松野頼三 衆議院議員
23期国会発言一覧

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松野頼三[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは松野頼三衆議院議員の23期(1947/04/25〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は23期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院23期)

 期間中、衆議院本会議での発言なし。
松野頼三[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院23期)

松野頼三[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第1回国会(1947/05/20〜1947/12/09)

第1回国会 治安及び地方制度委員会 第3号(1947/07/14、23期、日本自由党)

○松野委員 統制經濟を強化する場合には、職權をもつている官公吏の影響もありまして、これは警察官のみに限定できない。むしろ官公吏すべての影響がひどくなるという心配を私はもつております。
【次の発言】 あすの十時にしますか。

第1回国会 治安及び地方制度委員会 第4号(1947/07/15、23期、日本自由党)

○松野委員 ただいま御説明の金額算定の基準をお伺いしたい。それからもう一つ隱退藏物資というものを、終戰當時の混亂状態において、あるいは過當な値段で拂下げた。實際において拂下物資と名目がつくものもありましようし、あるいは不法の隱退藏というものもありましようし、その限界の御意見を拜聽したい。それからただいまの物資の換算の基準を何の基準をもつてきめたか一應お伺いしたいと思います。

第1回国会 治安及び地方制度委員会 第9号(1947/08/14、23期、日本自由党)

○松野委員 ただいまの政府委員の御答辯、私もまことに贊成でございます。往々にしてただいま御指摘の通り、私たちは非常に不安に思つておりましたが、はからずも本日政府委員から意のあるところを、まことに的確に御説明いただきまして、政令の限度がはつきりいたしましたから、今後の審議の上に非常に參考になると思います。

第1回国会 治安及び地方制度委員会 第19号(1947/10/02、23期、日本自由党)

○松野委員 作物報告事務所は、作物の数量の調査をされるのか、あるいは面積の統計調査をされるのか、どちらを主體にされるのか、お伺いいたします。
【次の発言】 私ははなはだ落膽したのであります。と申しますのは、現在最も供出あるいは農村問題について關心をもたれておりますことは、農業政策の最も大きな基礎をなす農地面積の實態の把握が足りないことで、これがすべての論據である。この論據に立つていわゆる作物報告事務所が面積の實態を調査把握される機關であると信じておりましてけれども、ただいまのお話でありますと、やはり作物の實収高に主眼をおかれるようであるまたこの作物報告事務所という名前から申しましても、やはり今……

第1回国会 治安及び地方制度委員会 第27号(1947/10/23、23期、日本自由党)

○松野委員 このたびの第百四十六條の都道府縣知事は彈劾裁判所によらず、煩雑なる方法を避けて地方裁判所の確認によるということに、私は非常に不安をもつものであります。なるほど煩雑な方法を避けて便利にはなりますけれども、地方長官あるいは市町村長身分に關して非常に不安を懷くものであります。地方裁判所の裁判官は、御承知のごとく民事、刑事の正確なる判斷については多年訓練されております。しかるに行政的素質を加味した事實の確認あるいは判定ということは、なかなかできるものではない。最近できました最高裁判所または東京高等裁判所の例について、その人員的構成を見ると、行政的事實について行政的判斷を的確にやつてもらえる……

第1回国会 治安及び地方制度委員会 第31号(1947/11/06、23期、日本自由党)

○松野委員 少年の犯罪ということが非常に殖えている。日本警察改革に關する總司令部の發表の中で、東京における日本人犯罪の五八%を占める少年の取扱いについて、少年保護部設置を勧奬しておるという言葉がありますが、これはなるほど、敗戰による日本の社會の混乱によるということが大きな原因であると思いますが、最近驛の賣店及び書店の店頭にエロ、グロ、あるいは獵奇という雜誌が自由に賣られておつて、あたかも少年少女がのんきな父さんや、少年の冒險を見るように自由に閲覧し、あるいは購買しておる。殊に犯罪が性に關係したものが、非常に多いじやないかということを痛感いたします。これは出版の自由を制約するという意味でなしに、……

