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島田琢郎 衆議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

島田琢郎[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会発言歴代TOP500(衆)
126位
委員会出席(無役)歴代TOP1000
829位
委員会発言(政府)歴代TOP1000
586位
委員会発言(非役職)歴代TOP100
97位

33期委員会発言TOP100
52位
33期委員会出席(無役)TOP100
64位
33期委員会発言(非役職)TOP50
40位
34期委員会発言TOP10
10位
34期委員会出席(無役)TOP100
94位
34期委員会発言(非役職)TOP10
10位
35期委員会出席TOP100
71位
35期委員会発言TOP50
41位
35期委員会発言(非役職)TOP50
27位
36期委員会発言TOP50
34位
36期委員会発言(非役職)TOP50
25位
37期委員会発言TOP100
52位
37期委員会出席(無役)TOP100
86位
37期委員会発言(非役職)TOP50
42位

このページでは島田琢郎衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。島田琢郎衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

委員会発言一覧

33期(1972/12/10〜)

第71回国会 災害対策特別委員会 第7号(1973/06/22、33期、日本社会党)

○島田(琢)委員 今回の根室沖地震に関しまして、政府側としては、直ちにかなり大型の調査団を派遣をしてその実態の把握に努力をされた、こういう報告でありますが、この際、限られた時間でありますからすべてを質問申し上げることはできませんけれども、主として総理府並びに気象庁、運輸省に関係ある事項につきましての質問を中心的に行ないたい、こう思います。  まず第一点に、副長官は、今回団長として現地を調査されて、その調査の感想といいますか、地震に対する将来の教訓なども含めて、どのようにお感じになったかを簡単に御報告いただきたいと思います。
【次の発言】 ただいま、訓練の充実ということをお話の中に出されておるわ……

第71回国会 災害対策特別委員会 第11号(1973/09/11、33期、日本社会党)

○島田(琢)委員 鈴木、町田両参考人には、けさから貴重な御意見をいただきましてたいへん参考になりまして、ありがとうございました。限られた時間でございますが、若干の御質問を申し上げたいと思います。  最初に鈴木参考人にお尋ねをいたしますが、先般、六月の十七日に根室沖にたいへん大きな地震が起こりました。私は、この地域に生まれて、今日までずっと地震に脅かされて育ってまいりましたが、今度は東京に参りまして、またこの東京のおそろしい地震地帯に住んでいるというようなことで、地震と聞きますとたいへんいつも、何となしに不安がつきまとっている一人なんであります。先般のこの根室沖地震の中で、私どもも、長い間、北海……

第71回国会 災害対策特別委員会 第13号(1973/09/19、33期、日本社会党)

○島田(琢)委員 総理府の防災会議のほうにお尋ねをいたしますが、第一点は、根室半島沖地震がありまして、その際私が緊急質問に立ったのでありますが、その際、根室半島沖地震の最終結果がまとまればその資料を提出してください、こういうお願いを申し上げましたのに対して、結果がまとまれば直ちに資料を差し上げます、こういう約束をいただいておったのでありますが、残念ながら今日に至るもまだ、その最終結果が私のところに報告されておりませんが、まだ最終結果がまとまっていないのでしょうか。
【次の発言】 どうも私は残念でありますが、もう三月もたっていまだにまだ私のところにその資料が来ない。これは一体どのように地震という……

第71回国会 農林水産委員会 第2号(1973/02/22、33期、日本社会党)

○島田(琢)委員 まず最初に飼料問題についてお尋ねをいたします。  昨年の暮れから非常に飼料が高騰している。この間の経過については、私がいまここで触れる必要がないほど、政府当局もこのことについては十分おわかりをいただいていると思います。したがって、端的に御質問いたしますけれども、ひとつこのよって来たった原因と、さらにまた、これからの見通しなどを含めて、政府が取り組もうとしております考え方について大臣からまず承りたいと思います。
【次の発言】 またいまの答弁の中で、先ほどの馬場委員に答えられたと同じように、天候の責任であって政府の責任でないという意味の御発言があったわけでありますが、いまの海外市……

第71回国会 農林水産委員会 第10号(1973/03/28、33期、日本社会党)

○島田(琢)委員 きょう私が質問をいたしますのは、昨日の美濃委員に続いて保証乳価の関係についてお尋ねをするわけですけれども、私はまず、ぜひ大事な政府の政治判断を仰ぎたいという気持ちから、大臣の出席を実はお願いしていたわけですけれども、畜産局長もお見えになっていないのですが、私のこれからお尋ね申し上げることについて的確にお答えいただけるでしょうか。
【次の発言】 決して政務次官でだめだということを申し上げているのでありませんけれども、私も、ことしの乳価は、日本の酪農の将来をきめる非常に重大な時期に立っている、こう思っております。したがって、相当な決意を私は要求をしたいわけですし、政務次官、将来の……

第71回国会 農林水産委員会 第12号(1973/04/03、33期、日本社会党)

○島田(琢)委員 われわれが夜を徹しての国会における論議を通して、置かれております日本の酪農の将来を憂えるという立場から論議を繰り返し行ないました中で、特に大臣から、前向きに保証乳価決定にあたっては取り組む、しかもかなり具体的に、大幅な考え方を持っている、こういうふうに明確に答弁がなされた経過があり、さらにまた審議会も、ただいま大臣からも説明があったように、今回の値上げにあたっては、置かれている現状のきびしい酪農情勢を考えて、諮問の三円三銭にさらに上積みをする考え方を出すべきである、こういう意味を含めて答申がなされた。こういう経過の中できまった保証乳価というのは、われわれにとっても非常に憤りを……

第71回国会 農林水産委員会 第14号(1973/04/05、33期、日本社会党)

○島田(琢)委員 最初に統計部長に、今朝私どもの手元に出てまいりました四十七年産のてん菜生産費の関係についてお尋ねいたします。  その第一点は、調査対象農家の選び方はどういう選び方になっているか、それが一つであります。  それから、これを見ますと、昨年に比べて肥料費の値上がりはあるけれども、全体としては収益性が高まってきた、したがって所得がふえた、実はこういうふうな報告内容になっておりますが、こういう中で一つ疑問に思いますのは、平均収量のとり方でありますが、五千三百七キロの十アール当たりの反収というのが、私ども実情を承知している中では、どうも一実態と合わないという気がいたします。この説明をひと……

第71回国会 農林水産委員会 第15号(1973/04/12、33期、日本社会党)

○島田(琢)委員 きょうの私の質問は、労働災害補償法に基づきます農業労働の災害の関係について、特に労働省を中心にしてお尋ねをしたいと思います。  過般一月二十九日にわが党の辻原議員が労働省に対しまして、労働災害補償法の適用を一そう拡大する必要がある、これは農業労働災害に補償の適用の拡大を質問しましたのに対しまして、加藤労働大臣からきわめて明快に、今後検討して大いに拡大したいと思う、こういう答弁がなされております。その後労働省は、この大臣答弁をどのように省内において進めてこられたか、それをまず第一点お尋ねをいたします。
【次の発言】 いまのは大臣の答弁を復唱したにすぎませんね。大臣がそのように、……

第71回国会 農林水産委員会 第16号(1973/04/17、33期、日本社会党)

○島田(琢)委員 まず第一点としてお尋ねをいたしますが、すでにこのマル寒法につきましては、あるいはマル南法につきましても、参議院において先議が行なわれ、附帯決議がつけられております。この附帯決議に基づきます大臣のこれからこの両法案に取り組む考え方の具体的なものをひとつお示しいただきたいと思います。
【次の発言】 今回の私の質問は、マル寒法に重点を置いての質問にいたしますし、わが党の見玉委員がマル南法の関係を分担するということで、これからの質問を進めてまいりたいと考えております。いま大臣からお話がありましたが、これからの検討の中で、ぜひひとつこの法案が事実上実のあるものとして今後さらに一そう運用……

第71回国会 農林水産委員会 第17号(1973/04/18、33期、日本社会党)

○島田(琢)委員 農業金融四法でありますが、限られた時間内において聞きたいことをすべてお尋ねするということは技術的に非常にむずかしいわけです。しかもまた、いままであるいはこれから先も、各党からそれぞれの分野にわたってこまかい質問も出されると聞いておりますから、私はごく限られた部面についてのみの質問にいたしたいと思います。  まず、どうしてもこの機会に明らかにしておきたいのは、日本農業の置かれている立場あるいは内容、こういうものが依然国会の論議を通しても明らかにされないというもどかしさを、私は国会開会以来強く持ち続けてきている一人であります。特に、先日農業白書が出されるに及びまして、それぞれ各党……

第71回国会 農林水産委員会 第25号(1973/05/30、33期、日本社会党)

○島田(琢)委員 ただいま政府から提案のありました開拓融資保証法の廃止に関して若干の質問を申し上げたいと思います。  この提案理由の説明の中でも、すでに開拓者の果たした役割りについての社会的な一定の評価というものがなされているわけでありますが、その前段で、昭和四十四年度において、いわゆる開拓者の終息を想定してつくられました開拓三法と称するものがありますが、この時点における開拓者の負債といいますか、この総額は大体どれくらいになっていたのか、さらにまた、債権債務の農林漁業金融公庫への移管の際の額はどれくらいになっていたのか、その点をまず第一点にお尋ねをいたします。

第71回国会 農林水産委員会 第26号(1973/05/31、33期、日本社会党)

○島田(琢)委員 きょう私は大豆問題を中心にして質問をする予定で通告をいたしておきましたが、たまたまけさの読売新聞紙上で一面トップで米の問題が出てまいりました。したがって、この時間を若干さいて、ひとつこの新聞の記事を中心に質問をしたい、こう考えていたわけでありますが、いま話に聞きますと、肝心の中野長官が病院に行っていて十二時まで来れぬということであります。それではどうも私のほうも都合が悪いわけですけれども、当面、次官がお見えですから、次官も読売新聞の記事をごらんになっていると思いますが、この新聞記事は非常に重大な意味を持つわけです。ひとつ考え方をまず次官から聞きたいと思います。

第71回国会 農林水産委員会 第32号(1973/06/14、33期、日本社会党)

○島田(琢)委員 通告しましたが、そのときの予定では一時間にわたって御質問申し上げたい、こう思っておったのですが、時間が半分になりましたので、通告をしてこの席にたいへんたくさんの方がおいでになっているのですが、場合によって質問を保留するあるいは取りやめるという方もおられるかもしれませんが、これはひとつあらかじめ御容赦をいただきたいと思います。  ただいままでそれぞれ代表が質問をいたしました中でも、お聞きをしておりまして、麦に対する考え方というものが、私どもがいままで言ってまいりました麦の生産振興対策と比較いたしましてもたいへんな違いがあって、はたしてこれで大事な穀物政策の主要な位置を占める麦類……

第71回国会 農林水産委員会 第33号(1973/06/19、33期、日本社会党)

○島田(琢)委員 水産三法の質問に先立ちまして、一昨日根室沖に起こりました地震の関係で、急遽関係政府側の御出席を求めましたので、しばらくの間この地震の関係についてお尋ねをいたしますので、通告をいたしましたすべてを質問申し上げることは、時間的に許されませんが、あるいはせっかく用意をされておいでの皆さん方にも、御迷惑をかけるかもしれませんが、当初にお断わり申し上げておきます。  一昨日の昼に、かなりの震度を伴う地震が根室沖に実は発生いたしました。けさほどわが党の米内山委員からも、この地震の被害の状況の資料提出を求めていたところでありますが、私のところには警察庁の関係の被害状況が届いておりますので、……

第71回国会 農林水産委員会 第34号(1973/06/20、33期、日本社会党)

○島田(琢)委員 畑作地帯におきます農民の皆さんの長い間の待望であります畑作共済が、試験実施とはいえ、今回日の目を見よう、こういうことで本日提案になったわけでありますが、私どもはこれら畑作共済制度の問題につきまして、長い間政府当局にも農民の立場でお願いをし、また相談もしてまいったわけでありますけれども、今回出されてまいりました実験共済の内容を見ますと、私は非常に多くの失望を禁ぜざるを得ないわけであります。  現地におきますそれぞれの畑作農民の期待というのは、今日のように非常に災害のひんぱんに起こる状態の中、さらにはまた農薬の制限の中で病虫害の発生など、なかなかにしてたいへんないわゆる経営上のネ……

第71回国会 農林水産委員会 第35号(1973/06/21、33期、日本社会党)

○島田(琢)委員 一昨日麦類の答申が出まして、昨日は自民党においてもこれを受けて麦価の決定を見たところでありますけれども、この際、櫻内農林大臣は、これら米価審議会の答申を尊重して具体的に誠意をもって麦作振興をはかりたい、こういうことを新聞記者会見の中でも話をしておるわけでありますけれども、特にこの中で新たに特別作付奨励金、これは仮称だそうでありますけれども、特別作付奨励金制度をつくりたい、その財源措置は一般会計の予備費を流用したい、こういう発言があるわけでありますけれども、この大臣のお考えについて次官としても十分御承知をしている点ですか。

第71回国会 農林水産委員会 第39号(1973/07/03、33期、日本社会党)

○島田(琢)委員 きょうは大豆問題について質問をいたします。  たいへん大事な問題でありますから、大臣の出席を要請していたところでありますけれども、参議院との関係でそれが許されないそうでありますから、ひとつ局長中心に御答弁をいただきますが、置かれております天下の情勢については的確に把握をしたいというのが国民の熱望している点でもありますから、洗いざらいきょうは御表明をいただいて、ともにわれわれもこの対策、どうしなければならないかを考えてみたい、こういう趣旨で発言をいたしたいと思います。  まず、六月二十七日に起こりましたアメリカの大豆輸出禁止をめぐります問題は、国内において非常に大きな衝撃と、か……

第71回国会 農林水産委員会 第42号(1973/07/10、33期、日本社会党)

○島田(琢)委員 ただいま新聞発表の点について竹内委員から話が出ましたが、きょうの朝日の朝刊によれば、牛乳の生産が非常に低迷をしていて、この分でいくと秋には品切れになる心配があるということが農林省当局の発表として報道されております。私は関連で飼料の問題をまず質問する前に、酪農のこうした現況をどういうふうに分析し、とらえておられるか、あるいはまた対策としてどのようにお考えになっているのか、きわめて限られた時間でありますので、端的にお答えをいただきたいと思います。
【次の発言】 農林省の見解として示されているのは、一つは飼料の値上げである。これが昨年の暮れから比べまして二〇%高になっています。それ……

第71回国会 農林水産委員会 第47号(1973/07/19、33期、日本社会党)

○島田(琢)委員 大臣は出席されないわけですか。――それでは長官にまずお尋ねいたします。  長官、米は余っているのですか。
【次の発言】 私は、米が余っているのかという質問をしましたのは、非常に政府部内でもいろいろな意見があるようであります。いわゆる米は依然として過剰基調である。これはこれからの米価決定にあたって非常に重要なウエートを持つから、私は、その政府部内における統一見解として、代表して長官から、米は依然過剰の気味にあるのかどうかということを明らかにしてから議論をしたい、こう思ってお尋ねしたわけであります。いまお答えになったのは、ややニュアンスとしては、まだ米が余っているほどではないが、……

第71回国会 農林水産委員会 第48号(1973/08/28、33期、日本社会党)

○島田(琢)委員 参考人から陳情も交えてたいへん参考になる御意見をたくさんちょうだいいたしまして、ありがとうございました。  私は北のほうにおります関係から、北のほうの森林を頭に描きながらの質問に限定をされると思いますが、お答えいただきます参考人の皆さん方には、北海道の森林の状態というものを十分のみ込んでいらっしゃらない向きもあろうかと思いますけれども、その辺はひとつ御容赦いただきまして、基本的な問題をお尋ねしてまいりたいと思います。  先ほど船越参考人から、大学の森林技術の立場から御意見があったわけでありますが、特にフランスの例を引かれて、日本の森林のあり方について言及をされておったわけであ……

第71回国会 農林水産委員会 第49号(1973/08/29、33期、日本社会党)

○島田(琢)委員 大臣にまずお尋ねをいたします。  再び九月以降の飼料問題の危機を迎えて、大臣は、こうした事態に対処してまずどのような責任をお感じになっているか、それをお尋ねいたします。
【次の発言】 なぜ私が責任を問うたかというと、これは責任の所在が明確でありませんと、これから対策を進めていく上に非常に手抜かりが出てくるから、私はあえて大臣の責任をお尋ねをしたわけであります。というのは、私どももこの春の飼料の問題につきましては最大限の協力と努力をいたしまして当面この危機を回避することができました。その際、四月十七日にこの特別立法を通すにあたって、わが党の角屋委員から大臣に対して、かなりしつこ……

第71回国会 農林水産委員会 第50号(1973/08/30、33期、日本社会党)

○島田(琢)委員 長官、北海道の知床を御存じですか。
【次の発言】 十五号台風のときのことだとすれば、ずいぶんもう昔になったわけですけれども、そのころの知床は秘境といわれてまだ世間にその全貌をさらすような時期ではなかりたと思います。そのころはまだ、知床といいましても、そういうふうなぐあいであまり多く知られていなかったわけですが、最近は「知床旅情」なんといって加藤登紀子あたりが歌ったり森繁久彌なんかが宣伝したりするものですから、最近の知床はたいへんなブームを呼んでいるわけで、おそらくいま長官が行かれたら、あのときの知床と比べてみられて別な感慨をお持ちになるのじゃないか、こう思うわけです。  この……

第71回国会 農林水産委員会 第54号(1973/09/18、33期、日本社会党)

