円谷光衛 衆議院議員
23期国会発言一覧

円谷光衛[衆]在籍期 : |23期|-24期
円谷光衛[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは円谷光衛衆議院議員の23期(1947/04/25〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は23期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院23期)

円谷光衛[衆]本会議発言(全期間)
|23期|-24期
第1回国会(1947/05/20〜1947/12/09)

第1回国会 衆議院本会議 第56号(1947/11/07、23期、日本自由党)

○圓谷光衞君 私は、六・三制予算につきまして、片山首相並びに森戸文相に所見を質したいと思います。  片山首相は、第一回の國会において、七項目の政府施策を述べまして、特に文教については次のごとくお述べになつておるのであります。すなわち、新憲法の精神を生かすために特に六・三制の完全実施をする、種々なる困難はあろうが、これに対して最大の努力をするであろうということを述べているのであります。さらに森戸文相も、機会あるごとに六・三制の完全実施を主張しておつたのであります。しかるに、今回政府は驚くべき欺瞞政策をとつたのであります。これは断じて許すべからざる問題であると思うのであります。欺瞞政策とは何である……


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第2回国会(1947/12/10〜1948/07/05)

第2回国会 衆議院本会議 第21号(1948/02/24、23期、日本自由党)

○圓谷光衞君 ただいま提案になりました國会図書館の館長任命につきまして、一言お伺いいたしたいと思うのであります。すなわち、参議院よりは館長任命の条件といたしまして、ある特定の人を副館長に任命いたしたいということを申しこんであるという風説を聞いたのであります。もし、はたしてかくのごとき事実があるとすれば、この國会図書館法の精神を無視するものであると思うのであります。  國会図書法の第九條には、副館長の任命は、館長が衆参両議長に諮りさらに図書館運営委員会と協議の上これを決定するということになつておるのであります。しかも、この任命される館長並びに副館長は、政党政派に関係なく、政治的活動をしてはならな……


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第3回国会(1948/10/11〜1948/11/30)

第3回国会 衆議院本会議 第20号(1948/11/25、23期、民主自由党)

○圓谷光衞君 ただいま上程に相なりました國立國語研究所設置法案に関しまして、この法案の概要並びに委員会における審査の経過及びその結果を御報告申し上げます。  本案は、去る十一月十七日、内閣から本院に提出され、文部委員会に付託となつたものでありまして、全文十一條からなる法案であります。國語國字の改良問題の根本的解決をはかるために、それらの調査研究を行うため研究機関を設けることは、教育上のみならず、國民生活全般の向上にきわめて大きな影響を與えることは、言うまでもないのであります。よつて、文部委員会に於きましては、非常な努力と熱意をもつて愼重審議を重ねて参つたのであります。  本法案の目的は、國語及……


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第4回国会(1948/12/01〜1948/12/23)

第4回国会 衆議院本会議 第10号(1948/12/12、23期、民主自由党)

○圓谷光衞君 ただいま議題となりました新聞出版用紙割当事務職設置法附則第三項の規定に基く同法の継続に対する國会の確認を求めるの件につきまして、文部委員会における審議の経過並びに結果を簡單に御報告申し上げます。  本件は、昨十一日内閣から提出せられ、即日文部委員会に付託になりましたので、当文部委員会といたしましては、さつそく本日会議を開いて、主務大臣以下政府委員の説明を聞き、慎重に審議を重ねました。  まず、政府が本件の提出の理由といたしますところは、新聞及び出版の用紙割当を継続するの必要の有無及び割当制度の可否に関して國会に再審議の機会を與えるために、政府はこの法律を無修正で継続させることにつ……

円谷光衛[衆]本会議発言(全期間)
|23期|-24期

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委員会発言一覧(衆議院23期)

円谷光衛[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
|23期|-24期
第1回国会(1947/05/20〜1947/12/09)

