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金子満広 衆議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

金子満広[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会発言歴代TOP1000(衆)
688位
委員会発言(非役職)歴代TOP500
490位

39期委員会発言TOP100
58位
39期委員会発言(非役職)TOP50
46位

このページでは金子満広衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。金子満広衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

委員会発言一覧

33期(1972/12/10〜)

第71回国会 外務委員会 第3号(1973/02/28、33期、日本共産党・革新共同)

○金子(満)委員 沖繩海洋博をやるということと、どんな方向でやるかということは、もちろん関連はありますが、別の問題であります。どんな方法でもやりさえすればいいものだということでないことは明らかだと思うのであります。そこで、六十八国会でわが党の米原委員が、五つの問題を出しております。繰り返しになりますが、念のために申し上げますと、第一に、この沖繩海洋博というのは、資本主義国、社会主義国、新興独立国を問わず、すべての国に対して博覧会へ招聘状を出してもらいたいということでございます。一部の国を排除するようなことをしないでもらいたい、これが第一の問題で出ています。第二は、主催国や参加する国、ことに大国……

第71回国会 外務委員会 第6号(1973/03/27、33期、日本共産党・革新共同)

○金子(満)委員 簡潔に質問いたします。  南ベトナムの臨時革命政府の要人、つまり南ベトナム臨時革命政府のパスポートを持参した人が日本国に入国を希望された場合、入国ビザを発行するかどうか、こういうことになろうと思いますが、きのう、おとといから、法務大臣、官房長官、外務次官、この意見が違った形で公の場所で発表された。これはニュアンスの違いではありません。これは根本的な違いだ。違いであるからこそ問題になり、大平さんも見解を発表しなければならぬ、こういうことに立ち至っているわけです。  そこで、一つの確認ですけれども、田中法務大臣が答弁されたことについて、大平外務大臣は矛盾を持っていない、あの立場で……

第71回国会 外務委員会 第8号(1973/03/30、33期、日本共産党・革新共同)

○金子(満)委員 アフリカ開発基金の問題について政府の考えていることを伺いたいと思います。  政府のいういわゆる海外援助、私は援助ということばはあまり好きなことばじゃありません。正確にいえば海外に対する経済協力というほうがよりベターだと思いますが、いままで海外に対する経済援助という中では、たとえばサイゴン政権に対してどうだとかあるいは韓国、南朝鮮あるいはまた台湾の蒋介石政権、こういうものに対していろいろやってきた経過があるわけです。こういう中で、その是非ということ、これももちろん明らかにしなければならない性質の問題でありますが、同時に、いま提起されているアフリカの開発基金の問題について言うなら……

第71回国会 外務委員会 第10号(1973/04/06、33期、日本共産党・革新共同)

○金子(満)委員 先週の委員会で政府側に質問をしましたが、大臣が出席されておりませんから、若干ダブる点があると思いますけれども、最初にアフリカ基金の問題についてただしたいと思うのです。  当然のことだと思いますけれども、この開発基金は領土主権の尊重そして不可侵、内政不干渉、平等互恵そして平和共存という五つの原則に基づいて行なわれるものだ、このように理解したいと思いますが、そうですか。
【次の発言】 そこで先般も私は第十五条の四項(a)の問題についてただしたわけでありますが、この中には、「その資金は、参加国又は構成国の領域内で生産される物品及びそれらの領域から提供される役務をそれらの領域内で調達……

第71回国会 外務委員会 第12号(1973/04/13、33期、日本共産党・革新共同)

○金子(満)委員 国連問題に入る前に、一つの問題について緊急に質問をしたいと思います。  御承知のように、沖繩で米軍戦車によって日本の婦人が引き殺された事件が昨日午後起こりました。沖繩本島の金武村のアメリカの海兵隊訓練場で起きた事件であります。日本の婦人は安富祖ウシさん、七十三歳、これが犠牲になられたわけでありますが、現在この事件でだれがひき殺したか、その犯人はもちろんわかっていません。遺体の状態や死因についても不明でありますが、こうした事件は施政権返還後もたびたび起こっています。この一年足らずの間に日本人が殺された事件が三件あります。こうした状態についてわれわれは深く憂慮するだけでなくて憤り……

第71回国会 外務委員会 第15号(1973/04/25、33期、日本共産党・革新共同)