○島田(琢)委員 関連して御質問申し上げますが、特に全農の井田常務さんにお尋ねいたします。  先ほどもお話の中にありましたが、来年度以降の見通しについて触れていらっしゃる中で、必ずしも楽観が許されない、こういう結論であったようにお聞きをいたしました。特に本日の日本農業新聞の一面見出しで非常に大きく報道されておりますが、「エサは下がらない?」これは先ほど井田参考人がおっしゃった点でありますけれども、われわれ非常にいま期待をしておりますのは、アメリカが大豊作である、それからソビエトも小麦の増産が大体軌道に乗った。国際的に見れば、そういうプラス要因というものがあるというふうに一般的には受け取られてお……

第72回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第10号(1974/03/28、33期、日本社会党)

○島田(琢)委員 私は、沖繩の開発問題について主として大臣にお尋ねをしたかったのでありますが、きょうは大臣がお見えでありませんので、政務次官を中心にして議論を進めてまいりたい、こう思います。しかし、中身が基本の問題に触れることが非常にたくさんありますので、きょうは大部分保留をいたしまして、後ほど大臣がお見えになったときに基本の問題をやりたいと思いますので、少しばかり具体的な問題でお話を進めてまいりたい、こう思います。と申し上げましても、実は私自身沖繩の土を踏んだことがございません。北海道におりまして、早くから沖繩の問題については、われわれの仲間のうちでもたいへん議論が多かったのでありますが、実……

第72回国会 建設委員会 第11号(1974/04/05、33期、日本社会党)

○島田(琢)委員 たいへんわれわれ農業者にとっては重大な関心を持っておりますこの生産緑地法案が、この建設委員会で進められてまいりましたその審議の過程を見てまいりますと、非常に急いでこの法案が取り運びされているように思います。私どもは農林水産委員会においても、こうした問題について非常に大きな関心を払いながら、この成り行きを実は見守っていたわけであります。しかしながら、この際、われわれ農業者を代表する立場から、この法案の中身についてもう少し掘り下げて政府当局のお考えを聞いておきませんといけないという立場から、きょうは差しかえで私が農林水産委員会を代表してこちらに伺った次第であります。時間がきわめて……

第72回国会 農林水産委員会 第4号(1973/12/13、33期、日本社会党)

○島田(琢)委員 美濃委員の質問の中で、政府側の答弁を聞いておりますと、私は、いま農家が置かれている危機感というものが、解消されるどころか、一そうその不安が高まっていくという感じがいたしてなりません。 こういう重大な時局に直面して、抽象的な考え方や答弁ではもはや相済まぬわけであります。特に、熊谷部長の説明を聞いておりますと、いままで、通産省は、石油に対して本気になって取り組んできたのかどうかということについては非常に疑問があります。もっと真剣な受けとめ方をしてもらわないと、石油というよりも、さらに深刻だと言われている今日の食糧問題の解決はとうていおぼつかないという感じがいたします。特に、渡辺政……

第72回国会 農林水産委員会 第9号(1974/02/15、33期、日本社会党)

○島田(琢)委員 私は、櫻内大臣にかわって四度目の農林大臣になられた倉石さんとは、実は初めてきょう議論をするわけであります。したがって、中身につきましては、若干事務当局から答弁をしたほうがいいというような場合も出てくるかもしれませんが、しかし、全体について大臣からお答えを願うということをまず約束を願いたいと思うのであります。よろしゅうございますか。
【次の発言】 農林大臣で間に合わないなんというようなことじゃ、大臣、きょうひとつ辞表を出していただかなければならぬと思うのでありますが、なぜ私がそういう念を押すかというと、従来、倉石農林大臣には一つの定評があります。数字的なことになると全く答弁をし……

第72回国会 農林水産委員会 第10号(1974/02/19、33期、日本社会党)

○島田(琢)委員 限られた時間でありますので、通告をいたしました部分の半分ぐらいしか、この時間内に消化をすることはおそらくできないと思いますが、要領よく質問を申し上げてまいりますので、どうか端的な御答弁をいただきたいと思います。  主として、私は、今回わが党から出しました国営分収造林法を中心にして政府の見解を聞いてまいりたいと思うわけでありますが、まず、最初に、前二者の質問に対して、提案者からきわめて明快にこの法案に対する精神とか目的というものが明らかにされておりますが、たいへん重複して申しわけないのでありますけれども、この法案を出すに至った経過と、その意義について、提案者からもう一度御説明を……

第72回国会 農林水産委員会 第11号(1974/02/20、33期、日本社会党)

○島田(琢)委員 関連して御質問を申し上げますが、ただいま竹内委員の質問の中で、輸入の関係が出てまいっております。そこで、平松部長のお話しだけでは私もちょっと内容がわかりかねます。端的にこういうことをおっしゃっているんだと思うのですが、非常に関心の高い価格問題について、輸入の関連によって、いわゆる外材との見合いによって、国内の木材あるいは製材も含めてでしょうか、大体価格が高くなれば高くなる、安くなれば安くなるというふうに非常に関連が深いということを言いました。これは、わが国の輸入の、特に農産物なんかの場合から言いますと、外国から入ってくるものが非常に安くて、国内の農業というものが非常に苦しい状……

第72回国会 農林水産委員会 第12号(1974/02/21、33期、日本社会党)

○島田(琢)委員 私は、先週の農林大臣の所信表明に対する質問の際に、具体的ないろいろな話をいたしましたが、時間の関係で十分意を尽くしておりませんので、きょうはもう少しその話を詰めるという意味で政務次官と議論をいたしたいと思います。  そこで、冒頭に私の期待を申し上げたいと思うのでありますが、これは、ひとり私の期待ばかりではありません。渡辺農林政務次官は、いまを時めく青嵐会の大御所であり、あばれん坊では天下に勇名をはせている一人であります。しかも、あなたの政治手腕は、そのよしあしは別として、非常に一つの評価を受けている。おそらく、渡辺次官なら、この今日置かれている農業の窮状は救ってくれるであろう……

第72回国会 農林水産委員会 第17号(1974/03/06、33期、日本社会党)

○島田(琢)委員 提案をされております農用地開発公団法の関係で御質問を申し上げてまいります。  第一点は、大臣から、提案理由の説明の中で、「国民食料の安定的な供給の確保を基本とした諸施策の展開」云々と述べられておりますが、特に、今回の公団設立の趣旨はここにあるのだ、目的をここに置いているのだというふうに強調されているわけでありますが、私は、この「安定的な供給の確保」という問題についてきわめて疑念を持っている一人であります。何となれば、自給率の問題一つ考えてみましても、非常に落ち込んでいる状態で、それが回復しないばかりか、年々さらに自給率が低下していくという心配が、いろいろな統計の数字によっても……

第72回国会 農林水産委員会 第23号(1974/03/20、33期、日本社会党)

○島田(琢)委員 今回政府側から提案されております水産三法について御質問を申し上げてまいります。  きょうは大臣がいらっしゃいませんので、大部分を保留することになると思いますが、委員長よりよろしくお取り計らいをお願いいたします。  最初に漁災法の関係についてお尋ねをしてまいりますが、いままでの質問の中でほとんど出尽くしているという感じがありますから、重複している部面をできるだけ省きたいと思います。しかしながら、非常に大事な点がたくさんありますので、御答弁はできるだけ簡潔にお願いをいたしますが、重複する部分についてはお許しをいただきたいと思います。  今回の漁災法の改正にあたりまして、一つの考え……

第72回国会 農林水産委員会 第25号(1974/03/27、33期、日本社会党)

○島田(琢)委員 先週質問を保留いたしました部分について、きょうは大臣がお見えでございますから、主として大臣にお尋ねをいたします。  その一つは、私の地元の問題についてお話しを申し上げたわけでありますが、大臣御承知と思いますが、サロマ湖がございます。サロマ湖は非常に古い歴史を持っているカキの生産地帯でありまして、古くは、養殖カキではなくて、自然なカキといいますか、特にイワガキのような種無のものが非常にたくさん生息をしておりまして、このサロマ湖からとれるカキというのはたいへん食味もいいし、非常に喜ばれておったわけであります。しかし、その後水面あるいは水温等の変化等もありまして、養殖のカキにとって……

第72回国会 農林水産委員会 第26号(1974/03/28、33期、日本社会党)

○島田(琢)委員 もう間もなく畜産審議会の答申が出ると思いますが、けさほど来のやりとりを聞いておりますと、政府の諮問案というものは、かなり固執をしておられるだけに、審議会としても、おそらく、まず、諮問案どおりの答申ということになるだろうというふうに私どもは予測をいたしております。しかしながら、いままで芳賀、美濃両委員からも指摘がありましたとおり、非常に問題の多い試算結果であるだけに、これでこの危機状態におちいった経営を立て直して、真に政府側が期待をしているような日本の酪農の振興と確立というものが一体できるかどうかという点については、私はたいへん危惧するものであります。  私は前者の質問になるた……

第72回国会 農林水産委員会 第29号(1974/04/04、33期、日本社会党)

○島田(琢)委員 限られた時間でありますから、効率よく進めていく意味で、私も端的な質問をしますから、お答えくださる場合も簡潔にお答えを願いたいと思います。  大体昨年以来ビートの問題につきましては、おりあるごとに私の考え方を申し上げてまいりましたし、またことしの二月以降も、かなり詰めた話をここでもしてまいりました。いよいよ近く四十九年のてん菜原料価格の決定の時期を迎えているわけでありますが、あらためて総洗いする意味で、美濃委員と重複しないように努力をしてまいりますけれども、多少いまのやりとりの中でも明確にならない点もありますから、若干その点を繰り返して当初お尋ねをしてまいりたいと思います。  ……

第72回国会 農林水産委員会 第30号(1974/04/09、33期、日本社会党)

○島田(琢)委員 林野庁長官にお尋ねをいたします。  この法案の中身につきましては、十年間の三たびの延長というものが中心の法案の内容になっておりますけれども、いろいろ見てまいりますと、この機会に保安林というもののあり方を十分検討しなければならぬというふうな部面もあるようでありますから、限られた時間ですから十分な意は尽くせませんが、若干の問題点についてお尋ねをしてまいりたいと思います。  その一つは、今回の法案の改正にあたっての最も大きな柱が指定施業要件の見直しということを言われておりますが、見直しをするにあたって、どういう点をさらに重点としてとらえていこうとお考えなのか、この点をまずお尋ねいた……

第72回国会 農林水産委員会 第36号(1974/05/08、33期、日本社会党)

○島田(琢)委員 今回の法改正にあたって問題になる点が、昨日からの議論を通してほぼ明らかになってまいりました。限られた時間でありますから、総体的な問題について、重複することを避けて、ごく二、三点に限定して、特に局長を中心にお尋ねをしてまいりたいと思います。  一つは、いま柴田委員から指摘がありましたが、この農林漁業団体職員共済組合法という法律の複雑さについては、実は私も辞易している一人であります。どうしてこんなにむずかしいのだろうか。あるいは、むずかしくなくて、私の頭が悪いのかもしれませんけれども、どうも理解しにくい法律であるという感じがしまして、私は、先般連休を利用してくにに帰りましたときに……

第72回国会 農林水産委員会 第39号(1974/05/15、33期、日本社会党)

○島田(琢)委員 今回の法案につきましては、提案されている内容は単純なものとされておりますが、従来から、肥料、特に化学肥料と言われているこの問題については非常に大きな関心を払っていかなければならない部門であるとされているわけであります。この法律は、昨日からの政府側の説明によって明らかなごとく、内需を確保し輸出を円滑に行なうというたてまえによってつくられているのだというふうに強調されているわけでありますが、私は、まず、昨年の暮れ以降起こりました肥料の確保という問題について末端においてたいへんな混乱が起こったという事実は、はたして本法が正しく機能しているということが言えるかどうかということについて……

第72回国会 農林水産委員会 第40号(1974/05/16、33期、日本社会党)

○島田(琢)委員 まず、最初に米価問題についてお尋ねをいたします。そのあと養鶏の問題について質問をして、きょうはこの二点の質問をしてまいりたいと思います。  まず、米価問題でありますが、政務次官が久しぶりに顔を出されたので、主として政務次官と、食糧庁長官にもお尋ねしますが、昨日の本会議において、各党から、米価の早期決定の問題と追加払いの問題が出されておりました。総理以下各大臣とも口をそろえてこれを否定された。私は、今日の状態を考えるときに、農業団体があげて米価の早期決定という問題に取り組んでいることについては、それなりの大きな意義と目的があると思うのであります。本来政治は世論によって十分方向を……

第73回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号(1974/09/09、33期、日本社会党)

○島田(琢)委員 わずか十五分でありますから、きわめて単刀直入に大臣の見解を伺っておきたいと思います。  まず、ただいま上原委員から、沖繩開発の基礎となる産業、とりわけ農業の位置づけ、そしてまた沖繩の持っております特殊性の中から歴史的に経過をしてまいりましたサトウキビ、パインの問題についてお尋ねがあった中で、所信を伺ったのでありますが、大臣はそういう決意をお持ちであるとすれば、現在サトウキビの置かれている状態というのは、問題点が非常にたくさんあると私は考えているのですが、昨年は要求一万三千円に対して、千三百円の奨励金で、含めて一万円、こういう価格決定で、沖繩の農民の皆さん方の期待を大きく裏切り……

第73回国会 農林水産委員会 第2号(1974/09/10、33期、日本社会党)

○島田(琢)委員 きょうの私の質問は、先ごろきまりました消費者米価についてが第一点であります。そして、次に、当面緊急な対策が迫られております牛肉の問題について触れまして、さらに牛乳の問題に対して御質問を申し上げてまいる予定にいたしております。  最初に、きょうは大臣も政務次官もお見えでありませんが、食糧庁長官がお見えでありますから、主として長官にお尋ねをしてまいります。  消費者米価の審議会における決定は、私がここであらためて申し上げるまでもありません。いろいろな意見が出たわけでありますが、特に、米審の小倉会長が記者会見の席上、今度の消費者米価決定にあたって、会長としては物価等を考える場合に極……

第75回国会 農林水産委員会 第4号(1975/02/13、33期、日本社会党)

○島田(琢)委員 大臣の所信表明の質問に入ります前に、昨日から当委員会においても大変問題になっておりますソ連のスケトウ船団の漁場踏み荒らしの問題についていろいろ御答弁がございましたけれども、被害を受けている漁民の立場から言いますと、いま一つ釈然としない政府側の答弁で、そこをひとつきょうは明らかにしていただきたいと思って緊急に質問に立ったわけであります。  さて、昨日からのいろいろな答弁を聞いておりますが、大臣初め水産庁長官、さらにまた外務省当局も、ソ連に対するこの問題に当たっての処理の仕方がどうもまずいという気がするのでありますが、きのうの復習みたいな点もあるかもしれませんけれども、第一に、現……

第75回国会 農林水産委員会 第8号(1975/02/26、33期、日本社会党)

○島田(琢)委員 畜産物価格安定法の一部改正に対する質疑を申し上げたいと思います。  午前中、わが党の畜産対策特別委員長であります角屋委員から総括的にこの法案の中身についてただしながら、社会党としての考え方も明確にいたしたところであります。そこで、私は、通告をいたしております部分がそういう意味で角屋委員との重複がかなりあると思いますので、時間をむだなく使っていくという点から、若干角度を変えた質問になるかもしれません。したがって、用意されている答弁の要旨と全く違った質問が飛び出すかもしれませんが、その点はひとつあらかじめ御理解をいただいておきたいと思います。  何といっても、今日の日本の牛肉にか……

第75回国会 農林水産委員会 第11号(1975/03/06、33期、日本社会党)

○島田(琢)委員 私は、上原委員の質問に関連して、もう少し農林省と通産省の考え方をただしておきたいと思います。  そこで、これは局長で結構ですが、先ほど来政務次官の御答弁の中にもありましたが、今日の事態を招いている大きな原因は需要量が急速に落ち込んだことであるということが言われておりますが、さすれば、このパインについては、いつから目立って需要が落ち始めたのか、そして、現在はピーク時に比べてどれくらいの需要量になって推移しているのか、この点をまずお尋ねいたします。
【次の発言】 昨年の後半から目立って需要が低下し始めた。それで、先ほどの政務次官のお言葉の中の、でき得るならばという言葉は私は非常に……

第75回国会 農林水産委員会 第13号(1975/03/13、33期、日本社会党)

○島田(琢)委員 今回、七十二通常国会から引き継ぎになっております農振法の関係について若干の質問をいたしたいと思います。  大臣がお見えでないようでございますので、政務次官並びに局長にお答えをいただいて、あと大臣にどうしても質問しなくてはならぬ部分もございますので、その部分は残させていただきたいと思っています。  まず、政務次官、この法案の趣旨について私どもも承ったのでありますが、従来、この農業振興地域というものの取り上げ方については、末端にはかなり浸透はしてきておりますものの、農業振興地域というものは一体何なんだという点が必ずしも農家の個々によく理解されているとは言えない部分があるようであり……

第75回国会 農林水産委員会 第16号(1975/03/28、33期、日本社会党)

○島田(琢)委員 先ほどに引き続き若干の質問を申し上げますが、これまた大変時間が限られておりますので、簡潔に御答弁をお願いいたします。  まず、労働単価の問題で先ほど質問いたしましたが、これは審議官で結構ですが、四十八年、四十九年、そしてことし、この労働時間について、どういう推移をしているかという点をまずお尋ねいたします。
【次の発言】 あわせて、牧草の関係の労働時間もお示しください。
【次の発言】 これはどういう要素に基づいてこのように労働時間が短縮されているのですか。
【次の発言】 つまり、農民の努力によってこれが短縮された、もっと裏返して言えば、そのことによって政府側で言う合理化がされた……

第75回国会 農林水産委員会 第21号(1975/05/27、33期、日本社会党)

