川村善八郎 衆議院議員
23期国会発言一覧

川村善八郎[衆]在籍期 : |23期|-24期-25期-26期-27期-29期
川村善八郎[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは川村善八郎衆議院議員の23期(1947/04/25〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は23期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院23期)

 期間中、衆議院本会議での発言なし。
川村善八郎[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院23期)

川村善八郎[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第1回国会(1947/05/20〜1947/12/09)

第1回国会 国土計画委員会 第34号(1947/12/08、23期、日本自由党)

○川村善八郎君 本請願の要旨は、尾札部村沿岸の水産業の振興に伴い、鮮魚及水産加工品の大部分は函館市場に集中せられ、沿岸住民もまた生業用資材及生活必需品は函館市から供給を受けているのであるが、尾札部村と函館市を結ぶ準地方費道函館尾札部線は、一部屈曲が多く巾員狹少のため利用度が少なく、これ等物資の交流はすべて白尻、鹿部村を經る迂回線によつてゐるので、彼我の不利益は大であり、この線路の改修が實現するときは、産業經濟上寄與するところ甚大であるから改修されたいというにあります。何とぞよろしくお願ひ致します。
【次の発言】 本請願の要旨は北海道茅部郡臼尻村と函館市間の交通は省線鹿部驛を經由しているが、同驛……

第1回国会 司法委員会 第55号(1947/11/12、23期、日本自由党)

○川村善八郎君 本請願の趣旨は、函館市に札幌高等裁判所支部竝びに札幌高等檢察廳支部を設置せられたいという趣旨であります。その理由は函館市は人口二十萬餘を有し、北海道の表玄關として本州との海陸連絡の要衝であるばかりでなく、實に北海道南部における中心都市であります。漁業の策源地として、つとに知られておるところであります。殊に近き將來において國際的貿易港として約束せられ、その發展は大いに期待されておるのが現状であります。この場合特に申し上げたいことは、函館市は曽つて控訴院及び同檢事局の所在地であつて、永い歴史を有し、現にその事件數も道内上位の實績をもつて、司法の進展に伴い、いよいよ昇格することはきわ……

第1回国会 水産委員会 第4号(1947/07/09、23期、日本自由党)

○川村委員 私は質問のしんがりだと思いますので、今日まで二日間にわたるところの各委員の質疑に對しましては、政府當局からの御説明がまことに懇切丁寧でよくわかりましたことは、御禮申し上げる次第でありますが、ただ私の言わんとすることは、たいがいのことは各委員によつて述べられておりますし、夏堀委員によつて殊に私の聽かんとするところは盡されておりますが、一、二腑に落ちないところがありますので、あとで附け加えてお伺いしますが、まず私は今日まで自分が郷土におりまして、定置漁業を初め、各種の漁業をやつておりますのと、水産物の製造加工も直營しております。かつ漁業會その他漁業團體の數種の團體に關係しておりますので……

第1回国会 水産委員会 第5号(1947/07/11、23期、日本自由党)

○川村委員 議事進行について……。
【次の発言】 漁業問題については、いずれも今日他の方面より遲れておることは御承知の通りであります。從つて漁民はこの委員會の行動を非常に注目しておられるのであります。なかんずくいろいろ問題になつているところの漁業法の一部改正、竝びに漁業團體法の改正等に至りましては、いつどういうふうに出るのだと、非常に關心をもつておるのであります。われわれも選擧中この問題については、必ず解決をつける。決して漁民の不利になるようなことはさせない。すなわち民主主義に則つて、漁業法にいたしましても、漁業團體法にいたしましても、必ずやこの本議會に提案をさせるべく努力するのだという約束を……

第1回国会 水産委員会 第7号(1947/07/29、23期、日本自由党)

○川村委員 魚價と漁業生産、漁業經濟竝びに消費者の生活とは非常に重大な關係をもつものでありまして、從つて生産者のみ價格を高くするというような考えは毛頭もつておらないのであります。  しかれども先ほどから各委員によつて提唱されましたごとく、この價格を制定する上におきましては、漁業資材竝びに運搬費、その他食糧の問題が中心となつて、價格がきめられなければならぬと思うのであります。從つて小委員長の夏堀さん、その他各小委員の方々が非常な御苦労をされまして成案を得たと思いますので、私はこれに全面的に贊意を表すると同時に、各委員からいろいろな御意見を得たと承りますので、まことに同感の意を表せざるを得ないので……

