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井上泉 衆議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

井上泉[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会出席歴代TOP1000(衆)
722位
委員会発言歴代TOP500(衆)
279位
委員会出席(幹部)歴代TOP1000
612位
委員会出席(無役)歴代TOP1000
821位
委員会発言(議会)歴代TOP500
412位
委員会発言(非役職)歴代TOP500
198位
各種会議出席歴代TOP250
230位
各種会議発言歴代TOP100
89位
各種会議出席(無役)歴代TOP250
188位
各種会議発言(非役職)歴代TOP100
72位

31期委員会出席TOP100
76位
31期委員会発言TOP100
79位
31期委員会出席(無役)TOP50
32位
31期委員会発言(非役職)TOP100
62位
33期委員会出席TOP100
81位
33期委員会出席(幹部)TOP100
93位
33期委員会発言(非役職)TOP100
98位
34期各種会議出席TOP25
15位
34期各種会議発言TOP5
5位
34期各種会議出席(無役)TOP25
24位
34期各種会議発言(非役職)TOP5
5位
35期委員会発言TOP100
81位
35期委員会発言(非役職)TOP100
64位
36期委員会発言TOP100
86位
36期委員会発言(議会)TOP50
16位
36期委員会発言(非役職)TOP100
83位

このページでは井上泉衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。井上泉衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

委員会発言一覧

31期(1967/01/29〜)

第55回国会 運輸委員会 第26号(1967/07/18、31期、日本社会党)

○井上(泉)委員 七月九日の豪雨によって国鉄の被害があちこちであったことは副総裁も御承知と思いますが、特に新聞紙上で報道はされてないけれども、土讃線の約五十キロにわたる区間がずたずたになって、それが約九日の間、大杉という地点と小歩危の間約四十五キロの地点が全然運行がされなかったということは御承知されておると思うのですが、一体この土讃線は雨が降るとすぐ夜間は運行中止、そうして少し大きい雨が降るとすぐ一日二日はとまる、こういう状態がいつまでも繰り返されておるのですが、これについては国鉄としてはどうお考えになって、どう対処されておるのか、その点承っておきたいと思います。

第55回国会 交通安全対策特別委員会 第6号(1967/05/18、31期、日本社会党)

○井上(泉)委員 どなたが出席しておるのか…。
【次の発言】 それでは私は、交通安全対策の問題について、いろいろ対策要綱も出されておるわけですけれども、その柱になるところは、やはり人命を尊重するということでなくてはならないし、事故を起こすのも人であり、そしてまた事故によって損傷されるものもこれは人であるわけですから、やはりこの人との関係というのが、交通安全対策の上において最も重要なかなめでなくてはならないかと思うのです。そういう点について、この交通安全対策特別委員会でいろいろ資料をいただいたわけですけれども、ほんとうにこれらの政府のやっておることが後手後手と、こう言っても差しつかえないんじゃな……

第55回国会 地方行政委員会 第6号(1967/04/20、31期、日本社会党)

○井上(泉)委員 自治大臣に二つだけ。  一つは、税が非常に減税になっておるという話ですけれども、地方税は減税ではなしに、国民所得の伸びから考えても大幅な増税になっておるという数字が出ておるのですが、これについての大臣の所見と、さらにもう一点は、いま大石さんの質問の中に出ておりました事業税。私は、所得税のかからないものに事業税を云々ということについてはたいへん賛成をしておるのですが、その質問の中で、一次産業の農業、漁業に対する課税のことを云々され、一次産業の農業、漁業について、課税のことを何か考えざるを得ないような情勢にあるというような説明を大臣はなされたのですが、そういうふうなお考えを持って……

第55回国会 地方行政委員会 第8号(1967/05/11、31期、日本社会党)

○井上(泉)委員 藤枝自治大臣のあいさつの内容を見ると、自治大臣は、地方自治体の振興ということについてはやはり所管大臣として文書の上では熱意を示した表現にはなっておるわけですけれども、提案されております個々の議案につきましてはむしろ自治行政が後退をし、中央集権の方向で、特に府県の場合にはその方向が顕著に出ておるわけです。こういうような点から、いま自民党で問題になっております知事の四選禁止の問題ですが、これは議員立法で提案をするとかどうとかうわさされております。自治法でいう公選禁止ということになれば、やはり市町村長も含まれねばならないわけですけれども、市町村長の四選禁止の問題はさておきまして、所……

第55回国会 地方行政委員会 第9号(1967/05/12、31期、日本社会党)

○井上(泉)委員 電気ガス税の問題で大臣が来られておりますので、私、太田さんの質問の内容と大体一緒ですから、重複することは避けて、きわめてローカルな問題ですけれども、やはり国の基幹産業である製紙産業に対しては電気ガス税を、五%にしておる。ところが、地方の重要な、最も地場産業である手すきとかいう零細な企業の製紙業に対しては適用がない。ところが片一方は、大きな紙会社には電気料が安くなっておる。それで、そういうふうなところは大口の電気料ですから、きわめて低廉である。ところが、小口の電力を使っておる零細な地場の重要な産業に対しては普通の、そういう大資本が使っておる電気料よりも高くて、しかも減免の措置が……

第55回国会 地方行政委員会 第15号(1967/05/25、31期、日本社会党)

○井上(泉)委員 いろいろと御質問を申し上げたいと思うのですが、私は、自民党の先生方のように、ほとんど審議に参加しなくとも、採決のときにはすぐ賛成の気持ちが出るほど、よく勉強してないので、その辺ひとつ御理解の上、御親切に御答弁をお願いしたいと思います。  今度の地方財政計画に関する自治大臣の説明でも、あるいは交付税に関する地方財政の特別措置に関する法律案、あるいは地方交付税法の改正に関する法律案を見ましても、どれも自治体としては、この説明をそのまま承りますと、非常に明るい感じを受けるわけですが、事実このたびの地方交付税法の改正によって、地方自治団体が明るい財政展望が得られるのかどうか、その辺に……

第55回国会 地方行政委員会 第17号(1967/05/30、31期、日本社会党)

○井上(泉)委員 関連して。後進地域の対策の中で、産業経済費の林野行政費が昨年二千六百八十円、これが一千二百九円になっておりますが、耕地面積の多いところが後進地域ではなしに、山林面積の多いところが圧倒的に後進地域になっておるわけです。そういうことからすれば、財政局長さんの説明の精神とは、測定単位の建て方がたいへん矛盾しておるように思うのですが、これは一体どういうことですか。
【次の発言】 技術的にそうなると言われてもわからないわけですが、ひとつ具体的に、林野行政費の中で林野の面積、これだけ減った、その減が何によって補われておるのか、具体的に説明していただいたら非常にわかると思うのですが、ひとつ……

第55回国会 地方行政委員会 第18号(1967/06/01、31期、日本社会党)

○井上(泉)委員 折小野さんの質問に対して、財政局長のほうで、後進地対策として百十七億計上されておる、こういう説明でありましたが、これも、私いただきました資料を調べておりますと、なるほどその百十七億が後進市町村対策費として、交付団体を含めて百十七億、こう出ておるのですが、これについては、県分については全然ないのですか。
【次の発言】 県分でない市町村の分で小中学校の単位費用の補正、こういうことですけれども、この場合に市町村の小学校費、教育費なんかでは、単位費用のこれだけの補正で後進地域の対策というものが考えられるのかと思っつたのですが、どうしても合点がいかないのです。なるほど児童数については千……

第55回国会 地方行政委員会 第22号(1967/06/13、31期、日本社会党)

○井上(泉)委員 自治大臣がおいででありますので、自治大臣は共済組合法の第一条をどういうふうに理解しておられるのか、まず最初にお伺いしたいと思います。
【次の発言】 もちろん第一条ではそういうことがうたわれておるわけですが、第一条の第二項に「国及び地方公共団体は、前項の共済組合の健全な運営と発達が図られるように、必要な配慮を加える」とあるが、このことをどう理解しておるのか伺いたい。
【次の発言】 それを指しておるのでありまするから、そうすると、この法律の中で国は地方公務員共済組合法の運用にあたってどのような配慮をされて、援助をされておるのか伺いたい。

第55回国会 地方行政委員会 第26号(1967/06/23、31期、日本社会党)

○井上(泉)委員 大臣は山陽電鉄の爆破事件は御承知をしておると思いますが、それについて現行の火薬類取締法、これをどう考えておられるのか、この点について国家公安委員長としての立場から、火薬類取締法についての御見解を承りたい。
【次の発言】 火薬類取締法における警察官の立ち入りの場合にいたしましても、非常に限定された面が多いわけです。それで私はやはり戦前の法律では取り締まりの機関が国と知事、警察署長であった。この三つがその取り締まりの機関であったわけですが、それを法改正で立ち入り検査が認められたということだけで、火薬類取締法によって十分なことがいたされるとは私はどうしても思わない。大臣がいま申され……

第55回国会 地方行政委員会 第29号(1967/06/30、31期、日本社会党)

○井上(泉)委員 甲斐さんと大井さんとお二人にお伺いしたいと思いますが、今日の悪い道路事情の中で運転をされておられる方の御苦労というものはたいへんなものだと思います。そういう中でいろいろ交通違反に問われて罰金とかあるいはまた停止処分を受けられる方、これはずいぶん多いわけですが、こういう場合に雇用主がどういうふうな処置をしておるのか、つまり罰金は会社が払ってくれておるのか、あるいはその運転停止中にはしかるべき給与条件が付加されておるのかどうか、そういう点をそれぞれの二つの組合の代表者の方でございますから、それぞれの組合でそういう交通違反を犯した運転手に対する労働条件というか、そういうふうな契約の……

第55回国会 地方行政委員会 第30号(1967/07/04、31期、日本社会党)

○井上(泉)委員 およそいろいろな法律がつくられるわけですけれども、何か法律がつくられるたびに、そのもとになる法律ができた当初からは後退をして、人民の権利が奪われたり、あるいは負担が重なったり重くなったりするようなことで、ほんとうに民主政治というものがだんだんに狭められていくような感じがするわけですが、特に今度の道路交通法の一部を改正する法律案については、これはなるほど道路交通の安全を期するためにというこの意図によって改正をされたとは言いながらも、非常に問題点が多いわけです。第一に、警察官に非常な権限が委譲されるということ。昔、子供が悪いことをすれば駐在へ言うていくとか、あるいは巡査に言うよと……

第55回国会 地方行政委員会 第33号(1967/07/13、31期、日本社会党)