○島田(琢)委員 今回出されました法律の一部改正法案について質問いたします。  今回、従来の「飼料の品質の改善に関する法律」というのを題名を変えて、「安全性の確保」という一項を特に加えて新しい法体系を持たせたという説明でありますけれども、私はまず冒頭にこの一連の法案を見ますのに、安全ということが盛んに強調されているわけであります。この「安全性の確保」ということについては法律の中でもうなずき得る部分があるわけですけれども、しからばえさの安全とは何なのかということ、ここがいま一つ明確でないという気がいたしますので、畜産局長から、えさの安全というものの一つの基準をまず明示していただきたいと思うのです……

第75回国会 農林水産委員会 第22号(1975/05/28、33期、日本社会党)

○島田(琢)委員 先ほどの竹内委員の質問の中にありました免税輸入トウモロコシの問題について、若干関連してお尋ねをいたします。  一つは、この免税トウモロコシはいま一年間に何トン入ってきていますか。それから、先ほどの御説明にもあったように用途が明らかになっているわけですが、そのための措置として魚粉添加をしているが、この魚粉は何%加えているのか。その場合の魚粉の種類は何なのか。さらに、これは二種混というわけですけれども、トウモロコシの性質がかなり変わってくるわけですが、その場合の養分にしても、あるいはたん白質にしても、相当の変化を来していると思われますが、これらについてはどういうふうに調査をしてい……

第75回国会 農林水産委員会 第24号(1975/06/03、33期、日本社会党)

○島田(琢)委員 先ほど、石油たん白について、小山水産技術会議事務局長から、一般的にはこれを普及するという立場では一切研究をやらぬというお話しがありましたが、その前段では、SCP等の研究の比較から言って石油たん白についても研究をやらなければならないという意味の発言があったように思いました。この点については、大臣からも、先般の私の質問に対して、国民的合意が得られなければという趣旨の、石油たん白の研究あるいは開発についての明確な発言があったので、私はそれをある程度了解をいたしておりましたが、先ほど大臣から盛んに国民的合意ということを言われるわけであります。しかし、国民的合意とは何かという点になりま……

第75回国会 農林水産委員会 第27号(1975/06/17、33期、日本社会党)

○島田(琢)委員 皆さんそろっておられるのですか。大蔵省も厚生省もおいでですか。――皆さんそろっておられるようですから、今回出されました法案に対して若干各省庁の考え方もお聞かせいただきながら質問をさせていただきたいと思います。  けさから同僚議員や他党の委員の皆さんからも法案の中身についてはかなり突っ込んだ質問がなされておりますので、なるべく重複しない範囲でお尋ねをしてみたいと思っているのでありますけれども、大事な点については念押しで政府側の見解を重ねてお聞きする場合もありますので、どうかよろしくお願いをいたしたいと思います。  まず、ことしの二月に社会保障制度審議会の答申が出されております。……

第75回国会 農林水産委員会 第30号(1975/06/24、33期、日本社会党)

○島田(琢)委員 限られた時間でございますから端的にお尋ねをいたしますので、なるべく簡潔にわかりやすく御明示をいただきたいと思うわけであります。  ただいまの角屋委員の質疑の中にもありましたように、食糧管理法という法律の精神から言って、政府としてはまさに法律違反を犯しておるんではないかと私は考えている一人であります。つまり、食管法第四条では明らかにパリティ方式を用いるとはなっていますが、後段においてこれを下回らない価格で再生産を確保するんだというふうに明記されているわけです。政府はいつの場合もそうですけれども、どうも法律を都合のいいように解釈して、本当に法のねらいとする精神にのっとっておやりに……

第76回国会 農林水産委員会 第3号(1975/11/06、33期、日本社会党)

○島田(琢)委員 最初に、郵政省の皆さんにまずお尋ねをしたいと思います。  特に私はこの場で郵政省の考え方をぜひ明らかにしてもらいたいと思っておるのでありますが、郵便料金をめぐります問題は、ただいま参議院が舞台になってこの問題についての議論が交わされているところでありますが、私はこの席では、第三種郵便物の問題を中心にして皆さんにぜひひとつ私どもの考えております考え方を理解してもらいたいし、また今日の置かれているこの第三種郵便物をめぐります農村地帯における状態というものをしっかりと理解をしてもらいたい、こういう考えがあってこの問題を提起するのであります。  申し上げるまでもなく、今回の郵便料金の……

第76回国会 農林水産委員会 第6号(1975/12/17、33期、日本社会党)

○島田(琢)委員 余り時間がありませんので、通告をいたしました半分くらいしか質問ができないと思いますけれども、いずれ残りました分は次に譲っていくことにして、時間が参り次第私の質問は打ち切らせていただきますので、ひとつ手際よい答弁をお願いしたいと思うわけであります。  きょう私が質問をいたしますのは、先月酪農近代化基本方針の第三次計画策定に当たって現状置かれている問題点を幾つか提示をして、それらを踏まえて第三次計画に盛るべきだ、こういう考え方を被露したわけであります。その後開かれました畜産振興審議会の懇談会におきまして出されました第三次計画を見まして、私が指摘をしました点が必ずしも的確に盛られて……

第77回国会 農林水産委員会 第6号(1976/04/28、33期、日本社会党)

○島田(琢)委員 参考人の皆さん、御苦労さまです。限られた時間でございますので簡潔にお尋ねしたいと思いますので、参考人におかれてはぜひひとつ簡単明瞭にお答えをいただきたいと思います。  私は植田参考人に対して林業、森林の問題について四点ほどお尋ねをしたいと思います。  まず第一点は、先ほどお話の中で非常に低迷する国内の木材を中心にした、そのほか製材等を含めた苦悩についてるる御披露がございました。私も全くこの木材の今日的な状態というものは胸を痛めている一人であります。それだけに植田参考人のお考えについて私はもう少し聞きたい点が実はあります。たとえば価格政策について触れられたんですけれども、輸入外……

第77回国会 農林水産委員会 第7号(1976/05/06、33期、日本社会党)

○島田(琢)委員 まず冒頭に、本法案にかかわる各種資金の性格についてお尋ねをいたしますが、その第一点は、林業生産高度化資金でありますけれども、今日の間伐材の用途とかあるいは加工に関しての開発が非常におくれていると言われております。この総合的な施策というものを一体政府としてはどのようにお持ちになっているのか、その点ひとつ簡単に御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 間伐材に限らず北海道におきましてはカラマツの造林が大変なシェアを占めて、また一時期造林の中心に据えられて今日までこれが促進されてまいりました。もう間もなくこれが需要期に入る。つまり伐期にかかるということになります。そういたしますと……

第77回国会 農林水産委員会 第11号(1976/05/18、33期、日本社会党)

○島田(琢)委員 私の今回の質問は、砂糖についてであります。  まず、質問の第一点は、沖繩砂糖についてでありますが、五十年産サトウキビの収穫も終え、また砂糖の製造も終えておるわけであります。沖繩のサトウキビは、沖繩にとってはほとんど唯一に近い大事な地場産業であり、農業も大半がこのサトウキビに主力を置いて進められておるのはいまさら言うまでもありません。したがって、サトウキビを日本の砂糖産業の中で占める重要な作物の  一つとして、政府もまた農業基本法第八条で重要農産物の指定を行うなど、あらゆる諸般の施策を進めてきた点について、私どもは、沖繩の産業のあり方について幾つかの提言をしてまいりましたが、過……

第77回国会 農林水産委員会 第12号(1976/05/19、33期、日本社会党)

○島田(琢)委員 昨日に引き続いて、甘味作物の中の特にビートの問題について質問を続けてまいりたいと思います。  昨日はてん菜の今日置かれている状態を考える中で、政策的にも非常に不備な面が幾つかあるということを指摘しながら、所管の食品流通局長の考えを聞かせていただいたり、あるいはまた生産振興にかかわる部局の責任者の御答弁をいただいたのであります。昨日の今村局長答弁の中で、特に畑作関係の振興はビートを含めて、これは私の方の所管じゃないので、私の方は砂糖の問題をどうするかということなんだからという趣旨の答弁があったのでありますが、私はそういう御答弁についてはどうも承服いたしかねる。そこが今日のビート……

第78回国会 農林水産委員会 第2号(1976/10/07、33期、日本社会党)

○島田(琢)委員 私に与えられた時間が大分制限を受けておりますから、肝心なことだけ三つほど大臣にのみお聞きをいたしますので、ひとつ明確にお考えを述べていただきたい、こう思います。  今次東北、北海道を襲っております冷害は、四十六年を上回ると言われる大災害であります。私どもはともすると冷害というと米の方に大体主力が集中していきがちであります。ところが、私は北海道網走の出身でありますが、大臣と初めてこうやって議論をするわけであります。私は畑作農民の一人でありますから、今回は畑作の問題もぜひひとつ、もちろん認識の中にないというような失礼なことを申し上げるつもりはございません。ただ、ややもすると大きな……

第78回国会 農林水産委員会 第3号(1976/10/08、33期、日本社会党)

○島田(琢)委員 大臣にお尋ねをいたしますが、現時点における砂糖の国内自給率は幾らですか。――いや、私は大臣に聞いているのです。局長になんか、もうようわかっているんだから……。
【次の発言】 局長、悪知恵をつけたらだめです。私はきょうは大臣とお話がしたいのです。  それじゃもう少し質問をしたいと思います。
【次の発言】 大臣にまたお尋ねします。  現在国民は一人どれだけの砂糖を食べていますか。
【次の発言】 大臣、さらに重ねてお聞きします。  北海道がいま大変だと言われているビートは、ことしの作付面積は幾らですか。
【次の発言】 大臣、私は大変失礼なことをお聞きしました。大臣は腹の底から、何言……


34期(1976/12/05〜)

第80回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第9号(1977/05/20、34期、日本社会党)

○島田委員 沖繩北方特別委員会において北方の話題を議論するということは余りないことでありまして、しかも、いま委員長との笑い話で、私はれっきとした沖特のレギュラーでありますが、委員長から覚えもないということで大変残念なことであります。  きょうは北方問題をひとつ議論をしたい、こう思います。すでに質問を申し上げて御回答願う方方がおいででございますが、当初私の方からお話を申し上げました予定を若干変えさせていただきます。というのは、きょうは外務大臣と主として外交上の問題について議論をしようというのが私の主要なる考え方でございましたが、大臣がお見えになります時間が少しずれておりますので、最初に水産庁にお……

第80回国会 農林水産委員会 第6号(1977/03/17、34期、日本社会党)

○島田委員 私はもう五年目、農水で質問をしているんですけれども、納得できるような議論を一回もしたことがないので、本当にもどかしく思っているわけです。また三月がやってまいりますと避けることのできないのが、先ほどから議論になっております各種畜産物の価格の問題であります。  きょうは畜産局長と少し議論したい、こう思っておりますが、先ほど稲富先生はさすがにベテランでありまして、私は畜産局長とここでやり合えばいいのかなと思っていたら、五年もやっていて気づかない、政務次官がいるのになぜ出てこぬかという話が出てきましたね。なるほどなあと思っているのでありますが、その政務次官は先ほどメモによりますとまだ大分先……

第80回国会 農林水産委員会 第9号(1977/03/24、34期、日本社会党)

○島田委員 昭和五十二年の畜産物価格の決定に当たって、ことしは現地における生産乳量の実態が例年低迷を続けてまいりましたものから、少し頭が出かかるような状態も生まれている。それをとらえて、まさに酪農は安定期に向かったというとらえ方をしているということは、現場の認識と農林省当局が見ている考え方とでは大変大きな実態の相違があるということをいままで指摘をしてまいりました。私は一連の質問を通じて非常に遺憾に思っているのでありますが、どうも現場の酪農家があるいは畜産農家が大変な苦労をしているという実態を正確に把握しようとしない、こういう感じがしてなりません。極言をすれば、価格を決めたら決めっ放し、実態調査……

第80回国会 農林水産委員会 第11号(1977/03/29、34期、日本社会党)

○島田委員 私は、ただいま提案のありました日本社会党、公明党・国民会議並びに日本共産党・革新共同三党の共同修正案に対して、次の理由から賛成をするものであります。  まず第一に、政府提出の法案については、多くの国民や科学者から、特別防除すなわち殺虫剤の空中散布について、人体に対する安全性と松枯れ防除の効果について、まだ多くの疑問が出されております。われわれは国会の質疑を通じても、この疑問点が必ずしも完全に解消されたとは言い切れません。この段階において最も重要な点は、人体の安全性に対する問題と同時に、地域の自然保護の立場での問題解明が必要だと考えています。そういう観点から、ただいま提案趣旨の説明が……

第80回国会 農林水産委員会 第17号(1977/04/13、34期、日本社会党)

○島田委員 砂糖に関して質問をいたします。  まず最初に、砂糖は国際的にも国内的にも投機性があって、非常に不安定な価格が続いているわけであります。一ころのようにばか値になって三白景気の一つとしてもてはやされるかと思えば、今度はこの砂糖をしょい込んでいるがゆえに大変悲惨な末端の事情まで生まれるという、言ってみれば社会的な問題にもなりかねない砂糖の今日の状態ですが、ひとつここで政府の見解を承りたいのですが、現在の国内の砂糖市況をどういうふうに判断しておりますか。あわせて、国際的な糖価の動きについて、今後の見通しを含めて、どう判断をなされているか、ここのところをお聞きします。

第80回国会 農林水産委員会 第18号(1977/04/19、34期、日本社会党)

○島田委員 大臣、大変厳しい情勢の中、御苦労されまして努力をされておりますことに対しまして、心から敬意を表します。  きょう御報告をいただいて、一層情勢の厳しさをわれわれもともに認識をしたのでありますが、だからといって、これをそのままに放置するわけにはまいらない、きわめて厳しい局面に立たされている。こういう中から、若干大臣には冒頭冷たい質問かもしれませんが、われわれ日本にとって、これからさらに諸外国との関係を考えますときに、こういう例は例外ではなくて、これからも大いに試練を要求される面が多いと思います。したがって私は、前段でまず、この日ソ漁業交渉に臨む政府の姿勢はどこにあったのかという点につい……

第80回国会 農林水産委員会 第21号(1977/04/22、34期、日本社会党)

○島田委員 参考人の皆さんには朝来貴重な御意見をお聞かせいただきまして、大変ありがとうございました。御意見に基づきまして若干のお尋ねをしてまいりたいと思います。発言順に、まず山口参考人にお尋ねをいたします。  日本一の水揚げ港として釧路市の当面の日ソ漁業あるいはまた新しい海洋法時代を迎えての悩みは深い、こういう御開陳がございまして、私もまさに同情を禁じ得ないわけであります。大変な御苦労をされているという実態をお聞きいたしましたが、私ども政治の場にある者は、やはり日本の新しい漁業の方向というものを的確にしっかりと方向づけをしていく責任があるわけでございます。そうした意味で、特に市長という立場で、……

第80回国会 農林水産委員会 第22号(1977/04/26、34期、日本社会党)

○島田委員 竹内委員の補償の問題の続きで私はもう少し念を押したいと思うのですが、今回のこの日ソ漁業の中断、行き詰まりが非常に末端の各層にわたって大変大きな影響をもたらし、政府もやむを得ず減船を指示し、これらの最小限の補償をしなければならぬという決意に立たれたようでありますが、これを進めるに当たって特に私は配慮をすべきだと思う点が一つあります。幾つかあるのでありますが、時間の関係で一つだけ大臣の考え方を聞いておきたいと思います。  ただいまつなぎの措置であるというふうにおっしゃっているわけでありますが、減船に伴う補償の基準にしようと考えているのは、具体的に言えばどういう点なのか。というのは、母船……

第80回国会 農林水産委員会 第25号(1977/05/12、34期、日本社会党)

○島田委員 砂糖に関してお尋ねをいたします。  まず私は四月の十三日に質問をいたしました点の確認をしてまいりたいと思うのですが、一つは豪州糖についてであります。当時私は日本の砂糖をめぐる情勢の厳しさ、またその環境の中から大変社会的な問題が深刻に起こっているということを指摘をいたしました。この際、豪州糖について、国内産砂糖の現況に心配されるような波紋を起こしているので、これは政府の責任において豪州糖の長契という問題について再考をしてはいかがか。あるいはこれは外交上の問題にもなりまするから大変だろうけれども、政府はひとつ本腰を入れてこの問題解決に当たっていただきたい、こういう趣旨の質問をしたのであ……

第80回国会 農林水産委員会 第26号(1977/05/17、34期、日本社会党)

○島田委員 農業者年金から質問をいたします。  昨年に引き続く改正でございますから、昨年もかなりの議論が行われましたし、また、けさからも問題になる点がそれぞれ浮き彫りになってまいりましたから、かなり二番せんじになるところもあると思いますが、多少だめ押しをする考えでお尋ねをいたしますので明快にお答えをいただきたいと思います。  魅力のない年金ではないかというのが、けさから質問に立った者の一致して指摘をしているところであります。昨年もそういう指摘をいたしました。その点については魅力がないのではなくて、われわれのPRが足りなかったのだという反省も述べられているわけです。果たしてそうでしょうか。昨年か……

第80回国会 農林水産委員会 第27号(1977/05/18、34期、日本社会党)

○島田委員 農林年金の質問をいたします。  昨日から各委員が取り上げている問題に、新法と旧法の格差の是正という問題がございます。資料によりますれば、まさに一目瞭然、この格差のひどいことが示されております。たとえば新旧対比でやりますと、退職年金と遺族年金だけを取り上げてみましても、それぞれ通年方式、共済方式、最低保障方式と三つに区分をいたしまして検討、比較をいたしますと、新法と旧法における格差というものは歴然としているわけですが、たとえば退職年金の共済方式で五十一年度の数字を見ますと、その該当者は二千六百八十五人で、六・六%の救済にしかなっていませんが、通年方式では三万一千三百七人が救われて、七……

