このページでは金子みつ衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。金子みつ衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○金子(み)委員 厚生大臣に、私はきょう看護に関する問題の中の、特に病院看護いわゆる臨床看護の問題を中心に少しお尋ねいたしたいと思っております。
まず一番初めにお尋ねしたいと思いますことは、看護婦の確保対策でございますけれども、入院中の患者に対して体力を養い、療養生活環境を整備し、健康の回復をすみやかに行なわせるために行なわれる看護、この看護を行なうために必要な看護婦の人員でございますけれども、一人の看護婦が責任をもって世話ができる患者というのは、厚生省ではどれくらいの人数が適当であるとお考えになっていらっしゃいますでしょうか。
【次の発言】 それはいま局長がおっしゃいましたように、医療法の……
○金子(み)委員 私は、本日厚生大臣に御所信を伺いたいと思いますことは、主婦を中心とします家庭におります婦人の健康診断の問題について伺いたいと思っております。 まず初めに、現在施行されております母子保健法の第一条を読みますと、「この法律は、母性並びに乳児及び幼児の健康の保持及び増進を図るため、」「母性並びに乳児及び幼児に対する保健指導、健康診査、医療その他の措置を講じ、」云々と書いてございます。それから保健所法でございますが、保健所法の第二条に「保健所は、左に掲げる事項につき、指導及びこれに必要な事業を行う。」と保健所の事業がうたわれておりますが、その十一項目あがっております七番目に「母性及……
○金子(み)委員 ビフェニールという毒物の入った食用油が全国的に売り出されているという問題について、いま厚生大臣から前の質問者に対しての御答弁がございましたけれども、私もこの問題につきまして、ぜひお尋ねしたい点がございます。 このことは、私どもはテレビや新聞その他で知ったわけでございますけれども、それを知りましたときに、私個人の感情といたしましては、ああまたやった、こういう感じであったわけでございます。この前にあれほど騒ぎになりました九州のカネミライスオイルの事件ですが、あの事件はまだ解決していないはずでございます。つい一カ月にもなりませんが、この国会の中にあのライスオイルの患者さんたちが訴……
○金子(み)委員 私は、数年前から問題になっておりまして、最近表面化してまいりましたものに腰痛症という病気があることにつきまして、特にこれが重度の心身障害の子供たち、あるいは筋ジストロフィーとか、あるいは筋萎縮症とか、あるいは老人とか、そういう方たちを収容して、そしてお世話している施設の中における医療労働者でございますか、そういう人たちの間に非常に発生しているということについてお尋ねをしてみたいのでございますが、労働大臣は重度心身障害の子供をごらんになったこと、おありになるでしょうか、実際の子供を。そういう御経験、ございますでしょうか。
○金子(み)委員 私は、初めに医療制度の問題で、少し大臣の御所見を伺わせていただきたいと思うのでございます。 それはほかでもございませんけれども、去る四月に東京で開かれておりました健康と医療の経済学という国際シンポジウムがございましたが、その国際シンポジウム、一週間の国際会議だったわけですが、これが終わりました時点で、その会議の中の概要などがあちこちいろいろなところに披露されておりましたし、いろいろな機会があって聞くことができたのですが、その中で、国際シンポジウムの会議の統一見解として二つのことが示されていたわけでございます。 その一つは、必要なときに必要な医療が与えられるということでござ……
○金子(み)委員 関連して。いまの問題でございますけれども、大臣もいま御自分でおっしゃいましたが、たしかことしの四月の五日だったですね、参議院で大臣が御答弁をなすったのは。それからきょうまで、まる二ヵ月以上たっているわけですが、二カ月以上たって、その間に子供たちはどんどん育っているわけですね。だんだん重くもなっているわけですよ。そういうような状態ですし、職員も四月の三日の日に政務次官のところに陳情に来た方々があるのですが、その方々のうちの四人ぐらいの者が入院しちゃったのです。倒れちゃったのです。そういう状態ですから、ここで一日でもおくれると、もう事情はものすごくひどくなっていくわけですね。悪く……
○金子(み)委員 この法案の審議をいたします前に、少し御説明いただきたいものがございますのですが、それはこの法案を制定なさろうという御方針をおきめになる前に、実態をお調べになったことがおありになるのかどうかということ。
それからこの資料によりますと、昭和四十六年度に厚生科学研究費をお出しになっている。この厚生科学研究費で百五十万円をお出しになって研究をなさったと思いますが、その研究の結果を教えていただきたいと思います。
【次の発言】 その報告の具体的なことを教えていただけますか。
【次の発言】 一応わかりましたけれども、その調査に関連して、もう一つ伺いたいことがあります。それは、年齢別あるい……
○金子(み)委員 私は、いま質問が続いておりました電話交換手の人たちに関する頸肩腕症候群の問題につきまして、少しく具体的な面を取り上げて質問させていただきたいと考えておりますけれども、副総裁、時間の都合がおありのように承りましたので、電電公社の方々に先に質問をさせていただいて御意見を承りたいと考えております。 いま島本議員からの質問に答えていただいて、全国的な頸肩腕症候群の罹病発生状況というのをお聞き取りいただいたと思うのですけれども、その中でさらに全国的な分布状況を見てみますと、東北地方が一番多いのでございます。そしてさらに東北地方の中でも福島県が多いということ、こういうようなことは資料を……
○金子(み)委員 私は、本日は、最近の物価騰貴とそれから品不足の関係で、特に衛生材料であるガーゼに関する問題についてお尋ねしたいのでございますが、その前に、経企庁長官に申し上げたいことが一つございます。御答弁いただければありがたいと思います。 それは、このような物価騰貴の問題に対する対処の方法としてお考えいただいたと思いますが、商品の投機に関する法律、制度でございますね、その法律を商工委員会に付託なさるように御決定のようでございますが、この物価対策委員会がございますのに、どうしてこの委員会に付託なさらないで商工委員会のほうに付託なさいましたのか、私はたいへん遺憾に存ずるのですけれども、その点……
○金子(み)委員 関連して一つだけ伺わせていただきたいことがございます。 けさからずっとお話を伺っておりましたところが、きょうの参考人の皆さま方の御答弁は非常におじょうずで、政府の答弁よりももっとすぐれているように伺っておりましたが、肝心なところにまいりますと非常に歯切れが悪くて、私などにはあまりよくつかみ取れないところもずいぶんございました。ただ、きょうは朝からずっと具体的な質疑が続いておりますので、私は具体的なものを取り上げるつもりではございませんで、基本的な問題として商社の皆さま方にぜひお考えを披瀝していただきたいことを一つだけ、お願いしたいと思っております。 今日のような、昨年の秋……
○金子(み)委員 今回のこの物価の非常な騰貴にかかる原因については、従来から非常にいろいろと討議がされてきたわけでございますが、私は、大手商社のあり方につきまして公正取引委員長にお尋ねしたいと思うわけでございます。 たとえば、住宅建設の材料となる外材の輸入につきましては、大手十商社がすでに輸入総量の七〇%を押えているという事実、そしてその中でも三井物産、三菱商事及び住友商事のシェアが一九・四%となっておりますから、結局、この三つの商社で大手十社の中の三分の一を占めているという事実がございます。また、大豆の輸入につきましては、三菱商事が二一・四%、三井物産が十二・一%で、計三三・五%に及ぶ。や……
○金子(み)委員 私は、このたび政府のほうで提出されておられます、この議題となっております法案ですが、この法案は、いわば大手商社の行き過ぎを押えて、そして国民生活に安定を来たさせようという目的のためにおつくりになったものだと考えられますので、国民としてはたいへんに期待を寄せていると思います。 そこで、私は、きょうはたいへんに事務的な質問をさせていただくことになるのでございますけれども、この短い法律の中に盛られております意図、それもございますが、その前に、各条文の意味を理解させていただきたい、このように考えるわけでございます。 まず第一条から逐条でやらせていただきたいのでございますが、「この……
○金子(み)委員 ただいま食肉の問題が出ていたのですが、私は、同じ食肉の関係ですが、きょうは経企庁の方おいでになっていらっしゃるでしょうか。――食肉の問題とそれから物価の関係で、一、二お尋ねしたいと思います。 いまから二日前の十七日の新聞に出ておりましたので、たぶんごらんになっていらっしゃるだろうと思うのでございますけれども、神戸の港にたくさんの輸入食品が積み上げられているという事実でございます。これはコンテナだけで一週間しかそこに置くことができないはずのところを一カ月以上も積んであることや、それからコンテナだけではなくて――倉庫はもちろんのこと入り切れないから、コンテナをそのまま表に積んで……
○金子(み)委員 経済企画庁にお尋ねいたさせていただきたいと思います。 先般、この委員会できまりました生活関連物資の買占め及び売惜しみに対する緊急措置に関する法律、これが成立いたしまして即日施行されましたので、この法律の中で一番山といわれ、目玉商品のようにいわれておりました物価調査官というものが設定されたわけでございますね。七月の十四日に百六十八名でございますか、関係の三つの役所の中に物価調査官がきめられて、そして活動を開始したということになっていると思います。 それで、今日ただいまの時限では大体二カ月になるわけでございますが、この任命された物価調査官の方たちの活動が、任命されてから一カ月……
○金子(み)委員 私は短い時間でございますので問題をしぼりたいと思いますが、きょうは国立病院、国立療養所に限りまして、病院サービスとそれから人員の問題について質問をさせていただきたいと思います。 二、三日前の新聞に、写真入りで国立がんセンターの看護婦さんがすわり込みしていました。あの事情もすでに御承知だと思いますけれども、がんセンターというところは厚生省でも特別、定員をよけいに配分していらっしゃることも知っております。しかしがんセンターというところは、普通の一般の国立病院に比べますと非常に重症者が多い。大体、病院の中の三〇%ないし五〇%が重症者になっていますね。それから死亡数も、一般の病院の……
○金子(み)議員 私は、ただいま提案になりました保育所等整備緊急措置法案につきまして、日本社会党を代表し、その提案理由及びおもな内容を御説明させていただきます。 日本社会党は、憲法を暮らしの中に生かしていく政策に取り組んでおりますが、特に、年金の拡充、医療の社会化、そして福祉の充実にその重点を置いております。これらの政策の一環として、このたび、立ちおくれております保育所の整備を緊急に実現しようとするものであります。 まず、保育所において保育を必要とするすべての子どもに対して、保育が保障されなくてはならないという原則から、現保育所の整備充実を緊急に行なう必要があります。ことに物価高騰による家……
○金子(み)委員 私は、児童手当法等児童に関する三つの手当制度のことについて、時間がたいへんに短うございますので、具体的な質問は先に保留させていただくことといたしまして、一応基本的な問題につきまして二、三質問させていただきたいと考えております。 世界的に貧しい日本の社会保障の中でも、最も立ちおくれがはなはだしかったのがこの児童手当ではございませんでしょうか。やっと一昨年、四十七年の一月から実施されたこの児童手当に関しましては、その他の社会保障関係の給付の改善が着々と進められておりますのにもかかわりませず、何らあまり改善もされないで、放置されてきたような感じがいたします。児童手当は日本の将来へ……
○金子(み)委員 結核はかつては日本では国民病であるとか亡国病であるとかいうふうにいわれて、長いこと日本の死亡率の第一位を占めるというような状態が続いてきたことは御承知のとおりだと思います。二十年ほど前から、大体昭和二十六年でしたでしょうか、結核対策が新たにつくられて、そして結核の実態調査を五カ年ごとに行なうとか、それに基づいて患者管理をするというような政策がとられるようになりましてから、過去二十年の間における結核の蔓延率が低下したとか、あるいは死亡率が一位であったものが十位に下がったとかというような、結核に関する諸政策の成果というものは一応評価できるものがあると思うわけでございます。しかし結……
○金子(み)委員 私は、きょうは時間も短うございますので、一点だけの問題について申し上げて御意見をいただきたいと思っております。 それは看護婦の養成教育の問題についてでございます。御承知のように、看護婦不足の要因は幾つかの問題が総合されておると思いますけれどもその要因の中で一番ウエートを占めると申しますか、大きな要因となっておりますものに賃金の問題がございます。看護婦の低賃金というのは昔から今日に至るまで非常によく知られているところですが、この低賃金を来たしている原因というのが何であるかということを考えなければならないと思うわけですが、その低賃金の原因の中には日本の医療制度、医療費の問題など……