第1回国会 図書館運営委員会 第5号(1947/10/10、23期、日本自由党)

○圓谷委員 圖書館長の問題は議長にお願いしたというお話がありましたが、議長に任免權があるとしても、この委員會に一度付議されることになつておるんですか。大體候補者は決定されておるんですか。
【次の発言】 この候補者については、委員全部がわかつているわけですか。

第1回国会 文教委員会 第12号(1947/10/11、23期、日本自由党)

○圓谷委員 來年度より高等學校の實施を断行するというお話でありますが、昨年六・三案を實施されたときにおいては、ようやく閣議が決定したのは、三月六日かと私は思つておりますが、地方においては準備が進まなかつたために非常に混乱を來したのですが、豫算その他の準備を一日も早く地方に通知するという方途に出ていただきたいと思うのであります。  それからもう一つ、三年生まで一挙に實施するというお話ですが、現在中學校におるところの二年、三年でありますが、これは試験制度をもつて採用するのか、現在おるところの二年、三年を昨年六年制を實施したような形でただちに入れるか、どちらにするかということが一つ。それから暫定基準……

第1回国会 文教委員会 第13号(1947/10/15、23期、日本自由党)

○圓谷委員 地方で最も悩みの種になつておるのは、教科書の配給が圓滑に行かないために、兒童生徒にとつては、まず教科書は米のようなもので、教科書配給については、非常に渇望しておるのですが、この教科書が半分ほども配給できないという理由は、どこにあるかということをお聽きしたいのです。要するに紙の配給問題と印刷の能力、あるいは編纂において間に合わぬ、その他輸送とか何とかあるでしようが、大體この四つの點だと思うでのす。このうちこれが最も難關であつてそのためかくのごとく配給が遲れておるということをお伺いしたい。  もう一つはすでに昨年の體驗もあるのでありましようが、明年新學年度においては、この教科書が昨年の……

第1回国会 文教委員会 第16号(1947/11/01、23期、日本自由党)

○圓谷委員 本請願の要旨は、新憲法下において、すべての國民は平等なる教育の權利を有するということでありまするが、この盲者というものは非常な惠まれない按摩生活という經過をとつている者が非常にありますが、この中にも優秀な者がたくさんあると思うのであります。これらの者に一日も早く義務制を實施して、教育の恩典にあずかるという體制をつくらなければならぬというので、明年度より必ずこれを特殊教育義務制を施行されたいというのが本請願の要旨であります。

第1回国会 文教委員会 第17号(1947/11/05、23期、日本自由党)

○圓谷委員 文部大臣の御心境と御努力に對しては、一應了といたしまするが、七億圓の殘りの問題については、最善の努力をして、この窮乏の中にも六・三制の完全實施をするというお話でありますが、前々からこの十四億の豫算をとることについても、ただいまと同じようなお話で、最善の努力を拂うということであつたのであります。そうしますると、七億の豫算の殘りというものは、最善の努力を拂つてもこれができない場合には、いかなる御責任を感じられるか。私は町村に一應割り當てまして、不足七億の缺損が村に起ると思うのでありますが、この缺損の起つた場合に、町村長は請負師に渡し、村の機關に諮つて建設にとりかかつた場合に、この缺損の……

第1回国会 文教委員会 第19号(1947/11/24、23期、日本自由党)

○圓谷委員 大島議員の千代田區に標準校をつくるということについては、賛意を表しますが、ただいま政府委員からの説明によりますれば、單に東京の中央のみでなく、地方にもこの標準校をつくりたい意思をもつておるということでありますが、これは東京に一つつくつても、結局地方の教育者がなかなか標準校の視察その他には來られないと思うので、ぜひそこはひとつ地方にも各縣一つくらいの程度に、まずもつて標準校をつくるということを、御考慮願いたいと思います。その意見を添えて贊成いたします。


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第2回国会(1947/12/10〜1948/07/05)