第1回国会 水産委員会 第9号(1947/08/01、23期、日本自由党)

○川村委員 今漁港船溜りと申されましたが、漁港船入澗も含むのでしよう。船溜りは大小によつて違うだけで、あとはほとんど同じです。
【次の発言】 漁船の特種性と最近の漁業の状態とを考えまして、漁船の建造トン數を引上げる意思が、ないかどうか、御承知の通り造船の檢査規定は明治時代に制定された規則でありまして、その後改正になつたといいましても、今日の漁業状態と副はないものがあると同時に、今日の漁業状態、沿岸漁業の發達からみまして、その檢査トン數を引上げる必要があるのであります。御承知でもございましようが、檢査規定ができた當時は全く造船の技術も進んでおらず、機關の製造技術も進んでおらなかつた。要は外國の技……

第1回国会 水産委員会 第10号(1947/08/05、23期、日本自由党)

○川村委員 議事進行について……。ただいま石原さんと、時間の關係とか打合せとか、いろいろの關係で問題になつておるようでありますが、大體小委員會は九時なら九時ということにきめておきなさつた方が、かえつていいんじやないかと存じます。それを變更する場合には、あらかじめ委員長から各黨に通告をして、明日は何時に小委員會を開くというような豫告をした方がいいんじやないか、そうでないと、やはり委員にも二つも三つもまたがつて委員をつとめておられる方もたくさんおりますから、この委員會は委員長を中心にして今日までまるく來たのが、そうしたようなことの缺如から圓滿を缺いては、かえつて議事の進行上いけないということを憂い……

第1回国会 水産委員会 第12号(1947/08/22、23期、日本自由党)

○川村(善)委員 紹介議員といたしまして一應簡單に御説明申し上げておきたいと思うのであります。本港は北海道の南部茅部郡臼尻村にありまして、内噴火灣、すなわち砂崎と惠山竝びに室蘭、尻失、この四つの岬を結んだところの中間にあります太平洋岸に面したところにあるのであります。大正七年駒ケ岳爆發當時、同地方は非常に大きな災害を受けましたので、その災害復舊工事として、ささたるところの船入澗が築設されたのでありますけれども、その地方の漁業に即せざる、すなわち形ばかりの船入澗でありまして、もちろん今日の漁業状態には副わないところのものであるのであります。當方面の主たる産物は、いわし、まぐろ、いか、さば、たら等……

第1回国会 水産委員会 第13号(1947/08/23、23期、日本自由党)

○川村委員 ただいまの提案に對しては全面的に贊成をするものであります。われわれ漁業者は、さきほど提案者の説明にもありました通り、決して魚を高く賣るという意思は一つももつておるものではありません。この食糧難の時でありますから、一匹でも餘計とつて、消費者に餘計與えたいという心は、私ばかりでなく、全漁民の總意であると言つていいのであります。しかしながらわれわれには資材を中心としたる不足から、すべてが生産の隘路になつておる。またそれを求めんとするならば、公價の六倍若しくは、はなはだしきに至つては百倍以上の資材を購つて事業を繼續しなければならぬ。從つて魚も高くしていただかなければ、われわれの生産が成立た……

第1回国会 水産委員会 第14号(1947/08/26、23期、日本自由党)

○川村委員 魚價、水産物の價格と水産物の配給機構との關係は、水産物の集出荷、竝に水産物の生産、消費等に重大な關係をもつものであります。なお食糧問題にも切り離して考えられない重要な問題であります。魚價のことにつきましては先般來本委員會が取合げまして、小委員會に移して一應審議を了しました。大局的には不滿もあつたようでありまするけれども、その意思におきましては、大體平均八割以上の値上をみましたということは、一應成功事であつたと言わなければならぬと思うのであります。從いましてある方面からは電報をもつて謝意を表し、さらにある方面からは生産を増強するという一つの意氣ごみを示しておるというようなことも現われ……

第1回国会 水産委員会 第19号(1947/10/03、23期、日本自由党)

○川村委員 漁網鋼の取扱につきましては、ごく近いうちに製造竝びに販賣の規則ができるということを聞いておるのであります。内容の詳細はわかりませんけれども、大要承りますというと、製造はむろん指定の工場で製造加工をやる。それから卸賣販賣は公認の販賣店がする。しかしながら一部工場にもその販賣を許すということも聞いております。これは卸賣の場合でありまするが、われわれ漁業者の方面の消費部面に至りますると、農林省から各漁業者に切符制で割當をする。從つてその切符を集めた團體、すなわち都道府縣の生産者團體がそれをメーカーと直接取引してもいいし、販賣店から取引してもよろしい。場合によつては今度できる協同組合あるい……