○金子(み)委員 優生保護法の一部改正に関してお尋ねをしたいと思います。 実はけさ、時間指定電報というのを私、受け取ったのです。午前六時三十五分。ずいぶん早い時間でした。何だろうと思って見てみましたら、「優生保護法の一部改正に絶対反対する、日本医師会長武見太郎」。もう一ぺん読みます。「優生保護法の一部改正に絶対反対する、日本医師会長武見太郎」こういう電報をいただきまして、びっくりしたのです。婦人団体とかそのほか「青い芝の会」だとか、そのほか従来からこの法案に反対をしていらっしゃる多くの方たちがいらっしゃいますが、その方々からの反対意見という電報ですとかあるいはおはがきというのは従来からいただ……
○金子(み)委員 優生保護法の一部改正案に対する反対討論を行ないます。 今回提出された優生保護法の一部改正においては、人工妊娠中絶を認める条件のうち、「身体的又は経済的理由」を削除し、「母体の精神又は身体の健康」に改め、その理由を、現在の国民生活水準の向上に置いておりますが、これは、あまりにも実態を掌握していないものといえます。なぜなら、国民が好まない人工妊娠中絶を受ける最大の動機は、激しい物価高騰、住宅不足などの経済的理由によるものであるからであります。ことばをかえれば、国民が不安定な現代の生活及び将来に適応しようとする最後の生活の知恵にほかならないと考えます。 また、経済的理由を削除す……
○金子(み)委員 金子みつと申します。参考人の方々にはお忙しい時期にきょうは長い時間いろいろと御意見をいただきましてありがとう存じました。与えられた時間が十分でございますので十分お尋ねして聞かせていただくこともできないかと思いますが、それぞれの参考人の方々にお一人一問ずつ聞かせていただいて、きょうは私の時間を埋めたいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。 初めに堀越参考人にお尋ねしたいと思いますが、先ほど御意見を承っておりまして、私の聞き方が悪かったのかもしれませんけれども、何か統制に入るのが前提になっているようなお話に聞こえたのでございます。もしこれが間違っていましたらお許しいただき……
○金子(み)委員 私は、日本社会党を代表いたしまして、いままでずっと審議をしてまいりました国民生活安定緊急措置法案並びに修正案に対しまして、修正案は多少改善を見てはおりますけれども、原則的に反対の意見を申し述べるところでございます。 昨年来の品不足、物価高は今回の石油危機が発生して以来急激に悪化し、国民生活はひしひしと追い込まれ、どこまでのぼるかわからない、日ごとに高まっていくこの不安定な物価に国民は非常な不安にさらされております。個人タクシーの運転手、また公衆浴場の経営者が先行きの不安に耐えかねて自殺をはかったということなどをあわせて、政府はどのような思いでこの事態をごらんになっていらっし……
○金子(み)委員 私は、きょうは初めに経企庁長官にお尋ねさせていただきます。 第七十二国会の冒頭で、長官が私どもにごあいさつをくだすったわけでございますが、そのごあいさつの中で「物価の安定は、国民生活の基盤をなすものであり、その動向は国民福祉に重大な影響を及ぼす問題であることは言うまでもありません。政府は物価の安定を現下の最優先の課題として」、「緊急対策並びに長期構造対策に全力をあげて」云々というふうにごあいさつをいただきましたわけでございますが、この緊急対策並びに長期構造対策でございますが、この内容について概略御説明いただいて、その関係をお示しいただきたいと思います。
○金子(み)委員 私は本日は、時間の関係もございますので、電気料金に関する問題について二、三お尋ねをしたいと思っております。 御案内のように、九つの電力会社がこのたび一斉にその値上げを通産省に申請したという事実がございまして、非常に話題にのぼっております。非常に不安で、いま、御案内のようにずっと引き続いてまいりました悪性インフレの物価高のこの時代の中で、さらにまた電気料金が上がるという問題につきましては、公共料金抑制の問題と相反するような形になっていくんではないかということが非常に心配されます。それぞれの家庭の主婦も、この問題を非常に大きく取り上げて、あちこちで検討会をしたり勉強会をしたりい……
○金子(み)委員 私は、きょうは財団法人結核予防会に関する事項にのみしぼってお尋ねをさせていただきたいと思っております。 実は、この前の通常国会のときに結核予防法の一部改正が審議されましたおりに、関連事項といたしまして、財団法人結核予防会の件につきましては私自身も質問をいたしております。それからまた、同じときに参議院におきましても、社会労働委員会において藤原道子議員あるいは須原昭二議員がそれぞれ質問をしておられます。それらの質問に対して、大臣並びに当時の三浦審議官が答弁をなさっていらっしゃるのでございますが、議事録をよくよく読み返しまして考えてみたわけでございますけれども、どういうふうに読ん……
○金子(み)委員 私は、きょう経企庁長官に、いまのこの狂乱物価を乗り越えた、何という名前をつけていいかわかりませんが、ものすごい消費者物価指数の値上がり、これに関連する問題で、二、三御意見を伺わせていただきたいと考えております。 まず、こまごまと数字を申し上げるまでもなくすでに御承知でいらっしゃいますから、時間を節約する意味におきましても、あまり述べたくないと考えておりますけれども、この十月の指数として示されました前年同月比二五・八%のアップでございますが、これは昨年の石油危機といわれたときの、暮れから四月へかけての、中でも最もひどかった二月の二三・六%よりも上がっているわけですね。これは特……
○金子(み)委員 先ほど経済企画庁長官のごあいさつの中で、このむずかしい時期に対処するお考えやら姿勢やら、非常に高道なお立場で、副総理のお立場も含めて御説明があったように承りました。それはそれでよくわかったわけでございますけれども、それは総論的な考え方でありまして、国民の一人一人は、それはそれでわかった、だけれども、毎日の生活をどうしていったらいいかということで苦しんでいるわけでございますから、一つ一つの、もっと具体的なこまかい問題についてのお考えを聞かせていただかないと安心できないわけでございます。私は、そういう意味合いにおきまして少し具体的に副総理のお考えを伺わせていただきたい、そんなふう……
○金子(み)委員 本日は大臣の御出席の時間が大変に限られていらっしゃるように承っておりますので、本来ならば私の質問をずっと流して聞いていただければ御答弁いただくのにも都合がいいんじゃないかと思うのですけれども、それができませんので、大変に質問は順序不同になりましたりいろいろするだろうと考えますが、その辺は御理解いただきたいと思います。そういう形で、少し前段でお聞きいただきながら最後に大臣から御答弁いただきたい問題がございますのでそれを聞かせていただきたい、そんなふうに考えておりますのでお願いいたします。 まず初めに外務省の方にお尋ねしたいことがございます。私は条約その他の関係につきましては大……
○金子(み)委員 参考人の先生方にはありがとうございました。大ぜいお見えいただいておりますが、時間が制約されておりますので、みんなの先生方にお尋ねする機会が与えられないかもしれないと思っておりますが、いま少し聞かせていただきたいと思うことがございます。 まず、島田先生にお尋ねしたいのですが、遺族年金給付を実現している国というのが、一九七五年の外務省の資料によりますと、十六あるのでございますけれども、この十六の国、あるいは必ずしもこの国とは限りませんけれども、それ以外の国でも結構なんですが、妻であるための不利益の取り扱い、たとえば離婚した場合などが不利益の取り扱いになっているかどうかということ……
○金子(み)委員 貴重な時間をちょうだいいたしまして、いまの中村委員の質問に関連させていただいて、道路の問題で二、三お尋ねさせていただきたいと思います。 いま大臣のお手元にお届けいたしましたのは、私がこれから質問をいたしましようとする対象の物件でございますので、御存じないかと思ってお届けいたしましたので、ごらんになっていただきたいと思います。 いま中村委員からもちょっと触れていただきましたが、この中央高速道は、東京都の調布から都内に入ってくる道路でございまして、昭和三十八年ごろから計画が一部変更になりまして、いままでの計画とは違った方向にこの道路の位置が決められたということでございます。こ……
○金子(み)委員 私は、ただいま提案になりました法律案に関する質問を少しさせていただきますが、初めに、政府が今国会でILOの百二号条約を批准する予定で国会にその批准案を提出するという話になっておりますのですけれども、この批准の問題に関連して少しお尋ねしたいと思います。 今度政府が批准を予定されております部門の中に入っていない部門について少しお尋ねがしたいわけです。九部門の中で四部門だけを一応対象として今回批准の手続を踏んでおられるようですが、大切な部門が幾つか外れていることについてこの際質問しておきたいと思います。 御案内のように、ILO百二号条約というのは社会保障の最低基準に関する条約で……
○金子(み)委員 ただいま御説明のありました作業環境測定法案の関係でございますが、初めに伺いたいと思いますことは、この法律をどうしてもつくらなければならないとする背景と申しますか、基本的な理由でございますね。そして、それが施行、実施ということになった暁に、どのような効果と申しますかメリットがあるのかということを、まず大臣から伺わせていただきたい。
【次の発言】 それでは基本的な私の疑問を少し申し上げてみたいので、当局から御返事をいただきたいのですが、その一つは、この法律は一条に「労働安全衛生法と相まって、作業環境の測定に関し」云々というふうに、最初の条文のうたい出しがそういうふうになっておりま……
○金子(み)委員 実は先般の予算委員会のときにも取り上げて一部質問をさせていただきました問題でございますが、大変に関心を持っておりますので、実態が知りたいと思って実態を見てまいりました。そのことを中心にして、きょうは少し実態の説明と、私がいろいろと発見いたしました問題点につきまして質問をさせていただきたいと私は思います。 厚生大臣は、厚生大臣におなりになる前から厚生問題に非常に造詣が深くていらっしゃるし、いろいろとおわかりのことだと思うのですけれども、一つ一つの施設の問題まで、あるいは一つ一つの政策の中身まで細かく承知なさるということも困難かしらんと思います。それでいまから私が申し上げます点……
○金子(み)委員 私は、本日はまずひとつ婦人問題一般について外務省並びに総理府の方に質問したいと思います。 このたびメキシコにおいて行われます国際婦人年に当たっての世界婦人会議が開かれますが、この会議におきまして議論される予定の世界行動計画案というものが二百六項目にわたって示されております。この問題は、本来ならば私ども日本の婦人はその内容について十分明らかに示されているべきはずだと考えておりましたけれども、内容を承知いたしましたのは大変に最近でございました。 それも、私どもが、政府代表がお出かけになるのに合わせて出発をいたしますために準備を進めていただいたようなかっこうでございまして、したが……
○金子(み)委員 ただいま田邊委員がお取り上げになっていらっしゃいました重度心身障害児の問題、これらは恐らく、この部屋においでになる方は皆さん御存じの問題だと思います。ところが、私がただいまから申し上げたいと考えておりますのは、いわゆる難病と呼ばれる種類の病気を持つ人たちでありまして、大変にじみでございます。恐らく余り御存じでない方が多いのではないかと思うわけでございますが、たとえば手がきかないとか、足がきかないとか、目が見えないとか、耳が聞こえないとか、物が言えないとかいうふうに、外にあらわれた障害でございますと、だれにでも気がつきます。そして、そのことを考えますと、何とかしてあげたいという……
○金子(み)委員 私は、本日は主として地域医療を中心に、厚生省の御方針を伺いたいと思って質問をいたします。 まず、昭和三十八年の三月、医療制度調査会が医療の新しい概念というのを答申いたしましたが、御承知だと思います。そこで出てまいりました新しい概念としての医療の包括性という問題でございますが、これは申し上げるまでもありません、健康時の健康擁護、健康増進とか疾病とかを中心とする健康擁護と、健康破綻からの回復、すなわち従来の医療と呼ばれていた診療、リハビリテーション等の問題でありますが、この二つを中心の柱として、その二つの柱をめぐる機能を一括して包括医療というふうに呼ばれたと私は理解しております……