第2回国会 図書館運営委員会 第9号(1948/03/27、23期、民主自由党)

○圓谷委員 委員長にちよつとお尋ねします。法制局の任務でございますが、法制局の任務は國会図書館において全部できるということでありますか、そこのところを伺いたい。
【次の発言】 三浦部長にお尋ねいたします。現在法制局で考えられている大きな構想のものが、もし國会図書館の中にその機能がそつくり入れられるという場合においては、現在立案されておる法制局の問題は、図書館の方に移しても差支えないというようなお考えでありますか。
【次の発言】 議院運営委員会において提出しろということで出したのでありますか、また法制局を残さなければならぬというようなことを今までの法制局におられた方々が立案をされて議院運営委員会……

第2回国会 図書館運営委員会 第12号(1948/07/05、23期、民主自由党)

○圓谷委員 ただいま中村さんのお話になつた東洋文庫ど靜嘉堂文庫についでは、中村委員長時代においても非常な盡力をされて、幣原さんなどともたびたび会見とて、ほとんど衆議院では決定じでおつた問題なんですが、今参議院の方でこれにあまり賛成しないというような話を承つでおります。どういう理由であるか、当局の方でおわかりならばお聽かせ願いたいとおもいます。
【次の発言】 靜嘉堂と東洋文庫を両方経営するために、館長のお見込みでは経費は――経費といえば大体人件費でじようが、どのくらいかかるお見込みですか。
【次の発言】 衆議院の図書館委員としては、これは前々よりのほどんど全部決定的な事項でありますから、本日はこ……

第2回国会 文教委員会 第2号(1948/04/28、23期、民主自由党)

○圓谷委員 本請願の要旨は、新制大学においては男女ともに修業年限が四箇年を原則としておりまするが、女子の新制大学においては六・三高等学校制において、すでに年限が一年延びておる上に、さらに四箇年の修業をやることになれば、女子としては婚期にも影響するということで、これを下級二箇年、上級二箇年に区分して、二年制の大学を認めることが、現下の情勢より見て女子教育を眞に普及、向上せしめるゆえんであるというので、この請願を提出したのであります。
【次の発言】 ただいまの政府委員の答弁によりますと、趣意には賛成であり、研究中であるが、学校法規を改正しなければただちにできないという御説明でありましたが、これはぜ……

第2回国会 文教委員会 第7号(1948/06/01、23期、民主自由党)

○圓谷委員 新制中学校の建築費にどれだけを見るのか、はつきりしません。國庫から出すのは最初五十億とおつしやつたようですが、それが今後ほんとうに新制中学の六・三制のために出す正味のところを御説明願いたいと思います。
【次の発言】 文部省が六・三制の予算として最低限度五十億を要求したのに対して、今回閣議の大体決定が四十億ということであつて、さきの五十億の中には四月の暫定予算六億四千万円ははいつてない。今度の四十億の中にはこの六億四千万円がはいつておるとするならば、差引十六億の文部省の要求に不足ができるわけですが、これについて文部大臣のお考えを伺いたい。

第2回国会 文教委員会 第9号(1948/06/07、23期、民主自由党)

○圓谷委員 この請願の趣旨は、浦和高等学校を現位置において東京大学に併合昇格せしめられたいというのであります。聞くところによりますと、浦和高等学校は東京大学に併合せられて、遠く某地に移轉せられる予定であるというのであるが、浦和高等学校の設置の事情を忘れた処置である。浦和高等学校の歴史、それから埼玉縣民の熱望をよそにしてこの挙に出られることになつたならば、埼玉縣文化の中心をなすところの浦和にとつては非常に重大なことである。特に浦和は東京都に近く、交通もまた至便である。ゆえにこのすぐれた教育的還境を選んで東京大学の一部を置くことは最も適当というべく、大学各部間の連絡よりするも他にまさること数等であ……

第2回国会 文教委員会 第13号(1948/06/21、23期、民主自由党)