第1回国会 水産委員会 第21号(1947/10/10、23期、日本自由党)

○川村委員 本船入澗に三箇所とも連接しておる所でありますので、一括して御説明申し上げたいと思います。原口船入澗は本來大島半島の最西端にありまするころの大島村の管轄になつております。この方面はいか、ほつけ、さめ等の北海道でも有數な魚田でありまして、いずれも漁港がありますれば相當の漁獲をすることは疑いないのであります。なかんずく北海道で新魚田としておりますところの離島大島、小島の最も魚族の豐富なところの漁場がごく近くにあるのでありまして、これらの漁港の築設によりましては、その離島の開發もさまで困難でないのであります。從いまして北海道の水産專門部委員會におきましては、この新魚田を開發するためには、全……


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第2回国会(1947/12/10〜1948/07/05)

第2回国会 水産委員会 第4号(1948/02/10、23期、日本自由党)

○川村委員 関連して一点だけ安本にお尋ねしたいと思うのであります。石原委員の御質問に対して、内田説明員よりるる諸般にわたつて御説明がありましたので、大体かわつたのであります。しかしながら二十二年度並びに二十三年度の予算説明の内容を檢討してみまするに、漁港の方は六十三港のうち五港の完成で、五十八港が残つておつて二十三年度にまわる。國家財政と資材、いろいろな関係が許すならば新般のものをやりたいという思召しには、私ども大いに賛意を表するものでありますが、最惡の場合は五十八港を二十三年度にまわしてぜひ完成したいということで、これも万やむを得ないと思います。また船入澗の方につきましても、五十九港のう十三……

第2回国会 水産委員会 第17号(1948/06/04、23期、民主自由党)

○川村委員 ただいま復金金融のことで緊急質問がありましたから、関連して一言質問したいと思います。復金の性格については私もよく承知しておるのであります。本日もらつてこの表を見ますときに、復金の金融はもう少し公平にしなければならない、かように感じておるのでありますけれども、ただいまの御説明によりますと、必ずしも惡意でなかつたということも承知しております。ただここに表を見てわれわれの一番感ずるのは、どうも復金の金融は特権階級の、資本家にのみ流れておるというような感じがするのであります。將來沿岸漁業に対する復金の金融をいかにすべきかということをわれわれが考慮しなければならない。從つて今後の沿岸漁業に対……

第2回国会 水産委員会 第21号(1948/06/22、23期、民主自由党)

○川村委員 ごく簡單に請願の趣旨を申し上げます。  第一に久遠郡貝取澗村の船だまり築設の問題でありまして、本件は貝取調村長松前吉太郎君外二名の請願であります。本村は久遠郡のほぼ中央にあります五百戸程度の漁村であります。この方面の魚族はいか、いわし、さば、その他海産は非常に多いのでありまするけれども、遺憾ながらこの村には漁港並びに船入澗の築設がないのであります。過去におきまして、四十数万円をもつて計画を立てたことはありましたけれども、國家の財政その他町村の財政の都合で、つい今日まで延引しておるようなわけであります。ひとりこの村の沿岸の魚族が豊富なばかりでなく、北海道の檜山郡の沖合数十マイルの所に……

第2回国会 水産委員会 第23号(1948/06/29、23期、民主自由党)

○川村委員 本請願の要旨は、北海道斜里郡斜里町知床半島はその周辺に未開無限の水産資源を有し、その開発増獲が急務とされているのみでなく、同海域は海霧の発生多く、かつ急潮で、航行に困難を感じ、避難港の設置を必要とされている、しかも同半島は豊富なる陸地資源が未開発のまま放置されており、引揚漁民の收容の地としても適し、観光地としても將來大いに期待することができる、ついては該半島に漁港を築設されたいというのであります。
【次の発言】 羅白村の各河川に鮭鱒孵化場設置の請願、本請願の要旨は、千島樺太を失つた日本鮭鱒資源の増強は急務中の急務で、これが養殖は海遊魚族中最も計画性に富み、五年後には十分なる効果を見……

第2回国会 水産委員会 第25号(1948/07/01、23期、民主自由党)