○金子(み)委員 関連して質問させていただきます。 いま田口議員が質問しておりましたのに厚生省から御答弁があったわけでございますが、その御答弁の中で一つ私の理解できないことがあるわけです。それもお尋ねしますが、大体お話のやりとりを伺っておりましてもそうですし、すでにおわかりのことだとは思うのですけれども、日本の年金制度の仕組みというのは男子本位につくられていますよ。女子の取り扱いは非常に不合理です。大変不公平にできています。大体、日本では平均余命は女子の方が統計から見ますと五年長いですね。そうしますと、老後の問題というのは男子よりもむしろ女子に深刻なんじゃないでしょうか。それなのに女子に対す……
○金子(み)委員 厚生省は先ごろ厚生白書をおまとめになって、まだ私どもはその実物を拝見しておりませんけれども、新聞発表でその中身の概略を拝見することができました。その厚生白書の中には、社会保障全体の水準と所得保障の問題、あるいは医療保障の問題、そしてさらに社会福祉サービスの問題というふうに、三つの部門に分けてそれぞれ現状分析して、問題点などを提起しておありになったと思います。 私、本日厚生大臣に御所見を伺いたいと思っておりますのは、この中の医療保障の問題だけを取り出したいと思うのでございますが、実はその要約された、新聞発表されました中から拝見いたしますと、医療は――一わが国の医療はということ……
○金子(み)委員 私は、きょうは先般、厚生大臣がこの社労の委員会で御披瀝なさいました所信表明でございますが、この所信表明の中から幾つか、ちょっと理解しにくい、私自身わからない点もございますし、あるいはどのような具体的な御計画や政策をお持ちになっていらっしゃるのかということなどを承りたいと思いまして、そういう観点で主としてお尋ねをさせていただきたいと思います。したがいまして、大変広範囲にわたりますけれども、ここで一つ一つ取り上げました事項について深く論議を進めるという形ではございませんで、厚生省の五十一年度予算に関係する今度の政策の中身についてわからせていただきたい、そういう趣旨で質問さしていた……
○金子(み)委員 年金とは何だというのがまだはっきりした概念がないみたいなことも伺いました。しかし一般論としては、年金というのは働いている間賃金をもらって、その賃金を得て、それが生活の保障になっているというふうに考えられるのですが、働けなくなった後に、言葉をかえて言えば、老後のと申しますか、退職後と申しますかの所得保障というような言い方がございますね。しかし日本の場合は、所得保障だけでなくて、生活保障的な意味合いが含まれているのではないかというような感じもするわけなんです。しかし年金というのが何だというのは、いろいろと議論があってはっきりしたあれはないと思うのですが、厚生省では、政府ではそれを……
○金子(み)委員 私は、きょう健康保険法の一部改正と、それから予防接種法の一部改正の二つに関する質問をすることにいたしておりますが、初めに健康保険法の一部改正の方から質問をさせていただきたいと思います。 申し上げるまでもないことでございますけれども、わが国の医療問題というのは、大変に長い間いろいろな問題が解決されないままに過ごされております。たとえば医療供給体制の不備だとか、保険医療以外の自己負担がだんだん増大していくという問題でありますとか、薬剤重点主義の医療であるというようなことでありますとか、さらにはまた医療保険各制度の間のバランスがとれていないというような、いろいろ問題があるわけでご……
○金子(み)委員 私は本日は、最近新聞で話題に上っております中国の孤児、伊藤司さんという方のことを中心にいたしまして、このことを一つの例として考え、戦後処理の問題について関係の御当局から御意見やあるいは対策などを聞かせていただきたい、そういうふうに考える次第でございます。 申し上げるまでもございませんけれども、この問題は、もう三十年も三十一年も前のお話になるわけでございますが、日本が敗戦ということで戦争の幕が閉じられた結果でございますが、侵略戦争を日本では大東亜戦争と称しておりました。世界的に広がった戦争で、第二次世界大戦とも呼ばれている戦争でございました。その結果、日本では約三百万人近いと……
○金子(み)委員 私は、きょうは、先般大臣から厚生行政に関する一般的な所信の表明がございましたが、それについて幾つか質問をさせていただいて、そしてお考えを聞かせていただきたいというふうに考えている次第でございます。 まず初めに、所信表明要旨の中で大臣のおっしゃっていらっしゃる言葉の中で、私は、これは基本的なものだと思いますので、ちょっとこれだけではわかりませんので御説明を願いたいと思いますのは、「福祉の心を」というのがあるのですが、この「福祉の心」というのは何なのかということを実は伺いたいのです。どういうことでございましょうか。御説明いただけますでしょうか。
○金子(み)委員 私は前回、厚生大臣の所信表明に関する質問をやりかけておりまして途中で切れましたので、きょうはその後の引き続きということになるわけでございます。 前回、大臣の所信表明の中に、大臣が厚生行政を進めていらっしゃる底に流れる思想として「福祉の心」ということを、大臣の哲学を聞かせていただいたわけでございました。ですから、この所信表明の中にも、あるいはこれからお進めになる厚生行政の中にも、当然のことながらそのことが底辺に流れているはずだというふうに理解をしながらこれからの行政を私たちも見守らせていただきたいというふうに考えるわけでございます。それで、前回途中まで質問させていただきました……
○金子(み)委員 私は、きょうは時間の関係もございますので、障害年金の問題とそれから婦人に関する年金の問題とにしぼって質問をさせていただきたいと思います。 まず初めに、障害年金の問題でございます。申し上げるまでもないのですけれども、現在の年金制度というのは、非常に多種多様であって、そしてその中で障害年金に関するものとしては七つ種類があるわけですね。たとえば国民年金に障害年金の拠出制と無拠出制とがあるし、厚生年金にも障害年金があるし、船員保険にもあるし、共済組合にも廃疾年金という名称で障害年金がありますし、労災保険にも障害補償年金があり、恩給法にも増加恩給、傷病年金、それから戦傷病者援護年金の……
○金子(み)委員 私は、本日はこの法案に関する質問を幾つかさせていただきたいわけでありますけれども、法案の性質上二つのものは入りまじっておりますから、明確に区分して御質問申し上げることはむずかしいことだと思いますので、その点を御了解いただきたいと思います。 初めにお尋ねしたいと思いますことは、この労働安全衛生法でございますが、これはもともとは労働基準法から分離したものだというふうに理解いたしております。したがいまして、労働基準法とは兄弟姉妹の関係にあるわけですから、言うなれば姉妹法だと言ってもいい、そういうふうに思われるのですが、そうであるといたしましたらば、労働基準法の関係から言えば、これ……
○金子(み)議員 私は、日本社会党を代表いたしまして、母子保健法、健康保険法等の一部を改正する法律案の提案理由を御説明申し上げます。 母性を心身ともに健全な状態に保つことは、人類の永遠の存続と発展を保障する上で、国の最も基本的な事業と言わなければなりません。この観点からわが国の関連制度を見直してみますと、どの国にもないような立ちおくれが少なくとも二つございます。 その第一は、妊娠及び分娩に関しては、特殊な事例を除いては保険給付の対象にならず、原則として自己負担だということであります。女性は、出産によって児童の育成という重要な社会的役割りを担うことになるわけでございますから、出産は、単なる個……
○金子(み)委員 私は、ただいまから健康保険に関連して厚生省御所管の一般質問をさせていただきたいと思っております。 きょうは、時間の関係もございますので、させていただこうと思っております質問の内容は、国民が病気になって病院に入院いたしますと、いろいろな種類の一部負担を患者が負担しなければならないものを徴収されておりますが、その一部負担に関する問題を少し質問したいと思います。 この一部負担も非常にいろいろな種類があります。たとえば問題になっておりますベッドの差額の問題でありますとか、あるいは付添看護の料金でありますとか、あるいは入院の保証金の問題でありますとか、あるいはそのほかに、受診を予約……
○金子(み)委員 私は、きょうは物価問題を中心といたしまして、政府の御見解やあるいは政策など伺いたいと思います。そして、それに関連いたしまして、先般視察に参りました神田の青果市場でございますが、その青果市場に関連して二、三お尋ねしたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。 まず、大臣お見えになりましたので、このことはぜひ大臣から伺いたいと思いますことがございますので、ひとつお願いしたいと思います。 それは、申し上げるまでもございませんけれども、石油ショックが起こります一歩手前でございますか、例の狂乱物価のはなはだしいときがございましたが、あのときに現在の福田総理は経企庁……
○金子(み)委員 私は昨日の調査の一員となりまして調査をさせていただきました。もちろん、一日の調査でございますから、十分目的を達成するということなんかはむずかしいと初めから考えておりましたのでございます。 現地へ参りまして、私どもは東京におりまして、消費地におりますので東京における状態がこうなのだということは理解いたしておりましたけれども、産地でどのような状態になっているかということについての認識がございませんでしたのが、あちらに参りまして、現地の方々に直接お話を承ったり、あるいは消費者の方たちからお話を聞いて、そのことが東京における状態と変わらないということに非常にびっくりいたしました。そ……
○金子(み)委員 私は、きょうは、灯油の問題に限りまして、国民生活の安定を守るという見地から、通産省並びに経済企画庁のお考えを少し聞かせていただきたいと思う次第でございます。 私は、ことしの九月に当物価対策特別委員会が委員長を中心にいたしまして北海道に物価問題の調査に出向きました、そのときのメンバーの一人として参加をいたしたわけですが、そのときに、北海道におきましては、いま私が本日取り上げようと思っております灯油の問題が、私たち本州に住んでおります者の物の考えとは比較にならないぐらい、生活必需物資として非常に重要なものであるということについてるる説明も聞きましたし、訴えも聞いたわけでございま……
○金子(み)委員 私は、戦争に絡んで、戦争がありましたからこそ存在する従軍看護婦さんの問題につきまして、いままでも、ここ二、三年来たびたび、いろいろな委員会あるいは予算の分科会等で討議があったことでございますけれども、何遍やっても一向らちが明かないという感じが強くいたします。それで、きょうは改めてまた、この問題を提起して、そして厚生省と総理府の御見解を承りたい、こういうふうに思って質問させていただくわけです。 前回の戦争のときに従軍看護婦と呼ばれておられる方たちは、いわゆる旧陸海軍看護婦のほかに赤十字の救護看護婦の人たちもあるわけです。そして御承知だと思いますけれども、この人たちは日華事変以……
○金子(み)委員 いまさら、ここに憲法の二十五条を持ち出す必要はないと思うのですけれども、しかし、国は国民の健康を守るという責任を持っていますし、同時に最低生活を保障するという責任と義務も持っているわけですね。その立場からいって健康を守る政策としては、いま行われています医療制度の抜本改正、あの長い間いろいろ問題がございました、いまの問題になっている医療制度を抜本的に改正するということを、大臣は先般この五十三年、五十四年度の間にやりたいということをおっしゃいましたね。そういうことはおっしゃっていらっしゃるわけです。医療問題については、国民の健康を守るという点については、いままでの改正できなかった……
○金子(み)委員 先般の社会労働委員会で行いました現地調査、けさほど来御報告があったので大臣聞いていらっしゃったと思うのですけれども、私は、あの調査で第二班に参加いたしまして、現地調査をいたしました。それできょうは、いろいろございますけれども問題をしぼりまして、調査に出かけてまいりました愛媛県の今治地域を中心とする雇用・失業、そういった関係の問題にしぼって質問をさせていただきたいと思っております。 まず最初に、大臣は労働大臣に御就任なさいました当初、もうすでに大変な不況時代に入っておりまして、あちこちの企業が倒産をする問題、あるいはそれに伴って大量の失業者が出てきていたというような事態のすで……
○金子(み)議員 私は、日本社会党を代表して、ただいま議題となりました労働基準法の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 近年、わが国の経済は高度成長を遂げ、工業生産力はヨーロッパの先進諸国を追い抜き、アメリカに次いで、資本主義国の中で第二の地位を占めるに至りました。 しかしながら、労働条件においては、なかんずく婦人労働者の労働条件においては、欧米の先進諸国に比べて、著しく立ちおくれているのが実態であります。 特に、解雇、昇進、昇給等々の労働条件において、わが国では、婦人が大きな差別を受けております。この性による差別は、解消される傾向にあるどころか……