第80回国会 農林水産委員会 第33号(1977/07/19、34期、日本社会党)

○島田委員 大臣、きのうから二・五%の諮問をなされて大変御苦労さんです、私はこう皮肉まじりに言わざるを得ません。というのは、大臣は過般、某新聞のインタビューに応じて、今度の米価の決定に当たって、正姿勢を貫く、こう言われました。正姿勢とは一体何をおっしゃろうとしていたのか、その当時、私は新聞の記事を見てえらくわかったつもりでありましたが、二・五%という諮問が出されて、どうもこの正姿勢がわからなくなりました。一体何を基本にして今度の二・五%という、恐らく据え置きを除けば史上最低と言われるようなこういう諮問案が出されたのか。その辺のところを、正姿勢という言葉の説明とあわせて、ひとつもう一回明確にして……

第81回国会 災害対策特別委員会 第3号(1977/09/12、34期、日本社会党)

○島田委員 限られた時間でございますから、全部をお尋ねすることができません。しかし、いま池端委員の質問の部分で、農林水産にかかわります大事な点をもう少し詰めておきたい、こう思って質問に立ちました。  まず冒頭、今次災害によりまして大きな被害を受けられた関係住民の皆さんに心からお見舞いを申し上げますとともに、鋭意災害復旧のために努力をしております政府関係者の御苦労を多といたしますが、私は先ほどの質問を聞いておりまして、どうもまだ全体明らかになっていない部分があるように思います。  まず、農地の関係についてお尋ねをしますが、被害面積は幾らか、その額は想定上一体幾らぐらいになるか、それから復旧を要す……

第81回国会 農林水産委員会 第2号(1977/09/12、34期、日本社会党)

○島田委員 東京湾にいま、七月からもう二カ月を超える長滞在でオーストラリアの砂糖船が浮かんでいるわけでありますが、国際的に砂糖が非常に大きな問題になりつつあり、ISA、国際砂糖協定の再締結をめぐって大変論議が交わされようとしているときに、日本がいまこうした問題で非常に苦境に立っているというのが余りにも因果といいましょうか、そんな感じがするわけであります。過般、総理からも口ききがなされて、日豪砂糖問題についての日本側の考え方というものがまとまって提示されたのでありますけれども、しかしオーストラリア側は、これに対して容認せず、問題の解決はまだかなり長引くような様相にあるというのは大変残念なことであ……

第82回国会 農林水産委員会 第1号(1977/10/05、34期、日本社会党)

○島田委員 ただいま政府から説明のございましたてん菜を初めとする甘味資源作物にかかわる部分について、総合的に質問をいたしたいと思います。  その前に、せっかく政務次官がおいでなのに苦情で悪いのですけれども、大事な価格決定を前にしての農林水産委員会にやっぱり私は大臣に出席をしてほしい、こう思っておりました。しかし、諸般の事情があって本委員会には出席ができないということでありますが、それだけにひとつ政務次官、責任を持ってお答えも願いたいし、また、われわれの意見も決定に向けて十分反映するようにひとつ御努力を願いたい、こう思います。これは委員長に対して、理事会でも問題になったと思いますが、私からも大臣……

第82回国会 農林水産委員会 第3号(1977/10/26、34期、日本社会党)

○島田委員 本日提案されました砂糖の売り戻し特例法案に関して若干の質疑をいたしたいと思いますが、私は、先ほどからわが党の同僚議員の質問に対して大臣初め政府当局がお答えになっている中でも、非常に心配される面が幾つか露呈をしているというふうに考えますときに、この法案の取り扱いはきわめて慎重を要する、そういう感じがしてならぬのでありますが、確かに本法案をつくられた政府当局には大変苦労の跡が見えるし、そういう意味では大変な苦心の作だ、こういうふうに思います。しかし、苦心されてつくられればつくられるほど、私どもはその裏にあるものをどうしても明らかにしておかなければならない。たとえば、当初、新聞で報道され……

第83回国会 農林水産委員会 第1号(1977/12/08、34期、日本社会党)

○島田委員 大臣、このたび時局柄大変厳しい情勢の中、大臣に御就任、おめでとうございます。私は、大臣と選挙区を同じくして、ともに選挙戦を戦っている仲間の一人として、心から喜ぶものでありますし、それだけに、どうかひとつ期待にこたえて、ブルドーザーみたいな大臣でありますから、日本の農業を守るために先頭に立ってがんばってくださるように心から期待をする一人でございます。かく申す私も農民の出身でありますし、同じ国会議員の一員として、大臣が懸命におやりになる、そういうことがありますれば、私は全面協力をして、ぜひ日本の農政確立のためにともにひとつがんばりたい、こう思っているわけでございます。  きょうは、牛肉……

第84回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第4号(1978/02/22、34期、日本社会党)

○島田委員 提案を受けております沖繩振興開発金融公庫法の改正に当たりましての若干の質問を申し上げるに先立ちまして、非常にこの公庫法の改正にも大事な関連のございます点を二、三点、主として大臣に伺ってまいりたいと思います。持ち時間がきわめて制限をされております関係で、どうかひとつ大臣には生来の歯切れのよさを十分発揮願って、明快にお答えをいただきたい、こう思うのであります。  まず、振興開発計画でありますけれども、大臣はこの点についても所信でお述べになっているわけでありますが、全体的に非常に開発計画がある一定の役割りを果たしつつあると自画自賛なさっているわけであります。しかし、その中で非常に心配され……

第84回国会 外務委員会 第17号(1978/04/26、34期、日本社会党)

○島田委員 大臣、交渉大変御苦労さまでございました。  私どもは、特に私は大臣とは選挙区を同じくする立場から、ぜひ今回の交渉が成功してそして千秋の思いで待っております漁民の皆さんに安心して出漁願えるような、そういう決着が見られるように祈っていたのでありますが、残念ながら、昨日以来大臣からも報告があり、また農林水産委員会でこの問題に対する若干の質疑が行われました過程でも、大変心配が残る、こういう結果になりましたことはきわめて遺憾であります。  そこで、私はわずかな時間ですからたくさんの質問をすることが許されませんので、当面問題になります点二つだけお尋ねをして、ぜひひとつ沿岸におきます日本の漁業の……

第84回国会 内閣委員会 第19号(1978/05/11、34期、日本社会党)

○島田委員 通告をしておりますのは六点でありますが、先ほど同僚議員から質問のあった点、政府の考え方が明らかになったそうでございますから、その点は割愛をいたしまして、五点にしぼりたいと思います。いずれも大臣から率直、明快にお答えをいただきますれば、三十分以内に終わる案件ばかりでございますので、本来言われておりました時間帯から言うと一時間近くもおくれているので、そのリスクを私がかぶる手もないのですけれども、中川農林大臣、ほかならぬ選挙区を同じくする、そういう意味で武士の情けを加えてできるだけ早く切り上げたい、こう思いますので、簡明にしかもわかりやすくお答えをいただきたい、最初にお願いをしておきたい……

第84回国会 農林水産委員会 第1号(1978/02/09、34期、日本社会党)

○島田委員 同僚委員が、当面の農政の最大の課題であります米の生産調整の問題について、大臣のけさほど来の農林大臣としての所信表明をめぐっていろいろと議論をなされておりましたのを私聞いておりまして、中川さんが、今日の日本の農業をめぐります認識の基調において、あなたは国民党の農林議員としては最右翼をもって自認されてきた人だという認識を私どもは持っておりましただけに、私ども野党の立場から見ますと、今日の日本の農業の危機的な状態を打開していくために、果たしてあなたのお考えでわれわれがあるいは農民が手放しで安心してついていけるんだろうかという点についての若干の危惧を持たざるを得ませんでした。そうした全般の……

第84回国会 農林水産委員会 第5号(1978/03/23、34期、日本社会党)

○島田委員 畜産の大変大事な、われわれ農民にとっては序盤戦ともいいます価格の決定の時期が近づいてまいりまして、農林当局では鋭意この詰めを急いでいるところであろうと思います。  この際、審議会に諮問するに先立ちまして、考え方が政府部内ではそれぞれ相当詰められてきている段階ではないかと思います。私も、積極的にこの価格決定に参加するという意味で、意見を随時述べながら考え方を聞かしてもらって、日本の畜産、酪農がようやくいま前に進みそうなそういう気配の段階に差しかかってまいりました重要な時期でございますから、ぜひひとつ決意を持って、生産者が喜んで生産に従事できるような価格の決定に全力を挙げてもらいたい、……

第84回国会 農林水産委員会 第6号(1978/03/29、34期、日本社会党)

○島田委員 予想していたとはいえ、きわめて遺憾な諮問が引き続きけさも加工原料乳についてなされたわけでありますが、私は、いままできわめてシビアに問題をとらえて、しかも、農林省が農政の転換を図っていく、こういうことをしばしば口にされておりますし、最もわれわれが警戒している米の生産調整に対しても、そういう角度から反対をしてまいりました。その埋め合わせの乳価とか畜産価格、食肉価格等に的確に農政の転換の痕跡があらわれてくると私は期待した。まことに遺憾であります。  そのことを長々やっている時間が実はないのでありまして、第一の点は、試算内容が私の手元にも届いてまいりました。  まず第一に指摘をしたい点は、……

第84回国会 農林水産委員会 第7号(1978/03/30、34期、日本社会党)

○島田委員 委員長はまだきのうの後遺症か残っているとみえて、遅刻したりとちったりでどうも……。きのう、マル寒資金のこの制度の延長問題は緊急を要するから早くやれというお話でありましたから、私は、けさ早くから来て待機をして皆さんの御意思に沿うように努力していたのでありますが、大変時間的におくれておるわけです。したがって、政府当局からはぜひひとつ問題の本質に触れる的確なしかも率直な御答弁をいただいて、スムーズに本法案か期間内に成立ができますようにしたい、こう思っておりますので、よろしくお願いをいたします。  まず、私は、五年前の法改正のときにも幾つかの問題点を指摘をいたしました。それは、法の趣旨は確……

第84回国会 農林水産委員会 第9号(1978/04/05、34期、日本社会党)

○島田委員 本法案につきましては、すでに私の方から質問の要旨について大臣の手元にも差し上げてございますから、おおよそこの順序で進めてまいりたいと思います。  まず第一点でありますけれども、私ども、四十九年の森林法の改正に当たっても、法案の一部改正で森林組合の独立を促進すべきである、こういう点について国会においての議論をしてまいりました立場から言いますと、本法案がようやく一人立ちの時期を迎えたというのはまことに御同慶でありますが、ただ、いよいよ出発に当たりまして中身を検討してまいりますと、幾つかのやはりしっかりした議論をしておかなくてはならぬ点にも気がつくのでありますが、その第一の点は、森林組合……

第84回国会 農林水産委員会 第14号(1978/04/13、34期、日本社会党)

○島田委員 午前中の馬場委員の質問に続いて、私も同様趣旨の質問を続けてまいりたい。できるだけ重複を避けたいと思っておりますが、若干午前中の質問ではっきりしない点がございますから、その点についてひとつ正確を期す意味で確かめてまいりたい、こう思うのです。  まず第一に、振動障害、つまり白ろう病対策に対しまして、幾つか考え方が述べられているのでありますが、どうも民有林の関係につきましては、この振動障害の対策というのは、私は午前中の質問を通じてだけではなくて、日ごろの対策を見ておりまして、国有林に比べて非常におくれている。そのおくれている姿勢というのは、いみじくも午前中の労働省関係課の課長の方々の答弁……

第84回国会 農林水産委員会 第17号(1978/04/20、34期、日本社会党)

○島田委員 きょう私は、大きく分けて二つの点で農林省のお考えを聞きたい、こう思っています。一つは畑作問題でありますし、もう一つは砂糖にかかわります問題でございます。  最初に、畑作問題から入ってまいりたい、こう思います。  私は、先般の畜産物価格の決定に当たっても、あるいは米の減反政策の問題についてもしばしば強調してまいりましたのが、昨今の農業総生産の異常なまでの落ち込み、このいわゆる落ち込みの部分をどう政策的に補完をし、そして農業総生産を拡大していくのか、こういうことを言ってまいったわけであります。しかし、この大事な基本にかかわる議論も、意識してかあるいは意識しないのか、政府はこの大変大事な……

第84回国会 農林水産委員会 第19号(1978/04/26、34期、日本社会党)

○島田委員 いま日野委員からも、農業者年金というのは、どうも皆さんから聞かれると、そうだそうだ、こんないい年金はないからひとつ入れ、こう言って、私たちも宣伝ができる、そういう年金ではないという点については私も全く同感なんです。 実は農業者年金制度をつくれということで、私ども町村におりました段階でも、東京に幾度かこの制度をつくってもらう運動にやってまいりましたときにも、私たちはいまのような経営移譲年金といったような政策年金じゃなくて、四十年、五十年野良で働いて腰が曲がるほど苦労した、こういう人たちに対して、本当に御苦労さんでしたという意味の温かい気持ちがあらわれたそういう年金にしなければだめだ、……

第84回国会 農林水産委員会 第20号(1978/04/27、34期、日本社会党)

○島田委員 私は、日本社会党を代表して、農業者年金基金法の一部を改正する法律案に対する修正案の要旨を御説明申し上げます。  修正案はお手元に配付いたしたとおりであります。  修正の趣旨は、農業者老齢年金の給付額を二倍に引き上げようとするものであり、具体的には、現行法において、その年金額が「六百五十円に保険料納付済月数を乗じて得た額」となっているのを、「千三百円に保険料納付済月数を乗じて得た額」に修正しようとするものであります。  以下、修正案を提案した理由を簡単に申し上げます。  本年金制度は経営移譲をした者に支給rる経営移譲年金と、経営移譲の有無にかかわらず支給する農業者老齢年金により構成さ……

第84回国会 農林水産委員会 第23号(1978/05/11、34期、日本社会党)

○島田委員 まず私は、一昨日から継続して、当面政府側から提案を受けております国有林野事業改善法と、わが党が対案として出しました法案等の論議を通じて、かなりの部分明らかになってはいますが、まだ部分的には非常に鮮明でない部分が残されていますし、その点について、できるだけ前者の質問に重複しないように努めながら若干の質問を進めてまいりたい、こう思います。  農林省、林野庁の考え方の中でやはり一番大事なのは、国有林、民有林を含めて林野行政に対する基本的な姿勢というものが明確でないと、幾ら法律をつくってもあるいは制度をつくっても、それが機動的に機能を発揮するということに相ならない。少なくとも、政治でありま……

第84回国会 農林水産委員会 第24号(1978/05/24、34期、日本社会党)

○島田委員 質問をいたします。  第一点は、今回、ただいま政府から提案のありました農林漁業金融公庫法の一部改正があったわけでありますが、法改正の意義といいますか、きわめて初歩的な質問でありますが、一般には、農林漁業金融公庫法という法律そのものについて必ずしも農家自身がこの法律の意義等について十分に認識をしているというわけにまいらないところもございます。こうした改正を機に、法律の持っております意義など含めて、今回の法改正の点について大臣からその意義についてお話をいただくということは大変大事なことだ、こういうふうに思っておりますが、第一点、まず法改正の意義についてお尋ねをいたします。

第84回国会 農林水産委員会 第31号(1978/06/08、34期、日本社会党)

○島田委員 麦について若干の論議をいたしたい、こう思います。麦はいつ決めますか。
【次の発言】 そういう日程を前にして、すでに一部マスコミではその上げ率について報道がなされているのでありますが、昨日の米の論議を聞いておりましても、たてまえ論を繰り返すだけでありますが、たてまえとすれば、審議会にかけてその答申を得て、いま澤邊長官が言われたように決定の日程をあらかじめ想定しながらそこで決めていく、こういう作業に入るのだろうと思うのです。しかし、昨年の米麦価の決定のときもそうでありましたが、非常に早い時期から、米価はゼロ回答であるとかあるいは麦価は三%であるとかいうようなことが流れてくるということは……

第84回国会 農林水産委員会 第32号(1978/06/14、34期、日本社会党)

○島田委員 きょうは貿易に関する東京ラウンドを前にして、農民にとって、あるいは日本の農業の将来にとって重要な問題を含んでおります輸入問題に限定をして、大臣にお尋ねをしたいと思います。大臣の時間の都合があるようでございますから、十五分間だけの与えられた大臣とのやりとりしかございません。私も端的にお聞きをしますので、ひとつ例のごとく歯切れよくお答えいただいて時間をむだにしないようにしたい、こう思っております。  まず、牛肉問題でありますが、先ほども質疑の中で、ただいまアメリカで牛場、宮澤両大臣が行っていろいろ前段の話をしているようでありますが、最近カーター大統領がアメリカの牛肉輸入について九万トン……

第84回国会 農林水産委員会 第34号(1978/06/21、34期、日本社会党)

○島田委員 大臣、麦価はいつお決めになりますか。
【次の発言】 そうすると、あすの麦価米審を前にして、事務当局では大体諮問案がまとまっていると思います。今回、米審に諮問いたします麦価の基本的な点について、大臣から表明をいただきたいと思います。
【次の発言】 事務当局に伺いますが、五月の農業パリティ、つまり総合パリティは幾らですか。
【次の発言】 それはおかしいじゃないですか。五月のパリティがまだわからぬということはないんじゃないですか。
【次の発言】 統計情報部は、五十三年五月の農業パリティ指数をどのようにとらえていますか。
【次の発言】 あすの諮問を前にしてそういう作業がまだ済んでいないとい……