○井上(泉)委員 たいへんおそくなって、聞く人に恐縮ですが、地方公務員を国家公務員の災害補償法と同じような形で法的に制定されるのですが、やはりこういう場合には、国家公務員の災害補償法による適用関係がどういう状態になっておるかというようなことは、委員会の討議の参考資料として事前に配付していただくとかいうことになっておりますれば、その点だけでも質問を省くことができるわけなのですけれども、これから委員会の質疑の際には、できるだけそういう関係をしたものの資料は整えて出していただくように、委員長のほうでお取り計らいいただきたいと思います。  そういう点でひとつ、国家公務員災害補償法による国家公務員の災害……

第55回国会 地方行政委員会 第34号(1967/07/14、31期、日本社会党)

○井上(泉)委員 火薬というものはどこの店でも売っているものではないし、火薬の行く先が製造元から末端の消費者まで――私は火薬の行き先ほど書類上は明らかになっている品物はないと思います。そういう点からも、これは取り締まろうと思えば取り締まりの範囲というものが非常に狭まってくるから、その点は逆に容易ではないかと思うわけです。今度の事件なんかになりますと、導火線が発見されたというようなことから、比較的取り調べがたやすいと思うのですけれども、いま二万四千調査された時点で、端末で火薬を使用しておる場所というものは何件くらいあったのか、その辺お調べになったですか。

第55回国会 地方行政委員会 第35号(1967/07/17、31期、日本社会党)

○井上(泉)委員 この法律は、端的に言いまして、政治的なものを持った性格が強いのか、あるいは単に地方の行政事務を合理化するためという点においてつくられたものか、この点ひとつ長野さんのほうから御答弁願いたいと思います。
【次の発言】 そういう行政的な必要から出たということになりますと、あえてこういうふうな台帳法を提案する必要はないと私は思います。というのは、あなた自身も参議院の鈴木さんの質問に対して、現在住民票がつくられておる、この台帳法に示されておるような内容のものがつくられておるというならば、それをそのまま移行してもよい、そういうふうなものが全国の市町村団体の中で二千五百十六町村あり、それは……

第56回国会 交通安全対策特別委員会 第2号(1967/08/01、31期、日本社会党)

○井上(泉)委員 第五十五国会でたくさんの法案が審議をされ、可決をされたのですけれども、その中で、この交通安全に関する二つの法律が一番国民に喜ばれた。それにもかかわらず、案外委員の方の出席が少ないのを残念に思います。  それで委員会で、大型貨物車の運送管理についてはずいぶんいろいろ質問もされたのですけれども、そのときには、なかなか運輸省のほうでも、早急な措置をするようなお答えがなかったわけですが、この間道路運送車両の保安基準の一部を改正する省令が発表されたのですが、あの省令を出すときには、これは運輸大臣が委員会で発言されたと思うのですけれども、宮崎政府委員のほうでも、こういう速度表示をつけると……

第56回国会 交通安全対策特別委員会 第5号(1967/11/10、31期、日本社会党)

○井上(泉)委員 ごく簡単に三つくらい質問したいと思います。  秋の交通安全運動もそうたいした成果があがらなかったことは、これは当局もお認めになっておるようですが、このあがらなかった原因が何にあるのか、こういうことを究明されておるとするならば、その成果のあがらなかった面、あるいはあがった面、それをどう評価されておるのか、これを総理府の宮崎室長のほうから取りまとめてその見解を承っておきたいと思います。
【次の発言】 まことにこれは残念なことで、交通災害を受けられた方々はたいへん気の毒な状態ですが、これは鈴木局長さん、もしもあなたが市内を通っておられて違反の駐車を見つけた場合には、あなたは車で行っ……

第56回国会 地方行政委員会 第4号(1967/10/24、31期、日本社会党)

○井上(泉)委員 人事院総裁の午前中の答弁、まことに気骨のあるりっぱな御答弁で、感心をして聞いておったわけですが、人事院として勧告についてはこれはもう絶対自信があるのかどうか、これは五月実施はどうしても認めてもらわないと、公務員の立場に立って、公務員の身分を守っていく上において、人事院としてはこれくらいの勧告は実施してもらわねばならない、こういう強い決意を持っておるのかどうか、これをもう一度承っておきたいと思います。
【次の発言】 その場合に、五月一日実施ということについて強い決意を持って人事院としては勧告された。それを政府が八月からやろうと閣議決定された。それに対して、公務員としてはこれでは……

第56回国会 文教委員会 第2号(1967/09/11、31期、日本社会党)

○井上(泉)委員 たいへん委員会として審議の時間のないところを恐縮ですけれども、一、二お尋ねしたいと思います。  今年度の普通交付税の交付の中で、後進市町村の財源を充実するため、小学校、中学校費のうちの学校数の測定単位に対して大幅な引き上げをやり、さらには僻遠地補正の算入額の増額をはかったということ、このことは後進地域における――聞いておるですか、審議官。私はいまどう言ったですか。
【次の発言】 それは質問が始まったところですけれども、また二度も繰り返さなければいけないから、よく聞いておってください。  それでは、交付税の額が非常に引き上げられたということは御存じですか。

第57回国会 交通安全対策特別委員会 第2号(1967/12/14、31期、日本社会党)

○井上(泉)委員 北川医務局次長にお伺いしますが、このむち打ち症の問題について、いま大久保委員の質問にいろいろ答弁されておったのですが、あなたはこのむち打ち症の対策というものが、学問的な名前がどうあろうとも、いろいろな状態が総括されてむち打ち症といわれておるのですから、このむち打ち症対策を、今日緊急になさねばならないとお考えになっておるのかどうか、そのことをひとつ承りたいと思います。
【次の発言】 政府はそういうふうな答弁をなさるのでありますけれども、このむち打ち症の問題が国会、政治の場で問題になったのは、昨年京都の府議会がむち打ち症対策に関する意見書を議決をして、厚生省あるいは労働省等にその……

第57回国会 交通安全対策特別委員会 第3号(1967/12/21、31期、日本社会党)

○井上(泉)委員 関連して、ごく簡単に二、三の問題をお尋ねしたいと思います。  これは交通安全の対策としては、いま河野さんから御指摘をされましたような構造上の改革の問題とか道路の問題、人の問題等があるわけですが、この構造上の問題については一番立ちおくれておると思うのです。そこで、自動車の交通安全を推進さしていくためには、自動車の構造上、手をつけなければならぬところがたくさんあるというふうに運輸省なり通産省なりはお考えになっておるのであろうかどうか、その点を承りたいと思います。
【次の発言】 調査が十分でないと、ものごとができないことは、これははっきりしておるわけですけれども、調査調査で何にもし……

第58回国会 運輸委員会 第11号(1968/03/29、31期、日本社会党)

○井上(泉)委員 時間が非常に少ないので、質問もできるだけ簡潔にお尋ねをするわけですから、答弁者もごまかさない答弁で簡潔にお願いしたいと思います。  それから、委員も、質問者の耳へ入らない程度にささやきをしていただくように委員長から注意をしていただきたいと思います。何か質問するのにうしろでがやがや言われると質問しにくいので、そのことを委員長ひとつ注意しておいていただきたいと思います。
【次の発言】 注意しておいてください。
【次の発言】 それでは、まず鉄道弘済会の問題についてお尋ねいたしますが、手元にいただいた昭和四十一年度の決算書では、商品の売り上げ高が八百五十四億、商品収入が百九十一億、つ……

第58回国会 運輸委員会 第16号(1968/04/12、31期、日本社会党)

○井上(泉)委員 「満載喫水線に関する国際条約を受諾するとともに」というこの法案の改正の要綱ですが、これはやはりこういうふうな満載喫水線に関する国際条約が定められて、それをわが国が受諾することによって、この法律を関連をして改正をするというものであるのか、そして、この国際条約の総括的な内容をひとつ簡単に御説明をお願いしたいと思います。
【次の発言】 船舶の安全性を確保するということは、これはもうたいへん大切なことで、言うまでもないわけですが、過日、ニュージーランドの巡航船、あれは約八千何百トンというふうに新聞には載っておったですが、あの船が沈没して、たくさんの犠牲者が出たということが報道されてお……

第58回国会 運輸委員会 第18号(1968/04/19、31期、日本社会党)

○井上(泉)委員 港湾整備緊急措置法に関係をして、幾つか質問いたしたいと思います。  大体この港湾整備緊急措置法ができたのは、港湾整備事業に計画性を持たすということがねらいでできた。法案の成立の過程がそうなっておりますが、それができてから一回も年次が達成されないうちに、次々に改正をしていくわけです。これは改正をしていかねばならないような経済情勢が生まれてきたといえばそれまでですけれども、大体この整備計画そのものと日本の経済の見通し等についての非常な食い違いというか何かがありはしないか、そういう点を感ずるわけです。今度の計画を立案するに当たっても、この法律によってはやはり経済企画庁長官と協議しな……

第58回国会 運輸委員会 第23号(1968/05/08、31期、日本社会党)

○井上(泉)委員 このたび提案されました観光施設財団抵当法案というのは、観光基本法に基づいて観光に関する国としての施策を充実させるための一環だと思うわけですが、こういう法案をつくるということ、観光基本法というものに基づいて、こういうふうな法案によって観光政策が整備されていくこと、それ自体としてはけっこうでありますけれども、単に法律をつくるということだけで観光政策、観光行政というものが強化されるということにはならないと思うし、やはり法律をつくった場合には、その法律の裏づけになるものがなくてはならないと思うわけですが、この財団抵当法をつくることによって金融関係との話し合いというものはどの程度なされ……

第58回国会 運輸委員会 第27号(1968/05/17、31期、日本社会党)

○井上(泉)委員 まず文部省にお尋ねしますが、最近文部省の方針といいますか、小中学校の統合が盛んに行なわれておるのであります。その小中学校の統合の行なわれておる地域というのは、ほとんど山村僻地の小学校、中学校であるわけです。そこのところの小中学生はほとんどバスを利用しておるわけですが、その山間を走っておるバスについては、それはほとんど赤字路線であるというようなことで、全国的に赤字路線廃止の問題が持ち上がっておるわけです。こういうふうな事態に対して文部省はどういう見解をとっておられるのか、その点をまず承っておきたいと思います。
【次の発言】 文部省としても、赤字路線だからといってバス廃止にならな……

第58回国会 交通安全対策特別委員会 第10号(1968/05/09、31期、日本社会党)