○金子(み)委員 私は、本日は看護職員の雇用及び労働・生活条件に関する条約並びに勧告に関してお尋ねをして、政府の御見解を承りたいと存じます。 国際労働機関すなわち私どもがよく言いならわしておりますILOですが、ILOでは「他の職種の保健職員とともに、国民の健康及び福祉の保護と向上において看護職員の果たす重要な役割りを認識し、」「看護職員の雇用及び労働条件の向上において特に積極的な役割りを果たすべきである」ということを認識しているわけであります。 そして「看護職員の有資格者の不足が存在し、また既存職員が必ずしも最も有効には活用されていない多くの国における看護職員の現状が、効果的な保健業務の発展……
○金子(み)議員 ただいまから提案理由の説明をさせていただきますが、ただいまから説明いたします法案は、政府から提出されております健康保険法の一部改正に対する対案ではございませんので、念のため申し上げておきます。 それでは説明いたします。 私は、日本社会党を代表いたしまして、母子保健法、健康保険法等の一部を改正する法律案の提案理由を御説明申し上げます。 母性を心身ともに健全な状態に保つことは、人類の永遠の存続と発展を保障する上で、国の最も基本的な事業と言わなければなりません。この観点からわが国の関連制度を見直してみますと、諸外国ではすでに解決済みになっている立ちおくれが、少なくとも二つあり……
○金子(み)委員長代理 愛知和男君の質問は終わりました。
次に、武部文君。
【次の発言】 武部文君の質問はこれで終わります。
続いて、長田武士君。
○金子(み)委員 私は最後でございまして、参考人の皆様方も大変お疲れになっていらっしゃるだろうと思います。 けさほど来、大ぜいの委員たちの質問についていろいろと御答弁をいただいております。私もずっと初めから聞かせていただいておりましたが、わかったことはいままでわかっていたことであって、知りたいと思っていたわからなかったことはやはりまだ本当によくわからない、これが率直に申し上げる私の気持ちです。それほどさようにこの円高差益問題というのは大変に複雑で、怪奇と言うわけにはいかないかもしれませんが、大変むずかしくて、そしてややこしくて、考え方、認識の仕方の違い、あるいはその違いが基本になって計算をす……
○金子(み)委員 私は、きょうは大きな二つの項目に分けてお尋ねしたいと思います。政府の御見解をいただきたいと思います。
その一つは、昨年の十一月二十二日、参議院の社会労働委員会におきまして渡辺前厚生大臣がお示しになった医療保険制度改革の抜本的考え方、十四項目あるわけですけれども、この十四項目というものが、小沢厚生大臣にかわりました今日でも変更があるかないかということについて、まず小沢現厚生大臣のお考えを明確にしていただきたいと思います。
【次の発言】 なぜそんなお尋ねをしたかと申し上げますと、小沢厚生大臣は、大臣に就任されてその後さるところにお出かけになったときに、厚生行政を担当するに当たっ……
○金子(み)委員 私は、本日は、今回労働省で発表されました「婦人労働の実情」昭和五十二年版を中心にいたしまして、特にその中から、雇用における男女の平等の問題に重点を置きまして、御意見を少し伺いたいと考えておりますことと、いま一つは、労働基準法の中にうたわれております労働時間の関係について、伺いたいと考えております。 まず、わが国では、これにも出ておりましたけれども、婦人労働の実態は、全労働者、全労働力の中で婦人が二千十万、これは全労働力の三七・四%と言われておりますし、それから、雇用者が千二百三万人で、これは男子を一〇〇とした場合六〇・二%と報告されております。 そこで、この「婦人労働の実……
○金子(み)委員 私は、審議されておりますこの法案に関連いたしまして、初めに従軍看護婦の問題について一言だけ厚生大臣の御所感を承りたいと思うことがございますので、まずそれからお願いいたします。 戦争中に戦地で旧陸海軍の戦時衛生勤務に従事した日赤の従軍看護婦に対しましては、前国会で日本赤十字社を通して毎年慰労金を支給するということが決定されまして、五十四年度の予算の中に八千六百万円ほどの金額を計上していただいたことでございますが、このことは、大変当然なこととはいいながら、ありがたいことであったと喜んでいるわけでございます。 ところで、同じように戦争中に戦地で衛生勤務に従事した人たちは、必ずし……
○金子(み)委員 まず初めに、上田先生にお尋ねさせていただきます。 医薬品というのは、その効用と毒性をあわせ持っているということで、もろ刃の剣というふうに言われているわけでございますね。そして、日本には薬害患者が非常に多発しているということも事実でございます。それで、特にキノホルムが原因になっていると言われておりますスモン患者が、欧米では数名ないし数十名というような発生状況でありますのに、日本では、最近の数字を厚生省に伺いましたところ、一万七、八千人ぐらいというふうに聞いております。なぜこんなに日本に多いのかということについて明らかにされていないような感じがいたしますので、先生の御見解を伺わ……
○金子(み)委員 先般来審議が続けられています薬事法と医薬品副作用被害救済基金法案、この二つの法案は大変に関連の深い法案でございますので、本日は別々に切り離さないで一緒に考えて、そして幾つかの質問をさせていただきたいというふうに私は考えております。 まず初めに、総論的なことで厚生大臣の御所見を伺いたいと思うことがございます。それは申し上げるまでもないことですけれども、医薬品につきましては、その機能が人体の健康に大きな影響を及ぼしますし、ときには生命をも失わしめることがある。そういうものでありますがゆえに、その効用性もさることながら、まず安全性をこそ第一義として取り扱わなくてはならないというふ……
○金子(み)委員 本委員会で審議されておられます厚生省設置法の一部改正のことですけれども、これは国立身体障害者リハビリテーションセンターを所沢に設置をするということと、これに伴って従来の東京にあります国立の視力障害センター、それから身体障害センター、それからもう一つ聴力言語障害センター、この三つを廃止するというふうに理解いたしておりますが、それでよろしいのでしょうか、確認したいと思います。
【次の発言】 では、その件につきまして少し質問をさせていただきたいと思います。
まず初めにお尋ねしたいと思いますことは、所沢に国立のリハビリテーションセンターを設置するに関して、厚生省では数年前からこの問……
○金子(み)委員 私は、きょうは電子計算機の問題につきまして継続審議の形でさせていただきたいというふうに思っております。 電子計算機を利用するということは最近非常に盛んになってまいりまして、国の機関あるいは地方公共団体、民間の会社や大学とか研究所とか、いろいろなところで電子計算機を利用しておられるわけです。その利用の仕方と申しますか導入の仕方と申しますか、急激にこの十年ぐらいの間に五倍から六倍ぐらいも上昇していまなお今後もさらに伸びていくであろうというふうに伺っております。電子計算機をつくる会社すなわちメーカーでありますが、メーカーには、本当に小さな卓上で使えるような、超ミニ型というのだそう……
○金子(み)委員 私は、本日は、大きく二つに分けまして、婦人問題を中心にいたしますけれども、その一つは、国際婦人年の関係に関しまして、総理府総務長官の御意見を聞かせていただきたいことが少しございますので、質問させていただきます。 一九七五年にメキシコにおきまして、国連が定めた国際婦人年の世界会議が開催されました。そのときには日本政府の代表も出席いたしております。ただ、このとき日本政府は、この国際会議に出席するに当たって提案する案件は何も持たずに出かけております。出席される前に、私どもは衆参両院で婦人問題の集中審議をいたしまして、そのときに、初めての国際会議に出席する日本代表が何を提案するのか……
○金子(み)委員 これより会議を開きます。
私が年長者でありますので、衆議院規則第百一条第四項の規定により、委員長が選任されますまで、委員長の職務を行います。
これより委員長の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの堀内光雄君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、井上普方君が委員長に御当選になりました。
井上普方君に本席をお譲りいたします。
○金子(み)委員 これより会議を開きます。
私が年長者でありますので、衆議院規則第百一条第四項の規定により、委員長が選任されますまで、委員長の職務を行います。
これより委員長の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの渡辺秀央君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、井上普方君が委員長に御当選になりました。
井上普方君に本席をお譲りいたします。
○金子(み)委員 一昨日、十八日の新聞に、一つの生活調査の報道がございました。これの中から一部取り出してみますので聞いていただきたいと思います。その後でまた御質問申し上げます。 それは、「主婦奮闘すれど 物価ジワジワ……家計の外堀埋まる」という表題の大きな記事ですけれども、一部だけ抜き出してみます。これはどこの調査かと申しますと、東京都の郊外、多摩市にあります大きなニュータウン、多摩ニュータウンで行われた調査でございます。調査の対象になった家庭は、二DKのごく平均的な公団賃貸住宅なんですけれども、ここに住んでおられる家族の主婦を対象にしたものでございます。その質問の一番中心になっておりました……
○金子(み)委員 明けて一昨年になりますが、昭和五十三年に、戦争当時日赤の従軍看護婦、これは陸軍大臣の命を受けて、日本赤十字社が赤紙の召集をされて、戦地に送られていった看護婦たちでありましたが、この看護婦たちのために、当時説明をいたしましたので重複しますからきょうは避けますけれども、この人たちは、戦争が終わりましたときに、兵隊たちは全部復員いたしましたが、彼女たちは現地に抑留されて、看護婦として現地で働かされて、二十八年にやっとそれが解除になって復員をしてきた人たちでございますが、何の補償もないままに今日まで来ておりました。 このことについて、看護婦たちからの強い要望もございましたし、国会の……
○金子(み)委員 私は、今回提案されております労働者災害補償保険法の改正の問題について少しお尋ねをして御意見を伺いたいと思うことがございます。 その一つは、前からもたびたび審議があったことでございますけれども、今回の改正でやはり一番問題だと思われますのは、労災保険制度と民事損害賠償制度の関連の問題だと思うのです、この関連の問題についてはいろいろな角度から多くの方が質疑を進めていらっしゃるということも知っているわけでございますけれども、私もこの観点に重点を置きまして少しお尋ねしてみたいと思うわけでございます。 最初に、労災保険の問題ですけれども、申し上げるまでもありませんけれども、この目的は……
○金子(み)委員 これより会議を開きます。
私が年長者でありますので、衆議院規則第百一条第四項の規定により、委員長が選任されますまで、委員長の職務を行います。
これより委員長の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの関谷君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、井上普方君が委員長に御当選になりました。
井上普方君に本席をお譲りいたします。
○金子(み)委員 私は、いままでお話もずっとございましたけれども、特に民生用、家庭用の電灯の問題について、その料金について少しお尋ねしたいと思っています。 公共料金が軒並み値上げになるということは、もう申し上げるまでもないわけですけれども、たとえばたばこも値上げになりますが、たばこを吸わない人でも、電気を毎日一日じゅう使わない人はまずないわけですね。それから郵便料金が膨大に上がるということも聞かされておりますけれども、手紙やはがきを毎日書かない人でも、電気を使わない人はないということになりますと、この電気というのは私たちの日常生活の中で一番基本的な問題だと思うわけです。したがって、この電気料……
○金子(み)委員 今回の電気料金の値上げの問題は、先ほどから電力会社の御説明を伺っておりますと、あるいはまた資料を拝見させていただきましたけれども、その値上げの要素の八〇%は燃料だというふうにどなたもおっしゃっていらっしゃる。ところがその燃料の中身がはっきりしない。いただいた資料を拝見しましても、私が素人ですからわからないのかもしれませんけれども、どうもはっきりとしない点が幾つかある。それで先ほど資料要求にもございましたから、私もあの点が大変気になっておりまして、ぜひ知りたいと思っていた点でありますが、資料要求として出るようでございますから、それは資料を拝見した上でまたということもございますけ……