第1回国会 治安及び地方制度委員会 第33号(1947/11/13、23期、日本自由党)

○松野委員 ただいまの御説明に、多少附加えて御説明願いたいことがございます。高級飲食店の禁止以來、その當時の食糧事情と勘案いたしまして、私たちも一應了承したのでありますが、そのおもなる原因が、これによつて配給數量の増額を期待するということが眼目であつたと存じますが、その後の状況において、高級飲食店を禁止したために、どれほど食糧が増配されたかという數字を拜聽いたしたい。
【次の発言】 まことに殘念ながらも、配給數量が殖えないとともに、地域的に好評をもたらしておるという一方的な考えでなしに、これによつて非常に不評を買つておる、あるいは生活の脅威を受けておる、あるいは國民の間に不滿があるという點は、……

第1回国会 治安及び地方制度委員会 第34号(1947/11/14、23期、日本自由党)

○松野委員 七月來禁止になりましたいわゆる七・五禁制以後六箇月、今年十二月三十日でその期限が切れますが、この政令はこれで一應打切るか、あるいは延長か、まだ質問ございますが、質問の發展上第一點としてお伺いいたします。
【次の発言】 ただいま非常に婉曲なる御説明を拜聽いたしました。殘念ながら世界の情勢がなかなか思う通りにならないために、業者の將來に暗影を投げておりますが、日本政府の責任においてこれを延期するならば、政令で行うか、法律で行うか。近來はすべて法律をもつて詳細に明記する方針をとつておりますが、再び延長するというときには、これを政令で行うか、あるいは法律で行うか。

第1回国会 治安及び地方制度委員会 第41号(1947/11/26、23期、日本自由党)

○松野委員 地方財政の困難なる状態は各委員より述べられ、また政府當局も、すでにお述べの通りでありますが、それに附隨して特に目立ちますことは、地方において、寄附行為の半ば強制的な、あるいは割當的な寄附行為が非常にはやつている。教職員の生活援護寄附の申し出があり、また警察官の援護のために割當があるとか、また一つの政府の出先機關ができると、それに附隨してその町村に割當がある。それと同時に、各地ごとにその状況に應じ、その土地の事情に應じ、現在の擔税能力、あるいは財政能力以上の、寄附行為の半ば割當強要が行われているということは各地において多々あると存じますが、これに對して内務省はいかなる限度において、い……

第1回国会 治安及び地方制度委員会 第43号(1947/12/01、23期、日本自由党)

○松野委員 この點前の質問と重複するかもしれませんけれども、辯護士は公安委員になれないという御答辯を、私は同僚議員から聴いたと思いますが、もう一度御答辯願います。
【次の発言】 そうすると、職業的辯護士でもなり得るという決定でありますか。現職にある辯護士が、何ら公安委員になつてはいけないという規定はない。今の御答辯をそう伺いました。それは私は辯御士を例にとるというのではないのですが、すべて忙しい人は自分の一身上の都合によつてできない。いわゆる常勤だからできないというのを、辯護士という職業を特定して、辯護士はできないという解釋からいきまして、あえて私は質問申し上げたのであります。忙しいからできな……

第1回国会 治安及び地方制度委員会 第45号(1947/12/05、23期、日本自由党)

○松野委員 委員會運営に關して発言いたします。先日配布されたる警察法案委員會修正案なるものは、委員長の個人の意見、及び一部政府委員の個人的私案を、委員長獨自にて取捨選択し、あたかも委員會案のごとく装い、関係方面と交渉し、それを委員會に強制せんとするもので、この點に關しては、先日各委員よりこの修正案の性格につき多少質問あり、私も再三強く質問せしところ、これは當日の委員會に諮り當日の議事録に記載されていることで、かくのごとき質問は不當なりとの意味の答辯がありました。ただちに當日の議事録輪調べましたが、いかんせん修正案に關しては一言半句もこれに言及せし記事なし、思うに委員長は獨自の思考と判断にて委員……

第1回国会 農林委員会 第8号(1947/08/04、23期、日本自由党)