○圓谷委員 文部大臣に対しまして教育委員会法案提案の理由について二、三御質問いたしたいと思うのであります。  政府が今回教育委員会法案提出の理由といたしまして、教育刷新委員会が中閣総理大臣に対してこの教育委員会法案の建議をされた。もう一つは米國の教育視察團の報告書によつて、有意義な勧告案がなされたので、これによつて提案をする。第三として教育基本法の第十條に教育は、不当な支配に服することなく、國民全体に対し直接に責任を負つて行われねばならぬということがあるので、この教育委員会法案を提出するに至つたということを、理由の第一段に述べておるのでありますが、第一に教育刷新委員会において内閣総理大臣に建議……

第2回国会 文教委員会 第14号(1948/06/22、23期、民主自由党)

○圓谷委員 この法案が教育基本法の第一條の目的を達成し、教育の民主化をはかるために制定されたという、昨日の文部大臣の御答弁でありましたが、特に人口一万以上の都市にあるのを地方委員会とする。それから一万に満たざるときには一万に満つるよう、数箇町村集まつてこれを実施する。この一万という数荘限定した根拠はどこにありますか、これを一つお伺いいたします。  その答弁ができないならば後回しにして、第二の質問をいたします。現職教員は立候補できないと規定してありますが、他の公務員その他の公共團体の議員には立候補することができる。しかして両方兼ねることができない、こうなつておるが、現職教員は、初めからやめなけれ……

第2回国会 文教委員会 第15号(1948/06/23、23期、民主自由党)

○圓谷委員 私はこの「教育が不当な支配に服することなく」という文句は、これは削除したいと思うのです。意見を述べてもいいですか。
【次の発言】 この法案は教育民主化のために永遠に生きる法案であつて、教育が不当の支配を受けておつたので、こういうことをなくするためにできた法案であつて、つまり過去の事実として教育が不当の支配を受けておつたということを、文部大臣も辻田局長もはつきりこれを言つておりますがここで過去の事実が教育が不当な支配を受けておつたから、今後こういうことをなくするためにという文章は、法文として入れることは妥当ではないと思うのであります。すつきりした、もう少しこの法律は國民全体に対して直……

第2回国会 文教委員会 第16号(1948/06/24、23期、民主自由党)

○圓谷委員 六條の第三項で、委員の定数のうち、一名は当該地方の公共團体の議会の議員の中より選ぶ、その理由としましては予算の審議その他委員会と地方公共團体との連絡のために置く。こういう御説明でありましたが、一万以上の町、市、都道府縣の委員を選ぶ場合においては支障はないと思いますが、もしこれが三箇村なり五箇村が特別区委員会として設定したる場合において、その一名の委員はどういうふうにして選ぶか。それからまた地方議会との連絡のために選ぶのであれば、一名でありますから、三箇村が一緒になつてできた委員会においては、他の二箇村からはその議会との連絡の委員が出ないことになるが、この点は御考慮に入れて考えられた……

第2回国会 文教委員会 第17号(1948/06/25、23期、民主自由党)

○圓谷委員 この規定は非常に詳しくできているのですが、前の普通公共團体の選挙法を適用するということで規定できないものでしようか、当局のお考えを伺いたい。こういう詳しいことを書いたら非常に煩瑣になると思うのですが。
【次の発言】 わかりました。
【次の発言】 委員の職務を行うために要する費用、これは実費弁償ですが、その額を地方公共團体の條例で定めるということになれば、これはその地方公共團体によつて非常にまちまちになると思うのですが、それでよろしいのですか。
【次の発言】 まちまちになると非常に差がつくと思うのですが、大体の基準を定める意思はないのですか。

第2回国会 文教委員会 第18号(1948/06/26、23期、民主自由党)