○金子(満)委員 私は、まず最初に国連世界保健機構いわゆるWHOの問題について、朝鮮民主主義人民共和国の加盟の問題について質問したいと思います。  もうこれで三回の委員会を経てきているわけですが、返ってくることばはいつも慎重に検討するということばでした。もう慎重も、相当時間がたちましたし、回も重ねましたし、あと十二日たちますと総会になりますから、政府としても態度をきめなければならぬ。まだ慎重検討中であるのかどうなのか、その点を最初に大臣から伺っておきたいと思います。
【次の発言】 私は、国会の答弁に慎重ということばがなくなったら、相当審議が進むんじゃないかと思うんですが、とにかく一寸延ばし五分……

第71回国会 外務委員会 第18号(1973/05/30、33期、日本共産党・革新共同)

○金子(満)委員 時間がたいへんありませんから、ベトナムに関係する問題について大臣に質問したいと思います。  先ほども質問があったようでありますが、ベトナム人民支援日本委員会と日本ベトナム友好協会の招待でベトナム民主共和国から二名、南ベトナムの臨時革命政府の統治下から二名、代表を日本に招待する、こういうことで法務省に申請がすでに出されてかなりの日が経過しております。こういう中で、報道されている点でいえば、二十八日に外務省の法眼次官が二階堂長官と協議して入国を許可する方針をきめた、こういうようにされているわけです。外務省の次官でありますから、外務省の一般的な考え方は私はそうであろうと思います。法……

第71回国会 外務委員会 第21号(1973/06/13、33期、日本共産党・革新共同)

○金子(満)委員 私は、きょうは、懸案になっているベトナム民主共和国及び南ベトナムの臨時革命政府の統治下にある社会団体の代表の日本への入国問題について質問をしたいと思います。特にきょうは主管大臣である田中法務大臣の出席を願っておりますので、この問題についてだけ質問をいたします。  すでに田中法務大臣御存じのように、日本にあるベトナム人民支援日本委員会と日本ベトナム友好協会が、ベトナム民主共和国と南ベトナム臨時革命政府統治下の社会団体の代表各二名を日本に招待をしました。そして、六月三日から三週間の予定で日本訪問をしたい、こういうことで、五月の半ばに法務省に申請を出しておりますが、今日まだ最終的に……

第71回国会 外務委員会 第26号(1973/06/29、33期、日本共産党・革新共同)

○金子(満)委員 総理の訪米の日程、そしてまた田中・ニクソン会談の日程、これもきまったようでありますから、そこで最初に、端的に伺いたいのですが、総理が考えている田中・ニクソン会談で何を話し合うかという課題について、ひとつ最初にお伺いしたいと思います。
【次の発言】 そこで、いま総理の言われた去年のハワイ会談の続きでありますけれども、このハワイの会談のあと日米共同声明が出されまして、その声明の中では、日米安保条約のいわゆる円滑かつ効果的な実施ということがうたい上げられたわけであります。それと前後して日本にあるアメリカの軍事基地の態様に変化が起きていることは事実であります。相模の補給廠が戦車の修理……

第71回国会 外務委員会 第38号(1973/10/19、33期、日本共産党・革新共同)

○金子(満)委員 最初に、ベトナムの関係で質問したいと思います。  御承知のように今年九月二十一日に、日本国とベトナム民主共和国の間には、交換公文と共同声明で国交樹立についての合意がなされたわけであります。その共同声明では、「両国間の関係の発展を希望して、両国間に外交関係を設定し、特命全権大使の資格を有する外交使節を交換することを決定した。」こういうふうにあるわけですが、最近、ベトナム民主共和国と日本国との間で人の交流を望む声が非常に大きくなっています。また、文化や経済の交流についてもそうでありますが、政府、外務省のほうとしては、大使館の設置の準備また予定がどのようになっているか、最初にお伺い……

第71回国会 外務委員会 第39号(1973/11/08、33期、日本共産党・革新共同)

○金子(満)委員 金大中氏事件問題について、外務大臣に単刀直入に質問をしたいと思います。  今月の一日に大臣は、この件については、主権侵害が最大の問題であることは承知しているが、いまのところ日本側のきめ手になる証拠がなく、韓国側は公権力の介入はないとの態度を貫いている、明確な回答が出せなかったのは残念だが、国民各位の理解を願いたい、こういうように記者会見で言っていると報道されているわけであります。この問題について、大臣がいままで言われたように、最大の焦点は主権の侵害かどうかという、こういう問題だったと思うのです。ところが、この問題を不問に付して外交的決着、つまり政治的解決をはかった。これは疑い……