○松野委員 ただいまちやうど代用醤油のお話が出ましたが、この點について私は大いに認識を改めていただきたい。なぜならば代用醤油が昨年非常に民間にたくさん出て品質もよろしいということのなりましたが、この最初の根源は、當時の政府の施政がよろしきを得ず、原料の配給なしにこれだけ多量の代用醤油ができたということを特にお認めを願いたい。政府の原料の配給がほとんどゼロだというときに、民間の創意によつてこれだけの醤油ができた。現在統制の手を打ては必ずこれは引つこむと私は確信しております。なお一つ非常に矛盾を感ずることは、先ほども寺本委員から御質問がありましたけれども、全國の設備の賃貸借の價格がきまつてないのに……

第1回国会 農林委員会 第9号(1947/08/06、23期、日本自由党)

○松野委員 たびたび論議されまして、特に重富委員と安本長官との應答の中に、法律で書くべきかあるいは命令で出すべきかというような意見が交換されましたが、そういうふうに大きな問題が起ると、私たちに命令案が示されていないという點において疑問を抱くのでありますから、多數の資料が提出されましたが、これとともにすでに立案されておる命令があるならば知らしていただきたい。私はこの前のときにも一言觸れましたけれども、何ら返答を受けませんでしたから、そらにできるだけ答えていただきたい。
【次の発言】 ちよつと私聽き漏らしたのですが、私の聽いた質問の要點は品名の點についてです、品名がどこに示されているが、今第二枚目……


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第2回国会(1947/12/10〜1948/07/05)

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第2号(1948/01/29、23期、日本自由党)

○松野委員 ただいまの自治体警察のことについて一言御質問いたします。  この自治体警察をただいまのお話のように、返上をする町村が出てきたということは、自治体警察の経費の説明の点において、説明が非常に不徹底でなかつたかを私は憂慮するものであります。私たち委員会のときに、この点については、たしか政府委員の説明では、地方自治予算の確立後という説明を私は記憶いたしておりますが、ただいま地方に行つてみますと、往々にしてある警察署長あたりの不徹底な説明警察が自治体的経費をもつというような漠然たる説明で、この地方財政がどの程度に改革されるかということが決定されておらない間において、あやふやな警察署長の説明が……

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第7号(1948/02/17、23期、日本自由党)

○松野委員 ただいまの御説明のうち、はなはだ不明確な点を二、三お聽きしたい。  それは結局、今度の事件の原因が監督官廳、指導官廳おのおのの責任であるのか、あるいは配給に從事する從業員、あるいはその組織の配給所の方に責任があるのか、その責任の所在を考えられて將來の対策を立てていられるだろうと私は考えておりますが、ただいまお話を伺いますと、まことに漠然たるもので、葡萄状球菌であるとか、コツペパンがどうとかいうことを拝聽いたしましたが、將來の対策にわたること、は少しもございません。もう一つ、私たち國民として配給されるものには、少くても國家で管理して國家の手で配給されるもを私どもはいただくのであります……

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第10号(1948/02/26、23期、日本自由党)

○松野委員 前委員会以来、まことに詳細に御熱心なる名説明、名講演、あるいは名演説を拝聽しましたが、一、二の点について少し私の意見を申し上げたいと思います。  先ほどお話の中の、健全財政を主体とする、地方債はあまり考えないというお話は、まことに結構なお話でございます。これは國家財政といたしましても、昨年の大藏大臣の財政方針の演説の中に、健全財政という言葉をうたわれましたし、またこのたび内閣ができますが、また健全財政を主体とするという言葉がきつと出てくるだろうと思います。もちろん結構なことと思いますが、地大財政においてはただいまのお話のように、これたけの財源を與えてもなお百十億の不足があるというこ……

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第11号(1948/02/27、23期、日本自由党)