○金子(み)委員 向坂参考人と田中参考人の御意見を承りたいことが一つございます。それは電気料金制度の問題なんですけれども、御承知のように、日本では十電力会社の管轄範囲において全部料金が違うわけですね。そして、産業用の電力料金につきましては、使用した電力でまた利潤をもうけてというようなことがあると思いますので、これはまた別といたしまして、家庭の需要になっている電灯料金の問題なのでございます。この電灯料金が非常にまちまちだということは非常に不合理だと思うのです。けさの参考人の皆様の御意見の中にも、田中参考人もそれを御指摘していらっしゃったと思いますし、福田参考人もちょっと触れていらっしゃいました点……
○金子(み)委員 ガス会社の社長さんたちにお尋ねしたいと思うのですけれども、どちらにお尋ねしてもお答えは同じかと思いますので、資料として一番読ませていただきました東京瓦斯の村上参考人からお聞きしたいと思いますが、いままでお話し合いの中にたびたび出てまいりました例の料金体系の変更の問題でございます。 今度は二部料金体系をおとりになるようになったということなんでございますが、この二部料金全体をおとりになった基本的な理由ですね、その理由がまだはっきりしていないと私は思うのです。先ほど御説明があった矢島参考人のお考えなどが入っているんだろうと思いますが、総合エネルギー調査会の都市熱エネルギー部会です……
○金子(み)委員 まず最初に、経企庁の長官に御所感を述べていただきたいと思うことがございます。 それはもう申し上げるまでもないことですけれども、すでに二月に値上げを実行いたしましたお米や麦を初めといたしまして、四月には国公立学校の授業料が値上げになりますし、あるいは国鉄運賃も値上げになります。さらにその先を行けば、私鉄とかタクシー、バスあるいは医療費その他、もういろいろな公共料金が値上がりになっていくということが予定されているわけでございますが、そのときに際して、いま政府の方に申請の出されました電力料金とガス料金の値上げの問題は、そのほかの公共料金の値上げに比べますと、私ども国民の生活に最も……
○金子(み)委員 きょうは物価一般ということでございますが、私は一般問題と食肉の問題について少しお尋ねをしたいと思います。 初めに食肉の問題から質問させていただきます。 政府は五十五年度の畜産物支持価格というのを最近決定されたと承知しております。そのときに価格安定率の中心となるいわゆる中心価格と申しますか、その中心価格が値上げされているわけですね。たとえば牛肉の場合は二・九%、豚肉の場合は一・二%の値上げがされたわけですけれども、この値上げのされ方が正当なものであったかどうかという疑問を持つわけです。そのことについてお尋ねがしたいのです。なぜかと申しますれば、この価格の決定は本来需要供給に……
○金子(み)委員 私は、今回の民法改正に関して幾つかの質問をしたいと思っております。 初めに、御承知だと思いますけれども、一九七九年十二月十八日に第三十四回国連総会で採択された条約がございます。それは婦人に対するあらゆる形態の差別撤廃条約、これは言葉は仮訳でございます。まだ本訳ができておりませんで仮訳ですので、言葉の上ではぎこちない点もあるかと思いますが、そういう婦人に対するあらゆる形態の差別撤廃条約というのが採択されたわけでございます。これは、一九六七年の国連の総会で婦人に対する差別撤廃宣言が採択されてから十二年たった今日、昨年の暮れにいま申し上げましたような形で条約として提案され、百三十……
○金子(み)委員 これより会議を開きます。
衆議院規則第百一条第四項の規定により、委員長が選任されますまで、私が委員長の職務を行います。
これより委員長の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの青木正久君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、井上泉君が委員長に御当選になりました。
委員長井上泉君に本席をお譲りいたします。
○金子(み)委員 私は、きょうは富士見産婦人科病院の問題一本にしぼったわけでございますが、この病院の事件をいろいろと解明したり御質疑をさせていただいたりしていこうと思いますには余りにも問題が多過ぎて、どのように、どこから手をつけたらいいかと思うぐらいでございます。そこで私は、さまざまなものがふくそうをした総合的な犯罪事件、事犯だと思うのですけれども、きょうは、いただきました時間が大変短いものですから、医療問題一点にしぼりたいというふうに考えております。 実は私は調査団を党の中でつくりまして、今月の四日に所沢へ出向きました。そして被害者の方々と直接お目にかかって、その訴えを聞かせていただいてま……
○金子(み)委員 私は、きょうは社会党のしんがりの質問を引き受けたことになるわけでございますが、けさほど来、同僚議員が何回かいろいろとお伺いいたしましたけれども、その質疑の中からでも、くみ取っていただけますように健康保険法の改正の問題は、従来から常に政管健保の赤字解消対策でしかなかったということが、はっきりわかるわけでございます。過去における何回かの改正については、改正の論議が行われる都度、批判が伴っていたのも事実でございます。もともと健康保険制度というのは国民に医療を供給する手段なわけでございますから、これが医療そのものじゃないので、医療を供給するための手段、国民の側から言えば医療を受ける手……
○金子(み)委員 これより会議を開きます。
衆議院規則第百一条第四項の規定により、委員長が選任されますまで、私が委員長の職務を行います。
これより委員長の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの関谷勝嗣君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、井上泉君が委員長に御当選になりました。
委員長井上泉君に本席をお譲りいたします。
○金子(み)委員 私は、本日は紙上販売、俗に言う通信販売ですが、その問題と、それから石油の問題、そして最後に物価問題を、総括的なものを少しお尋ねしたいと思います。 紙上販売の利用者というのは最近非常にふえてきておるようでございますし、さらに今後もその傾向が続くのではないかと思うのですが、公正取引委員会では主婦連合会に対して、五十四年度の紙上販売における価格等の表示に関する実態調査というのを調査委託をなさっていらっしゃいますね。これは五十四年度に限ってなさったのか、あるいは定期的になさっていらっしゃるものなのかということをまず最初に承りたいのですが。
○金子(み)議員 私は、日本社会党を代表いたしまして、母子保健法、健康保険法等の一部を改正する法律案の提案理由を御説明申し上げます。 母性を心身ともに健全な状態に保つことは、人類の永遠の存続と発展を保障する上で、国の最も基本的な事業と言わなければなりません。この観点からわが国の関連制度を見直してみますと、諸外国ではすでに解決済みになっている基本的事項の立ちおくれが、少なくとも二つあります。 その一つは、妊娠及び出産に関しては、疾病にかかわる事例を除いては、保険給付の対象にならず、原則として自己負担だということであります。女性は、出産によって、児童の出生とその育成という重要な社会的役割りを担……
○金子(み)委員 私はきょうは、議題になりました医師法等関連の法案に関しまして、大変いい機会だと思いますので、法案関係を少し質問させていただきたいと思います。 初めに医師法からでございますが、御案内のように医師法の第一条、医師の任務というのが規定されています。「医師は、医療及び保健指導を掌ることによって公衆衛生の向上及び増進に寄与し、」云々というふうに規定されております。それからもう一つは、同じ医師法の十七条、すでに御案内のとおりだと思いますけれども、この十七条は、医師でない者の医業の禁止、「医師でなければ、医業をなしてはならない。」こういうふうに規定されております。これは言うなれば医師の業……
○金子(み)委員 これより会議を開きます。
衆議院規則第百一条第四項の規定により、委員長が選任されますまで、私が委員長の職務を行います。
これより委員長の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの岸田文武君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、井上泉君が委員長に御当選になりました。
委員長井上泉君に本席をお譲りいたします。
○金子(み)委員 私は、きょうは時間も十分ございませんので、今回の国鉄の運賃の値上げにかかわります幾つかの質問をさせていただいて、そして国鉄側の御見解を伺わせていただきたいと思うのでございます。 一九七八年、国鉄運賃法の一部が改正されましてから、運営上の赤字を解決する目的として、毎年運賃値上げが繰り返されてきたわけでございます。今回は、実に四回目になるわけでございます。私ども社会党では、この法案が審議されます際に、この法案が通過するならば運賃値上げは安易に行われるのではないかということを大変懸念しておりました。ですから、この法案の通過につきましては、無条件で通ることにつきましては反対をし続け……
○金子(み)委員 私は、短い時間でございますけれども、山田議員が質疑の最初にお取り上げになりましたベビーホテルの問題につきまして、時間もございませんことですので、一つ、二つ政府の御見解をただしたいと思うところでございます。 お聞き及びになりましたように、また配付された資料をごらんになりましたように、ああいう実態が今日起こってきたということについて、私はこんなふうに考えています。 その一つは、認可の基準に到達しない保育所を無認可保育所などという名前をつけて、そして無認可だから、法律には一つも抵触しないからということで全く放任してきた国の行政の甘さと申しますか、あるいは逃避的な姿勢、態度と申し……
○金子(み)委員 総理府総務長官、お見えになっていらっしゃいますか――それでは、御多忙のように伺っておりますので、最初に総務長官にお尋ねをいたしますので、終わりましたらお引き取りくだすって結構でございます。 私は、いま大原議員が進めておられました障害者問題についての関連の質問をさせていただくわけでございますが、御案内のようにことしが国際障害者年ということで、世界を挙げて障害者問題について障害者を交えて一緒に考えていくということになっておるわけでございますが、日本の障害者の政策あるいは制度その他を見てみますと、身体障害者、特に肢体不自由者に対する対策が一番多いわけです。そして視力障害であります……
○金子(み)委員 きょうは、所管の村山厚生大臣、そして予算的、財政的には大蔵大臣に御出席をお願いして、質問を始めたいと思います。 わが国の社会保障の問題ですけれども、これは御案内のように、一九七〇年代にやっと重視される形になったわけであります。そして一九七三年がたまたま福祉元年と言われるまでになったのは御存じだと思うのですけれども、すぐその後オイルショックがあったものですから、それで高度経済成長時代は終わってしまって、それと同時に福祉見直し論というのが非常にかしましくなってきたと私は思っております。それで、社会保障あるいは社会福祉などというものの性格から言えば、百年毎年これは増額し、拡張され……
○金子(み)委員 私は、この老人保健法案に関する審議が二十二日以来続いておりますけれども、余り質疑の対象として出てまいりませんでした保健事業に重点を置いて、きょうは少し質問をしたいと考えております。 まず、基本的な問題としてお尋ねしたい問題がありますが、これは、今度の法案の趣旨が国民が健康に老いるということを目標にされております関係で、狭義の医療事業だけでなくて、保健事業を取り入れたいわば広義の包括医療ですか、そういう形で、予防から治療、そしてリハビリテーションと総合的に体制を組んで老人の健康を管理していって、そして健康に老いるという形に持っていこうとしておられるというところに特徴があるとい……
○金子(み)委員 これより会議を開きます。
衆議院規則第百一条第四項の規定により、委員長が選任されますまで、私が委員長の職務を行います。
これより委員長の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの谷洋一君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、井上泉君が委員長に御当選になりました。
委員長井上泉君に本席をお譲りいたします。
○金子(み)委員 やっとこの時間が来まして、労働大臣が所信表明をなさいましてから大変長い時間がたっているわけでありますけれども、きょうが初めての審議日でございますので、労働大臣がせんだって所信表明なさいました件につきまして幾つかお尋ねをさせていただきたいというふうに考えるわけでございます。 まず最初に一言お尋ねしたいと思っておりますことは、この所信表明の中にもうたわれておりますが、「労働行政がまず第一に取り組むべき課題は、高齢化社会の進展に対応する労働政策を総合的に推進すること」であるというふうにおっしゃっています。もちろん言うまでもありませんけれども、「経済社会の活力を維持、発展させていく……
