中原健次 衆議院議員
23期国会発言一覧

中原健次[衆]在籍期 : |23期|-24期-26期-27期-28期
中原健次[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは中原健次衆議院議員の23期(1947/04/25〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は23期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院23期)

中原健次[衆]本会議発言(全期間)
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第3回国会(1948/10/11〜1948/11/30)

第3回国会 衆議院本会議 第8号(1948/11/10、23期、労働者農民党準備会)

○中原健次君 私はまず、吉田内閣成立の前に先だちまして、いわゆる首班指名の投票の行われました当日のことを思い起すのであります。吉田茂氏に対する信任の票とも考えらるべき百八十五票なるものは、はたして國会の多数の信任を意味するでありましようか。國会の多数に達せざる少数をもつて、一應手続的には吉田氏が多数を獲得したということによつて、首班と決定されたわけであります。従いまして、いわば國会の多数は、吉田氏に対してはこれを信任せず、という意思表示をいたしたと見ることも、また間違いではないと考えるのであります。そうであるならば、そのような特別の事情のもとに一應成立を見なければならなかつた吉田内閣なら、その……

第3回国会 衆議院本会議 第23号(1948/11/28、23期、労働者農民党準備会)

○中原健次君 私は、ただいま上程に相なりました平和会議促進懇請に関する決議案に対しまして、労働者農民党を代表して賛成の意を表明いたすものであります。  ここに私は、一應思いを過去に及ぼすものでありまするが、こののろうべき戰爭の惨禍をもたらしましたその原因は、昭和二年のころに、これをまず求めなければならぬのであります。昭和二年当時、わが日本の状態は、金融資本がその独裁への過程を急速に進める様相を呈して参りまして、金融資本の独裁体制を確立するためのまず最初の糸口が、このころに始まつたのであります。その金融寡頭支配の確立は、同時に海外に対する侵略への体制をまたとり始めたのでございまして、かかる体制を……


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第4回国会(1948/12/01〜1948/12/23)

第4回国会 衆議院本会議 第9号(1948/12/11、23期、労働者農民党)

○中原健次君 私は、労働者農民党を代表いたしまして、只今上程中の公共企業体労働関係法案に反対をいたすものであります。  思えば、わが國の労働組合運動が、敗戰後ようやく正常な態勢を整えまして立ち上がつてから、ここに三箇年間を経過いたしました。その運動の過程において、あらゆる苦難を経驗しながら、正常なる育成を遂げつつあつたのでありまするが、しばしば世論は、この労働組合運動に対して正常適切なる判断を加えることを歪曲する、一方的な、反労働者的な主張に惑わされつつあることを、私は遺憾といたすものであります。労働組合運動は、常にその求むるところは公共の福祉と合致いたすのでありまして、労働組合が、そうしてま……

第4回国会 衆議院本会議 第20号(1948/12/22、23期、労働者農民党)

○中原健次君 ここに議題と相なつておりまする追加補正予等に対しまして、私は反対をいたすものであります。そうして、労働者農民党を代表いたしまして、この追加補正予算の組みかえを政府に要求いたす次第であります。  吉田内閣は、さきの第三社会において國家公務員法の改正を行いました。また本第四回社会劈頭におきましては、公共企業体労働関係法の通過を強行いたしました。この二つの法律は、その成立に先だつて、政府職員並びに公共企業体職員の諸君の生活安定のための待遇改善の措置を講ずるということが当然であつたのであります。しかるに、ここに遅れて、ようやく待遇改善を含む本予算を上程せられたのであります。從つて、この提……

中原健次[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院23期)

中原健次[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第1回国会(1947/05/20〜1947/12/09)

第1回国会 厚生委員会 第2号(1947/07/07、23期、日本社会党)