○松野委員 復興院の復興計画にはいろいろな点がありましようが、殊に防火という方面に関しては種々宣博あるいは御演説、御講演においてしばしば耳にしておりますが、実際的に防火的措置をどの程度までとり入れて、のど程度まで考案されておるか。現在の進行状況、あるいは模範的な建築を設計されておるかどうか。また、これは話が多少昨日の火災とははずれるかもしれませんけれども、住宅難は全國的な大きな問題でありますが、不都合なことには、建設院に対する建築の許可申請が、ある所においては十何通の書類を出さなければできない。はなはだ複難きわまる建設院だというのが、一般の世論の集中するところであろうと思います。こういう権限は……

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第17号(1948/03/25、23期、民主自由党)

○松野委員 競馬法並びに競犬法に関する小委員会小委員長の中間報告をいたします。  競犬法の立案に関しては、去る二月十九日の本委員会において、小暮藤三郎君以下十名の者が小委員に選定せられ、次いで二月二十四日の第一回小委員会において、不肖私が小委員長に互選せられました。爾來小委員会を開くこと六回、その間種々論議研究を重ねる一方、地方財政委員会事務局、農林省、法務廳等からも係官の出席を求めてその意見を徴し、これを参考といたしつつ、三月二十三日第六回の小委員会において本法案の草案の審議を終了し、草案としての一應の成案を得たのであります。つきましては、これより本法案の草案の内容及びその審議経過について、……

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第19号(1948/04/01、23期、民主自由党)

○松野委員 私多少遅れて來たので、こういう質問が出たかと思いますが、これはこの前に私が発言したと思います。これは御承知のごとく、あまり結構な話でありませんが、全國的に、特に地方の農村地帯に濁酒の密造が行われていることは周知の事実であります。そしてこれを取締る方法も、現在の税務署その他において不可能なことも周知の事実であります。しからばこれを何とか財源とする方法はないかということを、この前の委員会に提案いたしましたが、その後何らの回答もありませんし、また今度の要綱にもはいつておらぬようでありますが、地方財政として考慮する余地があると思つて研究されているか、あるいはどういう処置をとられますか、一應……

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第21号(1948/04/05、23期、民主自由党)

○松野委員 小さい点でありますが、五、六点御質問申し上げたいと思いますから、簡單に、一番的確にお答え願います。  第一は、たびたび質疑はありましたけれども、結局運輸大臣にこれを所属せしめるという理由が、先ほど説明もありまして、大体了承しましたけれども、どうしても現在の大きな海上問題の大部分を占めるものが、現在はあるいは農林省で扱つております漁業権の問題、あるいは漁区の問題が現在の日本においては、海上の相当大きな問題を占めるのではないかと思いますが、その点に関して本法案にも、説明にも、一言も触れておらないが、その点を一箇所。もう一つは、日本の大きな海岸線を護ります重大なことでありますから、將來に……

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第25号(1948/04/30、23期、日本自由党)

○松野委員 ただいま辻公安委員長から御説明がございましたが、解せない点が多々あります。元來公安委員というのは常勤であつて、常に出勤しているように思つておりますが、それにもかかわらず非常事態の発生宣言のなされたあとにしか氣がつかなかつたということは、職務上非常に怠慢だつたということを感じます。  もう一つは少くとも進駐軍の非常事態の宣言がある前に國内治安の衝に当つている警察がそれほどの必要はないと思つており、今でもそう思つている点については、はなはだ解せないのであります。少くともこれほど大きな國際問題になつているのに、未だに非常事態の大きな問題にしなかつたというような御見解を承りたい。  もう一……

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第27号(1948/05/06、23期、民主自由党)

○松野委員 具体的な例を一つ申し上げて御質問いたしたいと思います。それは昭和十七年に鈴鹿といふ区域が二町十二箇村を合併して新らしい都市をつくり、いわゆる軍國都市としての設計を始めたのでありますが、現在の状態に至りますと、その二町十二箇村の地域の廣さから申しますと、大体旧東京二十三区に当るという厖大な地域の中に二町十二箇村が不自然なる合併をいたし、住民はほとんど現在の状態では分離及び復帰を望んでおる状態でありますが、この場合今度の改正によりいかなる方策により、またその住民投票はどういう形式の住民投票になるかということを御説明願いたいと思います。

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第29号(1948/05/18、23期、民主自由党)