第84回国会 農林水産委員会 第36号(1978/07/06、34期、日本社会党)

○島田委員 全農民注視の、いや全国民注視の生産者米価の諮問がいよいよきょうなされたわけでありますが、すでに予測されていたとは言え、据え置きという諮問がなされたことははなはだ遺憾でありまして、まず冒頭に、政府からこの諮問に対する感想を伺いたい、こう思うのであります。
【次の発言】 まず政務次官は、大変苦悩の結果出た試算米価であるということを言われておるわけでありますが、この据え置きというのは、昨年の米価のとき以来、政府はこのことを頭に置きながら、今日まで諸般の据え置きにかかわる作業を進めてきた、つまり、据え置きをやるためにいかに上手に試算をやったか、そういう点の苦悩を承知をしているんだろう、私は……

第85回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号(1978/10/18、34期、日本社会党)

○島田委員 沖繩の大事な基幹産業でありますサトウキビの生産者価格やあるいはできました砂糖の買い入れ価格の決定の時期を控えておりますので、サトウキビを中心にいたしました沖繩の農業問題について、持ち時間の範囲でお尋ねをしてまいりたい、こう思います。  衆議院の農水におきましても、しばしば沖繩の農業問題というものは取り上げられていろいろと議論をしてまいったところでありますが、当沖特におきましてもやはり沖繩の開発、あるいはそのほかの問題を論じます場合に、どうしても大事な基幹産業でありますサトウキビという問題を抜きにして考えることはできないわけであります。しかしながら、復帰後の沖繩農業の問題につきまして……

第85回国会 商工委員会 第3号(1978/10/13、34期、日本社会党)【政府役職】

○島田政府委員 お答え申し上げます。  今回の法律につきまして、いま中島委員から御指摘がございましたように、最近いろいろ議論が出ております。それにつきまして、私どもといたしましては、中政審、産構審――その前に小売問題懇談会で議論したわけでございますが、その後中政審、産構審でいろいろ御検討いただきまして、関係者の意見も入れて、意見をまとめていただいたわけでございます。その意見の中の重要な柱としまして、いまお話がございました店舗面積を引き下げる、その引き下げについては五百平米まで引き下げることが適当であろうという御意見をいただいたわけでございます。  私どもといたしましては、その審議会の意見を受け……

第85回国会 商工委員会 第4号(1978/10/16、34期、日本社会党)【政府役職】

○島田政府委員 お答え申し上げます。  大臣もお答えいたしましたけれども、私どもといたしましては、いま御指摘がありましたように、いろいろな要請を受けまして、最近における情勢の変化に対応した小売商業政策のあり方というものにつきまして十分な検討をしたいということで、御案内のように、昨年七月から小売問題懇談会で問題点の整理を行い、さらにその後、中小企業政策審議会、産業構造審議会合同小委員会で、その点について関係各方面の意見も聞きながらいろいろと議論をしたわけでございます。その結果、本年の四月にこの小委員会から意見具申をいただいたということでございまして、私どもといたしましては、その意見具申の示された……

第85回国会 農林水産委員会 第1号(1978/09/27、34期、日本社会党)

○島田委員 農林経済局おいでですか。――局長来ておられますね。  最初に、大臣がアメリカに行かれまして例の東京ラウンドアメリカ版が行われたわけでありますが、新聞等で報道がされておりますからかなりの部分は承知をしているのでありますが、私は、ぜひ強調したい点もございますので、簡単に農林経済局長から、今後の取り組み等お考えをお示し願って、また私どもの希望も述べておきたい、こう思うのであります。  本委員会においては、すでに、貿易に関する問題を含めて農畜産物の自由化の問題あるいは輸入の拡大、こういった点については厳しく論議もいたしましたし、それを踏まえて国際的な立場における日本の主張を繰り返しされてい……

第85回国会 農林水産委員会 第2号(1978/10/04、34期、日本社会党)

○島田委員 いよいよあと二、三日で、ことしのわれわれ農家にとって大変関心の高い農畜産物の価格決定の最終版、ビートを初めとし大豆に至ります価格の決定の時期を迎えたわけであります。先月二十七日にも一部議論をしたのでありますが、その段階で政府の考えていることが非常に疑問に思われる点なども浮き彫りにされてまいりましたので、その点を価格決定を前にしてぜひひとつもう少し細かにお聞きをして、万遺憾なきを期したい、ぜひ立法府の意見というのを十分取り入れた価格の決定をしていただくと同時に、それがひいては畑作農家の来年に向けての再生産意欲につながっていく、こういうことになりますので、通告をしていないという点につい……

第85回国会 農林水産委員会 第3号(1978/10/18、34期、日本社会党)

○島田委員 野坂委員の質問に続きまして、林野事業改善計画を中心にいたしました質問を続けてまいります。  最初に、九月二十三日に閣議決定を見ました国有林野事業改善計画の策定の閣議決定を前にして、わが党は九月十九日に改善計画に対する策定に当たっての考慮すべき事項を二点にしぼって申し入れをいたしました。しかし、申し入れをいたしました国有林野事業改善計画の中身につきましては、残念ながらわが党が要求をいたしました点は必ずしも明確になっていないばかりか、むしろ林政審答申の線を一層強める、そういう内容になっている。私どもは、今後の国有林の事業改善を進めていく中で、八十四国会におきましても国有林野事業改善特別……

第85回国会 農林水産委員会 第4号(1978/10/19、34期、日本社会党)

○島田委員 きょうは大臣がお見えでございますので、主として大臣にお尋ねをしてまいりますが、私の、質問通告をいたしております一、二番は時間の関係で省かせていただきまして、三番から入りたい、こう思います。  今回、閣議決定で改善計画が出されてまいりました。私どもは前国会における林野改善法の論議を通じて問題になる点をおおよそ明らかにいたしましたし、また、対案として林野再建整備法を社会党は出しました。それも十分御検討いただいたのでありますが、それでも私ども、改善計画を策定するに当たっての政府の姿勢について非常に心配をいたしておりましたから、去る九月十八日には大臣に直接、改善計画策定に当たっての問題にな……

第85回国会 物価問題等に関する特別委員会 第3号(1978/10/17、34期、日本社会党)

○島田委員 私がきょう取り上げます問題は、円高の今日危機の状況を踏まえて、本臨時国会でも、円高差益の還元という問題については各分野にわたっていろいろ議論が展開されているところでありますが、農業用の機械、特に輸入農機具の問題は、われわれ農民にとって経営の上で非常に大きなウエートを持っているわけでありまして、輸入農機具の問題の実態把握というのは、早くから私の所属する農林水産委員会でもしばしば議論になっているところであります。ところが、その実態について監督官庁である農林省自体も正確に把握をしていない、こういうふうな問題もあり、とらえづらい側面を持っているのですけれども、円高のこういう状態は一向におさ……

第87回国会 外務委員会 第6号(1979/04/25、34期、日本社会党)

○島田委員 懸案の日ソサケ・マスの問題が決着を見るに至りましたが、その間の関係者の御努力に対してまず敬意を表しておきたいと思います。  そこで、今回の交渉の経過を私どもずっと見ておりまして、あるいはまた決まりました議定書の中身などを見てまいりますと、ずっと私どもが指摘をしてまいりましたように、日ソ間におきます漁業の問題というのは連年非常に厳しさを加えている、こういうことがさらに本年の場合も顕著になったというふうに思うわけです。  そこで、規制の強化という問題でひとつお尋ねをしておきます。いま申し上げましたように、公海におけるサケの採捕がかなり厳しく規制をされたり、それがさらに一層強化されるとい……

第87回国会 農林水産委員会 第7号(1979/03/29、34期、日本社会党)

○島田委員 昨日の食肉部会、また本日の酪農部会、それぞれ畜産振興審議会が開かれて政府の諮問を受けて、すでに食肉の関係は答申がなされましたし、恐らくきょうの夕刻には加工原料乳の関係の答申もなされるでありましょうが、そういう経過の中で、冒頭、私は、政府の日本の畜産並びに酪農の現状認識に対して、非常に認識に欠けるところがあるのではないかという感を深くいたしておるところでございます。  豚肉の値下げ諮問あるいは答申、そしてまた本日の乳価の据え置き諮問、昨日の牛肉の据え置き答申、これらに対して、私は、前段申し上げました考え方に立ってきわめて不当であるというふうに断ぜざるを得ませんし、一体、今後の将来の日……

第87回国会 農林水産委員会 第8号(1979/04/24、34期、日本社会党)

○島田委員 審議に当たりまして、わが国の森林・林業をめぐる現下の情勢はきわめて厳しい、こういう状況の中に置かれているのは十分各位の御承知のところであります。特に、ことしの林業白書もこうした点を厳しく指摘をしているようでありますが、林業の停滞がもたらす影響というのは直ちには表面化しないわけでありますが、それが長期間にわたって徐々に進行してくる。このために、森林資源の荒廃が表面化したときにはもはや手おくれであることにもなりかねないわけであります。今日の事態を深刻に受けとめていかなければならないわけでありますが、大臣はこの現状をどう認識しておられるのか、また、国内林業振興のための基本的な考え方をどの……

第87回国会 農林水産委員会 第9号(1979/04/25、34期、日本社会党)

○島田委員 私は、自由民主党、日本社会党、公明党・国民会議、民社党、日本共産党・革新共同及び新自由クラブを代表して、林業等振興資金融通暫定措置法案に対する附帯決議案について、その趣旨を御説明申し上げます。  まず、案文を朗読いたします。     林業等振興資金融通暫定措置法案に対する附帯決議(案)   最近における森林・林業をめぐる諸情勢は、極めて厳しく、このため、国内林業及びその関連産業の生産活動は著しく停滞の度合を深めており、このような動きのまま推移すれば、将来の森林資源の整備充実に重大な影響を及ぼすことになる。よって政府は、今日の事態を深刻に受けとめ、早急に打開策を講ずることが必要であり……

第87回国会 農林水産委員会 第10号(1979/04/26、34期、日本社会党)

○島田委員 ただいま、三月三十一日付をもって告示されました牛乳、食肉等の畜産物の価格決定の経過の説明を受けたわけでありますが、きょうはその中の加工原料乳に関しまして若干の質疑と私の意見を述べたい、こう思うわけであります。  まず、ただいま説明のありました中で、決定されました価格の問題についてはちょっと置いておきまして、関連対策の部分でお尋ねをしておきます。  新たに価格決定に伴う牛乳の需給計画というものが立てられたわけであります。この需給計画表の中で従来なかった要調整乳量二十一万トンというのが新たに設定されているわけでありますが、この点に関してひとつお尋ねしておきます。従来こういう新たな項目を……

第87回国会 農林水産委員会 第12号(1979/05/09、34期、日本社会党)

○島田委員 私は、日本社会党を代表して、農業者年金基金法の一部を改正する法律案に対する修正案の趣旨を御説明申し上げます。  修正案はお手元に配付いたしたとおりであります。  その内容は、農業者老齢年金の給付額を二倍に引き上げようとするものであり、具体的には、現行法において、その年金額が「六百五十円に保険料納付済月数を乗じて得た額」となっているのを、「千三百円に保険料納付済月数を乗じて得た額」に修正しようとするものであります。  以下、修正案を提出した理由を簡単に申し上げます。  本年金制度に対しましては、制度発足以来、改善を要する各種の問題が指摘されておりますが、中でも、昭和五十六年一月から給……


35期(1979/10/07〜)

第90回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第2号(1979/12/07、35期、日本社会党)

○島田委員 馬場委員の質問で大分緊張の面持ちでありますので、私は少し話題を変えまして、国立公園の管理体制の問題についてお尋ねをしてみたいと思います。  事務的なことで最初にお尋ねをしておきますが、国立公園あるいは国定公園、また都道府県の管理にかかわります地方公園はそれぞれ幾つあって、延べ面積ではどのくらいになっているか、この点をまず聞きたいと思います。
【次の発言】 全体的な正確な数字をお持ちになっていないということについては理解をしますけれども、環境白書に載っているのですね。この環境白書はどこでつくっているのですか。
【次の発言】 大事な問題に対して、それは何十何アールまで言えと言っているの……

第90回国会 大蔵委員会 第1号(1979/12/05、35期、日本社会党)

○島田委員 ただいま提案のありましたいわゆるたばこ値上げ法案は、八十七通常国会から曲折を経て今日に至っているいわばいわくつきの法案でありますし、国会においては、重要な対決法案としてわれわれは見てきたわけであります。  この際、三点ないし四点にわたって法案の内容で明らかにしておきたい点がございますので、限られた時間でできるだけ簡潔に質問をしてまいりますから、国民の皆さんの側から見てわかりやすく政府当局としても説明を願いたい、このように冒頭注文をつけておきたいと思います。  そもそも、消費者を初めとして、たばこに関連をいたします産業各般にわたりまして、今度の値上げによる影響は非常に大きい、こう言わ……

第91回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第3号(1980/02/19、35期、日本社会党)

○島田委員 大臣が述べられております所信につきまして、きょうは主として大臣の環境行政に取り組む基本的な姿勢、それと具体的にお進めになろうとするお考えの幾つかについてお尋ねをしてまいりたい、こう思うわけであります。  大臣は、この所信表明の中で、「私は、昨年十一月環境庁長官に就任以来、この問題に取り組んでまいりましたが、いまさらながら任重くして道険しと責任の重大さを痛感」しておる、こう述べておられるわけであります。そこで「任重くして道険し」と、これは歴代の長官もこういう表現は用いていないのでありますが、特に土屋大臣がそのようにあえて述べられた、こういうことはそれなりの理由があるだろう、こういうふ……

第91回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第4号(1980/03/04、35期、日本社会党)

○島田委員 引き続き公害健康被害補償法について若干の質問をいたしたいと思います。  いまさら言うまでもないのですけれども、公害健康被害補償をやらなければならないというのは、未然防止といいますか、そういう環境上の対策がないからこういう問題が起こってきている、その事後措置としてこういう補償制度を法制化して取り組む、こういうことになっているわけでありますから、何といってもこういうところに、環境にどういう影響を及ぼすかということが十分調査もされず、また対応策もないままに企業が立地されてまいりますと、当然環境に与える影響が大きい、こういうことになるわけであります。  いま、巷間いろいろな取りざたがされて……

第91回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第5号(1980/03/18、35期、日本社会党)

○島田委員 私は、ただいま議決されました公害健康被害補償法の一部を改正する法律案に対する附帯決議案につき、自由民主党・自由国民会議、日本社会党、公明党・国民会議及び民社党・国民連合を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。まず、案文を朗読いたします。     公害健康被害補償法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、本法の施行に当たって、次の諸点につき適切な措置を講ずべきである。  一 昭和五十八年度以降における費用徴収方法については、汚染の原因者負担の原則にのっとるとともに、発生源の公害防除の努力が十分反映されることを重点においた方策の確立に努めること。  二 幹線道路周辺……

第91回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第6号(1980/03/25、35期、日本社会党)【議会役職】

○島田委員長代理 土井たか子君。
【次の発言】 この際、本会議終了後再開することとし、暫時休憩いたします。    午後一時十三分休憩

第91回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第8号(1980/04/18、35期、日本社会党)【議会役職】

○島田委員長代理 この際、土井たか子君外二名提出の環境影響事前評価による開発事業の規制に関する法律案を議題とし、提案理由の説明を聴取いたします。土井たか子君。
【次の発言】 以上で提案理由の説明は終わりました。  次回は、来る二十二日火曜日午前十時理事会、十時三十分より委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。     午後零時十七分散会

第91回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第9号(1980/04/22、35期、日本社会党)【議会役職】

○島田委員長代理 草川昭三君。
【次の発言】 次回は、来る二十五日金曜日午前十時理事会、十時三十分より委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。     午後五時二十二分散会

第91回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第12号(1980/05/13、35期、日本社会党)【議会役職】

○島田委員長代理 はい。
【次の発言】 中島武敏君。
【次の発言】 中島君に申し上げます。本会議の関係がありますから、取りまとめてください。
【次の発言】 次回は、来る十六日金曜日午前十時理事会、十時三十分より委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。     午後一時四十分散会

第91回国会 大蔵委員会 第4号(1980/02/06、35期、日本社会党)

○島田委員 ただいま提案のありました一般会計からの繰り入れと繰り戻しの法案につきまして若干の質問をいたしたいと思います。  まず最初に、現在の繰り入れをしなければならない状態に立ち至った状況を御説明いただきたいと思いますが、質問は果樹と漁業と分けていたしたいと思いますので、先に果樹共済の方からお答えをいただきたい。
【次の発言】 さらに繰入金額の算出の基礎となっている問題はどこにあるのでしょうか。
【次の発言】 手持ち財源の中身についていまお話があったわけでありますが、基金勘定そのものに問題がありはせぬかという気がいたしますが、これは後ほど触れるといたしまして、そういたしますと、繰り入れの事由……

第91回国会 大蔵委員会 第5号(1980/02/13、35期、日本社会党)

○島田委員 私の質問の項目は非常にたくさんありますから、私もできるだけ簡潔に質問をしてまいりますので、答弁側としても国民にわかりやすく、しかも簡潔にお答えをいただきたい、こう思いますが、ただいま提案をされております関税定率法、七年がかりでこの交渉が行われ、先ごろジュネーブ議定書で仮調印までいったわけでありますが、いよいよことしから本番に入る、これを前にして、私ども、農林水産委員会ではずいぶんこの議論をしてまいりました。そういう中から、なお本番を前にしていささか問題の点を明らかにしておく必要がある、こういうふうに考えているわけであります。  まず第一に、東京ラウンド交渉全体でどのような約束がなさ……