○金子(み)委員 年金の問題につきましてはけさほど来大ぜいの委員の方々からいろいろと御質問があったわけでございますし、それにいま始まった問題ではなくて、もういままでずいぶんいろいろと意見も出ておりますし、多くの方々が意見を出しておられるところです。いまさら改めて申し上げるまでもないわけですけれども、急速にしかも確実に高齢化社会がやってくるということがまず前提になります。これに伴う高齢者の総合的な生活保障の問題というのは、今日ではもう大変に緊急な社会問題になっているということも事実だと思うのです。そこで社会的な扶養制度の有力な一つと考えられている社会保障、これを実現する公的年金制度の役割りが大変……
○金子(み)委員 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま議題となっております国民年金法等の一部を改正する法律案、並びにこれに対して日本社会党、公明党・国民会議、民社党・国民連合、日本共産党、新自由クラブ・民主連合より共同で修正案が提出されておりますが、この修正案に賛成、原案に反対の討論をいたします。 六十五歳以上の人口がその国の総人口の八%を超えた場合、その国は高齢化社会に到達したものと言われていますが、わが国は現在すでに九・四八%と推計され、今後急速にかつ確実に高齢者は増加していく段階に入っております。 高齢者の生活保障に重大な役割りを期待されている公的年金制度のあり方はことのほか……
○金子(み)委員 私は、自由民主党、日本社会党、公明党・国民会議、民社党・国民連合、日本共産党及び新自由クラブ・民主連合を代表いたしまして、本動議について御説明申し上げます。 案文を朗読して、説明にかえさせていただきます。 原子爆弾被爆者に対する特別措置に関する法律の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 国家補償の精神に基づく原子爆弾被爆者等援護法の制定を求める声は、一層高まってきた。また、原爆被爆者対策基本問題懇談会の意見書も、被爆者の援護対策は、広い意味での国家補償の精神で行うべきであるとの立場をとっている。 政府は、原爆被害者が高齢化し、事態は緊急を要するものであ……
○金子(み)議員 私は、日本社会党を代表し、医療法の一部を改正する法律案の提案理由及び概要を御説明いたします。 老人保健制度の創設に当たり、わが党は三つの基本目標を立てました。第一は、成人病・慢性病の予防と治療に確実な効力を持つ制度ということであり、言いかえますと、薬剤依存をやめて生活療法を確立し普及する方向であります。第二は、いつ、どこでも経済的な不安なく医療を受けられるようにということであり、言いかえれば付き添いや差額室料等保険外負担及び無医地区の解消が急務であるということです。そして第三は、お年寄りの健康を支える施設及びマンパワーの整備について、この際行政責任の所在を明確にするとともに……
○金子(み)委員 これより会議を開きます。
衆議院規則第百一条第四項の規定により、委員長が選任されますまで、私が委員長の職務を行います。
これより委員長の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの狩野明男君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、武部文君が委員長に御当選になりました。
委員長武部文君に本席をお譲りいたします。
○金子(み)委員 私は、本日は公共料金の問題について幾つか御所見を伺いたいと思うことがございます。 示されております政府の統計資料等を拝見してみますと、昭和五十年から五十五年まで、ですから最近の過去五年間ということになります。この五年間の物価の上昇の問題なんですが、二倍以上になった品目が四百八十五品目の中で十八品目あるわけでございます。これは、たとえば食品のアサリとか、あるいはキャベツ、白菜、灯油とか、あるいはそのほか国鉄の運賃とか通学定期、あるいは学校の授業料、あるいは戸籍抄本手数料、その他入浴料とか、放送受信料とか、いろいろあるわけでございますが、そういった十八品目の中で公共料金が十一品……
○金子(み)委員 これより会議を開きます。
衆議院規則第百一条第四項の規定により、委員長が選任されますまで、私が委員長の職務を行います。
これより委員長の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの中島源太郎君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、武部文君が委員長に御当選になりました。
委員長武部文君に本席をお譲りいたします。
○金子(み)委員 私はきょうは三十二分しか時間をいただいておりませんので、余り十分いろいろとお話し合いもできませんが、問題をしぼりまして、大臣のお考えを少し聞かせていただきたいことがございます。 その一つは、この間大臣の所信表明を聞かせていただきましたが、この所信表明に基づいてお尋ねをするという形をきょうはとったわけでございます。 そこで、まずこの総論部分のところでお尋ねしたいことがございます。この総論部分を拝見してみまして私が一番気になりましたことがあるのです。それは一ページにも二ページにも出てくるのですけれども「活力ある福祉社会の建設」というのがございます。「活力ある福祉社会の建設」と……
○金子(み)委員 私は、自由民主党、日本社会党、公明党・国民会議、民社党・国民連合、日本共産党、新自由クラブ・民主連合及び柿澤弘治君を代表いたしまして、本動議について御説明申し上げます。 案文を朗読して説明にかえさせていただきます。 社会福祉協議会に関する件(案) 人口の高齢化、核家族化等の進行により、福祉ニーズの増大とその多様化が顕著となり、このため、地域社会を基盤とする福祉サービスの総合的な取組みとして「地域福祉」が近年特に強調されている。 このため、地域福祉を推進していく上において社会福祉協議会が果たす役割の重要性にかんがみ、社会福祉協議会が地域福祉の推進に貢献しうるよ……
○金子(み)委員 私はきょうは障害者の問題について少しお尋ね申し上げ、御所見を伺いたいと思っております。 御存じのように、一九八一年、昭和五十六年ですが、これは国連が定めた国際障害者年でございました。この国際障害者年に当たりましては、障害者と一口に申しましても、非常にいろいろな問題を多岐にわたって持っておられる方たちのことでありますので、政府も、単独の省庁がこれを担当するのでは十分なことはできないので、総合的な対策を立てなければいけないということが言われまして、総理府の中に担当の事務局も設けられた、そして、政府も障害者年には非常に意欲的に政策を立ててみたり、あるいは予算も設けたり、いろいろさ……
○金子国務大臣 ただいま議題となりました農林水産省設置法の一部を改正する法律案の提案の理由と改正の内容を御説明申し上げます。 わが国農業は、経済の安定成長、資源エネルギーの制約等最近の経済社会情勢の変化の中で、米を初めとする農産物需給の不均衡、資源多消費型農業からの転換、海外からの市場開放要求等多くの困難な問題に直面いたしております。これに対応して、各般の施策が講じられているところでありますが、長期的にわが国農業の発展を期するためには、その基礎となる農業技術の開発を強力に推進する必要があります。 他方、昨今、バイオテクノロジーを初めとする革新的技術開発手法の発達は著しいものがあります。これ……
○金子(み)委員 私は、行政管理庁長官に今回の国家行政組織法の一部改正に伴う関連法律の整理、この整理に関する取り扱いの中でお尋ねしたいことがありますので、よろしくお願いします。 それは、労働省設置法の第二章の中の第二節に附属機関に関する項目があります。そして、その中で第十三条「その他の附属機関」というところがあります。「その他の附属機関」というところに、現行法では表が入っておりまして、全部で十四にわたる各種の審議会の設置が示されております。ところが、今回の関連法律の整理に関係して、この中でただ一つだけ、婦人少年問題審議会が「政令で定める」になるということが示されているわけでありますが、私がお……
○金子(み)委員 私は、本日の質問では、まず初めに、林野庁関係の問題について林野庁に少し確認させてほしいことがありますので、質問したいと思います。林野庁、お見えになっている……。 この問題は、ここ一両日新聞、テレビなどでクローズアップされておりますので、大方の方が御存じのことだと思いますけれども、2・4・5T系除草剤、これは御承知だと思いますが、催奇形性あるいは発がん性が裏づけられている猛毒のダイオキシンが含まれていると言われている薬剤でありますが、これが昭和四十六年使用中止になりましてから、その残留しております薬品を山林に埋めて処理したはずのものでございます。完全に処理されていると当局はお……
○金子(み)委員 私は、本日提案されております法案について、直接法案の中身に入ります前に、総論的と申しますか、この法案をつくられた趣旨だとかあるいは法案に盛られている問題であるとか考え方であるとか、そういうものについて初めに少しお考えを聞かせていただきたいと思う次第でございます。 御承知のように、先ほど愛知委員からもいろいろとお尋ねがありまして、大変に私は幸せだと思いますのは、愛知委員から本日の法案そのものよりもその周辺事項についていろいろとお尋ねがありましたので、周辺事項には私は余り触れなくても済みそうだという感じがいたしまして、大変ありがたいとお礼を申し上げたいと思います。 そういうわ……
○金子委員長 次に、浜西鉄雄君。
【次の発言】 次に、中川嘉美君。
○金子委員長 この際、一言ごあいさつ申し上げます。 ただいま、委員各位の御推挙によりまして、私が本委員会の委員長の重責を担うことになりました。 申すまでもなく、国民生活の安定向上を図るためには、物価の安定がその最大の基盤でございます。第五十一回国会において当委員会が設けられましてから十八年を経ようといたしておりますが、当委員会の使命の重要性に思いをいたし、委員各位の御協力を得て、なお一層の成果の高揚に努めてまいりたいと考えております。 委員会の運営につきましては、もとよりふなれでございますので、委員各位の格別の御支援を賜りますようお願いを申し上げる次第でございます。 何とぞよろしくお願……
○金子委員長 これより会議を開きます。
物価問題等に関する件について調査を進めます。
この際、河本経済企画庁長官から、物価対策並びに国民生活行政について発言を求められておりますので、これを許します。河本経済企画庁長官。
【次の発言】 次に、山崎経済企画政務次官から発言を求められておりますので、これを許します。経済企画政務次官。
【次の発言】 次に、昭和五十八年における公正取引委員会の物価対策関係業務について、高橋公正取引委員会委員長から説明を聴取いたします。高橋公正取引委員会委員長。
【次の発言】 次に、昭和五十九年度の物価対策関係経費の概要について、赤羽物価局長から説明を聴取いたします。……
○金子委員長 これより会議を開きます。
物価問題等に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。伊吹文明君。
【次の発言】 武部文君。
【次の発言】 この際、暫時休憩いたします。
午前十一時四十八分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
質疑を続行いたします。中村正男君。
【次の発言】 福岡康夫君。
【次の発言】 田中慶秋君。
【次の発言】 それでは次に、藤田スミ君。
【次の発言】 次回は、来る十二日木曜日午前九時五十分理事会、午前十時委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。
午後六時三十三分散会
○金子委員長 これより会議を開きます。
物価問題等に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。浜西鉄雄君。
【次の発言】 中村正男君。
【次の発言】 松浦利尚君。
【次の発言】 資源エネルギー庁、よろしいですね。
【次の発言】 はい、わかりました。
【次の発言】 宮地正介君。
【次の発言】 この際、暫時休憩いたします。
午後一時三十四分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
質疑を続行いたします。塚田延充君。
【次の発言】 藤田スミ君。
【次の発言】 次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。
……
○金子委員長 これより会議を開きます。
物価問題等に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。浜西鉄雄君。
【次の発言】 松浦利尚君。
【次の発言】 福岡康夫君。
【次の発言】 この際、暫時休憩いたします。
午後零時五十二分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
質疑を続行いたします。田中慶秋君。
【次の発言】 藤田スミ君。