○井上(泉)委員 それでは、防衛庁の人事局長がたいへん時間をお急ぎのようですから、人事局長にお尋ねしたいと思うのです。  アメリカの婦人が海上自衛隊の隊列に突っ込んで死傷者をたくさん出したという事故について、自衛隊としては死者二人に二千八百万円の請求の訴えを起こしておるわけですが、私はこれは自衛隊としては非常に当然のことであるし、なさねばならない任務だと思うわけですが、この二千八百万円を死者一人にならしますと千四百万円ですが、決して不当だと思わないし、むしろ人間の命に比較すれば非常に低額だと思うわけですが、この二千八百万円のいわば数的な基礎になるものがどういう点にあるのか、その点の御説明をお願……

第58回国会 交通安全対策特別委員会 第11号(1968/05/16、31期、日本社会党)

○井上(泉)委員 私は、いろいろと質問したい事項がたくさんあったわけですけれども、板川先輩が質問された事項もありますし、あまり時間をとると委員長はじめ聞き役の方に御苦労をかけますので、もう簡単に一、二質問をして次回に譲りたいと思います。  運転免許のことで、私、昨日視察して帰ってきて夕刊を見て非常にりつ然としたわけですが、大型の運転者が十九歳というのですが、これは経験年数幾らであって、こういうふうな十九歳で免許をいつ取ったか、それをお調べになっているでしょうか。
【次の発言】 自動車のいまあれでは大型免許は二十歳以上、こういうことになっておるのですが、そういうふうな場合に、この法律をつくったと……

第58回国会 災害対策特別委員会 第3号(1968/03/08、31期、日本社会党)

○井上(泉)委員 二つの問題を農林大臣にお尋ねいたしたいと思います。  過般の災害によって生じた高知県とか徳島とかいうところの台湾坊主による被害、特にハウス園芸、これは今日は俗に施設園芸と称しておるわけで、この点は農林大臣も高知県の知事をされておったので、高知県とかあるいは徳島県の地理状況はよく御存じだと思うのですが、その施設に要する経費というものは相当ばく大なものが要るわけです。そういうものに対する補償というものは、農業災害補償法の中で適用するなり、あるいは農協の事業の共済の事業内容の中へ繰り入れるなり、何かの法的な方法を改正し、そういう救済の措置を講ずる必要がありはしないかと思うのですが、……

第58回国会 災害対策特別委員会 第6号(1968/04/03、31期、日本社会党)

○井上(泉)委員 私は、これは非常に簡単に質問申し上げますので、簡潔に御答弁をお願いしたいと思いますが、この施設園芸に対する共済というものは関係農民が非常に要望しておるわけです。いま水野さんも指摘されたのですが、何か農林省の施策というものは農民のあとを追っかけておる、安心をして農民が作業のできるような条件をつくってやる、こういうふうな気持ちというものが非常に少ないのじゃないかということを指摘をせざるを得ないわけです。今日このビニールハウス園芸がこんなに成長したということは、社会的な必要、そしてまた農民の農業としての防衛的な考え方、この二つが作用してこれほど成長しておるのですから、こういう成長に……

第58回国会 農林水産委員会 第15号(1968/04/23、31期、日本社会党)

○井上(泉)委員 私は、もうおそくなりましたので、それにまた飛び入りの委員でございますので、きわめて簡単に幾つかの点を質問いたしたいと思います。  魚価安定基金の解散に関する法律案がたまたま出て、きょう審議をされておるわけですが、この法案ができた当初において、私、高知県ですが、高知県ではそうだぶしの原料のメジカをぜひこの中に入れてもらいたいというような運動を県会でも議決をして、漁民はこれを非常に渇望しておったわけですが、その渇望しておった魚価安定基金が、そういうメジカ類も入らないうちにもう廃止になってくるということ、これを水産庁としては――いま伊賀君の質問の中でも、行政監理委員会からの提言とい……

第59回国会 運輸委員会 第2号(1968/09/19、31期、日本社会党)

○井上(泉)委員 この委員会が始まるのもたいへんおくれたわけですが、おくれた理由の一つとして、大臣は赤字路線廃止の問題についての陳情者の応対のためにおくれた、こういうお話でありました。ほんとうにこの赤字路線の廃止を発表いたしまして以来というものは、関係の地方団体をはじめとして、住民が非常な不安の中にこの問題の行き方を凝視をしておるということが言えるわけです。  そこで、時間がないので私は簡単にお尋ねいたしたいと思いますが、大体この諮問委員会がこういう意見書を出されたというその裏には、一つは国鉄のいわゆる五万人の合理化の問題、一つは国鉄の運賃の値上げの問題、一つは市町村に交付する国鉄の納付金の問……

第59回国会 災害対策特別委員会 第4号(1968/09/19、31期、日本社会党)

○井上(泉)委員 水野議員の質問と大体同じことですが、先般の農林水産の委員会でも、規格外米の規格を設定して、米の政府買い入れについて食糧庁長官のほうから今月中に結論を出して処置をしたい、こういう御答弁をいただいておるので、あえて大臣に質問を申し上げることもないかと思いましたけれども、あまりにも事態が重大であって――昨年ごろまでは、早期供出、早場米地帯ということで、高知県なんか食糧政策上早場米の供出についてずいぶん任務を果たしてきたわけですが、それがことし突然早場米はだめだ、おそ出しをしろ、早出しはだめだ、おそ出しをしろ、こういうような事情の、食糧政策の急変によって戸惑うておるやさきに、相次ぐ台……

第59回国会 産業公害対策特別委員会 第5号(1968/11/07、31期、日本社会党)

○井上(泉)委員 たいへんおそくなって恐縮ですが、簡単に質問を終わりたいと思いますので、答弁も簡明にお願いしたいと思います。  私は、大気汚染とは逆に、海上汚染の問題についてお尋ねしたいと思います。最近、石油の需要が急激に膨張すると同時に、海上交通もふくそうして、海上における汚染度というものはたいへんひどくなったわけですが、昨年海水汚濁防止法が制定されたのですが、海水汚濁の実態はどういう状態になっておるのか、この点について、まず運輸省のほうから御答弁いただきたいと思います。
【次の発言】 それで、海水の汚濁によって、魚類の繁殖が非常に阻害をされておると思いますが、これの影響について、水産庁はど……

第59回国会 農林水産委員会 第3号(1968/09/17、31期、日本社会党)

○井上(泉)委員 いま食糧庁長官が、災害等の場合に例外的に買い上げの方途を検討したいというような話をされておったのですが、大体規格外の米、特に胴割れ米の本年度の発生は自然現象であって、これはどうにもならない現象である、たとえば高知県の食糧事務所の事務所長は、そういう報告をなされておるのです。それで早場米の政府売り渡しの時期というのは、ちょうどいまが最盛期になるわけです。八月の終わりから九月、十月の初旬が最盛期になるわけですが、そういう場合に検討検討というて時間をとるとたいへん農民としては不安を覚える。検査を受けて、そこで等外で規格外として買い上げの対象にならない。ならない場合にはすぐそこでやみ……

第60回国会 運輸委員会 第1号(1968/12/17、31期、日本社会党)

○井上(泉)委員 新大臣は、前の大臣のように大言壮語型でない、何か実際に仕事をされるような感じを受けて、非常に期待をしておるわけです。  そこで、前の大臣が大言壮語型といたしましても、やはり前大臣が言ってこられたことについては、新大臣としても責任をもって政治責任というものは受け継がれる御意思があるのかどうか、その点をまず承りたい。
【次の発言】 それでは、前大臣が当委員会等で答弁された内容、いわゆる言行録をひとつしさいに検討していただいて、今後、前大臣の発言をどういうふうに政治の場で生かすか、お示しを願いたいと思いますが、前大臣が言われた中での一、二の問題について、これはきわめて関心の深い問題……

第61回国会 運輸委員会 第6号(1969/02/26、31期、日本社会党)

○井上(泉)委員 まず最初に、日本鉄道建設公団の用地買収にからむ不正事件について、運輸省の当局からその内容についての報告を求めたいと思います。
【次の発言】 これは何ですか。この不正事件の報告というものについては、まだその調査、取り調べが始まったばかりだから詳しい内容はわからぬ、書類はわからぬ、ごう言っておるのですが、この場合には、職員の身分は、まだそのまま公団の職員として置いてあるんですか。公団の職員として、休職にも何にもしてないんですか。
【次の発言】 それではこの用地第一課というのは、課員が何人おるんですか。
【次の発言】 それで用地第一課と用地第二課とは、仕事の区分はどういうふうに区分……

第61回国会 運輸委員会 第13号(1969/03/14、31期、日本社会党)

○井上(泉)委員 森永参考人、たいへん何かと御答弁なされて、御苦労なさっておるようですけれども、国鉄財政再建推進会議の副座長として、その意見書どおりに政府が提案をされたことに、全く拍手かっさいを送っておるということで、私は、これは日本の資本主義の心臓部を受け持っておられる理事長としては、当然の御心境だと思うわけです。しかし、この面で現在の国鉄の経営陣に対して、今日までこういう状態をもたらしてきた国鉄経営陣が、この推進会議の中で何ら指摘される面がなかったのかどうか、この点。  それからまた、国鉄の機構、たとえば国鉄の汽車を走らせる面においても、新線建設からずっと鉄道建設公団、あるいは国鉄本社、あ……

第61回国会 運輸委員会 第15号(1969/03/19、31期、日本社会党)

○井上(泉)委員 いまの岡山でのバス事故で、大臣の説明によりますと、大型自動車と接触した、大型自動車が貨物自動車であるのか、それからその自動車が営業用であるのか、自家営業であるのか、自家用であるのか、その辺のこと。また、運転手の年齢、経験、そういうものがわかっておれば御報告願いたいと思います。わかっていなければ調査の上……。

第61回国会 運輸委員会 第19号(1969/04/16、31期、日本社会党)

○井上(泉)委員 自動車関係の質問は、時間に協力する意味で明日の交通安全でいたしますので、その関係の方、つまり自動車局、警察庁、建設省、総理府は帰っていただいてけっこうです。  そこでいろいろな質問をいたしたいわけですけれども、時間の制約もありますので、私、きわめて簡明に質問をしたいと思いますけれども、せいぜい愚鈍ですから、あるいは複雑になるかもわからないが、御了承を願いたい。  まず第一に、実はけさの新聞を見て驚いたことには、「機関車の「一人乗務」安全の論拠に欠ける」、「調査委に公開質問状」、「国鉄研究員、解雇も覚悟で」、こういうことなんですが、こういうふうなことをした場合に解雇を覚悟しなけ……