第71回国会 予算委員会 第11号(1973/02/12、33期、日本共産党・革新共同)

○金子(満)委員 今回の通貨危機の問題、そして円対策の問題は、直接国民の生活そのものに重大な影響を与えるものであることは言うまでもないわけであります。市場が閉鎖されている、あらゆる徴候から見て、再び円の切り上げが行なわれる、こういう情勢はもう避けられないんだということを考えるのは決して無理ではないと思うのです。  こういう中で、政府はこれまでも円対策が経済政策の最重点だ、こういうことを主張してまいりました。総理自身も、円切り上げの際には相当の責任をとるとまで公に言っておるわけであります。しかし今回の事態は、円対策そのものが全く破産していることを私は示しておると思うのです。いずれにしてもむずかし……

第72回国会 外務委員会 第3号(1973/12/18、33期、日本共産党・革新共同)

○金子(満)委員 大平外務大臣に中東問題、石油問題について質問したいと思います。  御承知のように、あすは十九日でありますが、リビアの原油の取引問題で国際入札があす行なわれる予定になっております。すでに、リビアの政府が日本に原油の供給をする意思がある、あるいは申し出があるというようなことについては公にされておるわけであります。当然これは受け入れるべきだと私は思うのでありますが、いま政府の中で検討しているというようなこともいわれますし、大平さんは先日の連合審査の席でも、リビア原油を日本政府が直接買うかどうか通産省とも協議し、できるだけ早く結論を出したい、早くといってもあすのきょうでありますから、……

第72回国会 外務委員会 第23号(1974/05/08、33期、日本共産党・革新共同)

○金子(満)委員 私の前に二人の委員からもう質問があったわけですが、韓国における日本人の二人の留学生の問題について、家族の方、親戚の方、友人の方々がたいへん心配されております。したがって私は、具体的な問題について最初に若干質問したいと思います。  まず、二人は自由が全く拘束されている、これは報道されているとおりでありますが、家族の自由は完全に保障されているのかどうなのか、この点を最初に伺いたいと思います。
【次の発言】 その自由ということは、外出も自由であり、そしてまた参考人あるいはその他の形での呼び出しなどそういうことをやられたことがあるかないか、その点はどうですか。

第72回国会 予算委員会 第30号(1974/03/11、33期、日本共産党・革新共同)

○金子(満)委員 私は、まず日本分析化学研究所事件と、これに関連する一連の問題について質問をしたいと思います。  御承知のように、この事件は一研究所、あるいはまた、だれかの一部のミスであった、こういうような性質の事件ではありません。これはわが国の科学技術行政の根幹に触れる重大な問題だ、このように考えています。  日がたつに従って、その及ぼす影響は非常に広範にわたってきています。分析化学は、政府、地方公共団体などの委託を受けて、原子力潜水艦の放射能はもちろんのこと、原子力発電あるいはまた公害、しかもその公害は、全国で三十数県にわたっているわけであります。その公害の測定も、多くの場合ここでやってま……

第73回国会 外務委員会 第5号(1974/12/04、33期、日本共産党・革新共同)

○金子(満)委員 簡単に御質問をしたいと思いますが、核兵器の積載艦船や航空機が日本の領域を通過する場合、または核兵器を一時持ち込む場合のことについては、これまで十数年の間政府側の見解がまちまちであった、これは国会のいろいろの速記録を見てもはっきりしているわけです。そこで、十月の三十一日に参議院の内閣委員会でわが党の内藤功参議院議員が質問したのに対して政府側は、具体的には山田外務次官でありますが、あらためて政府のその点についての見解を出す、このように答弁しているわけです。つまり統一見解を出すということであります。しかも、できるだけ早く出すという約束をしているのですが、一カ月以上たっておりますが、……

第73回国会 決算委員会 第4号(1974/10/16、33期、日本共産党・革新共同)

○金子(満)委員 最初に、領海問題について一言質問しておきたいと思います。  領海問題と非核三原則の問題は大きな問題であるという大臣の答弁ですが、私はその点はそうだと思うのです。そこで、新しく生まれる国際法、それを見ないとなかなか態度が言えないんだということですが、国際法は自然にできてくるものではありませんし、それをつくる場合に日本政府の発言権、態度表明というものには当然あるわけです。そういう立場から見て、非核三原則というものは十二海里になっても適用するんだということは明確にするべきだ、これが一つです。  それからもう一つは、自由航行と無害航行の問題ですが、非核三原則を守る以上、どう考えてみて……