○中原委員 私は別のことをお尋ねしたいと思うのでありますが、特に局長御新任の由を伺いますればなおさらのこと、國民健康保險の普及徹底を期するために、今日までの健康保險運動とでも申しましようか、そういうふうな行き方をもつてはたしてその目的が達成されるかどうか、これについてはなはだ疑問をもつものであります。特にただいま診療費の未済の問題が話題としてもちあげられたのを聽きまして、なおさらその感を深くするのでありますが、結局このことは大きくは醫療制度の問題になると私は思うのであります。現在の醫療制度がはたしてこのような國民健康保險の目的を達成することに役立つだけのものをもつておるかどうか。つまりそれに適……

第1回国会 厚生委員会 第3号(1947/07/10、23期、日本社会党)

○中原委員 ここに國民健康保險組合運營調というものをいただきましたが、これによりますと、だんだん普通の状態が不振になり、不振の状態が休止の状態に陷るというような現象がこの数字の上では見えるのであります。現在の國の事情から考えますと、この機關を利用する率はむしろ殖えていくのが本當ではないか。つまり國民の不健康状態がだんだん大きくなりつつあるというように私は思うのであります。それは食糧その他衞生上のいろいろな關係から、敗戰國の悲しむべき特徴として、不健康状態がますます擴がりつつあるというように思えるのであります。それにもかかわらず、運營の状況はむしろだんだん不振な方向へ進みつつあるということの矛盾……

第1回国会 予算委員会 第4号(1947/08/13、23期、日本社会党)

○中原委員 これは事務當局へお尋ねでもあり、注文でもあるのでありますが、本日配付されました文書が、私どもの手もとには屆いておりません。從つてその文書の内容の可否について、御説明には私は同感でありますが、それは別として、委員が審議に參加いたしました際には、できるだけ參考文書の配付を直ぐにしてもらいたい。ただいま事務當局の一人にわざわざ私はお尋ねいたしましたが、その文書は控室のボツクスに入れてあるはずだ、こういう答えで突つぱねられたのであります。足を立つてボツクスを探してみるが、一向見當らない。結局どういう文書がきよう配付されたのか、一向見當がつかない。どのような委員會においても、委員が出席します……

第1回国会 予算委員会 第24号(1947/11/21、23期、日本社会党)

○中原委員 私は日本社會黨を代表いたしまして、ただいま本委員會に御付託になつておりまする補正豫算に對しまして、わが黨の意見を申し述べたいと考えるものであります。  大藏大臣は本豫算を御説明になりまして、あらゆる困難を排して健全なる豫算を編成いたしたいという御説明をもつて終始されたのであります。なるほど體裁から考えますれば、確かに收支の權衡を失していないかのごとき感がないではないのであります。しかしながら問題はその現われております數字的な點をもつて決するのではなくて、それが内容をなす歳入歳出の點に關連して、健全と不健全とが決せられるものと考えるのであります。しかしながら思うに本年度のこの追加補正……

第1回国会 予算委員会 第29号(1947/12/06、23期、日本社会党)

○中原委員 この追加補正豫算につきまして特に注目されるのは、先に全遞その他の官公廳關係の勞働組合から、中央勞働委員會に向けて提訴いたしておりました臨時給與に關連するものであります。中央勞働委員會の裁定にこたえるためのものでございますが、このことはすでにこの國會の初めにおきまして、總理大臣はもとより大藏大臣におかれましても、その他の各閣僚諸公におかれましても、勞働問題に對する態度としては、勞働委員會の決定を尊重して、勞働委員會の示すところに從うという誠意を宣言されておるものと考えるのであります。しかるに今度たまたま中勞委の裁定が行われて、政府に向けて即時補給臨時手當の支出をするようにということを……


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第2回国会(1947/12/10〜1948/07/05)

第2回国会 予算委員会 第2号(1948/01/31、23期、日本社会党)