○川村委員 私は、漁業法並びに水産業團体法改正が今議会に提案することができなくなりまして、これに対する緊急対策を講じなければ、漁村を窮地に陥らしめるという状態になつておりますので、これに対するいかなる應急対策があるかということをお伺いしたいと思います。  漁業経済の民主化によつて、漁場を総合的に、高度に利用して、しかも合理的に漁業の経営をなさしめて増産をはかるとともに、漁民の福利増進と利益の均霑をはかることは、目下の急務であること申し上げるまでもないのであります。しかれどもこれが根本となるべき法律が、終戰後三年になりましても未だ改正されず、明治時代に制定されました法律をその後幾分改正を加え、そ……

第2回国会 文教委員会 第5号(1948/05/27、23期、民主自由党)

○川村善八郎君 本請願は、現在の函館水産專門学校を、函館水産單科大学として轉換創設せられたいというのでありまして、請願者は函館教育会長の山中肇氏でございます。しかしながらこの請願は、北海道二十万漁民と、併せて四百万道民の熱望あるものであります。紹介議員として一應簡單に御説明申し上げます。  函館水産專門学校は、もとの水海道帝國大学附属水産專門部を継承し、昭和十年四月一日函館市よりの校地並びに研究室の建築寄附によつて開校されたもので、当時函館地方唯一独自の專門学校として函館高等水産学校の名は、特に市民は申すに及ばず、道民に親しまれ、現在は函館水産專門学校の名称をもつて、日本における水産專門教育上……


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第3回国会(1948/10/11〜1948/11/30)

第3回国会 水産委員会 第2号(1948/11/10、23期、民主自由党)

○川村委員 水産業協同組合法案並びにこれに伴う整備法案その他漁業権に関する臨時措置法案の提案になりますにつきましては、ただいま農林大臣から、るる説明がありましたので承知いたすのでありますが、まことに水産委員各位にとりましては喜びに存じておる次第であります。ところが聞くところによりますと漁業法に関する法案の今國会への提案には難関があるということでありますし、その内容におきましてもいまだ某方面の御了解もないというようなことも聞いておるのであります。もちろん漁業に関することにつきましては、この漁業法が根本となりますので、相当めんどうであることは私はよく承知しております。これまでは水産廳の事務当局が終……

第3回国会 水産委員会 第3号(1948/11/12、23期、民主自由党)

○川村委員 燃油、金融、魚價の問題については、大体石原委員より質問もあり、さらにそれぞれの政府委員の答弁がありましたので、大体わかつたのでありますが、私の問わんとすることは、まず率直に実例をあげて、それに対する御答弁を願いたい。  第一に金融の問題であります。ただいま復金の方の御説明によりますと、漁業といつても、いわゆる漁業資金につきましても、船だまりとか、あるいは船揚場とか、あるいは共同施設とかいうようなものに重点を置いて、金融をなさるような氣構えであるということを伺うのでありますが、しかし今その問題も、もちろん將來の施設として増産を目標にするのでありますから、これは決して惡いとは申しません……

第3回国会 水産委員会 第7号(1948/11/18、23期、民主自由党)

○川村委員 終戰後すべての角度から民主化されなければならないというので、もうすでに実行に移されつつあるものが多いのであります。しかしながらひとり水産業に関する民主化は遅々として進まないばかりでなく、その根本となるべき法案ですら、ようやく今回の國会に上程されることに相なつたのであります。内容すべてを見まするときに、われわれの意に沿わないものがたくさんありまするし、また基礎となるべきところの漁業法も、諸種の事情から今回提出することができないというようなことで、まことに遺憾であります。しかしながら漁民といたしましては、今やこの協同組合法をすみやかに制定をして新発足せしめなければ、漁村の混乱は申すに及……

第3回国会 水産委員会 第9号(1948/11/20、23期、民主自由党)

○川村委員 理事に一任します。

第3回国会 水産委員会 第10号(1948/11/25、23期、民主自由党)

○川村委員 端的にお伺いいたしますが、第十一條の員外利用であります。今度の法案から見ますると任意加入でありまして、入つてもよいし、入らなくてもよいのであるが、会員外の者でも施設等は、無理な條件をつけて利用せしめないようにできないのだ。言いかえれば利用されるのだ。しかもその利用分量は会員と同等以上はできないけれども同等には利用できるのだ。かようになつておるようであります。しからば入らなくともよいということになつて利用ができるとすれば、おそらく法に束縛それてきゆうくつな思いをしなくてもよいことになるから、かえつて協同組合に入らないで、組合の施設を利用しておつた方がよいということになるのでありますが……