第75回国会 外務委員会 第16号(1975/05/07、33期、日本共産党・革新共同)

○金子(満)委員 最初に、外務大臣に沖繩問題で一言だけ質問しておきたいと思います。  本日、沖繩県議会の代表が県議会の総意として意見書を持ってまいりました。ここに四項目出ております。米兵による女子中学生暴行傷害事件に関する意見書です。これについて、「上記のような極悪非道な犯罪を起こし、又は起こすような部隊を即時撤去すること。」「2被疑者を直ちに沖繩県警察に引き渡すこと。」これはなされましたが、三番目「被害者及びその家族に対し完全な補償をすること。」「4被疑者の属する第三海兵師団司令官等責任ある者をすべて解任し、犯罪を根絶するため軍紀を粛正すること。」  以上の四項目については私も全く同意いたし……

第75回国会 予算委員会 第21号(1975/03/03、33期、日本共産党・革新共同)

○金子(満)委員 これから、沖繩基地の問題、政治資金の問題、そして最後にコンビナート災害の三つの問題について質問をいたします。最後のコンビナート災害は、関連質問で紺野委員にお願いをしたいと考えています。  では最初に、沖繩の米軍基地の問題について、政府のやっていることをただしていきたいと思います。  沖繩基地の中で、特に嘉手納空軍基地、そこにいる米軍の機能の問題について質問したいと思います。その中でSR71偵察機の問題。御承知のようにSR71は、かつてのU2スパイ機をはるかにしのぐ機能を持ったアメリカの最新型の偵察機です。それは、速度の点、高度の点、飛行距離の点、そういう点から見ても言えること……

第75回国会 予算委員会 第23号(1975/06/09、33期、日本共産党・革新共同)

○金子(満)委員 私は、政府の外交姿勢、外交政策について、若干の問題で質問をしたいと思います。  御承知のように、四月三十日にサイゴンが解放されました。ベトナムが完全に解放された。そうして民族の自決という大きな、偉大な事業をベトナムの人民はかち取ったわけです。ところが、こうした中で考えられることは、歴代の自由民主党の政府は、長期にわたって、初めから、アメリカのベトナムに対する侵略戦争、これに協力をし加担をしてきた、アメリカの立場を支持してきたことは周知の事実であります。歴代の総理の中には、アメリカのああした行為に敬意を表するとまで言った総理もおるのでありますから、これは相当のものだと私は思うの……

第75回国会 予算委員会 第24号(1975/06/10、33期、日本共産党・革新共同)

○金子(満)委員 私は昨日の質問で、いわゆる覇権問題について質問をいたしました。そこで、三木総理と宮澤外務大臣との答弁の中で、あいまいであり、食い違っている問題もあるので、委員長に要請して、政府の統一した見解を求めました。その結果について答弁していただきたいと思います。
【次の発言】 これは私は、政府の見解というより、私のきのうの質問に対する回答になっていないと思うのです。いま覇権という問題について、その原則なり定義というものがどういうものであるのか。しかも三木総理は小川大使に対して、あの日中共同声明の原則、その基本を生かしてやれと指示しているのですから。しかもいま国民の中で、覇権という問題は……

第76回国会 外務委員会 第5号(1975/12/10、33期、日本共産党・革新共同)

○金子(満)委員 パレスチナ解放機構、PLOの東京事務所の設置の問題についてお伺いしたいと思います。  実は、私は八月の上旬にPLOの招待でレバノンを訪れて、アラファト議長やカドミ政治局長といろいろ会談、懇談もいたしました。その後帰国して、多分八月の十四日だと思いますが、宮澤外務大臣に、PLOをパレスチナ人民の唯一の合法的な機関として認めて、それにふさわしい形で早急に東京事務所の設置を行うように申し入れをいたしました。そのとき宮澤外務大臣は、当時フート氏が来日中でありまして、それに会われる寸前だったと思いますが、フート氏と会った上でいろいろ検討したい、こういうお答えがありました。その後、国会で……


35期(1979/10/07〜)

第91回国会 外務委員会 第9号(1980/03/19、35期、日本共産党・革新共同)

○金子(満)委員 外務大臣の訪米に関連して若干の質問をしたいと思います。  ごく常識的なことですけれども、今度の訪米の提案は米側からのものなのか日本側からのものなのか、その点を最初にお聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 どちらか言い出しっぺがあったわけだと思いますけれども、それはそれとして、すり合わせがやられたということであれば、日本側は大来外務大臣のほかどのような主要メンバーが参加するのか、米側からどういうメンバーが会談に出席するのか、その点をお聞かせ願いたいと思うのです。
【次の発言】 日本側から防衛庁関係はどなたも出席されないのですか。