○中原委員 私はこの官公廳職員諸君に対する残額〇・八の生活補給金に関する対加予算に対しまして、政府の御熱意の程度がいささか疑われる次第であります。というのは、このことはすでに今回の第二回國会が召集された最初の日に予想がついておつたはずでありまして、いろいろ時間的な関係で、〇・八だけを再開早々に上程するという約束になつておつたように記憶いたしております。しかるに再開すでに十日を経過いたしましたこのごろ、ようやくこれが上程されたという関係上、補給金を支拂うための期日に間に合いがたいというような状態をここに露呈してまいりました。少くともあらかじめ考えられておりました問題であるだけに、このように切迫し……

第2回国会 予算委員会 第3号(1948/02/02、23期、日本社会党)

○中原委員 一昨日の最初の時間の大藏大臣の御答弁の中に、所得税を免除すればそれはただちに日銀券の増発になつて、インフレーシヨンをその面から助長する。こういうお言葉があつたのであります。なるほど日銀券の増発によつてそれを賄つていくとすれば、そういう見解も生れることと思います。が、どうも政府当局の物の考え方が、私には根つから納得がいかぬのでありまして、そのような場合にただちに問題をそこへ移していかなければ、ほかの途がないというような見解をおもちになること、そういう見解ですべてのことを処理していくという行き方に対して、私はもう一度大藏大臣の答弁をいただきたいと思うのでありますが、ほかにそれに該当する……

第2回国会 予算委員会 第34号(1948/06/16、23期、日本社会党)

○中原委員 実は安本長官にお尋ねしまして、その関連で大藏大臣の御意見を伺いたいと思うのでありますが、今度の予算の面で、一番何人も重視いたしておりますのは、物價に対する認識であると考えるのであります。つきましては、この予算に関連いたしまして、鉄道、郵便、タバコ等の値上げが取上げられておりますが、これらの各種の料金の引上げに関連しまして、やみの物價がどういうふうに動いていくか、これについての大藏大臣の御所見、見透しというようなものを、一應伺つてみたいと考えます。
【次の発言】 今回の賃金の基準の算定の基礎の中にも、やみ價格の点が一應予想されて盛りこまれておると考えますが、もちろんこの点については、……

第2回国会 予算委員会 第36号(1948/06/21、23期、日本社会党)

○中原委員 非常に詳細な御説明でありましたが、一應数字の上ではなるほどそういうふうになつておつたかと了承いたしますが、しかし三・六のやみの上昇率につきまして、この賃金決定の六月基準が七、八、九へと進行するにつれて、やみの上昇率が当然累加していくと考えるのでありますが、これに対してはどういう御処置をお考えになるのでありますか。
【次の発言】 この賃金水準の決定ということは、全國家財政に、あるいは一般の國民経済に対する影響が非常に重要でありまして、もし賃金基礎に対する認識が間違いますと、その面から特に國家予算のごときは総崩れを始めるであろうと考えることができるのであります。それだけにいわゆる希望的……

第2回国会 予算委員会 第43号(1948/06/30、23期、日本社会党)

○中原委員 第三分科会における審議の経過並びに結果につき、簡單に御報告申上げます。  本分科会に付託されました議案は、ただいま上程されておりまする昭和二十三年度一般会計及び特別会計予算のうち、商工省及び農林省所管に関する予算でありまして、本分科会は昨二十九日及び三十日にわたり開会いたしたのであります。政府側より所管の予算の説明を聽取いたして質疑にはいつたのでありますが、審査期間がきわめて短く、まことに遺憾と思つております。それにもかかわらず、委員諸君と政府委員との間には、きわめて熱心かつ眞摯なる質疑應答が行われたのであります。まず委員会において問題となりましたおもな点を、ごく簡單に御報告いたし……


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第3回国会(1948/10/11〜1948/11/30)

第3回国会 労働委員会 第9号(1948/11/26、23期、労働者農民党準備会)