【次の発言】 次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。
午後三時五十六分散会
○金子委員長 これより会議を開きます。
物価問題等に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。浜西鉄雄君。
【次の発言】 中村正男君。
【次の発言】 宮地正介君。
【次の発言】 塚田延充君。
【次の発言】 藤田スミ君。
【次の発言】 答弁は簡潔にお願いします。
【次の発言】 簡潔にどうぞ。
【次の発言】 次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。
午後一時五十四分散会
○金子委員長 これより会議を開きます。
物価問題等に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。浜西鉄雄君。
【次の発言】 武部文君。
【次の発言】 この際、暫時休憩いたします。
午後零時十一分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
質疑を続行いたします。福岡康夫君。
【次の発言】 田中慶秋君。
【次の発言】 藤田スミ君。
【次の発言】 次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。
午後四時二分散会
○金子委員長 これより会議を開きます。
この際、連合審査会開会申し入れの件についてお諮りいたします。
ただいま逓信委員会において審査中の日本電信電話株式会社法案、電気通信事業法案及び日本電信電話株式会社法及び電気通信事業法の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律案の各案について、逓信委員会に対し連合審査会開会の申し入れを行いたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
なお、連合審査会の開会日時等につきましては、逓信委員長と協議の上、公報をもってお知らせいたします。
次回は、来る十九日木曜日午前九時五十分理事会、午前十時委員会を……
○金子委員長 これより会議を開きます。
物価問題等に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。松浦利尚君。
【次の発言】 次に、浜西鉄雄君。
【次の発言】 食糧庁、よろしいですか。
【次の発言】 この際、暫時休憩いたします。
午前十一時五十九分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
質疑を続行いたします。田中慶秋君。
【次の発言】 次に、藤田スミ君。
【次の発言】 次に福岡康夫君。
【次の発言】 次回は、来る二十六日木曜日午前十時理事会、十時三十分委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。
午後三時十七……
○金子委員長 これより会議を開きます。
物価問題等に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。二階俊博君。
【次の発言】 次に、浜西鉄雄君。
【次の発言】 この際、暫時休憩いたします。
午後零時三十三分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
質疑を続行いたします。宮地正介君。
【次の発言】 次に、田中慶秋君。
【次の発言】 大蔵省浜本税制第一課長。質問はたくさんありましたが、時間もなくなっておりますので、簡潔に御答弁ください。
【次の発言】 運輸省竹内関西国際空港課長。同じく簡潔に御答弁ください。
○金子委員長 これより会議を開きます。
この際、御報告申し上げます。
今国会、本委員会に付託された請願は、公共料金の値上げ反対等に関する請願外十一件であります。各請願の取り扱いにつきましては、先刻の理事会で協議いたしましたが、採否の決定は保留することになりましたので、御了承願います。
【次の発言】 次に、閉会中審査申し出の件についてお諮りいたします。
物価問題等に関する件について、議長に対し、閉会中審査の申し出をいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
次に、閉会中審査案件が付託になりました場合の諸件についてお諮りいた……
○金子(み)委員 まず初めに、ちょっと事務的な問題をお尋ねしたいと思いますので、事務当局から御回答いただければ結構だと思います。 それは、今回審議いたしております差別撤廃条約でありますが、この差別撤廃条約を批准する目的で今審議が進められているわけでありますが、この条約が批准されました場合、何もこの条約と限りませんが、一般に申しまして条約が批准をされました場合に、その後その批准した国は締約国になるのだと思います。締約国になった場合には、国連の条約であれば国連に、ILOならILOに、いろいろ対象があると思いますが、どのような義務と責任が国連並びにその国の国会に生ずるのであるかということを、具体的……
○金子(み)委員 私は、日本社会党・護憲共同を代表して、昭和五十六年度決算につき、ただいま委員長から提案されました議決案に対し、反対の意思を表明するものであります。 議決案の中の指摘事項については賛成いたしますが、最大の問題点は、巨額の歳入不足を生じさせ、決算調整資金から二兆四千九百四十八億円を補てんせざるを得なくなったという政府の財政運営に強く反省を求め、改めさせなければならないことであります。 また、海外経済協力基金の問題につきましても、累積債務を包括した政策が確立されておりません上、援助の窓口が一本化されておりませんため、その効果が上がっておりませんことなどを指摘してまいりましたが、……
○金子(み)委員 私は、まず会計検査院にお尋ねしたいことがございます。 私は、今回決算委員会に初めて所属をいたしました。それで、会計検査院からいろいろな資料を届けていただきましたものを勉強をいたしましたが、中でも「会計検査のあらまし」という報告書ですが、これは大変にいろいろのことがわかって、貴重な資料だと思っております。 ところで、これを拝見いたしておりまして、私は非常に驚いたと申しますか、言葉をかえますと嘆かわしいとでも申しますか、慨嘆をしたわけでございます。 それは何かと申しますと、この報告書の中に一番私の目を引きましたのは、「指摘した事項の概要」の中でトップに出てまいります不当事項……
○金子(み)委員 初めにお尋ねしたいと思っておりますことは、これは郵政省の方も、それからNTT、当時は電電公社時代からの問題でございますが、お尋ねしたいと思います。
それは、どちらにも直営の医療機関があるわけですね、病院あるいは診療所。それでまずお尋ねしたいのは、郵政省あるいは電電公社が直営の医療施設を設置するようになられたその目的、何が理由で特別に直轄の医療機関を持つようになられたのか、それを教えていただきたいと思います。いつからという時期も教えてください。
【次の発言】 わかりました。
そうしますと、私がお尋ねをしたいと思うのは、当時はそういう事情であったから、職員の健康管理のためを目……
○金子(み)委員 初めにお尋ねしたいと思いますことは、五十七年度の労働省の予算執行に関する問題で、実はこの会議の冒頭に会計検査院の方から御報告がございました五十七年度決算労働省についての検査の概要に関する説明というのがございまして、検査院から御説明のあった問題の中から私は一つお尋ねしたいことがあるわけでございます。 それは何かと申しますと、検査院の報告にもございましたように、労働省が、五十七年度に労働保険料のうちの事業主が負担して雇用福祉事業などに充てる分を財源として雇用促進事業団に出資金を出して、雇用保険の被保険者のために、福祉施設という表現の仕方がしてございますが、体育館とか野球場あるい……
○金子(み)委員 私は、きょうは時間も短いことでございますし、一つだけ問題を取り上げまして当局のお考えを聞かしていただきたいと思います。それは保険制度における医療給付と出産給付との相違です。不平等さという問題について取り上げてお尋ねしたいわけです。 出産というのは、申し上げるまでもありませんが、女子の特徴のある機能、性的機能でありますが、これはその出産をする女子の個人の性的機能であるというだけでなくて、あるいはまたその家族の問題だということだけではなくて、社会的な機能と申しますか、国家的な機能と申しますか、非常に大きな公的な役割を持っているというふうに考えます。ですから、出産に対しては、個人……
○金子(み)委員 私は、今回提出されております児童扶養手当法の問題につきまして政府の御所見を伺いたいことがありますので、よろしくお願いいたします。 まず初めに、これは事務局の御答弁で結構でございますが、事務的な問題を一つ伺いたいことがあります。 それは、児童局とされては、児童福祉の問題を進めていらっしゃる上に政府の独断に陥ってはいけないということで幾つかの委員会なり審議会なりを持っていらっしゃるということを承知いたしておりますが、今回のこの児童扶養手当制度の改正につきましてお取り扱いになったその処理の方法なんですが、一昨年になりますか、五十八年の十二月に、厚生大臣の私的諮問機関として児童福……
○金子(み)委員 私は医療費、特に高額医療費の問題について少し質問をさせていただきたいと思っております。 まず最初に下徳公述人にお尋ねしたいと思うのでございますが、先ほど公述のときに実態調査をなさったことを御説明いただきました。それでいろいろの問題が出てきておったのでございますけれども、この実態調査の結果もしおわかりでしたら教えていただきたいのですが、現在は非常に高額な医療費、それはいわゆる医療費そのものだけではなくて、御説明にもありましたもろもろの差額徴収その他が加わっている問題でございましたけれども、実際問題としてその医療費を各家族たちはどのようにして負担をしているのであろうか、どんなに……
○金子(み)分科員 私は、本日は日本の国の医療内容を充実するために重要な役割りを果たしている看護婦の不足を解消して、そうしてよい医療を行なうために必要な看護婦の需要供給の対策について伺いたいと思うのでございます。 まず大臣に初めに伺いたいと思っておりますことは、去る二月三日に予算委員会で社会党の小林進委員から、同じく二月九日の予算委員会で大原亨委員から、期せずして同様に取り上げられました問題でございましたが、重症心身障害児の施設である医療法人の島田療育園における看護婦不足の実態について説明がございまして、そしてさなきだに少ない身体障害者の子供たちを収容して療育をするための療育施設でございます……
○金子(み)分科員 私は、きょう文部省の方々に、一般教育ではなくて、看護婦の教育に関してお考えを少し伺わせていただきたいと思います。大臣は、あまりふだん看護婦の教育の問題については接触していらっしゃらないかもしれませんが、しかし、これは文部省の御所管でございますので、お答えをいただきたいと思うわけでございます。 御承知のように、現在、看護婦の教育というのは高等学校卒業が有資格になっております。高等学校を卒業した者にその後三年間の、文部大臣が指定なさった学校あるいは厚生大臣が指定なさった養成所を卒業して、国家試験に合格することによって看護婦の免許を取得するというのが現在の法律の規定でございます……
○金子(み)分科員 きょうは与えられました時間がたいへん短うございますので、簡単に質問させていただきたいと思いますので、お答えのほうもできるだけ時間をかけないようにお返事をいただきたいと思います。実はこの二月一日に実施になりました社会保険の診療報酬改定の問題につきまして、その中の看護料金に関する部分について二、三お尋ねしたいと思っております。 まず最初に伺いたいと思いますことは、今度の改定で一人の一日に関する看護婦の所要の金額、これは一体幾らになっておりますのかということと、それを算定されました内容はどういうふうになっておりますのか、簡単に御説明いただきたいと思います。
○金子(み)分科員 私は、本日は時間の関係もございますので、「国内行動計画」に限って少し質問させていただきたいと思います。 質問させていただきます前に、これは御答弁は必要ございませんので、聞いていただきたいことがございます。 それは、去る三月五日の土曜日に、主婦会館におきまして、先般二月一日に発表されました「国内行動計画」、これに対して不満を表明する婦人集会というのが開かれたわけです、御存じだと思いますけれども。これは三十八婦人団体が集まって実施いたしたものでございまして、その集会に婦人問題企画推進本部の婦人問題担当の室長もお見えになっていらして、そして室長からいろいろ御説明がございました……