○松野委員 補欠の選任は、委員長において御選定あらんことを希望いたします。
【次の発言】 本日はこれにて散会せられんことを望みます。

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第30号(1948/05/20、23期、民主自由党)

○松野委員 ただいまの質問に関連して、もう一つ監査委員の件についてお伺いしたいと思います。それは、修正案の二百四十三條の二として、相当大幅な監査委員の職務と権限が與えられると、なかなか事件も多くなりはせぬかということは当然うかがわれますし、この條文をもつて見ますと相当大幅なる請求が出るだろうということを予測しますと、ただいまの門司委員の御質問と同様に、私も、監査委員の数をあまりに少数に限定し過ぎるということは、將來監査委員というものが名目に堕して実質を行えないという欠陥を必ず暴露するということを一言憂えを申し上げます。  なお、今度の修正案にもあつたかと思いますが、議員の兼職の問題とともに、監……

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第32号(1948/05/27、23期、民主自由党)

○松野委員 附則第二條の解釈の問題でありますが、附則第二條の一項、二項とありますが、この解釈について、すでに質問もたびたび出まして、御答弁も得ておりますけれども、はなはだ重要な問題でありますし、また中にいろいろ御意見も出てまいりましたので、もう二度この法文の解釈を明確にされんことを希望します。
【次の発言】 ただいまの御答弁は明確に拜聽しましたが、さらに財産分配の場合、分配できざる不動産のような場合には、いかなる方法によつてこの分配をやるか。  第二点は、特別市の場合には、該地域と申しても特別市のみならず、縣下全体の投票ということを記憶しておりますが、この場合には、それと違う方法だが、これに矛……

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第40号(1948/06/18、23期、民主自由党)

○松野委員 この法案に、第二條において個人の尋問を許可しているという点がありますが、この場合に、あとの第何條かには、興行場においての臨檢は証票を呈示するという條文があるようでありますが、少くとも個人の自由を束縛し、尋問し、行動を束縛することについて、請求があつた場合に、ここには証票なり、あるいは警察官たるの証明をする條文が見あたりませんが、これはいかなる御見解の上に立たれているか、御質問いたします。
【次の発言】 当然のことではございまするが、ただいまのごとく停止させて質問することができる以上、返答のいかんを問わず、これが一時間にわたるか、半日にわたるか、あるいは五日以内にわたるかもしれないの……

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第41号(1948/06/22、23期、民主自由党)

○松野委員 この際地方財政委員長にお伺いしておきたいことは、地方財政委員の府縣代表及び市長代表、町村代表の各委員が辞任したということを聞き及んでおりますが、現在いかなる方法で委員会の運用をやつておられますか。
【次の発言】 はなはだ厖大な地方税法の改正案が出ましたが、これは当然地方財政委員会において計画立案に参加されたことと思うのでありますが、聞き及びますところによりますると、三人の辞任がいまだにはつきりしない、委員会は三人以上によつて初めてその委員会の運営ができると信じますが、はたしてこれは委員会において十分審議されて各会務の運営においても支障なくこの法案が提出されたかどうか。

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第43号(1948/06/24、23期、民主自由党)

○松野委員 そうすると、生田委員はどうしても自分の職責上、あまりにかけ離れた意見だから、現在の政府が自分たちの意見を聽き入れないから、おやめになつたと、ただいま拜承いたしましたが、あなたのみならず、ほかの委員も御同様の意見でおやめになりましたのでしようか。
【次の発言】 ただいまの御説明で大体現政府が旧態依然たる中央集権的財政、税制改革を強く主張するあまり、あなた方の主義とあまりかけ離れた政策を持つておるので、責任を感じ、また意見を異にするからおやめになつたということも重々承知いたしましたし、生田委員は町村長代表として全國から御選任あらせられた委員でございますので、当然全國の町村長もあなたと同……

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第44号(1948/06/25、23期、民主自由党)