第91回国会 大蔵委員会 第10号(1980/03/05、35期、日本社会党)

○島田委員 本委員会に提案されました所得税法並びに租税特別措置法の改正に当たりまして、若干の質問をいたしたいと思います。  わが党も同僚議員がほとんど質問に立ちますので、総体的な質問ではなくて、細かな部分について限定をして私から質問を申し上げたいと思います。  財政再建というのが、いま国民の側からも異常な注目を受けている、こういうふうに言っても言い過ぎではないと思うぐらい大変政治的な課題でもあります。同時にまた、国民的な大事な課題であるということが言えると思うのであります。  そもそも財政収支のバランスを回復するということが財政改革を進める上での重要な課題である、こう言われているわけであります……

第91回国会 大蔵委員会 第16号(1980/03/26、35期、日本社会党)

○島田委員 私は、まず信託法にかかわります問題で御質問をしてまいりたいと思っておりますが、最初にちょっと大蔵大臣に、ナショナル・トラスト運動というのをお聞きになったことがありますか。
【次の発言】 実は、これはイギリスにあります市民運動の一つなんでありますが、非常に長い伝統と運動の歴史がありまして、環境保護運動の名称であります。十九世紀の終わりごろにイギリスに起こりまして、最初三人の市民が集まってこうした環境保護運動を始めたわけであります。それがナショナル・トラスト運動となっていま世界的にも非常に注目を受けているわけでありますが、残念ながら大臣お聞き及びでなかったとすれば、ぜひひとつ御認識をい……

第91回国会 大蔵委員会 第22号(1980/04/09、35期、日本社会党)

○島田委員 私は、日本社会党を代表して、ただいま採決に付されようとしている昭和五十五年度に発行される特例公債の法律案に反対の立場から討論をいたします。  この法律案が提案されて以来、わが党は本会議においても、総理や関係閣僚に対し、国民本位の財政再建の緊急性を強調しつつ問題点を指摘し、かつ、わが党の日本経済の改造計画に基づく具体的な財政再建案を提示し、政府の決断を迫ってきました。さらに、本委員会における質疑を通しては、巨額の国債発行のもたらす危険性を厳しく追及をしてまいりましたが、政府は財政再建元年のイブなどと言葉をもてあそび、国民が納得できるような具体的な方向を明示することなく終始してきた態度……

第91回国会 大蔵委員会 第23号(1980/04/16、35期、日本社会党)

○島田委員 私は、三月二十六日の当委員会における一般質問の中で触れました問題と、なお時間の関係で積み残しになりました点三点ほど引き続き質問をいたしたい、こう思います。  当日、私がいろいろ大蔵省の税制土の問題に対してその対策を迫ったのに対して、余り色よい返事がいずれも返ってきておりませんでした。私が申し上げるまでもなく、いまの日本の農業、これは全般的に論ずる必要がないほど大蔵大臣もよく御認識になっておられますし、また、当委員会における農業問題にかかわります私の質問に対してもかなり問題意識を持ってお答えになっているという点で、私はそれなりの評価をいたしているところでありますが、今日の農業をめぐり……

第91回国会 農林水産委員会 第8号(1980/03/13、35期、日本社会党)

○島田委員 参考人の皆さん、大変御苦労さまでございます。朝来貴重な御意見を承りましたのですが、二、三参考人の皆さんに重ねてお尋ねをしたい、こう思っておりますので、余り時間がないものですから簡単に質問の趣旨を申し上げますので、これまた簡明にお答えいただければありがたい、こう思っております。  小口さんにまずお尋ねいたしますけれども、われわれ牛乳を考えます場合に、これもけさほどからいろいろ参考人の皆さん方の御意見もあり、あるいはまた、ただいまの新村委員の質問の中でも述べられているわけでありますが、牛乳そのものの総体の需給のバランスというのは非常に今日重視されなければならない。しかし、現実問題として……


36期(1980/06/22〜)

第93回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号(1980/10/23、36期、日本社会党)

○島田委員 沖繩のことしの天気は期待に反しまして、十二号台風で大変な被害を受けた後、干ばつの被害を重ねて受ける。また私どもが沖繩を訪れましたときには、私ども一緒になって何とか空から雨が降ってこぬかなというふうに祈るような気持ちで沖繩を去りましたが、その後見舞いました十九号台風は、雨だけじゃなく風まで一緒に持ってきて、これまたダブルどころか重ねての大被害をこうむるという状況に相なりました。  この災害対策については、開発庁としても政府としても真剣にお取り組みになっていることと思いますけれども、やはり心配されますのは、沖繩唯一の基幹作物でありますサトウキビ、この被害は想像を絶するものがあるのではな……

第93回国会 農林水産委員会 第1号(1980/10/15、36期、日本社会党)

○島田委員 いよいよ本年度の最終の価格であります畑作三品、サトウキビがまだ残っておりますけれども、最終ラウンドを迎えたわけであります。いま作柄予想について政府側から概況が説明されておりましたからおおよそ承知をいたしましたが、もう少しはっきりさせるために、てん菜と芋でん粉、それから大豆と三つに区切りまして、まずてん菜からお尋ねをしてまいります。  ただいま政府が押さえておりますことしの作況予想、収量予想といったようなものが示されておるわけでありますが、もう一遍てん菜についてお尋ねをしておきます。  面積、単位当たり収量、したがって総収量といった面の数字的な点を明らかにしてほしいと思いますが、あわ……

第93回国会 農林水産委員会 第4号(1980/11/05、36期、日本社会党)

○島田委員 私は、きょうは林業問題について、大臣と初めてのことでございますが、若干論議を深めさせていただきたい、こう思っておりますし、とりわけきょうの私の主たる質問の焦点は国有林の問題にいたしたい、こう思っております。  冒頭にお断りをいたしておきますが、きょうは大臣せっかく御出席でございますから、ほぼ一〇〇%大臣からお答えをいただきたい、こう思っておりますので、長官もおいでですけれども、できるだけ役人の皆さんの御答弁は差し控えていただきたい、こう思っております。  国有林野改善法が制定をされましてすでに二年余を経過いたしました。その改善計画はようやくその緒についた、こういう段階であろうと思い……

第93回国会 農林水産委員会 第5号(1980/11/06、36期、日本社会党)

○島田委員 参考人の皆さんには、朝来お忙しい中を貴重な御意見をお聞かせいただきまして大変ありがとうございました。  ただいま三人の方々からいただきました御意見の中で若干お尋ねをしながらさらにお考えを披瀝願いたい、こう思います。  まず青葉参考人に。  日経協の立場からの御提言を中心にして意見の開陳があったわけでございますが、おっしゃる御提言については個々に深く触れるという時間はないのでありますけれども、ただ、私もあの御提言を読ませていただきまして感じますのは、何か農家の置かれている立場というものについての理解がもう一つ欲しかった、こういう感じがいたします。  そもそも経過的なことを言えば、こう……

第93回国会 農林水産委員会 第7号(1980/11/12、36期、日本社会党)

○島田委員 新盛委員の質問に対しましてお答えがあった中で、畑作物の価格決定、とりわけ甘味作物の決定に当たっての他作物とのバランスということを言っているわけでありますが、これはビートの論議をしたときもそういう横並び、バランスの問題がありまして、私どもそのバランスをとる上で、高い山を削って低い谷に埋めてバランスをとるというやり方、これは実情を無視しているのではないか、さらにはまた畑作物の置かれている重要性というものを全く無視しているのではないかという厳しい指摘を十月の本委員会における論議の席上もやりました。  とりわけサトウキビというきわめて限られた地域における特用作物の取り扱いというのは、単純に……

第93回国会 農林水産委員会 第8号(1980/11/26、36期、日本社会党)

○島田委員 私は、六十五年見通しと二期減反の問題を、角度を変えた立場から考え方を述べてまいりたいと思います。余り時間がございませんから、ひとつわかりやすく的確な御答弁をいただくようお願いいたします。  いま二期減反を強行されようとしておるわけでありますが、どうも単純に、米が余っているからそれを減らせばいい、こういうことだけをねらった感じがしてならぬのであります。しかし、減反が行われて以来常に問題になっているのは、転作の受けざらという問題であります。そこのところが基本的にどうもはっきりせぬものですから、私たちは必要以上にこれに抵抗しなければならぬ、そしてまた末端においては、大事な国民食糧の増産と……

第94回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号(1981/03/27、36期、日本社会党)【議会役職】

○島田委員長代理 次に、玉城栄一君。

第94回国会 環境委員会 第6号(1981/04/17、36期、日本社会党)

○島田委員 鯨岡大臣とは初めてここでお話をさしてもらうわけであります。昨年まで私もこの委員会におりまして、いろいろなじみの正田さんやいろいろな方といろいろな問題をやり合ったわけでありますが、きょうは久しぶりにここでお話をさしていただくことになりました。  まず冒頭に、中公審答申が出まして、政府もこの答申を受けて湖沼関係の法案づくりに鋭意努力をされているやに伺っているのですが、なかなかこれが形になってあらわれてこない。どういうところがいま問題になっていてなかなか国会提出までいかないのか、問題点を含めて経過をひとつお尋ねしたい、こう思います。

第94回国会 農林水産委員会 第2号(1981/02/26、36期、日本社会党)

○島田委員 亀岡農林大臣の所信を先般伺ったわけでありますが、一生懸命大臣として今後お取り組みになろうという、そういう熱意は十分買うところでありますけれども、昨年の十一月から、農政審答申が出されたり、八〇年代の農政の方向、閣議決定などを経て、いろいろな角度から目下私どもが検討をいたしておるところでありますが、全般を通じて矛盾する点や、果たしてこれで大丈夫なのかという不安の点やら、マクロで見ても幾つか指摘される点がある、こういうふうに思います。 しかも個別の問題になってまいりますと、大変心配される点があちこちに出ておりまして、その点はぜひ今国会でしっかり論議をして、少なくとも昨年の春に全会一致で決……

第94回国会 農林水産委員会 第4号(1981/03/19、36期、日本社会党)

○島田委員 私は、先般の質疑を通して、五十六年の乳価決定に当たって何としても整理をつけておかなくてはならない問題を幾つか提起をいたしまして、時間の関係で、ただいま社会問題にもなっております擬装乳製品の輸入の問題に力点を置かざるを得なかったのでありますが、この問題は当日、私が十分納得できない点が多いので、質問は継続させていただくということを宣告いたしておきました。  その後、もう事実上畜産振興審議会が開かれたわけでありまして、これから飼料部会、食肉部会、酪農部会と一連のスケジュールが決まって進められていくわけでありますが、大臣は、少なくとも乳価決定に合わせてこの問題についての結論を出すのだ、こう……

第94回国会 農林水産委員会 第8号(1981/04/14、36期、日本社会党)

○島田委員 両事業団の合併にあたりまして、せっかくの機会ですから、私は砂糖の関係を中心にして政府の見解をお尋ねいたしてまいりたい、こう思っております。  まず最初に、砂糖をめぐる情勢、昨年一年間で結構でありますが、改めて政府側から情勢の御報告をいただきたい、こう思っております。
【次の発言】 次いで国内の砂糖の状況をお聞かせ願いたい、こう思います。
【次の発言】 さらに、生産の関係で言えばサトウキビとビートがあるわけでありますが、このビートの生産の状況というのが、いまちょっとお触れになっていたようでありますが、五十五年で相当面積も大きくなってまいりまして、したがって産糖量もそれにつれて相当ふえ……

第94回国会 農林水産委員会 第17号(1981/05/27、36期、日本社会党)

○島田議員 ただいま議題となりました日本社会党提案に係る農産物の自給の促進及び備蓄の確保のための農業生産の振興に関する法律案につきまして、提案者を代表して提案の趣旨を御説明申し上げます。  御承知のとおり、二十一世紀に向けて食糧は、世界的な規模で不安定時代を迎えると言われています。特に、世界の人口が現在の二倍の約七十億人に達するであろうとする国連発表を裏書きするように、途上国を中心に増加の一途をたどりつつあり、そのため、現に飢餓状態に陥っている国が続出しています。さらに、近年の異常気象は、世界各地に寒波、熱波、長雨、干ばつ、冷害等々と、さまざまの災害をもたらし、世界の穀物需給は極度に緊迫の度を……

第94回国会 農林水産委員会 第19号(1981/06/26、36期、日本社会党)

○島田委員 いま石川次長から、特に小麦についてアクセルを踏み過ぎる、こういうお話がありまして、六十五年見通しというものについて、それは確実に達成するという構えではあるけれども、どうもテンポが早過ぎてまいっているといったような意味の説明があったのでありますが、私は結論から言えば、それなら六十五年見通しを変えればいいじゃないか。何といったって国内の穀物の自給率を高めていく最大の戦略作物は麦だ、こういうふうに位置づけしてもいいと私は思っているのです。  ですから、何も六十五年見通しにこだわらなくたって、これだけ生産が順調に伸びるなら、国内の自給率は、どれだけ鳴り物入りで宣伝もし、また力を入れてきても……

第95回国会 農林水産委員会 第1号(1981/10/14、36期、日本社会党)

○島田委員 最初に、きょうアメリカからブロック農務長官を団長にするかなり大がかりな代表団が日本にやってきております。その目的や意図するものについては新聞でもかなり詳しく報道がなされているわけでありますが、この際、こうした目的を持ってやってくるということを前提に、日本側の対応が大変重要な意味を持つ、こう考えられますので、大臣から、こうした訪日代表団の対応といいますか、そういう点についての考え方を冒頭にお聞きをしておきたい、こう思います。
【次の発言】 事務レベルにおける定期協議がブロック農務長官一行とドッキングしてちょうど日本に来る、こういうかっこうになっているのだというお話でありますが、かなり……

第95回国会 農林水産委員会 第3号(1981/11/12、36期、日本社会党)

○島田委員 五十三年七月に国有林野事業改善特別措置法、つまり特措法が制定、公布されて早くも三年半たつわけであります。第八十四国会は林業国会という名称にふさわしい大変大きな論議があったわけであります。わが党も再建整備法を対置いたしまして、当時この特措法に基づきます改善計画をめぐりまして、当時の国有林の置かれております状況を的確に判断しながら、十年間の改善計画がそごを来さないように目的どおり実績を上げていくようにという立場で一定の提案をしたのも記憶に新しいところでございます。  さて計画ということになりますれば、世間一般の常識からいえば長期計画あり中期計画あり短期計画があり、そして単年度ごとの計画……

第96回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第5号(1982/03/02、36期、日本社会党)

○島田委員 参考人の皆さんには、大変貴重な御意見をありがとうございました。  そこで二、三点お尋ねをしたいと思うのですが、宮城参考人が開発公庫の弾力的運用ということをおっしゃいました。これは具体的に言いますと、もっと貸し付け対象者をふやせという意味か、それとも条件を緩和しろという意味なのか、この辺のところを具体的に少しお聞かせいただきたい。同時に、これはまた都市銀行、地方銀行の立場にいらっしゃる比屋根参考人の方にももろに響いていきかねない問題も含んでいるのではないかと思いますので、あわせて銀行の立場から、比屋根参考人の御意見がございますればお述べいただきたいと思います。

第96回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第6号(1982/03/10、36期、日本社会党)

○島田委員 第二次沖縄振興開発計画に関連し、特に沖振法で今後十年間のそうした計画が進められていく段階の冒頭でございますから、やや総体的なお話も交えながら、今後の十年間の沖縄振興が過去十年間の反省なりあるいは評価の上に立ってしっかり進められていかなくてはならぬというのは、これは私が申し上げるだけではなくて、みんなしっかり腹に据えておられるんだと思いますが、いささかそうした点の問題になる課題を提起しながら、ぜひひとつこの特措法が十分の機能を発揮し、言われております本土に近づく、本土並みあるいは本土を追い越すというふうな実績をこの十年間に生み出してもらいたい、こういう希望を持って質疑をいたしたい、こ……

第96回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第8号(1982/04/14、36期、日本社会党)

○島田委員 沖振法が通りまして、これからまた十年間沖縄の振興開発が進められていくわけですが、法案の審議に当たってやや時間的不足がございまして、当時もう少し聞いておきたかったという点が残っておりましたので、きょう改めて振興計画にかかわります二、三の点について質疑をいたしたい、こう思っております。  特に心配なのは、沖縄も結構人口がふえていく傾向にあります。それにつれて労働力がやはり一定の水準でふえていくわけでありますが、その労働力をどう吸収するのか、つまり失業対策とあわせて新たな労働力人口にどう対応していくのかというのが沖縄の今後にとって大変重大な問題だということは、前回の法案審議に当たってもか……

第96回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第10号(1982/08/05、36期、日本社会党)

○島田議員 ただいま議題となりました北方領土隣接地域振興等特別措置法案につきまして、提案者を代表いたしまして、その提案理由並びに主な内容について御説明申し上げます。  御承知のように北方領土は、わが国固有の領土であるにもかかわらず、昭和二十年八月にソ連軍により占領されて以来、事実上同国の支配下にあり、戦後三十七年を経過しようとする今日、なお返還の見通しすら立っていないことはまことに遺憾であります。  このような北方領土問題が未解決であるために、戦前は北方領土と一体の経済圏を構成しておりました北方領土隣接地域の産業、経済は、その発展を著しく阻害されておりますことも周知のとおりであります。  また……

第96回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第11号(1982/08/06、36期、日本社会党)