第61回国会 運輸委員会 第24号(1969/05/07、31期、日本社会党)

○井上(泉)委員 私は、本州−四国の連絡橋の問題について質問いたしたいと思いますが、四十三年の二月に、本四連絡橋について、こういうことで建設大臣、運輸大臣がそれぞれ談話を発表されて、そうして、いろいろな内容が公表されたのであります。その後、四十三年の三月には、衆議院の予算委員会で保利建設大臣が、四十三年中、いわゆる年内に結論を出すと言われたのが、持ち越され持ち越されして今日に至っておるのでありますが、伝えられるところによると、もうすぐ結論が出されるであろう。こういうことをよくいわれますが、一体その後の推移というものはどういうふうになっておるのか、これは主として建設省の道路局長から、この三線につ……

第61回国会 運輸委員会 第25号(1969/05/09、31期、日本社会党)

○井上(泉)委員 全国交通安全運動があさってから二十日まで始まるわけですが、それについて運輸省はどういうふうな協力体制というか、安全運動を盛り上げていこうとされておるのか、その点ひとつ大臣から。
【次の発言】 交通災害、特に連休中におけるおびただしい交通事故等から考えて、この交通安全運動は、かなり精力的にやらねばならないと思うのです。そこで、この中で五月十三日には、適正な運行管理及び安全運転管理、十二日が車両の完全整備と自動車損害賠償責任保険への加入、十二日と十三日は、ほとんど運輸省に関係した特定の行事を設定してあるわけですが、これはただ十二日はこれこれという看板だけ出しておるというだけなのか……

第61回国会 運輸委員会 第26号(1969/05/14、31期、日本社会党)

○井上(泉)委員 フェリーの事故が淡路であって、それから引き続いて宇高の航路でもあったわけですが、そのときに運輸省から出した通達というものが、けさのテレビニュースによると、海運局が調査したところ全く行き渡っていない、こういうふうな状態にあるわけですが、運輸大臣としては、こういう激増するフェリー、ことに宇高のフェリーなんかは国電のラッシュ並みだ、こういうふうなことが言われておるのですが、これに対する安全対策のきめ手といいますか、何か措置を考える用意といりものを持っておられるのかどうか、この点についてお伺いいたします。
【次の発言】 このフェリーの事故で、きょうの四国海運局の調査の報道によると、船……

第61回国会 運輸委員会 第34号(1969/06/27、31期、日本社会党)

○井上(泉)委員 船舶整備公団の事業概要をいただいておるわけですけれども、私はこの事業概要の中での一般管理費というものの内訳がほしかったわけですが、その時間的な余裕がなかったので、この損益計算書に出ておる一般管理費のおもな内訳を、私の質問の途中までに、メモでもいいですから渡していただきたいと思います。  そこで、せっかく大臣もこの船舶整備公団の法律案を提案をされておるわけでありますが、この内航船舶の整備充実ということについて、もちろんその必要性については十分われわれも理解をしておるものですが、四十三年度の予算の八十三億からことしは六十五億、こういうふうに、むしろ船舶整備公団の事業の規模が非常に……

第61回国会 運輸委員会 第36号(1969/07/02、31期、日本社会党)

○井上(泉)委員 関連して……。  いよいよ本四架橋が佳境に入ったということですが、この八月に閣議決定して発表するということを聞くわけですが、この場合には、着工順位とか工費とかいうものを同時に決定をするのか、それとも三ルートだけ建設をするというような政治的な発表をするのかという点。  それからもう一つ、一緒に官房長官に質問しますが、最近は本四架橋の問題について、政府与党というか、むしろ自民党側で田中幹事長がいろいろと発言をする、あるいは鈴木善幸氏が発表する、あるいは川島副総裁が発表するというようなことで、また、聞くところによると、三ルートをやるんだというて発表しておいて、工法とか、工期とか、予……

第61回国会 運輸委員会 第39号(1969/07/23、31期、日本社会党)

○井上(泉)委員 ちょうど大臣もおられるから……。大臣もヘリコプターに乗って各ルートの視察をされたのですが、その日の新聞に磯崎国鉄総裁が、二つとも新幹線でということを本四架橋の併用問題に関し国鉄本社で記者会見をして述べられ、事実、関係の県民をびっくりさしたわけです。一つでも新幹線を通すということにやいやい言っておるのに、二つとも新幹線で国鉄は検討しておる、そうして明石−鳴門の関係でなしに、宇高の関係においては在来線の貨物とローカル客は当分の間宇高連絡船で運ぶことを考える。これは併用橋ができても十年くらい先のことになりますので、これはもちろん当分の間貨物とローカル客は宇高の連絡で運ぶのはわかり切……

第61回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第8号(1969/04/08、31期、日本社会党)

○井上(泉)委員 文部省に。いま中川委員からの質問の中に出ておった学校教育における沖繩あるいは北方領土の問題に対する取り扱い方について、これは小学校一年から中学校、高校、それぞれの社会科で、沖繩、北方領土の問題に関してどういうふうに社会科の教科書の中に書かれているのか、それを取りまとめて資料として出してもらいたいと思うのですが、その資料提出についての文部省としての意見を聞きたい。
【次の発言】 そうです。出せるでしょう、すぐ。すぐといってもきょうでなくていいですよ、あしたでも。
【次の発言】 学習指導要領じゃないですよ。教科書の中に書いてあるから、三年の教科書では沖繩の問題はこう書いてあるのだ……

第61回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第10号(1969/04/15、31期、日本社会党)

○井上(泉)委員 たいへん時間が少ないので、できるだけ簡潔にお尋ねしますので、大臣も簡潔に御答弁願いたいと思います。  いま川崎委員の質問の応答を聞いておりましても、何か外務大臣として――日本の外務大臣ですから、日本の国益を主張し、日本の国民が不利な条件の中に置かれる場合には、それを何とかして日本国民としての当然の権利を回復するような動き方をするのが当然だと思いますけれども、そういうことについて、何か理屈をつけて、日本国民にして日本国民にあるまじき権利しか認めないような態度に受け取られてならないのですが、一体外務大臣は、そういう点についての決意はどうですか。

第61回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第18号(1969/07/01、31期、日本社会党)

○井上(泉)委員 私は、この法律に関連して幾つかの問題を質問いたしたいと思いますけれども、いまの政府の沖繩に対する援助のやり方に対しては、巷間こういうふうなことばがあるのです。一つは、つり食い競争にぶら下がったパン、あるいはアユの化かし釣りの毛釣り、そういうふうなことをいわれている。それはなぜかというと、つり食いのようにぶら下がっておるパンは、なるほどぶら下がっているがなかなか食うにも食えない、食ってもその一部、まさにこの法律もそのとおりではないか、あるいは毛釣りのアユは、これをえさと思って食ったところが釣られた、こういうふうな状態。いま小渕委員の質問の中でも、こういう法案を出す以上は、一体ど……

第61回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第20号(1969/07/08、31期、日本社会党)

○井上(泉)委員 質問することが次から次へ出てまいりまして、どこから質問していいやらなかなかわからぬような状態になってきたわけですが、まず第一に、食糧庁長官にお伺いをします。  あなたは、この間ここで、韓国に対する米の援助についての金利というものがどれくらいになるかといって私が問うたときには、四百三十億というようなことをおっしゃったが、その前の四月十六日か十七日の農林水産委員会では四百五十億以上の数字をなにされましたが、正確な数字はどれくらいなわけですか、正確な金額は。
【次の発言】 私は、時間が長くなりますので簡単に答弁していただきたいわけですけれども、予算委員会で何を基準にしてどれくらいに……

第61回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第21号(1969/07/10、31期、日本社会党)

○井上(泉)委員 この琉球政府に対する米穀の売り渡しについては、これは外務政務次官にお尋ねしますが、これはいわゆるアメリカとの外交折衝のワク内であるのかワク外であるのか、この点について。
【次の発言】 外交折衝の範疇には属しないということは、これは米国政府とは何ら関係なしに、沖繩の琉球政府の意思によって日本の米を入れようと入れまいと自由である、こういうことですか。
【次の発言】 基本的な考えでなしに、外交折衝のワク外ということになりますならば、外務省としてはこの問題には関知する必要はない、こういうことですか。
【次の発言】 関知する必要はないということではないというのは、どういうことですか、ワ……

第61回国会 交通安全対策特別委員会 第9号(1969/04/17、31期、日本社会党)

○井上(泉)委員 交通安全対策については絶えず政府当局でも御苦心なさっておると思うのですが、けさの新聞でも小学校、幼稚園の生徒が四月には四十五人も死んだ。そして中学生以下が百何人も交通事故でなくなった。こういう報道がなされ、痛ましい交通事故の災害というものは、これはなかなか減少さすということはむずかしいような状況にあると思うのですが、最近における交通事故の特性というものは、別な変わったものはないか。昨年、一昨年あたりと同じような状態の中で交通事故は依然として発生しておるものであるかどうか、その点を交通局長に御答弁願いたいと思います。
【次の発言】 死者の増加ということは、いずれによらず無謀な運……

第61回国会 交通安全対策特別委員会 第21号(1969/07/10、31期、日本社会党)

○井上(泉)委員 総務長官お急ぎのようですから、まず総長務官にお尋ねをいたすわけです。  この基本法を出されるにあたって、これは何といっても作文がどういうふうにでもできるわけですが、この条文そのものについては別に異議を差しはさむものではないわけですけれども、具体的に基本法に基づいて交通安全対策を実施する上において、一番に金の問題ですが、第十二条の政府の財政措置についての定めてある措置ですが、大体この交通安全対策基本法に盛られた内容によって交通安全対策を講じようとするにはどれだけの財政需要を必要とする見通しを持っておられるか、その点について総務長官の御答弁を願いたいと思う。

第61回国会 交通安全対策特別委員会 第23号(1969/07/23、31期、日本社会党)

○井上(泉)委員 床次長官がおいでになっておりますので、まず第一に、この法案の審議もだんだん大詰めにまいったわけで、政府の出しております交通安全対策基本法案がよいのか、社会党が出しておる交通安全基本法案がよいのか、この二つを選択をせねばならない時期にあるわけですが、長官としては、久保さん外の提出をしておりまする交通安全基本法というものをごらんになったことはありますか。
【次の発言】 それでこの交通安全対策基本法そのものずばりが交通安全のいろいろな施策というもの、対策というものが中心になにされておるわけですけれども、たとえば自動車の排気ガスの問題、これだけ交通量が多くなって、自動車から出てくる排……