○松野委員 事務局長において答えられる範囲内においてお答え願いたいと思いますのは、地方債の問題であります。地方債の現在の起債額及び起債方法、及びその起債特別機関の設置というふうな御計画及び説明ができ得るならば、一應お聽きしたいと存じます。
【次の発言】 先ほど芦田総理の松浦君への答弁では、大体表面的に軽い御答弁をいただきましたが、もう少しわからない点がありますから、二、三要点だけ御答弁を願いたい。まず第一に行政整理の問題でありますが、御答弁によりますと、地方の出先機関は吉田内閣の当時にできた、しかしあの当時あの情勢において、殊に地方自治体というものが確立しない、地方公選知事がまだ確立しないとい……

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第45号(1948/06/26、23期、民主自由党)

○松野委員 昨日一つ、二つ御答弁が漏れておりましたので補足してお願いしたいと思います。第一点が地方財政委員会をただいまどう改革されるかということをまずお聽きしたい。何らかの疑問が將來の課題として残されておるというお言葉でありますが、地方財政委員会を強くされるのか、あるいはかくのごとく三人もやめてしまうような不都合があるから、今度もつと政府の方を強くするのか、あなたはどちらになされるかという点をまず一点お伺いしたい。
【次の発言】 それでは第一点はどちらに改革されるかという点をひとつ…。
【次の発言】 なお地方財政委員会の制度の運用においてとやかく御質問申すまでもありませんが、少くとも地方財政委……

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第46号(1948/06/28、23期、民主自由党)

○松野委員 私は何も大石氏がかよわい女性であるからといつて、弁護の意味に立つわけではないので、ありまして、たとえこれが力強い男であつても同じ言葉を申すであろうと思います。たまたま私は大藏省のことについてひいきにしております。ひいきと申しますと、はなはだおかしい話ですが、大藏省にはそういうことはないと私は信じておつた。殊に理財局長及び主税局長もよく存じておりますが、非常に民主的などちらかというとやさしい、本日のような事件が起るべきところではないということを私は信じておりまして、大石さんからそれを聞きましたときにも、そういうことは大藏省にはないと、私はどちらかというと反駁の思想をもつておつたのであ……

第2回国会 治安及び地方制度委員会 第48号(1948/06/30、23期、民主自由党)

○松野委員 動議を提出いたします。小委員長に坂口主税君、小委員に大石ヨシエ君を御指名あらんことを提案いたします。
【次の発言】 小委員に松浦榮君を御選任あらんことを提案いたします。

第2回国会 農林委員会 第5号(1948/05/19、23期、民主自由党)

○松野委員 ただいま野溝大臣から、農業事業税設定の御説明を拜聽いたしまして、私ははなはだ意外に思つておるのであります。ある委員会で野溝大臣は、農業事業税にあまり賛成でないというふうに懇談をいたしたように私は聞いておるのであります。何しろ大臣の現下の思想からいつても、それはあまりみずから進んでやりたくないということはわかると思うのでありますが、本日は皆さんの御了解を得まして、もう少しこまかい点を伺いたい。それはこの五十億の農業事業税の基礎をもう少し詳しく御説明を願いたい。それで大体昨年の國家財政は二千百億、本年は大体三千七百億、追加予算を入れますと大体昨年の二倍に國家財政が膨脹いたします。農業者……


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第4回国会(1948/12/01〜1948/12/23)

第4回国会 不当財産取引調査特別委員会 第4号(1948/12/12、23期、民主自由党)

○松野委員 証人に一、二点お伺いいたしますが、五十万円と封鎖の五十万円は條件なしで、あまり期待なしに受取つた。こう了承してよろしゆうございますか。
【次の発言】 当時といたしますと、御承知のごとく金融措置の行われた非常に通貨の逼迫した時代でありますし、殊に当時の選挙をなさつた御経驗もございますので、一万円、五千円という現金に非常に苦しんだ時代である。しかるに五十万円という現金を持参されて何も條件もなしに、期待もなしにとるには、あまりに、多額な金だというお考えはございませんでしたか。
【次の発言】 おそらく現在一千万円の金を集めるよりも当時の五十万円は苦しい時代であると私たちも想像しておりますが……


松野頼三[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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データ更新日:2023/02/05

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