第3回国会 水産委員会 第11号(1948/11/26、23期、民主自由党)

○川村委員 私は民主自由党を代表して、ただいま上程されました三法案に賛成の意を表するものであります。  われわれはこの三法案については、いろいろ意見はあるのでありますけれども、この法案が遅れておりまするために、いかに漁民がこの三年間に損失をしているかということを考えてみますときに、一日も早くこの法案を通過さして、そうして漁民の行くべき道をはつきりせしめなければならぬ。かように考えているのであります。從いまして後日改正すべきところは改正する意思は十分持つているのでありまするけれども、この場件今日上程されました三法案に対しては満腔の賛成をするものであります。(拍手)

第3回国会 水産委員会 第12号(1948/11/29、23期、民主自由党)

○川村委員 本請願は、北海道奧尻郡奧尻村長津山久雄外二名にかかる請願であります。一は釣懸漁港の拡張、二は新設であります。簡單に理由を申し上げます。  まず釣懸から申し上げます。本船入澗は、昭和八年度において漁村振興事業として着手せられ、年度内竣功を要する関係から当初予算二十四万円を半減し、十三万七千円をもつて第一期工事として実現を見、爾來諸種の事情から、後半工事は放置のまま現在に至つておるのでありますが、間内狹隘のため、所在地域の発動機船四十余隻の收容すら困難な状態にあるのであります。ことに毎年夏秋のいか漁漁期には、道内外より数十隻の入漁船があるために一層狹隘となり、一朝荒天に際しては、先を爭……


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第4回国会(1948/12/01〜1948/12/23)

第4回国会 水産委員会 第1号(1948/12/04、23期、民主自由党)

○川村委員 第二回國会におきまして、先ほど申し上げましたように、小委員会を設置したのでありますが、実はわれわれが非常に反省しなければならぬことは、委員の出席率が非常に惡いので、せつかく委員長の氣持とわれわれの氣持と一致しまして小委員を設置したのでありますけれども、小委員会を招集しますと、もう一、二の委員より出席がないというようなことに相なつておりまして、せつかく設置いたしました小委員会が、その機能を発揮することができないということになつておりますので、第四國会におきましては、それぞれその機能を発揮し得るような委員会を設置し、その運用方針をきめていただきたいと考えております。さらに資材関係と資金……

第4回国会 水産委員会 第4号(1948/12/12、23期、民主自由党)

○川村委員 漁業資材小委員長として報告します。当小委員会は委員室並びに速記その他の都合がつかなかつたために、今日まで遺憾ながら会議を開くことができ得なかつたのであります。明十三日午前十一時から小委員会を開いてその結果をまたさらに本委員会に御報告申し上げたいと存じておるような次第でございます。以上簡單ながら御報告申し上げます。


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各種会議発言一覧(衆議院23期)

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第3回国会(1948/10/11〜1948/11/30)

第3回国会 水産委員会公聴会 第1号(1948/11/22、23期、民主自由党)

○川村委員 本日の公聽会におきまして各公述者からの活発な御意見を伺いまして、まことにその意義のあることを痛感したのであります。私もほんとうの漁業者としての立場から本委員会に出ておるのでありますが、皆さんの公述されたことを統合しますと、私の意思とぴつたり來るのであります。またこの法案が今日まで提案されなかつたことは、当局にも相当の責任はあるけれども、また内部的に相当の苦労があつたことも、われわれよくわかるのであります。また本案の内容を見ますると、どなたかも申されましたように、われわれ漁民の意に副わないものばかりで、実はそれはこの審議に当る人でなければよくその心持がわからないと思いますが、撤回して……

第3回国会 水産委員会公聴会 第2号(1948/11/24、23期、民主自由党)

○川村委員 先ほどあなたの公述の中に、生産組合を單独の組合としてつくらせないで、漁業協同組合の内部機構にして事業をやらせるというような御意見があつたようですが、そうしますと結局協同組合の内部に置して、協同組合の経営をやめろというのか、さもなかつたら漁業は双方で経営してもよいというのですか。ちよつとお伺いいたします。
【次の発言】 淺原さんにお伺いしたいのですが、先ほどあなたの公述の中に、資本漁業家と沿岸漁業家の見解について明らかにされておらないのでありますが、あなたは数回にわたつて資本漁業家と沿岸漁業家云々と申されておりますが、その資本漁業家というのは会社を指して言つておるのか、また個人におい……



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データ更新日:2023/02/05

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