第61回国会 文教委員会 第17号(1969/05/14、31期、日本社会党)

○井上(泉)委員 関連して一問だけ。この三月の教員の人事異動に高知県民として非常に意外に思ったのは、高知県の社会教育課長に文部省から役人が来たことです。高知県の社会教育をしてもらうのに何も文部省から役人に来てもらう必要はないわけです。そこで理由としては、文部省には人が余っておったのであるのか、あるいは高知県に人がないからぜひ文部省からよこしてくれといって県の教育委員会から申し入れがあったものか、あるいは自民党の文教政策で、社会教育の面で安保体制を堅持する社会教育を推進をしてもらおうと思って文部省に言って、社会教育課長を派遣したのか。この点について、これは高知県の社会教育課長を文部大臣の配下から……


33期(1972/12/10〜)

第71回国会 交通安全対策特別委員会 第3号(1973/03/07、33期、日本社会党)

○井上(泉)委員 きょうは、大臣のそれぞれの交通安全の所信に対する質問ということになっておりますが、時間の関係上、特に運輸大臣の所管する航空関係について若干質問をいたしたいと思います。  航空機事故につきましては、これはほんとうに一〇〇%死ぬという非常に犠牲の大きい事故であるわけですし、これにつきましては、それぞれ慎重な交通安全対策というものも講ぜられておると思うわけでありますけれども、ごく最近、一昨日におきましても、フランスにおきまする空中における衝突事故、こういうことからも、私どもは航空機というものがすでに、これはもう十年くらい前ならば、一部の人たちの足であったと思うわけですけれども、今日……

第71回国会 交通安全対策特別委員会 第8号(1973/04/18、33期、日本社会党)

○井上(泉)委員 各たくさんの方からいろいろと貴重な御意見をいただいたわけでありますが、そのすべては安全第一ということを否定をした御意見はだれ一人としてなかったわけで、安全を中心にしていろいろな欠点、欠陥あるいはまたなすべきこと、そういう点を指摘をされて、私ども非常に参考になるわけでありますけれども、しかしながら、これを参考人に一々十分にお伺いすることは時間的に許されませんが、まず第一に日航の社長さんに伺います。  私は、社長が全体的の統括の責任者であるからといって、何も社長が万能でなくてはならないというわけではないと思います。会社という一つの体制の中で、それぞれの者が責任分野を分担をし合って……

第71回国会 交通安全対策特別委員会 第9号(1973/05/09、33期、日本社会党)

○井上(泉)委員 運輸大臣は、天下の悪法の国鉄運賃法の審議と違ってここは若干気が楽だと思いますので、よろしくお願いします。  そこで、いま片岡議員からもあったのですが、この事故対策センターが業務用を対象としておるということは、自動車の所有台数の比率から見ても、それから事故件数から見ても、管理の面から見ても、これはやはり個人の業務用以外のものも対象にすべきではないか。ことにマイカーがふえて、そうしてたとえば高知へも北海道の車が来る、九州の車が来る、こういうふうに県外の車がずいぶん入ってきておりますが、そういうふうな個人の車も対象にすべきじゃないかと思うのですが、その点についての大臣の見解を承りた……

第71回国会 交通安全対策特別委員会 第11号(1973/06/06、33期、日本社会党)

○井上(泉)委員 資料要求をお願いしたいのですけれども、資料は、全共連で取り扱っておる自動車共済の総数とその内訳、中身としては、組合員の加入数、非組合員の加入数、それでそのことは必然的に組合員と非組合員との比率が出てくると思いますのでその比率。それから都市的農協、特に東京、大阪周辺の単位農協の自動車共済の組合員と非組合員とに分けた加入数とその比率。都市的農村というのは東京、埼玉、神奈川、大阪、兵庫、京都、こういう地域ですからよろしくお願いします。
【次の発言】 引き続いて、沖本泰幸君に質疑をお願いいたします。

第71回国会 交通安全対策特別委員会 第12号(1973/06/13、33期、日本社会党)

○井上(泉)委員 全国共済の黒川さんにお尋ねするわけですが、全国共済が自動車の損害保険を始められ、そしていま三百六十万台というたくさんの車の保険を扱っておられて、そうして交通安全、自動車事故その他に対するいろいろな施設経費として今日まで約百億程度のものが支給をされておるということを聞きまして、非常に感心をしておるわけですが、これは別段無理な、これによって行き詰まるとかいうような御心配はないでしょうか。
【次の発言】 非常にけっこうな考え方であるわけですが、そこで、いまの農協共済が扱っておる自賠責、自動車保険は、損害保険協会のほうで扱っておられるたとえば日本じゅうの業者のランクからいうとどれくら……

第71回国会 交通安全対策特別委員会 第16号(1973/06/28、33期、日本社会党)

○井上(泉)委員 御報告申し上げます。  船舶安全法の一部を改正する法律案及び船舶職員法の一部を改正する法律案の審査のため、議長の承認を得まして、昨二十七日神奈川県に派遣されました派遣委員を代表いたしまして、その調査の結果を御報告申し上げます。  派遣委員は、久保委員長、中村弘海君、野中英二君、紺野与次郎君、片岡清一君、斉藤正男君、野坂浩賢君、松本忠助君、それに私、井上泉であります。  今回は、両案の審査に資する目的をもって、小型船舶の安全確保のためのFRP艇の建造状況、小型船舶操縦士養成施設の実情の視察、海事関係者の意見聴取に重点を置いて調査いたしてまいりました。  まず、FRP艇のメーカー……

第71回国会 交通安全対策特別委員会 第17号(1973/07/04、33期、日本社会党)【議会役職】

○井上(泉)委員長代理 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。久保三郎君。
【次の発言】 斉藤正男君。

第71回国会 交通安全対策特別委員会 第18号(1973/07/11、33期、日本社会党)

○井上(泉)委員 これは運輸省からいただいたカーフェリーの霧中海難事故で、それぞれの事故の違反の有無点で、船舶職員法違反なし、こういうことが各事故の船に記入されてあるのですが、これは船舶職員法には違反がない、こういっておるわけですが、それだとこの衝突は合法的になされたものか、海上衝突防止法、海上交通法、これらにも違反をしてない、こういうことになるのかどうか、保安庁から御説明を受けたいと思います。
【次の発言】 この船舶職員法に違反なし、こういうふうにしゃくし定木に法律違反をしてない、こういいましても、やはりこれは安全運航というものに遺漏があったために起こったことであるし、そのための原因追及とい……

第71回国会 交通安全対策特別委員会 第20号(1973/07/19、33期、日本社会党)

○井上(泉)委員 須藤先生にまず最初にお尋ねしたいのですが、判決を受けてもまだ支払いを受けてない方がたくさんある、こういうお話でありましたが、そういうような人に対しては救われないものか。それに対する措置というものは、救われないものとするならば、これは非常に気の毒なことであるし、それに対する欠陥を補助しなければいかぬわけですが、これについての御説明を簡単に承りたいと思います。
【次の発言】 その方法を見出さないと、被害者としてはたいへんなことだと思いますので、そのことについてはまた後日審議をいたしたいと思います。  そこで、塙先生にお尋ねするわけですけれども、自賠責の保険もやっと赤字がことしは解……

第71回国会 交通安全対策特別委員会 第23号(1973/09/25、33期、日本社会党)

○井上(泉)委員 秋の交通安全運動が始まっておるわけですけれども、ことしの交通安全運動は非常に成績が悪い。先般、高知県でも非常に事故が多いということがいわれておったわけですが、その中でも私、非常に気の毒に思ったのは、警察官がえんこ車のあと押しをしておると、その警察官を今度はタクシーが突っかかって死なさした、こういう痛ましい事故を新聞で承知をしたわけですが、このタクシーの運転手は一体どういう労働条件の中で働いておったものか、このことについて御調査をしておると思うわけですので、御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 この運転手は給料はどういう形態になっておったのか。リース制であったのか。

第71回国会 農林水産委員会 第5号(1973/03/01、33期、日本社会党)

○井上(泉)委員 政務次官がたいへん出席がおそくて、どうも委員会を軽視しておるのじゃないか、こういう批評がされておったわけです。政務次官も将来あることでありますので、よろしく御協力願いたいと思います。  そこで、政務次官にまずお伺いしておきたいのですが、国会の意思というものと行政の執行の作業というか体制というか、そういうものとはどういうふうに位置づけて考えておるのか、その点ちょっと政務次官に……。
【次の発言】 きわめて丁重な見解の表明があったわけですが、国会で政党の意思とかいうことももちろんですけれども、野党の反対の法案を自民党の多数で押し切ってでき上がった法律もあるわけです。ところが、やは……

第71回国会 農林水産委員会 第9号(1973/03/27、33期、日本社会党)

○井上(泉)委員 私は豚価の問題で主として質問をするわけであります。  今日、酪農にしてもあるいは豚にいたしましてもあるいは鳥にいたしましても、この価格の形成に一番いわば大きな比重を占めているのは飼料と人件費だと思うわけですが、その飼料の値上がりというものが非常に激しいわけで、そこで、酪農民にいたしましてもあるいは豚の生産農家にいたしましてもあるいは養鶏農家にいたしましても非常に困っておるわけですが、これが昨年度の支持価格をきめたときと今日の飼料の値上がり、こういうものを考えた場合に、昨年より幾らくらい上がるのか、豚価の支持価格でも幾らくらいにきめるのが妥当と思うかどうか、それについての見解、……

第71回国会 農林水産委員会 第11号(1973/03/29、33期、日本社会党)

○井上(泉)委員 関連。その白ろう病で休業する場合の休業補償が、認定時にさかのぼってやるのは何を根拠にそういうことをするのですか。やはり働いた者が休むときには、休む時点で、これが普通の場合における補償の対象になる。それなのに、林野庁だけがどうして認定時にさかのぼって休業補償の基準をきめるのか、その点一つ。
【次の発言】 これは前向きにひとつ考えてもらいたい。非常に無理ですよ。たとえば四十八年の三月三十一日から休む場合に、これはどうも就労ができないからといって休業する場合に、そのときの補償の基準というものが、白ろう病の認定を四十五年に受けておったら、四十五年の賃金に基準を置いておるから、これは非……

第71回国会 農林水産委員会 第23号(1973/05/09、33期、日本社会党)

