つていると思うのですが、それらのところを御説明願いたい。
【次の発言】 それがちようだいできればいいのです。
【次の発言】 先般私は、馬事公苑等を持つておるとかえつてむだな金が出る、こういうふうに申し上げたのは、いろいろ民営競馬になると、現在のよ……

第19回国会 文部委員会 第32号(1954/05/21、26期、日本自由党)

○河野(一)委員 ぼくもただいまの問題に関連して、一言大臣の御所見をただしたいと思う。先ほど来伺つておりますと、要求がないから出席をしなかつたんだということで、正当の答弁をなさつたように大臣は言うておられた。私はその話を伺つて、非常に奇異の感に打たれたのであります。私はきよう初めてこの委員にかわつて来たのでございますけれども、先日来、京都のあの学校の重大問題が起つておる。われわれ新聞を通じて見ておつた。しかし文部大臣が委員会を通じて、国民に対して、この問題についての所見等のお話があつたものと私は了承しておつた。しかし委員会に一ぺんも出席がないということだと、この問題に対する当委員会を通じて、国……

第19回国会 法務委員会 第16号(1954/03/10、26期、日本自由党)

○河野(一)委員 私はしろうとの門外漢でありまして、こういう者がこの委員会でこういう発言をいたしますることは、はなはだ心苦しいのでございますけれども、実は先般の有田君の釈放について、東京地方裁判所の井上部長判事のとられました処置について世間にいろいろ疑惑があるということで、同志の間で疑問が起つたわけであります。と申しますのは、司法の慣例によりまして、こうした処置は当日出席しておられる判事によつて事務がとられるここになつておるのだそうであります。ところが井上部長判事は元来日曜日に出席しておるべき人ではない。日曜日には日曜日の当直判事がおられるのであつて、その当直の判事によつて事務はとられる慣行に……

第19回国会 予算委員会 第6号(1954/02/06、26期、日本自由党)

○河野(一)委員 私は時間があまりありませんので、ごく要約してお尋ねいたしたいと思いますから、主として総理大臣からお答えをいただきたいと思うのであります。  最初にお尋ねいたしたいと思いますことは、古いことは存じませんが、ごく最近の事実で申しますと、総理大臣は内閣の諸公に対して、しばしば個々の問題について御指示に相なつておるようであります。私たいへんけつこうなことだと思うのであります。けつこうなことだと思うのでありますけれども、その総理大臣の指令されますることが、そのときどきの思いつきでおやりになるようなことが非常に多い。基本的に国政をおつかみになつて、大局から御指導になるならばけつこうでござ……

第19回国会 予算委員会 第24号(1954/03/17、26期、日本自由党)

○河野(一)委員 私は委員長を通じて政府に資料の要求をいたしたいと思います。それは御承知の通り、明日か明後日私の発言の順が参りますから、それまでに提出願いたいと思います。  第一は、保安庁関係のもので、保安庁の外郭団体に保安協会というものがあるのでございますが、この保安協会の寄付者の氏名、金額それからどういう予算でどういう事業をしておるか、これからしようとしておるかということについて、明細な資料をちようだいしたいのであります。  これは簡単に御説明申し上げますと、昨年の十一月首相官邸において発会式をあげたものでありまして、この保安協会の事業概要等も文書になつておりますが、小林中氏が会長になつて……

第19回国会 予算委員会 第26号(1954/03/19、26期、日本自由党)

○河野(一)委員 私は最初に保安庁の長官にお尋ねいたしておきます。保安庁長官は保安庁の外郭団体として保安協会というもののあることは御承知だと思います。現にあなたはこの協会の顧問をしておられるのでありますから、御存じのないはずはないでしようし、また保安隊員等とも密接な関係を持つ団体のことでありますから、十分御承知のことと考えてお尋ねをいたしたいのであります。なおまた先般私はこの保安協会について、政府に材料の要求をいたしまして、適当な材料の配付を受けたのでありますから、この配付を受けた材料等についても相当の知識をお持ちだと思いますので、これについてお尋ねをいたしたいのであります。  第一にお尋ねを……

第19回国会 予算委員会 第29号(1954/04/14、26期、日本自由党)

○河野(一)委員 吉田総理がお見えになりませんから、最初の問題は緒方副総理からお答えを願いたいと思います。  昨日自由党の佐藤幹事長が改進党の松村幹事長をおたずねになりましていろいろお話になり、その後に出された声明書は、これは多少私事にわたりますが、われわれ仄聞するのに、緒方副総理がみずからお書きになつたということも聞きましたし――違うかもしれません。またお書きにならぬでも、この声明書をお出しになる前に吉田総理にもお見せになつたということを聞いておりますが、そういう点についてはどうでございますか。
【次の発言】 そういたしますと、ここに私が内閣に、特に自由党の幹部諸君にもお聞取りいただきたいと……