○中原委員 まず最初に質問というより、労働委員会の皆さんの御同意をいただきまして、一つの決議というような手続を御承認願いたいと思います。というのはさきに本会議におきまして労働者農民党の石野久男君が、首相並びに法務総裁に質問をいたしました。すなわち官憲の不当彈圧に関する件であります。なぜこのことを特に労働委員会の名において私がお願いしなければならぬかと申しますると、敗戰後の日本民主主義の進展につれまして、いわゆる日本國民の権利がある程度まで伸張したことは、何人もこれを否定することのできない事実であります。しかるに、最近せつかく日本の民主主義的な成長にもかかわらず、これに対して相反するがごとき一つ……

第3回国会 労働委員会 第10号(1948/11/27、23期、労働者農民党準備会)

○中原委員 逐條審議に入りたいと思いますが、その前に関連いたします事項についてひとつ労働大臣にお伺いしてみたいと考えるのであります。それは戰後わが日本の労働組合運動が非常な発展を遂げまして、日本の民主化のためにその役割を健全に果しつつ今日に及びました。しかるに最近の政府当局の労当組合運動に対する態度を見ますと、はなはだ遺憾な点が多々、しかも具体的に現われつつあるのであります。それはただいま上程に相なつております公共業体労働関係法案のそれにもうかがわれますが、同川に、たとえば國家公務員法の一部改正の法律案のごとき、あるいは日本國有鉄道法案、あるいは專賣公社法案等々に一貫する一つの見のがすことので……

第3回国会 労働委員会 第11号(1948/11/28、23期、労働者農民党準備会)

○中原委員 第二條についてちよつと御質問いたします。第二條の2で、期間を三十日から二箇月に御訂正になつておられます。その理由をひとつ御説明願います。
【次の発言】 この法律が、しばしば労働組合運動の正常な発展を阻害するというような、いわば基本的な考え方の上に立つて編成されたものであるかのごとき印象を、多分に與えておりまする場合でありまして、この三十日を六十日、二箇月に引延ばしたということが、他のいろんな実情から考慮してかえられたという意味は、ひとまずわかるといたしまして、ただ遺憾ながら、この法律に一貫するものが、なるべく組織される労働者の範囲を縮小して行くというような傾きになつておることであり……

第3回国会 労働委員会 第12号(1948/11/29、23期、労働者農民党準備会)

○中原委員 ただいまの点ですが、私もちよつと氣になつておつたのですが、國有鉄道法案並びに專賣費公社法案との関連でありますが、これらの國有鉄道法案並びに公社法案を見ますと、その意に反してこれを降職し、または免職することができないという。從つて除くというその限界から除かれるものの中に、その職務に必要な適格性を欠くときとあります。從つてその意思に反しても、総裁はこれを降職または免職、その他懲戒することができる。こういう解釈になると思うのですが、そこでこの両企業体の從業員が、総裁のそういう認定にかかつて参りますと、その意思に反しても、なおかつそれだけのことを執行する職権が保障されておるという解釈になる……


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第4回国会(1948/12/01〜1948/12/23)

第4回国会 議院運営委員会 第15号(1948/12/17、23期、労働者農民党)

○中原健次君 相当大きな問題です。ただいまの説明のものも重要でないとは思いません。しかしこれはかなり長く延びておりますし、この場合こちらへお讓り願いたい。
【次の発言】 私の方はおりませんから、あとにしてください。

第4回国会 予算委員会 第14号(1948/12/21、23期、労働者農民党)

○中原委員 大藏大臣にお伺いいたします。まず最初に復興金融金庫の貸付の問題ですが、特に石炭関係の融資の中のある一部分に対して、これの償還ストツプといいますか、國庫がこれに対して償還の手助けをするというようなうわさが流れております。はたしてそういう御計画がおありであるのかどうか、この場合承りたい。
【次の発言】 それでは一應問題としてお取上げになつているということが考えられるのでありますが、今日國の財政が非常に逼迫しているということについては、いまさら議論の余地は毛頭ないのであります。その場合に炭鉱企業者に対して、しかも相当の高額の償還打切り措置を講ずるというようなこともお考えになつておいでにな……