○井上(泉)委員 この二つの法案は、一体農林大臣が農政を推進する上においての発意に基づいてこの法案が出されたものか、あるいは農協からの要請あるいは中金からの要請に基づいて農林官僚が成文化したものか、どっちですか。
【次の発言】 農林大臣、協同組合法の改正の目的なんかもだいぶ違いますよ。大体この法律案の改正の一番の目的は、金融機関いわゆる金融機能を充実する、貸し出し範囲を拡大する、つまり金のことだけですよ。肝心の農業ということよりも、金融関係に主眼を置いた協同組合法の改正案であるということ、これを認識しておっていただかないと困るわけで、いまあなたが言われたこととこの法案の改正の内容とは全く違うと……

第71回国会 農林水産委員会 第25号(1973/05/30、33期、日本社会党)

○井上(泉)委員 この法律は、関係者である開拓農民が希望してできたものか、あるいは農林省のほうで、開拓農民に対する金融組織としてはもうこういうふうにしたらよいと、こういう考えの上に立ってやったのか、この法案を提案に至ったところの一番のもとはどこにあるのか。
【次の発言】 開拓農民の意見を聞く機会がないわけでありますが、いずれはこの法案が採決に至るまでの段階に、開拓農民から直接意見を聞きたいと思いますけれども、この提案理由の中にありますとおり、開拓農家の営農の進展状況というものが融資法を廃止する一つの根拠になっておる。これは、営農の進展状況でも、いままでの島田委員のいろいろ質疑を聞いております中……

第71回国会 農林水産委員会 第27号(1973/06/05、33期、日本社会党)

○井上(泉)委員 開拓者連盟の委員長の菅野さんにお尋ねしますが、菅野さん、私ごとをお尋ねして恐縮ですけれども、どこの開拓地で組合員が何人ぐらいの規模でどういうふうなものをやっておられるのか、簡単にお尋ねしたいと思います。
【次の発言】 菅野参考人のところは、ほんとうにお話しのとおり、私は開拓農家としては全く恵まれたところだと思います。そこで四百戸が三百戸ということになっておるわけですけれども、つまり三〇%ほどぐらいの離農者であったが、全国的に見れば定着率四〇%、こういうことになっておるところから見ても、いかに開拓農家というものが苦しい状態の中で苦闘して農業を見放したかということを証明しておると……

第71回国会 農林水産委員会 第30号(1973/06/12、33期、日本社会党)

○井上(泉)委員 農林省の分館ができたときに農林大臣のあいさつを聞いておりますというと、非常にいいことを言った。というのは、前に並んでおるごちそうを見て、いつもどの会へ行ってもすべて農林省の所管に関するものばかりだ、こういうあいさつをされた。なかなかやはり農林大臣うまいことを言うな、こういうふうに私、感じておったわけです。私どもの毎日食べるもの全部が農林省、住んでおる家も農林省、着ておるものも農林省、こう言っていいほど、すべて農林省の関係というものは大切なものであります。その農林省の中でいま一番取り組まねばならない問題は、汚染された海の問題、これによって生活しておる漁民の問題、これによって生活……

第71回国会 農林水産委員会 第38号(1973/06/28、33期、日本社会党)

○井上(泉)委員 大臣が御出席ないですけれども、大臣はどういう御都合になっておるであろう。きょうは大事な法案の採決をするということになっておるそうですが、一体どういう御事情になっておるのか。
【次の発言】 採決の直前ということは、いま私が直ちに質問をやめて採決といったら、すぐ来られますか。
【次の発言】 私は何も大臣だけに質問するわけではありませんけれども、やはりこれは法案の採決の日でありますし、大臣がそのときぽかっと来てそれに対して適当なお答えをする、こういういわば員数的なやり方は非常に不満でありますので、あえてその点は指摘しておるわけです。  そこで、お尋ねしますが、きょうはこの法案もいよ……

第71回国会 農林水産委員会 第47号(1973/07/19、33期、日本社会党)

○井上(泉)委員 田中内閣の人気が物価の値上がりに反比例して、どんどん下がる、下がるその根源というものは、やはりこの間の農林水産委員会における田中総理の答弁の内容を聞いておって、まるで政談演説会か街頭演説会でやるような内容で、国会の委員会の権威にかけても、ああいうふうな態度で答弁をしておっては、これは人気が下がるのはあたりまえだと思います。 その田中内閣の中にあって、わが委員会の農林大臣は比較的人気のいいほうで、そこでまじめに農政に取り組んでおる。ミカンから始まって、肥料、飼料、たいへん苦労なさっておるわけですが、この米価の問題を農民の期待する方向で解決をされたら、田中内閣の人気も何%か上がる……

第72回国会 建設委員会 第14号(1974/04/12、33期、日本社会党)

○井上(泉)委員 まず委員長にお尋ねしたいのですけれども、私、きょう建設委員会のこの生産緑地法案の審議に参加したわけですが、「農地等」ということになっておるわけですけれども、やはり「農地等」と位置づけてこの法案を審議をしておると思いますし、そうすると、農地というものがどういう役割りを持っておるかということを考えてこの法案の審議をなされておると思うわけです。そうなりますと、これは委員長としてはベテランでありますので、こういう場合、生産緑地としての農地をこの法案でどういうふうにしていくということが目的と理解をしてこの審議に臨んでおるのかどうか。まず委員長の見解を承ってからこの審議に入りたいと思いま……

第72回国会 交通安全対策特別委員会 第3号(1973/12/19、33期、日本社会党)

○井上(泉)委員 いま総務長官のあいさつを聞いて、ひょっと一総務長官、原稿を見てあいさつするだろうか、こう思いましたけれども、きわめて簡単なあいさつであったし、原稿も見ずにやっておるわけでありまして、それだけ何か総務長官としても型を破った、交通安全に取り組む姿勢があるのではないかという感じを、私はいま抱いたわけであります。しかし、あなたが就任のあいさつのときに、私ども新聞あるいはテレビでいろいろ聞く中で、交通安全に対することが一言も述べられなかったことに非常に不満を持って、総理府の長官になれば、今日これだけ交通安全の問題がやかましいのに、それくらいの認識があってしかるべきである。ましてや官僚出……

第72回国会 交通安全対策特別委員会 第5号(1974/02/13、33期、日本社会党)

○井上(泉)委員 私は、日本社会党、公明党、民社党の三党を代表いたしまして、本修正案についてその趣旨を御説明申し上げます。  修正案の案文はお手元に配付したとおりでございます。  修正の要旨は、第一に、四級小型船舶操縦士の免許を取得できる年齢を、若年者による無謀操縦を防止する観点から、現在の小型船舶操縦士免許と同様、十八歳以上に改めるものでございます。  第二は、外洋小型船の安全を確保するため、すべての外洋小型船について機関長の乗り組みを義務づけるよう改めるものでございます。  何とぞ御賛成くださるようお願い申し上げます。

第72回国会 交通安全対策特別委員会 第6号(1974/02/20、33期、日本社会党)

○井上(泉)委員 公安委員長に幾つか質問したいと思いますけれども、いま時間が、私、五分しかないですから、言いませんが、十六時十分からの自動車安全対策推進協議会へ自治大臣として出席される、こういうことですが、これは最後までおられるはずはないと思いますので、十六時十分に出席されてあいさつされて、ここへまた出席をすることができないかどうか、その点が一点と、それからいま、駐車禁止の問題について、大臣の見解を聞いておりますと、駐車禁止というものがだれのためにあるものか、このことについての大臣の理解が非常に不十分でないか、こういうように思うわけです。そこで、駐車禁止の区域というものに一つの目安を定める意味……

第72回国会 交通安全対策特別委員会 第10号(1974/03/28、33期、日本社会党)【議会役職】

○井上(泉)委員長代理 高橋参事官。できるだけ答弁を簡潔にお願いします。
【次の発言】 続いて、太田一夫君。
【次の発言】 次回は公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。    午後零時十分散会

第72回国会 交通安全対策特別委員会 第12号(1974/04/04、33期、日本社会党)【議会役職】

○井上(泉)委員長代理 これより会議を開きます。  本日は、委員長が所用のため出席できませんので、指名により私が委員長の職務を行ないます。  交通安全対策に関する件について調査を進めます。  本日は、貨物自動車の過積載等による事故防止対策に関する問題について、参考人として日本自動車運転士労働組合中央副執行委員長浜本徳夫君、東京鉄鋼埠頭株式会社代表取締役社長福田桂次郎君、神奈川大学工学部助教授堀野定雄君、大型貨物自動車過積載防止装置研究委員会委員長鶴海準二郎君に御出席をいただいております。  各参考人には、御多忙中のところ御出席いただきまして、厚く御礼申し上げます。  わが国の道路交通事故は、各……

第72回国会 交通安全対策特別委員会 第13号(1974/04/11、33期、日本社会党)

○井上(泉)委員 御報告申し上げます。  航空の危険を生じさせる行為等の処罰に関する法律案の審査のため、議長の承認を得まして、去る八日福岡県に派遣されました委員を代表いたしまして、その調査の結果を御報告申し上げます。  派遣委員は、勝澤委員長、小此本彦三郎君、中村弘海君、平田藤吉君、太田一夫君、沖本泰幸君、渡辺武三君、それに私、井上泉であります。また東京国際空港に紺野与次郎君、福岡空港に坂本恭一君のそれぞれ現地参加を得ました。  今回は本案の審査に資する目的をもって、航空会社及び空港管理者の保安体制の整備状況、航空機運航の安全対策等に重点を置いて調査いたしてまいりました。  まず、東京国際空港……

第72回国会 交通安全対策特別委員会 第17号(1974/05/22、33期、日本社会党)

○井上(泉)委員 交通事故の死亡者がだんだん減少しておるということは、非常にけっこうな傾向だと思いますが、しかし、やはりいま大竹先生の指摘されたように、毎日何人か死んでおることについては、もう新聞の二、三行の記事で片づくような軽い扱いというか、あまりにも慢性化して、重視をしてないような傾向があるわけですが、そういう状態の中に、一昨日か、警察庁が交通安全についてのいろんな方針を打ち出されたということは、私、非常にけっこうだと思います。  そこで、その点についての質問をいたしたいわけでありますけれども、たまたま府県税課長がおいでになっておりますので、府県税課長にひとつお尋ねしておきたいことは、自動……

第72回国会 商工委員会 第39号(1974/05/24、33期、日本社会党)