○圓谷委員 第一條に、「この法律は、現在の経済事情にかんがみ云々とあるが、経済事情が好轉すれば何か別の方法をとると思われるがどうか。また政府は七月から急いで施行するつもりらしいが、それは経済事情のほかに何か理由があるのか。
【次の発言】 文部省発行の「教科書発行に関する新制度の解説」というのを続むと、非常にむずかしい、來年の四月にはとても間に合わないのではないか。
【次の発言】 定價が從來より高くなるのではないか。
【次の発言】 その場合相当の高價なものも認可することになるのか。
【次の発言】 発行者は一度権定をとつた教科書についても、毎年その書目を文部大臣に届け出るのか。

第2回国会 文教委員会 第19号(1948/06/28、23期、民主自由党)

○圓谷委員 第十條の第三項ですが、文部大臣は必要に應じて発行者から報告をとりまたはその業務の状況を調査することができるというのですが、その必要というところを説明していただきます。
【次の発言】 こういう條項を設けることが、私は官僚主義ではないかと思うのです。文部省が報告とか調査とかいうものをとつて非常にやかましくすることによつて、業者も苦しむし、それから必要のないようなものまで調査するということも從來往々にしてあつた。あまり必要がなかつたら、これだけに規定しておいたらば、第三項の條項はあまり必要でないかと思うのですが、いかがなものですか。

第2回国会 文教委員会 第20号(1948/06/29、23期、民主自由党)

○圓谷委員 この法案が教科書の需要供給を円滑にすることと、さらにまた檢定制度によつて、りつぱな教科書をなるべく地方の状況に適したように配給するという目的でできておるのでありまして、至極結構な法案と思うのでありますが、ただ問題は、第十一條の價格が、文部大臣の許可によつて決定されるという問題であります。いかによい教科書が編纂されましても、結局價格が高い、國定教科書と格段の差があるという場合においては、この檢定教科書が普及する可能性がないではないかと憂うるものであります。いろいろ政府当局の弁明によりますると、ただちに文部省だけの價格の決定が、現在の状況では、できないやむを得ない事情から、こういう処置……

第2回国会 文教委員会 第21号(1948/06/30、23期、民主自由党)

○圓谷委員 学士院というものをここに置きまして、学士院のメンバーと学術会議のメンバーが対立関係を起すのでありましようがこれがやはり学士院という一つのグループができるように見えるのですが、そういう憂いはありませんか。
【次の発言】 そうすると功労ある者の優遇のためにつくられる、いわば養老院のようなものと考えていいですか。
【次の発言】 附則が非常に長いんですが、これは結局学士院というものを無理に入れたために、こういう附則ができたのですが、ほんとうのところを伺いたい。
【次の発言】 七区の分け方、それからもう一つは有権者は両方に投票できますか。

第2回国会 文教委員会 第22号(1948/07/01、23期、民主自由党)

○圓谷委員 第十七條の選挙権、被選挙権の資格についてですが、第二号に「旧師範学校令(昭和十八年勅令第百九号)」とあるのですが、これは專門学校になつてから以後の教員養成機関の卒業生を指しておつて、昭和十八年以前の師範学校の卒業生はこれに該当しないという意味ですか。
【次の発言】 ところが実際の問題からすると、昭和十八年以後の師範卒業生は学徒動員とかその他、入学率等において、それ以前よりは質が劣つている。名義はなるほど專門学校という名前になつておりますが、優秀なる者はそれ以前にあると思います。「その他」の所に入れるとしても、これは「研究歴五年以上」というようなことで規定されているとすると、これは全……

第2回国会 文教委員会 第23号(1948/07/02、23期、民主自由党)

○圓谷委員 この法案を通して最も関心をもつ問題は二つだと思うのであります。一つは財政の問題であります。一つは人事の問題であります。財政面から地方の自治團体等においては六・三制の完成をまたないうちに、財源において非常に憂慮すべきものであるから、この設置範囲を一万以上にしないで、都道府縣に止めてもらいたいという意見がここから一つ出てきているのであります。  もう一つの問題は、日教組の修正案とかその他のものを見、また地方の教育者の声を聽きますると、人事の問題を心配しているのでありますが、ただいま伊藤委員の申されたことは教育者の声と思うのであります。そこで從來人事の問題は縣の視学等が打合わせまして、非……