第91回国会 外務委員会 第20号(1980/05/08、35期、日本共産党・革新共同)

○金子(満)委員 大臣、帰国早々お疲れのところと思いますが、日米会談の問題について若干の質問をしたいと思います。時間がたくさんありませんので、主としてイラン問題についてお尋ねしたいと思います。  言うまでもないことですが、今度の日米会談は、イランに対するアメリカの武力によるいわゆる人質奪還作戦の大失敗の後、またアメリカではバンス国務長官の辞任という直後に行われた会談であることはもう御承知のとおりだと思うのです。  そこで、多くの委員が質問の中で引用されたところでありますが、この日米会談の終わりのところで総理が言われた点です。イラン問題についての対応についてですが、この中で総理は、日本のイラン問……


36期(1980/06/22〜)

第93回国会 外務委員会 第2号(1980/10/22、36期、日本共産党)

○金子(満)委員 最初に、金大中氏事件に関して若干の質問をしたいと思います。  韓国の軍事裁判が金大中氏に死刑の判決を下してから一カ月余りたちますけれども、こういう中で、わが国でもそうですが、国際的にも、金大中氏を救え、殺させるな、こういう運動も起き、世論も大きくなっている。もともとこれはわが国の主権に関連する事件としても見られるわけですが、そういう中で伊東外務大臣は、先般、十月十六日でしたか、参議院の外務委員会で共産党の上田議員の質問に答えて、判決文について、全文を精査する上からも判決文を入手する努力をつづけたい、こういうように答弁されているわけですが、この判決文を入手するというのがいまどの……

第93回国会 外務委員会 第6号(1980/11/05、36期、日本共産党)

○金子(満)委員 最初に、アメリカの大統領選挙の結果について若干お伺いしたいのですが、レーガン氏が大差をもって当選をした、現職との間に大差ができたのですから相当変化があったと見るのが妥当だと思うのです。選挙の結果を予想するのは非常にむずかしいことですけれども、出た結果について評価することはそれほどむずかしいことじゃないと思うのですが、伊東外務大臣、その点についてどのように結果を評価されているか、またレーガン氏の当選について、それが何を意味しているか、この辺についてひとつ所信を述べていただきたいと思うのです。
【次の発言】 そういう考えが一つ、その上に立ってお尋ねしたいわけですけれども、レーガン……

第94回国会 外務委員会 第1号(1980/12/22、36期、日本共産党)

○金子(満)委員 今回の漁業協定の締結及び前国会で決議されました北方領土問題等の解決促進に関する決議を念頭に置きながら、若干の問題で質問したいと思うのです。  前国会の決議の中では、隣接地域の安定対策という問題で決められておるわけですが、その後政府の中には連絡会議というのができた。連絡会議の主な仕事、いまやろうとしている基本的な点だけ最初にお聞きしたいと思うのです。
【次の発言】 これは御承知のことですが、二百海里の漁業専管水域が実施されて以後、特に関係漁民の中では、水揚げはもちろん減ってくるわけだし、その地域に及ぼす経済的な打撃、これも深刻だ、そういうところからこういう問題が出てきているのだ……

第94回国会 外務委員会 第6号(1981/03/30、36期、日本共産党)

○金子(満)委員 いま議題になっている三つの案件のうち、特にアフリカ開発銀行設立協定と東南アジア諸国連合貿易投資観光促進センターの設立協定に関連して若干の質問をしたいと思うのです。  政府は一月に開発援助の拡充に関する新中期目標というのを決めましたけれども、ここで最初にお伺いしたいのは、その倍増した開発援助の内容について具体的に決定されているのかどうか、改めて聞きたいと思うのです。
【次の発言】 拡大の目標、つまり目的ですね。それから、いま言われた点でいけば、どこの国にどのような品目でいつごろというのは全然まだ決まっていない、こういうことですか。

第94回国会 外務委員会 第7号(1981/04/08、36期、日本共産党)

○金子(満)委員 日中渡り鳥条約について若干質問したいと思うのです。  条約の前文には「鳥類が、自然の生態系の重要な要素の一つであり、また、芸術、科学、文化、レクリエーション、経済その他の分野において重要な価値を有する天然資源である」ということがまず前提になって、その次に「渡り鳥及びその生息環境の保護及び管理の分野において協力することを希望して、」こういうことになっているわけです。これは当然のことですけれども、渡り鳥の生息環境の保護と管理についてそれぞれが国際的な義務を負っているものだ、こういうように解釈するのが筋道だと思いますが、伊東外務大臣、それでよろしいわけですね。