○島田議員 おおよそ地域振興に七割、引き揚げ援護に三割というめどでフレームを考えていますが、これらの運用はもちろん上から押しつけるようなやり方というのは好ましくありませんから、おおよその考え方として百二十五億の割り振りをいたしておりますが、運用は地元の皆さん方の自主性を大きく盛り込んだものにすべきだ、このように考えています。
【次の発言】 私は、北方領土の問題に関しましては、基本的には一日も早く北方領土がわが国に返ってくることを期待し、その熱意において他の方方といささかも劣るものではございません。それだけに、北方問題をめぐります問題については深い憂慮を禁じ得ないのであります。しかも三十七年にわ……

第96回国会 外務委員会 第12号(1982/04/27、36期、日本社会党)

○島田委員 最初に、フォークランド紛争事件につきまして外務大臣からお考えを聞かせてもらいたいと思うのであります。  これは、かなり動きが国際的にも出てまいっておりまして、日本もまたこの事件に対しては無関心でいるわけにはいかない利害関係もあるわけでありまして、基本的な考え方でありますが、この問題に日本としてはどう対処されようとお考えになっているのか、冒頭に外務大臣から伺いたいと思います。
【次の発言】 両国における自主的な解決というのは当然の常識なんでありますけれども、しかし、それだけではなかなか相済まない状況に発展していくのではないか、私はこんな観測を持っているわけであります。ちなみに、日本側……

第96回国会 大蔵委員会 第12号(1982/03/23、36期、日本社会党)

○島田委員 けさのテレビで、訪米中の櫻内外務大臣とレーガン大統領との会談が行われたその模様が伝わっておりますが、要約いたしますと、アメリカ側からはベルサイユ・サミットまでに一層の市場開放をという提起がなされ、それにこたえて外務大臣は、これを約束する、こういうふうに言っているようであります。  そうなりますと、ここで問題が二つ出てまいりまして、一つはタイムリミットが出たということであります。それから、従来からの日米間における貿易問題が、一つはかなり具体的に提起をしなければならない問題としてこの会談の中に盛り込まれた、こういうふうに理解するのが常識的だろう、こう思うのであります。そういたしますと、……

第96回国会 農林水産委員会 第5号(1982/03/16、36期、日本社会党)

○島田委員 参考人の皆さんから大変貴重な御意見をいただきましたが、一つ二つだけお尋ねしたいと思います。  金光参考人が、枯れてもいい松林、それから枯れてはいけない、枯らしてはいけない松林、こういうことをおっしゃって、なお後段で、自然の生命力というのは人間の想像をはるかに超えた強力なものがあって、生態系なんかそんなに心配することないんだ、こういうふうに私はお聞きをいたしました。しかし、現実問題として、枯れていい松林あるいは枯らしてはいけない松林、なかなか区別しにくいんでないか。そしてまた、枯れてもいいということを前提に置くならば、生態系が、後段でおっしゃった山の持っている生命力というものも考えれ……

第96回国会 農林水産委員会 第7号(1982/03/18、36期、日本社会党)

○島田委員 私は、きのうからの論議を聞いておりまして、どうも政府当局に厳しい総括、反省がない、こんな感を重ねて強くしたわけです。したがって、私の疑問は晴れませんし、また当然納得ができないという部分が幾つか新たにいま出てきた、こう思います。この際、その幾つかの点について、再度林野庁当局の考え方をただしておきたいと思うのです。  いま思い起こしますと、五十二年のあの論議のとき、私の頭に鮮明に浮かんでいることは、当時の林野庁長官、大臣も含めて非常に自信をもって終息できる、われわれがずいぶん幾つかの細かな疑問点を投げかけた点についても、きわめて高姿勢にこれは終息してみせるというように誓い、自信にあふれ……

第96回国会 農林水産委員会 第8号(1982/03/19、36期、日本社会党)

○島田委員 いま与党の委員からも、据え置きはもうことしはだめだよ、こういう趣旨の御発言があった。どうも政府の最近の傾向を見ていますと、ルールを破って、審議会の意見も聞かない前から、早くもローラーをかけるようにことしもまた据え置きだなどということを言い出しているのでありますが、一体この乳価、畜産物の価格決定に当たってのルールというものはきちっと守られているのかどうか、非常に私は不信感を持つのです。物は、厳しい情勢になればなるほどいろいろな方面に影響を及ぼしていくのでありますから、そういう点はルールをしっかり守るということであってもらわなければならないと、私は冒頭に注文をつけておきたいのであります……

第96回国会 農林水産委員会 第10号(1982/03/24、36期、日本社会党)

○島田委員 参考人の皆さんには、貴重な御意見をお聞かせいただきまして、まことにありがとうございます。  この際、糖安法の一部改正に当たりまして、ぜひこの点は聞いておきたいという点が二、三ございますので、重ねて御意見が拝聴できますれば大変ありがたく思います。  川内参考人がリファイナーの立場から、積極的な体質改善ということに取り組んでいるのではあるけれどもなかなか口で言うほどたやすいものではなくてむずかしい、こう前提を置きながら、そのためには新制度のもとで行政指導やあるいは運用の適正をぜひ図ってほしい、こういう御要望があったわけでございます。特に糖価の引き下げについて特段の努力をしてほしい、こう……

第96回国会 農林水産委員会 第15号(1982/04/15、36期、日本社会党)

○島田委員 ことしもまたわれわれの期待に反するような乳価、畜産物の据え置きという事態になりまして、きわめて遺憾だ、私はこう思っているわけであります。諸般の情勢はもういまさら言うまでもありません。さらに、経営の再建農家がふえていくであろう、こういう予測がされている現地の事情は、まあ、きょう足りない時間の中でるる言うわけにもいきませんが、しかし、そういう状況が打開できない中で酪農、乳業をめぐります情勢というのが大変気になるところであります。私どもは、昨年と違ってことしは非常に乳製品をめぐる市況というのは好調に推移しているのではないかと思う。そういう意味では、酪農家の減益、減収に対して乳業は増益、増……

第96回国会 農林水産委員会 第16号(1982/04/20、36期、日本社会党)

○島田委員 今回の改正によりまして国際条約加盟ということになるわけでありますが、率直に言って具体的なメリットというのは一体どんなものがあるのでしょうか。また、国際社会に貢献しなければならぬ、こういう立場も同時に義務的には負わされるわけですが、こういう点について今度の法改正の持つ意義といいますか、まず冒頭にお尋ねをしておきたい。
【次の発言】 国際交流ということになりますれば、これは種苗そのものの物の交流ということと、もう一つは技術的な交流というものと両側面があるのだろうと私は思いますが、その際には、第一点に挙げられました種苗というのは非常に重要な点でありますね。世界から見て、日本の種苗に対しま……

第96回国会 農林水産委員会 第17号(1982/04/21、36期、日本社会党)

○島田委員 先ほど妹尾参考人が、わが国農業の置かれている立場に対して深い御理解を示されながら、そのための農業の近代化ということに触れられたわけであります。私は、基本的には全く同感でありまして、われわれ農民もその期待にこたえたい、こういうことで、つまり、農業の体質強化の立場からがんばっておるわけでありますけれども、ここ数年、農畜産物の価格が御承知のとおり据え置かれている。しかしながら、その間にもどんどん物価が上がっているわけです。  御承知でもありましょうけれども、われわれ農家が経営をやっていく絶対的な条件ということになりますと、交易条件が整っていないと経営が成り立たない、こういう問題が一つござ……

第96回国会 農林水産委員会 第20号(1982/05/12、36期、日本社会党)

○島田委員 農協法並びに農林年金法の改正に当たりまして、農協を中心にして若干私の考え方を述べさせていただきながら、大臣の御見解をこの際伺いたい、こう思います。  農協法の改正というものは何度かやられているわけでありますが、戦後できました協同組合法というのは大変大事な目的をもって制定され、その後、戦後の混乱期から、農業のあり方も含めて組合自身が果たした役割りは少なからざるものがあったという評価はできると思うのであります。たまたま農基法農政の出発に当たって、農協の本来持っております目的というものがさらに補強され、組合員である農家の期待にこたえるべき農業協同組合が全国にも相当活動を活発に始めるという……

第96回国会 農林水産委員会 第21号(1982/05/13、36期、日本社会党)

○島田委員 この際、公労委が去る八日に提示をいたしました全林野及び林野庁に対する新賃金に関する仲裁裁定について、大臣の御見解を承りたいと思うのです。  まず一つは、公共企業体等労働関係法第三十五条でありますが、これによりますと、「委員会の裁定に対しては、当事者は、双方とも最終的決定としてこれに服従しなければならず、また、政府は、当該裁定が実施されるように、できる限り努力しなければならない。」とされております。林野庁は当事者として当然完全実施の義務を負っていると考えるわけでありますが、大臣のお考えをお聞かせいただきたいと思います。
【次の発言】 いまお話にございました関係閣僚会議では、他閣僚の中……

第96回国会 農林水産委員会 第22号(1982/06/22、36期、日本社会党)

○島田委員 麦価の問題でありますが、決定に当たっての必要な条件としてはパリティをお決めになるわけでありますが、パリティはどういう数字になっていますか。また、生産費調査結果がまだ出ておりませんが、あさっての麦価米審を前にして大事な資料の一つですから、統計情報部は十分これを把握してもう公表できる段階にあるのではないかと思いますので、この点お聞きをして質問を進めたいと思います。
【次の発言】 統計情報部はおいでですね。――いませんか。  ところで大臣、先ほど私、テレビのニュースを見ておりまして、これもまた、畜産物価格に次いで据え置きの方針を打ち出された。こう考えますと、間もなく米価がやってまいります……

第96回国会 農林水産委員会 第26号(1982/10/14、36期、日本社会党)

○島田委員 まず大臣に、北海道の農家経済がどういう状況にあるか、どのように把握されているか、お伺いいたしたい。
【次の発言】 その大事な畑作一二品の行政価格決定のときをいま迎えたわけであります。私は、北海道の農業の実態が、いま大臣がおっしゃったような状況にあることが正確に把握されているならば、やはり政府がお決めになるこの畑作三品の価格は、せめてそれなりに北海道の農家経済を立て直すことに十分役立たしめなければならない、こういうふうに考えるのですが、この点についてはいかがですか。
【次の発言】 そこで、北海道の農業というのは、だれがどう言おうと、これは日本の大事な食糧の主要なる生産基地であるという……

第98回国会 農林水産委員会 第8号(1983/03/30、36期、日本社会党)

○島田委員 乳価について、保証価格について若干の質問をしたいと思います。  まず需給表についてでありますが、ことしの「生乳需給表」を見ますと、いままでとちょっと違った点が幾つか新たに盛り込まれております。  たとえば、私がこの農水で幾度か需給表作成に当たっての問題点を指摘をいたしました。特に輸入にかかわる乳製品、これが需給表から欠落をしている。これでは正しい国内の需給というものの見通しを立てる上でも、あるいはそれを実施していく上でも大変片手落ちではないか、こういう指摘をいたしました。私が指摘をした点の全部が数量的に盛り込まれておるわけではありませんが、ことしの需給見通しの中では、昨年とやや同数……

第98回国会 農林水産委員会 第13号(1983/04/28、36期、日本社会党)

○島田委員 ちょっと官房長、いてくれませんか。おられますね。  家畜改良増殖法の改正案の質疑に入るわけでありますが、その前に、昨日からけさにかけまして東北地方で大変火災が発生をいたしました。まだ火災によります被害の実態はつまびらかになっているわけではありませんが、本日のテレビの報道によりますと、相当の被害が山林火災において起こり、それが集落にも延焼いたしまして大変大きな災害が起こっているという実態にございます。とりわけ山火事によりますものでありますだけに、この災害の対策はきわめて緊急を要するのではないか、このように思います。  まだ対策そのものが現に方向づけされているわけではないと思いますが、……

第100回国会 農林水産委員会 第2号(1983/10/11、36期、日本社会党)

○島田委員 最初に、北海道は残念ながらこの夏の異常な低温によりまして災害を受け、その災害の実態は救いがたい状況にいま相なっておるところで、まことに遺憾にたえないところであります。この対策は非常に緊急かつ重厚に行わなければ、来年の営農にも大変大きく影響する、こういう心配を持っているところですが、まず災害の実態について総体的にどのように把握をしているか、それが第一点。  それから第二点は、天災融資法等の所要の措置が必要だと私は考えていますが、これらの対策について、いつ、どのようにお進めになろうとしているのか。  それから、共済制度がありますが、この共済制度の運用を農林省当局もすでに適時進めておられ……


37期(1983/12/18〜)

第101回国会 決算委員会 第3号(1984/03/26、37期、日本社会党・護憲共同)

○島田(琢)委員 今、国民的な期待といいますか、あるいはまた地球規模の問題としてとらえてもいい緑の問題というのが大変重要な課題になっております。私は、過般予算委員会でも緑の問題、特に山づくりの問題について政府側の対応の手ぬるさに対して厳しく追及をいたしました。しかし、どうも私が心配しております以上に我が国の山の現状というのは大変荒廃の方向に向かって進んでいる、こういうふうに見ることができるのではないか、こう思います。特に、国土の保全つまり環境の保全という立場からいいますれば、緑の保護というのは環境庁の重要な責任であり対策でございましょう。特に、国有林野の保全とか育成という問題というのは、大変国……

第101回国会 決算委員会 第8号(1984/04/19、37期、日本社会党・護憲共同)

○島田委員 先般、当委員会において、私は那須の国有林交換にかかわります幾つかの問題点を提起をいたしまして、その際、資料の提出と話題の人心針暦二氏の証人喚問並びに関係者の参考人招致を委員長を通じてお願いをいたしましたところ、理事会において委員長を初め大変御配慮をいただきまして、まことにありがとうございました。  しかしながら、残念にも自民党の諸君はこれを拒否してまいりました。したがって、我が方としては、参考人として呼びたいということに切りかえをいたしましたが、これも実を結ばずに今日に至っている。私は甚だ自民党の諸君のとった態度に疑念を覚えるものであると同時に、こうした国会におきます正しいいわゆる……

第101回国会 農林水産委員会 第7号(1984/04/11、37期、日本社会党・護憲共同)

○島田(琢)委員 林野三法の審議に当たりまして、私は、保安林整備臨時措置法の関係でお尋ねをしていきたい、こう思います。  この法律の幾つかの問題点を指摘するに当たりまして、きょうは、大臣、林野庁長官がおいででございますから、既に新聞でも報道されておりますから概要御両氏もおわかりのことと思いますが、私は、過日、決算委員会におきまして国有林の交換にかかわります問題点について幾つか指摘をいたしました。当然林野庁あるいは関係の省庁で、ただいま私の要求いたしました資料がまとめられつつあるものと思います。そしてまた、大変古い話なものですから、ここに証人もしくは参考人の招致を委員会にお願いをしておる、こうい……

第101回国会 農林水産委員会 第9号(1984/04/18、37期、日本社会党・護憲共同)

○島田委員 私は、前回、保安林整備法の質疑に当たりまして、極めて不本意ながら質問を保留いたしました。私が同日質疑をいたしました中で、大事な保安林整備法の改正に当たって重視しなければならないこととして次の点を指摘したのであります。それは、法律の単純延長を幾ら繰り返してみてもそれだけでは意味がない。既に三十年、今回も含めて三度目の延長でありますが、保安林の機能は向上するどころか、ますます低下していると指摘されている。したがって、この機能の回復と向上は、今最も急がれる重要な保安林に対する課題でありましょうし、今度こそ本当に大きな決意のもとで、実効が上がるような改正であってほしい、こういう願いを込めて……

第101回国会 予算委員会 第8号(1984/02/20、37期、日本社会党・護憲共同)

○島田(琢)委員 日米農産物問題について、まず外務大臣にお尋ねをいたします。  外務大臣は先月訪米されるに当たりまして、私ども要請に参りました社会党の国会議員を前にして、これからアメリカに行って堀の深さをはかってくる、こう言い残してアメリカに行かれました。その堀の深さは深かったのですか、浅かったのですか。
【次の発言】 堀の深さは想像以上に深かった、こういうお話であります。  ところで、外務大臣は在米中に随分たくさんのアメリカ政府首脳とお会いになった。このお会いになった人すべてと農畜産物の問題はお話し合いになったのですか。
【次の発言】 レーガン大統領とは、このお話はなかったのですか。

第101回国会 予算委員会 第15号(1984/03/02、37期、日本社会党・護憲共同)

○島田(琢)委員 限られた時間ですから、非常に端的な質問になると思いますが、きょう対応いただく大臣はそれぞれみんな専門家の方ばかりですから、ひとつ正確にお答えをいただけると思いますし、私のところにも、予算委員会の質疑を聞いていると大変難しい、もう少し易しく、だれにでもわかるようにできないか、こういうお話も時々聞かされるのであります。そういう点では、やはり経済問題なんというものをやりますとどうしても難しくなりがちなんでありますが、きょうはぜひわかりやすく御説明いただきたい、こう思っています。  まず最初に、大変ドルが先行き下落をするのではないか、暴落するのではないかという極端な意見もあるようであ……

第102回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第4号(1985/04/17、37期、日本社会党・護憲共同)

○島田委員 佐藤委員の質疑の中で、五十七年に実は私が北方地域振興法の制定に当たりまして深くかかわってまいりまして、かなり細かな計算まで、百億を中心にしてやりとりをいたした経緯がございます。そのとき本多さんはどういうポストにおられましたかな。
【次の発言】 それなら、ちょっと復習をする意味で申し上げます。  当時、百億というこの基金をつくるという話が実は法律の中心になっていたのです。そして、この百億をどう使っていくのかという点もこの法案作成の大変重要な柱になりました。したがって、極めて相関関係があるわけです。ですから、その百億が、当時議論された予定どおりに積み上げられていくことが前提にないと、北……

第102回国会 外務委員会 第1号(1984/12/12、37期、日本社会党・護憲共同)