第2回国会 文教委員会 第28号(1948/10/08、23期、民主自由党)

○圓谷委員 第二國会の終りごろには、政府の方はどうしても本法案を速やかに審査してもらわないと困るというような事を言つておられた。だからこそ閉会中継続審査をするようになつたのであると思いますが、ただいまは、もう少し先に延ばしたいといわれるのは、どういうわけですか。
【次の発言】 今度の第三回國会になりますと、文教委員会もなくなつて、新たに文教委員会が発足することになりますので、その委員会において十分にやつてもらうことにいたしまして、われわれとしましては、審査を終了しなかつた旨の報告に止めることにいたしたらいかがでしようか。


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第3回国会(1948/10/11〜1948/11/30)

第3回国会 文部委員会 第1号(1948/11/09、23期、民主自由党)【議会役職】

○圓谷委員長 これより会議を開きます。  議事に先だちまして、一言ごあいさつを申し上げたいと思うのであります。不肖圓谷このたびはからずも院議によりまして、当文部委員会の委員長の席を汚すことになりました。この委員会は從來の文化委員会と文教委員会の二つが合体いたしましたので、その範囲も相当廣くなつたと思うのでありますが、御承知の通り浅学菲才の私がこの大任を負うことになりましたについては、みずから顧みて非常に心配しておる次第であります。幸い各位の御協力によりましてこの大任を果し得ることができれば、非常な仕合せと存じておるのであります。何とぞくれぐれも御協力、御鞭韃をお願いする次第であります。

第3回国会 文部委員会 第2号(1948/11/12、23期、民主自由党)【議会役職】

○圓谷委員長 これより会議を開きます。  十一月九日の議院運営委員会において、小会派より理事一名を選任いたすことになりました。よつてこれより理事の追加選任を行います。
【次の発言】 ただいまの松原君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。それでは理事に久保猛夫君を指名いたします。暫時休憩いたします。     午前十時五十分休憩
【次の発言】 それでは引続き会議をを開きます。  大学設置問題を議題といたします。本問題につきましては、大学設置委員会より御出席がありますので、まず諸般の説明を聴取いたしました後に、各位の御意見の御発表を願いたいと思います。

第3回国会 文部委員会 第3号(1948/11/17、23期、民主自由党)【議会役職】

○圓谷委員長 開会いたします。  本日の日程は去る十二日の委員会において当局より説明を承り、かつ皆さんの活発な御意見がありました大学設置に関する件でありますが、なお、教育委員会法施行後における諸問題についても、当局の御説明を承りたいと存じます。  まず大学設置に関する諸問題を議題といたしますが、ここで皆さんの御了解を得たいことがございます。本日諸般の事情により、委員会はこれにて散会いたし、引続き打合会を開いて協議懇談いたしたいと考えますから、御了承を願います。  では本日の委員会はこれにて散会いたします。     午前十時五十五分散会

第3回国会 文部委員会 第4号(1948/11/18、23期、民主自由党)【議会役職】

○圓谷委員長 会議を開きます。  昨十七日の本委員会に付託になりました國立國語研究所設置法案を議題といたします。まず政府の説明を求めます。
【次の発言】 これより質疑を許します。
【次の発言】 本問題につきましてはいま一回質疑を継続いたしますか。いかがいたしますか。     〔「委員長一任」と呼ぶ者あり)
【次の発言】 それでは次会は明日の午後一時より開会いたします。  本日はこれにて散会いたします。     午後零時三十五分散会