第94回国会 外務委員会 第9号(1981/04/15、36期、日本共産党)

○金子(満)委員 アメリカの原子力潜水艦によって日昇丸が沈没させられた事件、起きてから六日目になりますが、米側からは具体的な説明も調査の結果も来ておらない、こういうことはきわめて遺憾だと思います。この事件は国際的にもきわめて重大な事件であり、わが国にとっては、日米安保条約との関連においても、また日本及びその周辺への核兵器の持ち込みという観点から見ても見過ごすことのできない重大な問題だ。  そこで、まずこの事件の、当然のことでありますけれども被害者は日本側の日昇丸であり、加害者は米側である、この点ははっきりしておると思いますが、伊東外務大臣、どうですか。

第94回国会 外務委員会 第11号(1981/04/22、36期、日本共産党)

○金子(満)委員 日米の首脳会談が準備されているわけですが、日米首脳は、いつ、幾日に会談をするか、または幾日間になるか、その点、わかっておったらお知らせ願いたいと思うのです。
【次の発言】 一日だけになるということもあり得るわけですね。
【次の発言】 それでは、日米首脳会談と関連して、若干の問題で政府の見解をただしておきたいと思います。  まず、三月に伊東外務大臣が訪米した際に、ワインバーガー国防長官から、日本の防衛協力問題でいわゆるグアム以西、フィリピン以北ということが示唆された、こういうことが言われておりますが、その件について、三月三十日のこの委員会で、伊東外務大臣は、「そういう区域を広め……

第94回国会 外務委員会 第13号(1981/05/11、36期、日本共産党)

○金子(満)委員 大臣、お疲れのところ大変恐縮ですが、端的に伺いますから、率直に答えていただきたいと思うのです。  私は率直に言って、今度の日米首脳会談というのはこれまでのそれと違って、質的にもきわめて重大な変化をもたらした、その結果出された共同声明は、これから日本の国民に対して大きな負担を強いている、こういうことは必至だろうというように思います。会談の中でレーガン大統領が、アメリカの各国との同盟関係の中でも日米同盟関係が最も重要だという表明をいたしました。そして、その共同声明の中には、先ほどから言われておりますように「日米両国間の同盟関係」ということがうたい込まれたわけです。これは両者が確認……

第94回国会 外務委員会 第21号(1981/09/02、36期、日本共産党)

○金子(満)委員 限られた時間の中で、主として園田外務大臣に対して若干の問題について所見をただしたいと思います。  まず最初は、きのう発表され公にされました外交青書の問題です。  発表された外交青書は、これまでになかった表現、姿勢がかなり明確に新しい問題として出ていると思うのです。たとえば、日米同盟関係を基軸にするという五月八日の日米共同声明にうたわれたあの基調ですね、それからまた、西側の共通戦略を強調し、その一員として努力するという意味の内容、あるいはまた、アメリカの防衛努力への評価、そういう問題、さらには日本の防衛力の一層の増強、こういうことなどが新しい問題として出ているわけです。全体を通……

第96回国会 安全保障特別委員会 第3号(1982/04/12、36期、日本共産党)

○金子(満)委員 自衛隊の例のP3Cが得た情報、そしてまた、その情報の米側との交換問題、このことから、いわゆる日米間の情報交換という問題が今度の国会、特に予算委員会を中心に議論されてまいりましたが、現在の到達点というか、政府の見解で言えば、二月十日の予算委員会で塩田局長が答弁された次の点であろうと思うのです。「平時であると有事であるとを問わず、いろんな情報収集をやっておりますし、また、収集した情報につきまして、いろんな国、たとえば日本の場合、安保体制の相手方であるアメリカとの間に情報交換をしておるということはそのとおりでございますが、その場合に、どういう情報について収集し、そのうちどういう情報……

第96回国会 外務委員会 第1号(1981/12/21、36期、日本共産党)