○島田委員 今御提案のございましたように、五十二年以来の懸案でもあり、また我が国水産の関係者からも強く協定の長期化が期待されておりましただけに、大変御同慶でございます。  ただ、五年を主張しておりましたが三年、実質的には一年ずつ自動延長されるということで、余り内容に変わりはないんだという説明もございますけれども、この協定の協議は、新聞報道その他によりますと大変スムーズにいった。従来の日ソ漁業交渉というのは、相当難儀をするというのが常識でございますが、この協定の段階でかなりスムーズにいきましたから、今後の実務面の協議はまたさらに友好裏に促進されるものというふうに私は期待したいのでございますが、こ……

第102回国会 決算委員会 第3号(1985/04/11、37期、日本社会党・護憲共同)

○島田委員 最初に会計検査院にお尋ねをいたします。  実地検査の施行状況についてでありますが、過去五カ年間の実地検査施行率は約八%、こういう状況になっているようでございますが、五十七年度、ただいま報告のございました年度で言えば、八・五%の施行で二百十八億円余と御報告がございます。五十八年度が八・四%の施行で百七十一億円余のむだ遣いがあったと指摘をされております。予算の執行の適正化のためにも検査機能を充実強化せよというのは、私も昨年ここで検査院の皆さんと大変深い議論をした経過がございます。実地検査施行率の向上を図る必要があるという主張は、私は現在もまだ持っておるわけでありますが、お考えをお聞かせ……


各種会議発言一覧

33期(1972/12/10〜)

第71回国会 農林水産委員会いも、でん粉等価格対策に関する小委員会 第2号(1973/10/12、33期、日本社会党)

○島田(琢)小委員 私は、主産地の関係から、きょうの質問は、原料バレイショとバレイショでん粉の関係に限りまして質問いたしたいと思います。  まず、この価格決定にあたって常に議論されるわけでありますけれども、農安法の精神というのを完全に生かし切っていないではないかという議論が毎年繰り返してなされておりますが、その点について、まず、昨年の価格決定にあたって、この点がどのように配慮がなされたのか、その辺をお聞かせいただいて、そこから議論をしてまいりたいと思います。
【次の発言】 私は、価格決定のパターンを聞いたのではなくて、毎年議論になっているけれども、そういう議論が生かされるような価格の決定をしま……

第71回国会 予算委員会第一分科会 第2号(1973/03/03、33期、日本社会党)

○島田(琢)分科員 私は、北海道の北見から出ているわけでありますが、きょう大臣以下政府の皆さんにお尋ねをいたします点は、ごく具体的な二、三の点でひとつ見解を示していただきたい、こう思っているわけであります。  まず最初に、大臣にお尋ねをいたしますが、きわめて端的な質問でありますけれども、今日の北海道の総合開発は新全総、あるいはまた道第三期総合開発計画によって進められているわけでありますが、大臣、北海道の開発がほんとうに進んだというふうにお考えかどうか、まず最初にそれをお尋ねいたしたいと思います。
【次の発言】 開発が進んだかどうかという議論をやりますと、いろいろな見解の相違が出てくると思います……

第72回国会 建設委員会地方行政委員会農林水産委員会連合審査会 第1号(1974/04/08、33期、日本社会党)

○島田(琢)委員 私は、五日の日にも、建設大臣を中心にこの法案の問題になる点をただしたのでありますが、きょうは連合審査ということでございますので、せんだって言い残しをいたしました点や、さらにまた私なりに明らかにならないと思われる点について、数点を御質問申し上げてまいりたい、こう思います。  まず建設大臣に対してお尋ねをいたしますが、昨年の四月に地方行政委員会において、みなし課税の問題につきましての附帯決議がそれぞれなされております。この付帯集義の趣旨から見ますと、私なりの理解でありますけれども、今回の緑地法案なるものはかなり後退しているという印象をぬぐい去ることができないのであります。  この……

第72回国会 農林水産委員会畜産問題に関する小委員会 第3号(1974/03/22、33期、日本社会党)

○島田(琢)小委員 まず、先ほど竹内委員からも話がありましたが、私どもが一昨日、農林大臣、大蔵大臣等、それぞれ政府に対して党としての考え方をまとめて要求書を出しました。  ちょっと文章を読んでみますと、     畜産危機打開に関する申し入れ書   我国の畜産農家がかってない非常事態を迎えたことは政府の農政の失敗に起因するものである。政府は畜産の危機を打開し、畜産農家が安心して経営に取り組めるよう、国民食糧の自給体制を確立し、緊急に次の措置を実現することを申し入れる。       記  一、牛乳をはじめ主要畜産物については、国民食糧としての位置づけを明確にし、その自給率確保のため、具体的措置を計……

第72回国会 予算委員会第五分科会 第3号(1974/03/07、33期、日本社会党)

○島田(琢)分科員 ただいま横路分科員から、物資の流通という問題の中の、特に倉庫という問題についての質疑がありましたが、私は、同じような物資流通という問題の中の、特に国民の食料の安定供給という立場から、ひとつこの輸送関係について、昨年から今日までのいろんな事態が起こった中から、少しばかり具体的にお話をしたいと思っておるわけであります。  きょうは特に国鉄の輸送という問題にかなりウエートを置いた質問をしてまいりますが、運輸省、特に大臣にもこの機会に御認識を、まあ認識を持っていらっしゃると思いますけれども、現場に起こっておりますこまかなミクロな問題までは御承知でないと思いますから、そういう実態をひ……

第75回国会 農林水産委員会畜産問題に関する小委員会 第1号(1975/03/17、33期、日本社会党)

○島田(琢)小委員 一昨日から、新しい年度の畜産問題に対しまして、政府の諮問機関であります畜産振興審議会に諸問題が提起されているようでございますし、きょうは飼料部会が開かれているそうでありますから、そちらの方に大臣も局長も出ておられて、審議官とのやりとりということに相なるようでございますから、政策的な面等につきましてはきょうはおきまして、主として当面の技術的な分野で若干の質問をしたいと思います。  最近の畜産の動向について、先ほど概括的に審議官の説明がございましたが、そういう中で、非常に総需要抑制等の影響を受けながら、消費面における伸び悩みということが強調されていたようであります。しかし、最近……

第75回国会 農林水産委員会畜産問題に関する小委員会 第2号(1975/03/28、33期、日本社会党)

○島田(琢)小委員 私の質問時間がなくなってしまったのですけれども、三時になったら大臣はどうしてもだめなんですか。――それじゃ、いま小委員長からの注意もございましたから、私は簡潔に質問いたしますので、大臣初め政府側も要領よく、わかるように御答弁をいただきたいと思います。  まず、いまわが党の美濃委員からも厳しい指摘があったのでありますが、私はけさほど審議会に出されました資料を手にして、実は唖然といたしました。これで一体日本の酪農を守れるのか。大臣、私は率直にあなたのお考えをお聞きしたいのでありますが、いま美濃委員が申しましたとおり、との諮問案でもしも政府側が乳価決定を強行されるなら、日本の酪農……

第75回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1975/02/24、33期、日本社会党)

○島田(琢)分科員 私は、電気、電信電話の電柱の敷地の借り上げの問題について若干の質問をいたしたいと思います。  まず電信電話公社の関係でお尋ねをいたしますが、いま全国で大体どれぐらいの電柱があるのですか。そして、それに支払われている敷地料はどれぐらいになっていますか。
【次の発言】 通産省、この電気の関係の本数と借り上げ料はどれくらいになっているのですか。
【次の発言】 電電公社それから通産省両方にお尋ねしますけれども、そのうち農地にかかわる部分はどれくらいになりますか。
【次の発言】 そうすると、電信電話の場合五分の一強が農地に建っている、こういうふうになるわけですね。これは金額にしますと……


34期(1976/12/05〜)

第80回国会 農林水産委員会畜産問題に関する小委員会 第2号(1977/03/18、34期、日本社会党)

○島田小委員 先ほど局長からきょうの飼料部会に提案されました内容や審議の経過などについて報告をいただいたのでありますが、建議の中にもありますように、国内の草資源開発あるいはまた飼料資源の開発をやれと、きわめて時宜に即した建議がなされておるわけであります。また局長の飼料部会におけるあいさつの中でも、既耕地における生産対策、つまり粗飼料の生産対策というのが大変大事だ、ここに力を入れていきたい、こういうことも言っておられるわけであります。  この中で、特に緊急粗飼料増産総合対策事業について、これはことしで三年目を迎えようとしているわけでありますが、発足当初も私は原局の皆さんにいろいろ疑問点について私……

第80回国会 農林水産委員会畜産問題に関する小委員会 第3号(1977/03/25、34期、日本社会党)

○島田小委員 私はきょうで四日目の質問でございまして、できるだけ重複しない質問をしたいと心がけてきましたが、どうも担当局長と私の間では基本的な認識の違いが決定的にありまして、それがなかなか詰まっていかぬので、私はここのところをもう少し話を詰めたいと思います。  それで、いまも実は自民党の今井さんとお話をしていたのでありますけれども、私が一番心配しておりますのは、北海道という主産地において経営が次第に拡大し、頭数も伸び、乳量もふえている、この実態のとらえ方について、確かにこういうふうに大きくなってきて経営も次第に大型化する、また生産乳量もふえてくる、こういう状態になっているということは、これは否……

第80回国会 農林水産委員会畜産問題に関する小委員会 第4号(1977/03/30、34期、日本社会党)

○島田小委員 いよいよ畜産振興審議会の各部会の答申も終わって、四月一日告示に向けて牛乳、食肉の価格決定が行われる重要な段階を迎えました。  冒頭に、政務次官がおいででございますから、政府は四月一日告示前の日程についてはどうお考えになっておりますか伺いたい。
【次の発言】 それではきわめて重要な現段階にあるというふうに思いますが、残念ながら私は、国会もかつてない議論をいたしましたし、また国会決議も、従来玉虫色にピンクがかったような決議だと言われておりまして、大変私どももこの決議の威力というものについて疑義を感じておりましたが、今回の決議は、玉虫色が完全に具体的になったというふうなところまではいっ……

第84回国会 農林水産委員会農産物の価格等に関する小委員会 第1号(1978/03/27、34期、日本社会党)

○島田小委員 参考人の皆さんには早くから大変貴重な御意見をお聞かせいただきまして、当面非常に重要な畜産物の価格決定に国会の私どもが政府を勉励してまいります上で多くの参考になる御意見をいただきましたことに、冒頭厚くお礼を申し上げておきたいと思います。  時間がわずかしかございませんし、後ほど芳賀委員の方からも質問がございますので、私はおいでいただきました中から、青木、大山、松川の三参考人にお尋ねを申し上げたいと思います。  まず青木参考人にお尋ねを申し上げますが、養鶏業界、とりわけ農家養鶏におきます苦衷の実態などをるるお述べになっておられまして、私も、私の選挙区という限られた中でありますけれども……

第84回国会 予算委員会第五分科会 第3号(1978/03/01、34期、日本社会党)

○島田分科員 運輸省所管の分科会ではありますけれども、大臣にはしばらく私の話を聞いていただくということで、私は、きょうは主として国鉄総裁にお尋ねをしたいと思っていますが、大事なことですから、大臣にも後ほど見解なり所信なりを聞かせていただく、こういうことで進めさせていただきたいと思います。  少しかみしもを脱いだ話で、余りごつい話じゃないのでありまして、しかも型破りで、きょう私は三十分間、主として総裁に陳情、要請をしたい、こんな気持ちでお話ししてまいりますので、率直な御意見なりお話を承りたい、こう思っているわけです。  ほかならぬSLの問題であります。いまさらSLについていろいろなことを申し上げ……

第84回国会 予算委員会第三分科会 第3号(1978/03/01、34期、日本社会党)

○島田分科員 私は、失業労務者対策といいますか、俗に言う失対の問題についてきょうは限定してお尋ねやら私の考え方を述べてひとつぜひ善処いただく、こういう点については積極的に取り組んでいただきたい、こんな願いを込めて主として大臣にお尋ねをしてまいりたい、こう思います。  この制度が始まりましてからかなりの年数がたってまいりました。法律的には制度の見直しというのを五年ごとにやる、こういうふうなことになっているようでございますが、しかし今日のように非常に目まぐるしく社会の状況、環境が変化を遂げてまいりますと、五年ではとてもこれは長過ぎるということを指摘をする向きもございますし、また事実、昨今のようなこ……

第84回国会 予算委員会第三分科会 第4号(1978/03/02、34期、日本社会党)

○島田分科員 自治大臣とは、御就任以来、北海道開発審議会を通じていろいろと意見を交換させていただいてまいりましたので、おおよそ大臣がお考えになっている点についても、私も理解をしつつあるところでございます。まじめに自治行政にお取り組みいただいております点を評価するものでございますが、きょうは、そういう中で特に地方の自治に対しまして十分御理解をされております大臣に対して、私は、冒頭ひとつ地方自治の原点にかかわります問題を提起いたしまして、御高見を承りたい、こう思うのでありますが、重ねて、御意見だけではなくて、ぜひこれを実行に移す、そういう考え方をお示し願いたいと思うのであります。  その第一は、昨……


36期(1980/06/22〜)

第94回国会 予算委員会第五分科会 第1号(1981/02/27、36期、日本社会党)

○島田分科員 最初に、昨日新聞で例の国鉄再建法の地方線基準に関する政令の問題が報道されて、大変現地は大騒ぎになっておりまして、緊急にということでこの永田町かいわいはけさから、大臣御承知のように、地方からのこれを心配して集まってまいりました人たちで大変ごった返しているというありさまであります。昼休みに私も大臣に会って、私の北海道のことについてもちょっと陳情いたしました。その際、異常な決意ということを述べておられましたけれども、この政令づくりというのは、この再建法が国会に提出されるや社会的に大きな問題として国内の騒ぎになったわけであります。したがって、政令の基準づくりというのは、まだまだ相当慎重を……

第94回国会 予算委員会第三分科会 第3号(1981/03/02、36期、日本社会党)

○島田分科員 ことしは国際障害者年ということでありますが、まず冒頭に、大臣にその意義と理念とでもいいましょうか、そういうものを伺って話を進めたい、こういうふうに思います。
【次の発言】 まさにそういう大事な元年ともいう年に当たりまして、それでは、大臣がお考えになっているそういう理念に基づいてわが国としてはどのようなことを具体的にこれからお進めになろうとしているのか、その辺のところをひとつお聞かせいただきたい。
【次の発言】 予算の面で言えば、いままでの予算がなきに等しいみたいな感じでありますから、根が少ない予算のところにこれを伸び率だけで見るというのは間違いでありますが、そういう点で言えば、い……


37期(1983/12/18〜)

第101回国会 予算委員会公聴会 第1号(1984/02/23、37期、日本社会党・護憲共同)

○島田(琢)委員 公述人の皆さんには、大変お忙しいところ貴重な御意見をお聞かせいただきまして、ありがとうございました。若干お尋ねをさせていただきます。  まず最初に、原公述人がおっしゃっております積極財政といいますか、積極的な予算をもって景気回復を図るべきである、それが、五つお挙げになりましたそれぞれの、物価問題とかあるいは行財政の改革の推進とか、世界経済への寄与、国際協調といった面に大変よい側面を持っていくのではないか、こういう御趣旨と承りました。特に財政百姓につきましては、六十五年までのタイムリミットなどというようなことに余りこだわらないで弾力的に対処するべきだ、こういうお話でございました……

第101回国会 予算委員会第七分科会 第1号(1984/03/10、37期、日本社会党・護憲共同)

○島田(琢)分科員 国鉄問題ばかり、今やっているわけでありますが、また三十分間だけ細田大臣と、今度は地方交通線問題を中心にしてもう少し質問をしたいと思います。  地方交通線問題ということになれば、特に北海道が一番大きく問題になっており、ねらわれてはいたのですから、ここでひとつ一次、二次、その扱いはやはり気になるところであります。特に、私も予算の総括で国鉄問題を取り上げた冒頭で、大臣は就任に当たって、北海道や四国を分割・民営化するというのは大体無理な話だ、どっちみち国が金を出さなければだれがやったってとても運営できるものじゃない、こういうことをおっしゃったわけでありまして、そのお考えは変わってお……

第101回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1984/03/10、37期、日本社会党・護憲共同)

○島田(琢)分科員 先日、三月二日ですか、竹下大蔵大臣と一般質問でドルと円の話をいたしました。その後、私が質問を終えたあたりから円が高くなってまいりました。それぐらい先の見通しがなかなかつきにくいという最近の円やドルの動き、それにつれまして、それを引っ張ってきたと言われておりますドイツ・マルク、こういう世界的な動きというのは、大変興味があるというだけではなくて、政治、経済に大変大きくかかわってくる。二日の私と大臣とのお話のときには、アメリカの大統領選挙、これはいやでも応でも過熱していくわけでありますが、そうしたアメリカの選挙によってドルや円がかなり振り回されるというような兆しも見える。したがっ……

第101回国会 予算委員会第六分科会 第1号(1984/03/10、37期、日本社会党・護憲共同)

○島田(琢)分科員 産構法の制定に伴いまして二十一業種指定されて、これが昨年から実施に移されているわけであります。  きょうは砂糖のところを聞きたいと思います。大臣には総括する責任者であって、砂糖のところまでは手が回っていないでしょうけれども、きょうはちょっとおつき合いをいただきまして、後ほどひとつ大臣のお考えを聞きたいと思います。  まずその前に、砂糖の関係で進捗状況をちょっと聞きましょうか、どれくらい進んでいるのか。
【次の発言】 六〇%方達成をした、こういう話で、量の面からいいますと今お話にあったように百万トン目標にしてやっていくんだ、そうすると六十万トン処理が済んだと理解していいのか。……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

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