第3回国会 文部委員会 第5号(1948/11/19、23期、民主自由党)【議会役職】

○圓谷委員長 会議を開きます。  お諮りいたします。懇談会に入りたいと思いますが、いかがでしようか。
【次の発言】 それでは懇談会に入ります。
【次の発言】 それでは懇談会を打切りまして、委員会を開きます。
【次の発言】 お諮りいたしますが、松本委員の提案のように逐條にいたしますか。一括にいたしますか。
【次の発言】 ただいまの提案でいかがですか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。重点質問をやつて後ほど逐條に入ることにいたします。
【次の発言】 この辺で法案全般にわたり質疑を終りまして、逐條審議にはいりたいと思います。いかがでしようか。

第3回国会 文部委員会 第6号(1948/11/24、23期、民主自由党)【議会役職】

○圓谷委員長 これより開会いたします。
【次の発言】 他に御質問はございませんか。
【次の発言】 それでは、これより國立國語研究所設置法案を議題として討論に入ります。平澤長吉君。
【次の発言】 田淵委員。
【次の発言】 伊藤委員。
【次の発言】 黒岩委員。
【次の発言】 これにて討論は終結いたしました。  採決いたします。原案に賛成の諸君の起立を求めます。
【次の発言】 起立総員。よつて本案は原案の通り可決いたしました。  なおこの際報告書は議決の理由を付して議長に提出しなければならませんが、報告書の作成に関しては委員長に御一任あらんことをお願いいたします。

第3回国会 文部委員会 第7号(1948/11/25、23期、民主自由党)【議会役職】

○圓谷委員長 これから会議を開きます。  本日の日程は請願六件、陳情十三件であります。日程第一より順次審議に入ります。  まず日程第一、新設國立福島大学学藝学部四年制即時実施に関する請願、圓谷光衞君紹介。
【次の発言】 福島縣師範学校が昭和二十四年度より経專と合同いたしまして、複合大学として國立大学に出発するのでありますが、この大学の課程を四年制まで実施してもらいたいというのが、この請願の目的であります。福島縣の師範学校は、設置その他の点において、東北においても有数な学校になつておりまするので、この四年制実施をぜひしてもらいたいというのが請願の目的であります。この点ついては大体文部当局の方にお……

第3回国会 文部委員会 第8号(1948/11/30、23期、民主自由党)【議会役職】

○圓谷委員長 これより会議を開きます。  本日の日程は請願十九件、陳情書の日程九件でありますが、まず請願の第一より順次審査を進めたいと思います。  右請願の中、日程第一から第五までの請願は、去る三十五日に紹介議員の説明並びに政府委員の説明がありましたので、日程第六より順次審査に入りたいと思いますが、日程第六の政府説明員が見えませんので、これをあとまわしにしまして、日程第七より順次審査に入りたいと思います。  日程第七、・地方教育委員会法に関する請願外十二件、石川金次郎君紹介を議題といたします。紹介議員の説明を願います。
【次の発言】 日程第八、公共図書館法制定並びに國庫補助金交付の請願、山本幸……


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第4回国会(1948/12/01〜1948/12/23)

第4回国会 文部委員会 第1号(1948/12/08、23期、民主自由党)【議会役職】

○圓谷委員長 これより会議を開きます。  日程第一、國政調査承認要求に関する件、本委員会は第三國会において大学設置問題、教育委員会法の実施に関し、國政調査の承認を求めることを決定いたしたのでありますが、本第四國会においては、これらの教育制度に関連する重要な諸問題を深く掘り下げて調査を進めたいと思います。ついては衆議院規則第九十四條によりまして、次の國政調査承認要求書を議長に提出いたしたいと思います。まず要求書を読み上げます。    國政調査承認要求書  一、調査する事項 教育制度及びこれに関連する諸問題  二、調査の目的 1大学設置に関する調査 2教育委員会法の実施に関し各般の調査  三、調査……