第4回国会 予算委員会 第15号(1948/12/22、23期、労働者農民党)

○中原委員 私はここに議題となつておりまする昭和二十三年度追加予算第二号並びに特第二号に対して、労働者農民党を代表し、予算返上の意見を述べる次第であります。  政府はこの提案理由として、政府職員の給與水準引上げ、災害復旧費等、本予算成立後の情勢変化に対應するため云々と説明されておるのであります。しかるに実際は追加予算総額七百三億余のうち、三百八十一億余を便乘せしめて表看板といたしまして、そうして表題である二つの費目はその半ばにも足らない三百二十二億余にすぎないのであります。すなわち看板に偽りありというわけであります。そればかりか、予算編成の構想はきわめてずさんそのものであつて、財政経済の見通し……

第4回国会 労働委員会 第1号(1948/12/08、23期、労働者農民党)

○中原委員 日程外にわたつてはなはだ恐縮ですが、労働大臣に、現在継続されております民間主要企業の給與問題を中心とする紛爭議に関して、その後の経過をこの場合承つておきたい。
【次の発言】 経過の大要は了承いたしましたが……。
【次の発言】 そうですか。それではまた後刻に留保さしていただきます。
【次の発言】 労働大臣に先ほどの日程外の質問を続けさしていただきます。民間の主要企業に対するその後のいろいろな経過については、おおまかな要点を拝聽いたしましたが、そて大切な問題は、たとえば電産にいたしましても、石炭にいたしましても、これらの関係労働者から見れば給與問題を中心としてこの爭議が起つておるわけで……

第4回国会 労働委員会 第2号(1948/12/09、23期、労働者農民党)

○中原委員 前会に引続きましての質疑事項が三、四残つておりますので、そのことについて伺いたいと思います。まず最初に、第十九條の苦情処理共同調整会議の問題であります。これによりますると、職員代表二名並びに企業代表によつて構成されることになつておるようでありますが、これはこの法律案に一貫する一つの特徴的欠陷とでも申しますか、いわゆる組合側ないしは職員側の代表の選考方法の決定に、はなはだ非労働者的な選考がなされるような危險がひそんでおるのであります。從つてこの会議を構成する両者の代表者が選考された場合に、その代表の中のいわば勤労者の代表者に、眞に勤労者の労働者的利益を代表するに足るだけの者が選ばれる……

第4回国会 労働委員会 第3号(1948/12/10、23期、労働者農民党)

○中原委員 私は労働者農民党を代表いたしまして、ただいま上程に相なつておりまする公共企業体労働関係法案に反対をいたすものであります。  申すまでもなくわが日本は、長い戰火からようやくのがれ出まして、民主主義國家の建設に向つて非常な努力を拂うて今日に至つております。しかもその民主主義日本建設の最初にして、しかも最大なる要件といたしましては、労働階級の民主的成長、從つてまた労働組合の民主的確立強化が養成されている次第であります。しかるに今回さきの第三回國会におきましては、その蛭確制を阻害するはなはだしき内容を織り込みました國家公務員法を、さらに改正いたしまして、いわば國家公務員の独自性をはなはだし……


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各種会議発言一覧(衆議院23期)

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第1回国会(1947/05/20〜1947/12/09)

第1回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1947/11/17、23期、日本社会党)

○中原委員 時間が相當經過しておりますから、ごく簡單になるべく範圍を狹めましてお尋ねいたしたいと思います。  ただいまも、いろいろ議論が出ましたが、學校の校舎の新築、あるいは戰災の校舎の復舊等について、地方が非常に困却いたしておるということについては、すでに十分の御認識をおもちであることと承知いたしておりますが、そのことについて、私は全然別のことから、ひとつ當局の御所見を承つておきたいと思うのであります。それは建築用材の問題であります。建築用材の問題は、いろいろ入手方法もございまするが、このような場合でありまするから、地方の人たちもいろいろ苦心いたしまして、町村民が直接自分の勞働力をもち寄りま……