○金子(満)委員 私は、本来ならば、来年の一月に御承知の日米安保協議委員会が開かれますし、当然これに関連して核兵器の持ち込み問題とか日韓問題について質問したいのですが、きょうはいわゆるソ日、日ソの漁業協定に関連して重要と思われる若干の問題について質問したいと思うのです。  いまお話にありましたが、長期協定の問題です。現在のままでは、悪い言葉で言えばその日暮らしなんですね。そして、来年どうなるかさっぱりわからぬ。その繰り返しを毎年やってくるわけです。  いまの説明によりますと、一つはソ連の幹部会の決定がある、もう一つは海洋法会議に関連している、こういうことを言われますが、はい、そうですが、では、……

第96回国会 外務委員会 第16号(1982/05/27、36期、日本共産党)

○金子(満)委員 第二回国連軍縮特別総会に関連して総理に若干の質問をしたいと思うのです。  最初に確認しておきたいことがあります。これは当然のことだと思うのですが、第一回の特別総会の諸決議、最終文書については、これを今日も土台にし、そして第二回の特別総会をその発展の上に成功させる、こういうことで変わりはない、こういうように思いますが、総理、どうですか。
【次の発言】 そういう点は総理から答えてもらえばいいのですが、生きていたのならやはりそれは生かしていくということが当然要求されるわけです。たくさんあるのですけれども一つだけ申し上げます。たとえばこの十三項に「永続する国際の平和と安全は、軍事同盟……

第96回国会 予算委員会 第19号(1982/03/09、36期、日本共産党)

○金子(満)委員 私は、日本共産党を代表し、ただいま議題となりました昭和五十七年度予算三案につき、政府がこれを撤回し、編成替えを求めるの動議について、提案理由及び概要を御説明いたします。  なお、動議の案文はすでにお手元に配付してありますので、簡単にいたします。  言うまでもなく、政府提出の来年度予算は、まず第一に、米レーガン政権の核戦略に呼応した軍事費の異常突出に示される大軍拡予算であり、第二に、大企業への補助金を厚くし、不公平税制を温存するなど、大企業奉仕を貫いた予算であり、そして第三には、軍拡と大企業奉仕といういわゆる二つの聖域によって国民の暮らしと福祉、教育を踏みつぶす反国民的な予算で……

第96回国会 予算委員会 第21号(1982/06/24、36期、日本共産党)

○金子(満)委員 私は、核戦争の危険、それから核兵器の完全禁止、使用禁止の問題を中心にして、主として総理の基本的な考え方を伺っておきたいと思います。  御承知のように、昨年来、わが国を含め、ヨーロッパからアメリカから、世界の各地で史上かつてないと言われるほどの反核運動が広がりました。その中心的なスローガン、要求は、核戦争を絶対に起こさない、核兵器をなくしていく、そして米ソは核軍拡競争をやめろ、世界に平和を、これが大体中心のスローガンであったと思うのです。わが国においても、三月に広島で二十万人、五月には東京で四十万人の、これまた日本でもこの種の集会では前例のない大規模な集会が開かれて、核兵器の廃……

第97回国会 予算委員会 第2号(1982/12/14、36期、日本共産党)

○金子(満)委員 私は、日本共産党を代表して、差し迫った幾つかの重要な問題について、中曽根総理大臣及び関係の大臣に質問をしたいと思います。  中曽根内閣が発足して半月余りたちました。この短い時間の中に、この衆議院、そしてまた参議院、予算委員会あるいはまたマスコミ、国民の中でも、この内閣に対する批判というのはかつてないほど広がってきたと思います。  そういう立場で、まず最初に政治姿勢の問題から伺っていきたいと思います。  すでに両院の審議を通じ、また世間でも言われていることでありますが、中曽根内閣というのは田中支配内閣であるとか、あるいはロッキードシフトであるとか、要所に田中派の腹心を据えたとか……


各種会議発言一覧

33期(1972/12/10〜)

第71回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1973/03/02、33期、日本共産党・革新共同)

○金子(満)分科員 ベトナム問題だけに限定して、いま政府が考えていること、やろうとしている問題、それらについてただしたいと思います。  御承知のように、ベトナムに関するパリ協定が成立をした。これは大きな情勢の変化であります。そういう中で、きょうは特に南ベトナムの問題について大臣の考えていることをただしたいと思います。  予算委員会で、共産党の不破書記長が質問をしたのに対して、外務大臣は次のように答えております。まずパリ協定については、「私ども政府として、和平取りきめができ上がったことを歓迎し、またこれが着実に実行に移されまして、あの和平取りきめが描いておるブループリントに従いまして事態が解決し……

第72回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1974/03/06、33期、日本共産党・革新共同)