○金子(み)分科員 私は、きょうは時間も短うございますので、大体二つ三つお尋ねさせていただきたいわけでございます。 その一つは、郵便貯金に関する問題でございます。郵便貯金における脱税行為の問題ということでございますが、五十一年十月十二日付の読売新聞に八段抜きぐらいに大きく記事が載っておりました。ごらんになっているだろうと思いますが、「郵便貯金の脱税にメス」と書いてあって、そして「架空名義など是正」とかいろいろ書いてあります。「大蔵省は、かねて脱税の温床と批判されている郵貯の架空名義や、限度額を超えた貯金にメスを入れない限り、不公平感が拡大するとしている。」と書いてある。 郵政省は、従来、貯……
○金子(み)分科員 私は、きょうは酪農の政策に関して二、三お尋ねをし、そして農林省のお考えを聞かせていただきたいと考えておるわけでございます。 申し上げるまでもございませんけれども、私たち日本人の生活というのは大分様式が変わってまいりました。ことに衣生活なんというのはがらり変わったと言ってもいいくらい変わりましたし、住生活についても、住宅は大変困窮いたしておりますけれども、しかしこれもかなり西欧諸国の風潮を取り入れてきているようでございます。中でも、衣食住と言われますその食の部分でございますが、食生活というのは、ほかの生活部門に比べましてどうも旧来の習慣から逃れ切っていないと申しますか、旧来……
○金子(み)分科員 私は、学校で設置されております職員の中の養護教諭に限りまして本日は二、三質問をさせていただき、当局のお考えを聞かせていただきたいというふうに考えております。 申し上げるまでもありませんが、養護教諭は、学校職員として養護教諭を置かなければならないことになっております。私がお尋ねしたいと思いますのは、学校教育法に基づいて置かなきゃならないことになっているこの養護教諭が、何を目的に置かれているのか、その目的が定かでない。と申しますのは、二十八条を見ますと「養護教諭は、児童の養護をつかさどる」と書いてあるのですね。だけれども、その「養護」というのは何かということなんですが、その概……
○金子(み)分科員 私は、きょうは牛乳の問題にしぼって御意見を伺わせていただきたいと思っております。 初めに、農林省、お見えになっていますか。――まだですか。農林省は後回しにしましょう。 それでは厚生省に。最近の「厚生の指標」の中に「国民栄養摂取上の問題点」というのが出ていました。ここに国民栄養調査の結果報告が載っているわけです。この国民栄養調査の結果報告によりますと、栄養の過剰摂取が非常に問題になっているということが報告されています。たとえば、成人男子の所要量は二千五百カロリーと決めているわけですが、その二千五百カロリーを二〇%も上回る三千カロリー以上もとっている世帯が三一.三%もある、……
○金子(み)分科員 私は、きょうは時間も短いことでございますし、一つの問題だけについて関係省庁の御所見を伺いたいと思っております。それは実は最近大変に問題になってきております性非行、セックスの問題ですが、ことに少女売春の問題について少し問題を提起しながら御意見を伺いたいと思います。 昭和三十一年に制定されました売春防止法、これはざる法だと言われながらも、それでもやはり法律の持っている重みの中でたくさんの女性が救われてきております。しかし、売春は今日なおトルコぶろだとかあるいはピンクキャバレーですかというような形の変わったものとして根強く残っているということは、もう皆様御承知のところだと思いま……
○金子(み)小委員 初めに、資料要求を二つほどお願いしたいのをまず申し上げておきます。 その一つは、きょう説明をしていただきましたこの一枚刷りの「医療保険制度の現況」これの中の一番おしまいの欄に、七十歳以上加入者の占める割合というのが出ておりますけれども、六十五歳以上というのは計算しておありになるかどうかなのです。それはいまでなくてよろしいですから、六十五歳以上というものをひとつ資料としていただきたいと思いますのが一つ。 それからもう一つの資料は、日本の医療保険制度、さっき浦井委員の方からもお話が出ましたけれども、健康保険制度じゃなくて全くの医療保険制度ですから、言葉をかえれば疾病保険制度……
○金子(み)小委員 一ページの母性保健対策の中で、婦人の健康づくり推進事業、これを新しく始められますね。それでお尋ねしたいのは、十八歳から四十九歳と年齢を一応切っていらっしゃるのですが、なぜ十八歳になったのですか。
【次の発言】 十八歳というのは高卒ですね。
【次の発言】 中卒の場合は対象にならないんですか。
【次の発言】 私は十八歳じゃ遅いと思うのですよ。十五歳ないし十六歳、中卒を対象にすべきじゃないですか。貧血だってこのごろは小学校、中学校に多いのですよ。ですから、私は十八では遅きに過ぎると思うので、訂正できるのだったらもう少し下げて中卒ということになさる方が、婦人の健康づくりとしては徹底……
○金子(み)分科員 私は、きょうは電子計算機の関連につきまして少し質問をいたしまして、政府の御所見を伺わせていただきたいと思っております。 電子計算機の導入というのが過去十年ぐらいの間に急激に上昇して、いまでもなおまだその計画は各所で進められて上昇の一途をたどっているような感じでございます。もちろん国の機関とか地方自治体とか、民間の会社であるとかあるいは大学、研究所、そういったようないろいろなところで利用されているようでございますが、まずお尋ねしたいと思っておりますことは、電子計算機をつくるメーカーでございますが、そのメーカーというのは一体何社ぐらいあるものなのかということを聞かせていただき……
○金子(み)分科員 私はきょうは、障害のある子供さん、それは身体的にも精神的にもでございますが、障害を持っている子供さんたちが学齢に達してまいりました際に、すべての子供さんに就学をさせる義務があるという政策がことしの四月から実施になるわけでございますね、その件に関しまして少しお尋ねをして、御所見を伺いたいというふうに考えるわけでございます。 まず、先般の一月二十九日の衆議院の本会議で、総理大臣の所信表明の御発表がございました。その所信表明に対しましての質問の中に、私どもの方の社会党の兒玉末男議員が質問をいたしましたものの中にこれに関するものがございます。ちょっと読んでみますので、お聞きいただ……
○金子(み)小委員 いま御説明いただきました資料に基づいてですけれども、五つぐらいお尋ねしてみたいことがあります。 御説明いただきました順にいきますと、十一ページのところは、文部省に対する室料差額に関する改善方の協力依頼についてという文書でございます。文部省とか国公私立の大学とかいろいろ出ておりますけれども、これが室料の差額に関することだけの協力方依頼になっておりますけれども、基準看護承認病院である病院の付添問題に関してはお取り上げにならなかった理由は何でしょうか。それが一つ。 その次は八ページで、やはり室料差額に関するところですけれども、右側のページの(二)なんですが、「上記方針に基づく……
○金子(み)小委員 お願いいたします。 先ほど先生のお話をいろいろ伺わせていただきまして、一つ伺いたいことがあります。 それは、医療の話の中で、健康の定義というのを御説明くださいましたね。武見会長の健康の定義、それは形態的、機能的、遺伝的健康であるというふうに考えていらっしゃると伺ったのですけれども、それはよくわかるのですが、やはり人間の健康というのは身体の健康だけでなくて、それには、生活している人間ですから、生活ということが必ず関連してくると思います。そういたしますと、WHOが定義しておりますように、精神的、肉体的、社会的健康というのがございますね。社会的というのは、いわゆる生活をバック……
○金子(み)分科員 私は、本日は行政管理庁長官を中心にして国家公務員の定員の問題について少しお尋ねをして御意見を伺いたいと思います。具体的には厚生省所管の国立病院、国立療養所の定員の問題を中心にしていきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。 まず初めに、国は財政危機を突破するという目的があったり、あるいは財政再建という目的があったりいろいろ目的があると思うのですけれども、国家公務員の定員を毎年毎年削減をしていっていらっしゃるわけですね。増員も一方ではあるということも一応わかってはおりますが、増員したり削減したり大変に複雑ではございますけれども、そういうふうに進めていらっしゃるわ……
○金子(み)分科員 私は結核の治療費の問題について少し質問申し上げて、御所見を伺いたいと思っております。 実は、いま審議中の五十五年度の国家予算が編成されますときに、大蔵当局におかれましては、結核の治療に関する公費負担制度に関して非常に重大な考えをお持ちになったようでございます。そしてそのことが関係者にわかりまして、関係者は非常にびっくりいたしましたし、同時に大変なことになったと不安を感じたわけでございまして、いろいろ要望も出てまいったと思いますし、大蔵当局にもお願いに上がったことだろうと思いますし、いろいろございました結果、五十五年度予算におきましては従来どおりに行われることが決定したよう……
○金子(み)分科員 私は、きょうは時間の関係もございますので、酪農の問題でございますけれども、それを牛乳にしぼりましてお尋ねをして、御意見を伺いたいと思っております。 まず初めに御意見をいただきたいと思っておりますことは、学校給食の問題でございます。学校給食のことは、もういまさらここでいろいろと申し上げることもないと思うわけでございますけれども、昭和二十二年にアメリカから輸入した脱脂粉乳を使って児童に牛乳を飲ませるということが始まった、これが学校給食の始まりでございますね。なぜ牛乳を飲ませることにしたかという問題はそのとき論議されたのだと思うのでございますけれども、牛乳は、もういまさらここで……
○金子(み)分科員 私は、本日は時間の関係もございますので、問題をしぼりまして、ことしが国際障害者年であるということが理由ではございませんけれども、障害者、障害を持つ子供たちに対する義務教育が義務化されましてから二年になります、この間にどれほどの進歩があったかということを考えてみる必要があると思うのでございますが、いまだに当初のような混乱あるいはトラブル、問題点というのは解決されておりませんのが実情でございまして、こういうような問題を中心に、障害を持つ子どもたちの教育に関する問題について質問させていただきたいと思います。 それから、二つ目にお尋ねいたしますのに、国立の筑波大学に関係する問題で……
○金子(み)小委員 十二ページですか、法定雇用率の問題と、それからそれを達成しているかしていないかという問題ですけれども、これは私、質問のときにこれを出してお答えは一応いただきました。さらにもう少しと思っておりましたけれども、時間がないのでやめましたが、法定未達成企業は、規模が大きければ大きいほど未達成率が高くて、要するに雇用してないということなんですね。小さい企業ほど一生懸命雇用しているという数字がここに出ているわけです。その理由は何だということをお尋ねしましたら、きのうの御答弁は、大企業は大卒をすぐそのまま入れることが多いからということだったのです。果たしてそれだけでしょうか。私は、その辺……
○金子(み)小委員 川本先生の御質問の関連ですけれども、外国の私的病院の営利、非営利の問題ですけれども、これは定義とか概念とかそういうものはあるのでしょうか。もしあったら教えていただきたいと思います。
【次の発言】 それをお調べいただきますときに、日本の場合だったらどういうものが該当するかというのをあわせて出していただきますとわかりやすいのじゃないかと思います。
それから続けてもう一つですが、十ページですね、フランスの、(2)の点数とか単価とかいうところの1の「点数表」というのがありますが、この「点数表」の中のさらに(ii)ですが、「関係者の意見を聞いて、政府が定める。」というところがありま……
○金子(み)小委員 いままでのお二人の方の質問と関連があることなんですけれども、お三人の方の御意見を聞かせていただければと思いますことは、原則としてお年寄りの世話は家庭でするというのはだれでもが考えることなんでして、特別養護老人ホームができたり、あるいは老人病院ができたりするのは、その都度必要があってできたことだとは思いますけれども、さっきからのお話もありますように、何か特養にお年寄りを入れてしまうような傾向がないでもないという問題が残っているわけですね。 それとの関連なんですが、そういう考え方ではなくて、とことん家庭でケアをするのですけれども、最終的にもうどうにもならない、追い詰められた状……
○金子(み)分科員 私は、森文部大臣御自身のことはわかりませんけれども、今までの文部省御当局、それからまた大学自身の立場から余り深い関心を寄せておられないようにお見受けする、いわば日の当たらないところで仕事をしている、働いている、大学に所属する職員の人たちの問題について、きょうは具体的にお尋ねをして、そして文部当局のお考えを聞かせていただきたいというふうに思うわけでございます。 その事例は、筑波大学附属盲学校でございます。筑波大学は四つの特殊学校を附属として持っておりますが、そのうちの一つの盲学校の問題でございます。そして、その盲学校のどこで仕事をしている職員かと申しますと、この人たちはいわ……
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