第1回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1947/11/18、23期、日本社会党)

○中原委員 在外陸軍軍人軍屬等の給與改正に必要なる經費であります。もう戰時状態が終りまして二年有半になりまするが、在外軍人軍屬、特に軍人に對する給與の状態が、今日どのような状態になつておるか。殊に階級がそのまま認められているのではないかと思いますが、階級別に今日の給與状態をお示し願いたいと思います。  それから海外の引揚者が引揚げをするときに、その引揚旅費の支給をなすことができず、一時の便法として引揚者自身によつて旅費の立替えをいたしている場合があるように聞いておりますが、その立替旅費のその後の措置はどういうふうになつているか。さらに在外財産の措置について、今日の實際の状態を承りたいと思います……


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第2回国会(1947/12/10〜1948/07/05)

第2回国会 予算委員会公聴会 第1号(1948/06/18、23期、日本社会党)

○中原委員 ちよつと、今の問題で……。
【次の発言】 ただいまちよつと現金屋というような、やみ商人のお話が出ましたが、それは事実あるのです。ところがまず一番に、警察権が及ばない。警察署長以下が、大体そこの前に行つたら頭が上らないという関係に追いこまれている。從つてすべてのことがそういうわけで、金力をもつてあらゆる力が締めつけられている。それを突破するだけの力が組織されなければ、とうてい捕捉できない。これは明かにお言葉の通り限度があるのでありまして、これは岡山縣だけでなくて、全國各地にもなるだろうと想像いたしますが、これは今後あらゆる面からの対策として参考になる一つの事実じやないかと思いますので……

第2回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1948/06/29、23期、日本社会党)【議会役職】

○中原主査 これより予算委員会第三分科会を開会いたします。  本分科会は農林省及び商工省所管の審議を進めることになつておりますが、審議の都合上本日午前は商工省所管とし、午後は農林省所管の審査をいたすことにいたしたいと思います。  これより昭和二十三年度一般会計予算及び特別会計予算中、農林省及び商工省所管を議題とし、審査にはいります。まず政府より提案理由の説明を求めます。正木商工政務次官。
【次の発言】 御承知のように会期もはなはだ切迫いたしておりますので、本分科会に與えられました時間は本日の午前と午後だけということになつております。はなはだ恐縮でありますけれども、質疑はできるだけ簡潔にお願いい……

第2回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1948/06/30、23期、日本社会党)【議会役職】

○中原主査 会議を開きます。昨日に引続きまして質疑を行うことにいたします。
【次の発言】 ただいまの今井君の御提議は、本分科会の質疑はこれで打切りとして、討論と採決は委員会において議決することを留保したいという動議であります。そのように決するに御異議ありませんか。   (異議なし」と呼ぶ者あり)
【次の発言】 御異議なしと認めまして、そのように決定いたします。従いまして討論と採決は予算委員会におきまして、これを議決するに決しました。  本日はこれをもつて散会いたします。     午後零時五十八分散会


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第3回国会(1948/10/11〜1948/11/30)

第3回国会 労働委員会公聴会 第2号(1948/11/24、23期、労働者農民党準備会)

○中原委員 ちよつと一、二の点について伺つておきたい。大体全貌から申しますると、あなたのお説は非常に労働者に対して御理解があるようにも受け取れるのでありますが、また一面そうでもないような点も強く主張されたと思います。もちろんお立場の関係でごもつともかと思いまするが、私がこの場合伺つておきたいと思いますのは、労働組合運動の中で爭議の持つております任務と申しましようか、爭議において與えられた一つの労働組合運動の目的達成の手段としての性格ですが、あなたの御意見では、ストライキをやる、爭議をやるということは、あたかも惡であるというふうな印象を強く與えられたわけでありますが、私どもは、爭議権の行使という……



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データ更新日:2023/02/05

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