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第21回国会(1954/12/10〜1955/01/24)

第21回国会 農林委員会 第1号(1954/12/15、26期、日本民主党)【政府役職】

○河野国務大臣 このたび農林大臣に就任いたしました。さつそくごあいさつを申し上げるべきでございましたが、何分組閣早々でいろいろ引継ぎその他の事務がありましたので、遅れましてはなはだ相済みませんでした。なお、新聞その他いろいろ私の意見を申し述べましたところが、一部の方から国会軽視ではないかというような御意見があるやにも承りましたが、私は国会、特に当委員会な軽視するというようなことは絶対に考えておりません特にこれは私の長年の議員生活の経験にかんがみまして、十分皆様の御協力を得て行くべきである、ないしはまた十分皆様の御意見を尊重し、お聞かせ願つて運営して行くべきものである、こう考えております。しかし……

第21回国会 農林委員会 第4号(1954/12/18、26期、日本民主党)【政府役職】

○河野国務大臣 委員長からお話のありました通り、本日は時間もあまりありませんので、私もあまり長々とおしやベりをするのはどうかと思いますが、今松野委員からのお尋ねでありますから、この際所信を明確に披瀝いたしたいと思うのであります。  先だちまして御了解を得ておきたいと思いますことは、先般の委員会に私が出席いたしました際には、私の気持としては、選挙管理内閣であり、短命内閣であるから、ここでは一切何もやらないという精神ではないのであつて、ただ具体的にやるべきものではない、選挙の結果によつて社会党が内閣を担当することになるか、自由党が内閣を担当することになるか、またわれわれが引続き内閣を担当することに……

第21回国会 農林委員会 第6号(1954/12/21、26期、日本民主党)【政府役職】

○河野国務大臣 足鹿さんから非常に有益なお話を拝聴いたしまして、私も大体所見を同じくするものであります。農村問題は非常に計画性がなければいかぬ、しかも長期にわたつて施策しなければならぬ等々の御所見、まつたく私も同感であります。ところがそうは申しましても、客観的な条件がこれを許さぬ場合もありますし、もしくは変化、進歩もして参らなければならぬ問題もありますので、戦争中、占領中よりさらに自立経済達成を進めて参ります上におきましては、同様に農村の問題につきましても、ある程度の変化を加えて参らなければならぬことは御了解いただけるのではなかろうかと思うのであります。これが三十年度の予算その他の処置について……

第21回国会 予算委員会 第2号(1954/12/22、26期、日本民主党)【政府役職】

○河野国務大臣 お答え申し上げます。いろいろご心配がございますが、先般社会党右派の代表の方が私のところにお見えになりまして、今仰せになりましたようなことのお申出がありました。そこで私は、誤解を招くおそれがありますから、特に農林記者団立会いの上でお目にかかりました。そうして新聞に出ておつたこは一部誤報であつた、ないしはまたあなた方の読み違いの点もあつた、私が新聞記者団に話したのはそういうことではない、こういうことを申したんだということを記者団立会いの上で申し上げましたところが、十分御了解の上、あなた方の代表の方はお引取りいただいたことでございますから、重ねてここで申し上げる必要があれば申し上げま……

第21回国会 予算委員会 第3号(1954/12/23、26期、日本民主党)【政府役職】

○河野国務大臣 昨日はこの席におりませんで、たいへん御迷惑をかけ相済みませんでした。その際に、農林省が最近人事の異動をいたしたことについて御意見があつたそうでありますけれども、これにつきまして一言申し上げます。実は私は農林大臣を拝命いたしまして、人事は一切前通りでいたす所存でおつたのであります。この点は就任の際に新聞記者会見におきましても、この通り私は発言をいたしました。ところがその後、前農林次官からどうしてもやめたい。だんだん先輩等の力を借りまして、慰留に努めたのでございますけれども、いろいろ事情がございまして、あまり在任が長くなるから、ぜひこの際後進に道を開く意味でやめたい、こういうことで……


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第16回国会(1953/05/18〜1953/08/10)

第16回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1953/07/13、26期、自由党(分))

○河野(一)委員 私はこの機会に簡単に農業団体の問題について一点お尋ねいたしたいと思います。  簡単に申し上げたいと思いますが、わが国の農業団体は戦争中におきまして、政府の非常に強力なる要請のもとに団体統合をいたしましたことは御承知の通りであります。従いまして当時各農業団体を全部一丸にいたしまして、これを官民一体の形式において農村の指導をし、かつまた農業政策の各種の滲透に寄与せしめられたことは御承知の通りであります。ところがこれらの農業団体はいずれも非常に深い、長い歴史を持つておつたのでありますが、わが国空前の戦時体制確立ということにおいて一体となつたのでございます。ところが遺憾なことには敗戦……



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データ更新日:2023/02/05

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