第4回国会 文部委員会 第2号(1948/12/09、23期、民主自由党)【議会役職】

○圓谷委員長 これより会議を開きます。  教育公務員特例法案、内閣提出第一二号を議題といたします。本法案は昨八日、本委員会に付託になつたのでありますが、これより提案の理由を御説明願います。
【次の発言】 引続いて質疑に入ります。
【次の発言】 ではさようにいたします。
【次の発言】 ちよつと速記をやめてください。
【次の発言】 速記を始めて……。
【次の発言】 大臣は十分間ばかり予算委員会に参りましたので、大臣に質問される方は留保して他の質問をお願いします。
【次の発言】 お諮りいたします。本日は質疑をこれでやめまして、明日十時より委員会を開きたいと思いますが、いかがですか。

第4回国会 文部委員会 第3号(1948/12/10、23期、民主自由党)【議会役職】

○圓谷委員長 これより会議を開きます。  昨日に続いて総括質問を継続いたします。なおお手元に配付いたしました教育公務員特例法案のうちにミス・プリントがありますので、政府の方より訂正を願います。
【次の発言】 ただいまの松原委員の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 お諮りいたします。ただいま松原委員より修正に関して意見が出たのでありますが、ここで暫時休憩いたしまして、御懇談願いたいと思うのですが、いかがですか。
【次の発言】 ただいま久保委員の御意見がありますので、各党より一名ずつの委員を出して相談いたしたいというのですが、いかがでしようか。

第4回国会 文部委員会 第4号(1948/12/11、23期、民主自由党)【議会役職】

○圓谷委員長 これより会議を開きます。前回に引続いて質疑を続行いたしたいと思います。
【次の発言】 次に第三節に入りまして、第三節の御質疑を願います。  なお大臣は予算委員会の方に出られてから、あとこちらに参られるそうであります。どうぞ御了承を願います。  第三節で質疑がありませんければ、第三章に移つてよろしゆうございますか。
【次の発言】 それでは第三章に移ります。    第三章 研修   (研修)  第十九條 教育公務員は、その職責を遂行するために、絶えず研究と修養に努めなければならない。  2 大学及び大学附置の学校の教育公務員については大学管理機関、大学及び大学附置の学校以外の國立学校……

第4回国会 文部委員会 第5号(1948/12/12、23期、民主自由党)【議会役職】

○圓谷委員長 これより会議を開きます。  本日の日程の順序を変更いたしまして、日程第二、新聞出版用紙割当事務廳設置法附則第三項の規定に基く同法の継続に対する國会の確認を求めるの件を議題といたします。政府の説明を求めます。
【次の発言】 これより質疑に入ります。  ただいまの森國務大臣の御説明によりますと、新聞出版用紙割当事務廳設置法は、國家行政組織法の定めるところに從つて立案されまして、今年の八月から法律第二一一号をもつて公布されたのでありますが、ただいま御説明になつたうちに、今後新聞及び出版物に対する用紙の割当の決議機関である新聞出版用紙割当審査会、これは今立案中で近くこれが発足するお見込み……

第4回国会 文部委員会 第6号(1948/12/13、23期、民主自由党)【議会役職】

○圓谷委員長 これより開会いたします。  本日の日程は請願三件と陳情書三件となつておりますが、昨十二日本委員会に付託されました請願三件の日程追加をいたしたいと考えます。  それでは藝術大学に邦樂科設置の請願を議題といたします。紹介議員の説明をお願いいたします。
【次の発言】 政府側の説明を求めます。
【次の発言】 私一つお伺いしたいのですが、先ほど松本委員から意見が述べられたときにも、小宮校長が邦樂を発展させるために、非常な理想を持つているというのであるから、邦樂科を置いてこそ、ほんとうにその研究ができるのだということを考えるのですが、これを置かないで、小宮さんがいないのだから、あなたに聞いて……


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 期間中、各種会議での発言なし。

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データ更新日:2023/02/05

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