○井上(泉)委員 大臣にめしを食わせという意見があったけれども、大臣はぼくより若いから、お互いにしんぼうしましょう。  そこで大体この法律というものは、電源開発地域を円滑に確保する、こういうことが目的であり、そのことは過去の発電地域にいかに被害をもたらしたか、こういうことに当然論理は帰着すると思う。いままでやったのがよかったら、何もこういう法律をつくる必要はない。過去が悪いから現在こういう法律をつくる。やはり政治というものは過去、現在、未来を展望してのことであるわけですから、その過去の発電所を建設したことによってもたらされた被害に対して、この法律は何も救済措置を講じてないのでありますが、こうい……

第72回国会 農林水産委員会 第3号(1973/12/12、33期、日本社会党)

○井上(泉)委員 それぞれの方から、今日の石油不足に伴う苦悩を訴えられたわけでありますが、その中で、日本鰹鮪漁業協同組合の連合会の会長さんがおいでになっておるわけですが、これはほとんど海外で操業されておる関係で、これに乗り組んでおられる漁師の方たちはたいへんな不安感に襲われておると思うわけであります。  与えられた時間が少ないので、まことに恐縮ですけれども、残余の質問もいたしたいので、五分間くらい、カツオ・マグロ漁業の海外における油事情に伴う苦悩について御意見を賜わりたいと思います。
【次の発言】 これらの参考人の方々のかかえておる油不足に対する苦悩というものは、十分私どもも承知をしておるし、……

第72回国会 農林水産委員会 第13号(1974/02/26、33期、日本社会党)

○井上(泉)委員 この法案の審議にあたって、きょう大臣が出席するということを承知しておったのですけれども、大臣が出席をしないわけですが、委員会の審議よりも重要な会議が他にあっての欠席であるのかどうか、そのことをお伺いしたいと思いますが、どなたか、大臣が欠席をする理由と、そして、委員会審議よりも優先をするということを説明していただきたいと思います。
【次の発言】 私もあながち事大主義ではないのでありますから、大臣でなくとも、農林省の機構の中で優秀な政務次官も配置をしておることでありますし、そういう点で、政務次官、きょうここで答弁をされたことその他については、青嵐会でマスコミをにぎわすのでなしに、……

第72回国会 農林水産委員会 第20号(1974/03/13、33期、日本社会党)

○井上(泉)委員 農地開発機械公団から農用地開発公団に移行すると理解してもいいわけですけれども、農用地開発公団は農地開発機械公団のやっておった仕事はほとんど全部吸収すると理解しておって差しつかえないですか。
【次の発言】 農用地開発公団は前の機械公団から見ると事業量の規模も相当大きくなってくるわけですが、そうなると、勢い、人事関係等についてもかなりな増員というものが要請されるわけです。そのことはそれといたしまして、農地開発機械公団で定員外の職員というものが約百六十人存在するわけですが、この百六十人というものは機械公団の運営上絶対必要な人員であったと私は理解をするわけですが、どうですか。

第72回国会 農林水産委員会 第25号(1974/03/27、33期、日本社会党)

○井上(泉)委員 漁業というものは全国民的なものであって、魚をたくさんとって国民生活を豊かにする、そして、漁業に従事しておる人たちが安定した生活が得られるようにする、そういうふうな条件をつくっていくことが漁業としての大事なことではないかと思います。  そこで、私は幾つかの質問をいたしたいと思っておりますが、いま問題になっておりますソ連のサバ漁業等についての問題等につきましても質問をいたしたいと思いますが、その点については津川先生からだいぶ質問をされましたので、私が用意しておったものは幾ぶん省略をして質問をしたいと思います。  北方で操業しておる日本の漁民で、現在ソ連当局に抑留をされておる漁民が……

第72回国会 農林水産委員会 第30号(1974/04/09、33期、日本社会党)

○井上(泉)委員 保安林整備臨時措置法は、臨時の名がついておるとおり、これからまた十年間の時限立法ですが、十年が終わったら、保安林の整備に関するいろいろな法律はもう必要ないという見通しのもとにこのたびもまた臨時立法ということにしたんですか。それとも、恒久的な法律にするには値しないということで、やはり臨時として区切ったんですか。どっちですか。
【次の発言】 とりあえず十年の延長ということではありますけれども、保安林の持つ役割りというものは、この法律の中にも、あるいはまたこのたびの提案理由の中にも示されておるとおり、重要なものを持っておるわけですから、保安林に関する時限立法的な法律ではなしに、日本……

第73回国会 交通安全対策特別委員会 第2号(1974/09/09、33期、日本社会党)

○井上(泉)委員 きのうたまたま日曜日に、ぼくは知人をたずねて杉並のほうへ行っておったところが、バイクで群れをなして若い者が飛ばしていたわけですが、これは非常に恐怖を感じるわけですね。刃物を持って振り回せば、これは殺人予備罪かあるいは殺人のおそれありとかあるいは凶器保持罪とかいうようなことで逮捕するとかいうような道があるけれども、ああやってバイクでジグザグに運転して、そして住宅地帯をああいう騒音を出して回るということは、非常に地域の住民に恐怖感を与えるわけですが、これに対する取り締まりというものがあまりなされてないように見受けたわけです。たまたま日曜日であったから警察官もあまりいないということ……

第73回国会 交通安全対策特別委員会 第3号(1974/09/20、33期、日本社会党)

○井上(泉)委員 新幹線が非常に事故が多いということで国民も大きな不安におののいておる、新幹線に乗るたびに、これは定時に着くだろうかという心配をしておるということは、総裁もよく認識をしておると思うのですが、過般の事故のときに、国鉄の瀧山技師長が新聞に「技術に「絶対」ない」ということを、新幹線問題で大騒ぎをしておるときに発言をしておるのでありますが、その「技術に「絶対」ない」ということは、裏返せば絶対の安全はないと言っておるというように国民は考えざるを得ないわけですが、国鉄総裁、これについての見解を承りたいと思います。
【次の発言】 そのように、総裁の言われるとおり理解するとするならば、絶対安全……

第73回国会 交通安全対策特別委員会 第5号(1974/11/11、33期、日本社会党)【議会役職】

○井上(泉)委員長代理 次に、紺野与次郎君。

第74回国会 農林水産委員会 第1号(1974/12/24、33期、日本社会党)

○井上(泉)委員 きょうの大臣の所信表明を途中から聞いたわけでありますが、いままでの日本の農業政策というものは、高度経済成長政策に合わせた農業政策によって減反政策もとられ、そして外国食糧輸入の政策がとられてきたことは大臣も御承知だと思いますが、そこで、いわゆる農政の大転換をはからなければいかぬ時期にある。それで、国においても、新全国総合開発計画とかあるいは経済発展計画とかいうようなものを全部見直すということになって、新しく検討されるということになっておるのであります。農業の面におきましても、昭和四十九年度ももう間もなく終わろうとしておるわけでありますが、昭和五十年度の予算編成の中において、農業……

第75回国会 外務委員会 第25号(1975/06/25、33期、日本社会党)

○井上(泉)委員 漁船操業に関するソヴェト政府との協定について若干質問をいたしたいと思うわけですが、ただいま政府の提案理由の説明にもありましたように、こういう協定をつくらなければならなくなった原因というのは、ソビエトの漁船が、不法とは言えないかもしれませんけれども、無謀にもわが沿岸におきまして日本の漁業者に対し非常な損害を与えて、そうして国民の間においても、こうしたソ連の無謀操業に対する大きないわば怒りの声というものが高まってきたという状態の中でこの協定が結ばれたものであるということ、このことを政府は十分理解をし、認識をしておったのであろうかどうか、外務当局に私はまずその点についてお伺いしたい……

第75回国会 交通安全対策特別委員会 第4号(1975/02/20、33期、日本社会党)

○井上(泉)委員 交通事故の最近における現象等についていろいろと説明を受けたいと思うわけでありますけれども、私は、交通事故というものが起こって、そこで被害者、加害者、そうしてまたそういう被害者に及ぼす影響、そういうふうなものから考えても、交通安全対策というものは総合的な施策というものがどうしても必要だと思います。そういう点から具体的な事例をもとに若干質問をいたしたいと思います。  そこで、運輸省の貨物課長にお尋ねするわけですが、これは私が報告をお願いをしてあったから調査ができておると思うのですが、ことしの一月二十日の交通事故ゼロの日に高知市で起こった小学校一年生の子供の死亡事故に対して、これを……

第75回国会 交通安全対策特別委員会 第9号(1975/03/26、33期、日本社会党)

○井上(泉)委員 参考人の各位には大変御苦労さまでございます。  きょうは自動車安全運転センター法案に関する参考人の御意見をそれぞれ拝聴したわけでありますが、皆賛成であります。  そこでまず、損害保険協会の会長さんにお伺いしたいと思いますけれども、安全運転センターの資金計画によると、政府の出資金は五千万で、補助金が一千万、事業収入が七千五百万、その他が二億二千三百万、その他は、自賠責運用益拠出金等の受入れを予定している、こういうことになっておるわけですが、この二億二千三百万という初年度の受け入れを予定しておることについては、これはもう納得をしておられるのかどうか、その点伺います。

第75回国会 交通安全対策特別委員会 第12号(1975/06/05、33期、日本社会党)

○井上(泉)委員 簡単に、関連で質問を申し上げたいと思うわけです。  航空機の安全を図るために各飛行場におきましてボデーチェックをやっておるわけです。そしてまた荷物の点検、これは非常に結構なことでありますし、しかし、そのことをずっとやっておるのでありますから、私何か法律に基づいてやっておるのであろうか、こういうふうに疑問に思い、きのう調査をしたところが、全く法律ではないということで、一つの航空の安全を期するためにやっておる行為であるということでありますが、これはやはり体の捜索をするにしてもあるいは荷物の捜索をするにしても、こういうふうに乗客がみずから進んで協力をしていただくという体制の中でやっ……

第75回国会 交通安全対策特別委員会 第13号(1975/06/19、33期、日本社会党)

○井上(泉)委員 きょうは幾つかの問題を質問いたしたいと思うわけでありますが、まず最初に、国鉄関係で一、二お尋ねしたいと思います。  国鉄当局はだれか来られておりますか。――これは委員会の質問に入る前に、どうもこの交通安全対策特別委員会を政府当局はいままでにない軽視をしておるのではないかということです。いままでは運輸大臣なんかもたびたび出てきたわけですけれども、本年度の当委員会に運輸大臣が出席したのはただの一回、こういうふうな状態で、どうも運輸省当局、この交通安全対策について不熱心じゃないか、無関心じゃないか、こういうふうに思うわけですが、政務次官おいでになっておるわけですから、政務次官の見解……