○金子(満)分科員 いわゆる海外援助の問題について、若干の質問をしたいと思います。  御承知のように、昨年の暮れから今年にかけて、総理をはじめ三木さんその他が、アラブ諸国そしてまた東南アジアを訪問されました。その際に、これらの諸国に対して経済協力を約束されているわけです。これは私の調査で、すでに国会の政府側の答弁で出された数字及び報道されているものを総合して計算いたしますと、三千百六十九億円プラス検討中という答が出るわけですが、私は、その金額そのものよりも、この経済協力を行なうという日本政府の基本的な立場、これは当然、領土、主権の尊重、不可侵、内政不干渉、平等互恵、平和共存、こういう原則に基づ……

第75回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1975/02/26、33期、日本共産党・革新共同)

○金子(満)分科員 私は中小企業問題についてお尋ねしたいと思います。  最近特に中小企業、それから自家営業の分野に対して大企業の進出というのが露骨に行われている。三木総理大臣は社会的不公正を正すということを言われているわけですが、社会的な不公正がますます拡大をする、まさに弱肉強食だ、政治の作用が見られないというような状態が見受けられるわけです。関係の中小業者からもたくさんの要求なり陳情なりが政府にも来ていると思いますし、私どもも受けています。特に最近は豆腐製造業とかクリーニングとか軽印刷、それから鮮魚商、それから書店、プロパンガスの関係者、非常に広範多岐にわたるわけです。こういう中で、中小企業……


36期(1980/06/22〜)

第94回国会 外務委員会内閣委員会安全保障特別委員会連合審査会 第1号(1981/05/29、36期、日本共産党)

○金子(満)委員 核持ち込み問題は、国会の審議を通じてだけでなくて全国的に大きな政治問題になっていると私は思います。この核持ち込みの疑惑を晴らすことは国会に課せられた大きな責務であると同時に、政府はみずから先頭に立ってこの事態を解明し、国民の前にすべてを明らかにしなければならないと私は思います。  核兵器の持ち込みの問題については、ライシャワー発言だけではなくて日本の元総理、外務大臣あるいはまたわが党の調査によってもその事実が明らかにされてきました。核兵器が持ち込まれているというこのことはもう隠すべくもない事実だと私は思います。少数の人を短時間だましておくことはあるいは可能かもしれませんけれど……

第96回国会 予算委員会公聴会 第2号(1982/02/13、36期、日本共産党)

○金子(満)委員 公述人のお三方の貴重な御意見ありがとうございました。時間の制約がございますから、お三方全員からお聞きすることができないのは残念でありますが、まず最初に、高橋公述人にお願いしたいと思うのです。  高橋公述人の所属する同盟は、この一月の大会で防衛力の整備ということをうたい上げました。戦後の労働運動の中では珍しい初めてのことだと私も思いますが、その中で「防衛力の整備について1あくまで平和憲法のもと、専守防御の枠内で2シビリアンコントロール体制を充実するとともに3国民生活の安定とのバランスを保つ、ことを基本に国民合意を形成しなければならない。」このようにうたっているわけです。そこで、……

第96回国会 予算委員会第五分科会 第2号(1982/02/27、36期、日本共産党)

○金子(満)分科員 私は都市型の水害防止の対策について、時間がありませんから早速伺いたいと思います。  特に東京都や関係自治体及びマスコミでも、昨年来非常に問題にしております東京の神田川の水害対策について伺いたいと思うのです。  水害対策というのは、川だけではなくて都市整備問題とも関連をさせて総合的に立てなければならない対策だというのは言うまでもないわけでありますが、都心部でこれだけ大きな災害が繰り返し繰り返し毎年やられるというのは余りいいことじゃないし、諸外国にもそんな例を見ないと思うのですね。御承知のように、神田川は、水源地は井の頭公園でありますけれども、杉並、中野、新宿、豊島、文京そして……

第96回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1982/02/27、36期、日本共産党)

○金子(満)分科員 消防庁とそれから自治省に対して都市の防災、特に危険物である石油基地の問題について具体的に伺いたいと思うのです。  まず東京都の問題ですが、たくさんの石油基地があると思うのですね。古いもの、新しいもの、大きいものから小さいものからたくさんあると思いますが、消防庁は定期的にこれを検査し、また報告を受けていると思うのです。そういう中で不備なものあるいは改善、改修しなければならぬもの、そういうような点がたとえばこの一年間どのような状況であるか、概略で結構ですから最初にお答え願いたいと思うのです。
【次の発言】 常に完璧ではなくて、若干の不備なもの、改善を要するものがあるということは……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

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