第75回国会 農林水産委員会 第3号(1975/02/12、33期、日本社会党)

○井上(泉)委員 大臣の所信表明に、「わが国農業の現状を見ますと、過去十数年にわたるわが国経済の高度成長の結果、農村の過剰人口は解消し、農家所得は増大しました」とあるが、農業が繁栄をすれば農家所得の増大ということは言えるわけですけれども、「過剰人口は解消し、」とか、あるいは「農家所得は増大しました」というとらえ方というものは、一体どういう考え方で過剰人口が解消したなんというとらえ方をしたのですか。農村は過疎で困っておるでしょう。
【次の発言】 そのことは農村にとってはいいことだったと大臣は承知をしてこの所信を表明されたのですか。
【次の発言】 そのことは、農村の過剰人口が解消したということは、……

第75回国会 農林水産委員会 第12号(1975/03/12、33期、日本社会党)

○井上(泉)委員 それでは、まず最初に伺いますが、外国漁船によるカツオ、マグロ、カジキ類がわが国へ年々年を追うて陸揚げが激増してきており、それがために日本のカツオ、マグロの漁業者が大変な痛手を受けておるということは水産庁は承知をしておるのですか。
【次の発言】 いま、一〇%と言いましたけれども、現在はもう二〇%の状態になっておるわけですが、そういう非常な被害を受け、影響を受けておるということをお認めになったならば、その影響を排除するような措置をとられるのが水産庁としての任務ではないかと思うのですが、その影響を排除する措置をとられておるのですか。それとも、そのままの状態であるのか、その点について……

第75回国会 農林水産委員会 第23号(1975/05/29、33期、日本社会党)

○井上(泉)委員 この外国人漁業の規制に関する法律を今日改正せねばならない必要というものを水産庁の長官もお認めになっておられるようですが、そういう場合に、政府側でみずからこの法を改正するだけの熱意は持たないものですか。
【次の発言】 それで、数量の規制が韓国側と話し合いがつけばこの法律の改正をする必要はないという考え方に立っておったわけですか。
【次の発言】 そういうふうに必要がないと考えておられるということは、数量の規制については自信がある、と、こういうお気持ちを持っておるのですか。
【次の発言】 絶対自信があるとは言えない、政府間としての話し合いを煮詰めたいということですが、いまここにこの……

第75回国会 農林水産委員会 第24号(1975/06/03、33期、日本社会党)

○井上(泉)委員 きょう午前中に参考人を招致して、参考人の方からいろいろ意見を聞いたわけでありますが、飼料ということになっておるけれども、飼料は食糧と同一に考えるべき性質のものであるということがきょうの参考人の中で、東大の先生からも意見を述べられたわけですが、農林大臣としては、飼料に対する考え方はどういうふうに考えているのか、伺いたい。
【次の発言】 そこで、かつて石油たん白の問題が国会の中で問題になったときに、あなたはその国会の中で、そしてまたこの委員会でも、石油たん白の問題について、安全性が確認され、さらに国民的な合意が得られなければ一切認めないと約束した。その翌々日か、農林省の研究機関が……

第75回国会 農林水産委員会 第26号(1975/06/05、33期、日本社会党)

○井上(泉)委員 非常に言葉はりっぱでありますので、ぜひひとつそれは実行してもらいたいと思います。  そこで、私は関連でありますのできわめて端的にお尋ねをしたいと思いますが、それはたばこの問題ですが、高知県の場合には六月の一日からたくさんの人を入れて葉たばこをとる準備をしておった。ところが、その夜中に降ったひょうのためにめちゃくちゃになって、非常にやるせなく途方に暮れた。こういう状態が高知県の山田町とかあるいは南国市の久礼田地区とかというようなところに集中的に出ておるわけですが、これらのたばこ耕作農民に対する救済措置のとり得るあらゆる方法について専売局から御答弁をお願いをし、これらの耕作農民に……

第75回国会 農林水産委員会 第35号(1975/09/10、33期、日本社会党)

○井上(泉)委員 久しぶりの委員会の開会であるし、委員会の日程もわかっておるのに、農林大臣は韓国へ行くための準備が忙しくて来れないのかどうかわからぬわけですけれども、こんな非常な災害を受けた問題等を審議する中で、本日大臣あるいは政務次官等の出席がないことをまことに遺憾に思うわけですが、委員長のところにそれについての何か連絡があったでしょうか。
【次の発言】 どういう連絡ですか。
【次の発言】 いま、韓国へ行くことが大事なのか、たとえば北朝鮮に拿捕されている問題等を解決するために国会の意見を聞くとかいうことが大事なのか、大臣ちょっと委員会を軽視をしておるんじゃないかと思うわけです。そういう点につ……

第76回国会 外務委員会 第1号(1975/10/18、33期、日本社会党)

○井上(泉)委員 本協定が六月七日にソビエトとの間において成立を見て、それが今日までわが国国会の承認を得なかったということは、国際信義上からもまことに遺憾だと思うわけでありますが、時間がないのできわめて簡単に質問をするわけですから、率直にお答え願いたいと思います。  昨日十七日の毎日新聞でもソ連船団が根こそぎで漁業をやっておるという報道がなされ、さらにはまた五月以降も十件になんなんとするソ連漁船団による被害等が出ているわけですが、この協定が成立し、批准の承認を得た場合においてはこういう問題は起こらずに予防ができるのかどうか、この点まずお伺いしたいと思います。

第76回国会 交通安全対策特別委員会 第5号(1975/12/11、33期、日本社会党)

○井上(泉)委員 いろいろ保険の関係について質問をいたしたいと思うわけですが、まず最初に、私は、けさの朝日新聞で「ねらいは予算のお余り?歳末お願いします」ということで「慈善のおすがり急増」こういう見出しの中で、まことにいやらしいという感じがするわけですが、交通福祉慈善公演実行委員会というので役所回りをして一万円、二万円のチャリティショーの券を売りつけておる、こういうことでありますが、これは総理府の方では、これにはすっきりしない慈善団体が大分年末は出てくるからということで調査を始めたと、こう書いてあるわけですが、この調査の対象に交通福祉慈善公演実行委員会というのがなっておるのかどうか、総理府にお……

第76回国会 災害対策特別委員会 第3号(1975/11/05、33期、日本社会党)

○井上(泉)委員 きょうの災害対策特別委員会に出席の政府委員の方はまだわずか三人でありますが、この政府を代表する政府委員の中の筆頭政府委員の中村政務次官がいまお見えになったので、まず中村政務次官に見解を承って、後、順次質問いたしたいと思うわけですが、大体、災害を受けた場合における国民の受ける被害、その被害に対する政府の救済対策あるいは復旧対策というものは、国民の個々に対しては法の恩恵というものはひとしく平等でなければならないと思うのです。その点についての政務次官の見解を承りたいと思います。
【次の発言】 法のもとにおいて平等であるべきはずであるにもかかわらず、災害対策の個々の問題では非常に差別……

第76回国会 商工委員会 第9号(1975/12/17、33期、日本社会党)

○井上(泉)委員 きょうは、商工委員会で皆様方の御協力を得て若干の質問のお許しをいただいたことを感謝申し上げます。  いま私は加藤先生の話を聞く中で、貿易に対する考え方が非常に単純というか、実態に対する認識というものが、通産省だけではなしに各省を通じて非常に不十分ではないかと感じました。たとえばそのもととしては、いま私がこちらへ来て初めて中小企業金融公庫の月報を見たわけです。その月報の中に、これは政府の役人が書いたのではないのですが、「アジアの経済発展とわが国中小企業」ということで神戸大学の先生が書いているわけです。そこで、輸入とか輸出とかいろいろなことが書いてあるけれども、この中には、アジア……

第76回国会 農林水産委員会 第6号(1975/12/17、33期、日本社会党)

○井上(泉)委員 まず第一番に私は、高知県のマグロ漁船がインドネシアに拿捕されてからもう今日二十日近くになったわけですが、その後の経過がどうなっておるのか。この点外務省なりあるいは水産庁なり、今日の時点でわかっている範囲を簡明にお答え願いたいと思います。
【次の発言】 この前現地に船主が行った、それで向こうから罰金を要求をしておるとかいうような新聞報道がなされておったわけですが、これは十二月二日から今日までこんなに日がたっておるわけですが、その後の事態の進展が全然ないし、向こうがどういう意向も示されないということは、私は国際外交上こういうことがあり得ることだろうか、こういうように思うわけですが……

第77回国会 交通安全対策特別委員会 第7号(1976/05/19、33期、日本社会党)

○井上(泉)委員 交通安全対策の仕事といいますか、この指導というものは、ほとんど警察が中心のような感がするわけですが、過般兵庫県に起きました、神戸市にあった暴走族の事件等、まことに住民の心胆を寒からしめるような出来事であるわけですが、この暴走族が出だしてからもう三年、四年という年月が経過しておる中で一向衰えそうにもない。しかもまたそれが集団化し組織化し凶暴化しておる。こういう状態に対しまして、警察庁としてはどう対処されようとされておるのか、この機会にまず承っておきたいと思います。
【次の発言】 いろいろ御苦労なさっていると思うわけですけれども、大体暴走族は親の言うことをそう聞くような若い者はや……

第77回国会 交通安全対策特別委員会 第9号(1976/08/10、33期、日本社会党)

○井上(泉)委員 海上交通安全対策に関する実情調査のため、議長の承認を得まして、去る八月三日及び四日、広島県及び愛媛県に派遣されました派遣委員を代表いたしまして、その調査の結果を御報告申し上げます。  派遣委員は、太田一夫委員長、沖本泰幸君と私、井上泉であります。なお、本件調査に際し、土橋一吉君が現地参加いたしました。  今回の調査は、カーフェリー等の旅客船の今後の交通安全の確保に資するため、最近発生したフェリー「ふたば」及びフェリー「おれんじ」の関係した事故について事情を聴取するとともに、これら事故発生海域における船舶交通の状況等について重点的に調査を行いました。  まず、広島港湾合同庁舎に……

第77回国会 農林水産委員会 第3号(1976/03/03、33期、日本社会党)

○井上(泉)委員 まず最初に農林大臣にお尋ねをしておきたいと思いますが、歴代の自民党内閣による経済政策の失敗ということが今日不況とインフレというダブルパンチで国民生活を非常に圧迫しておる。そういう中で一番被害を受けておるのは労働者であることは御承知のとおりであります。昨日も陳情者が見えられたときに、今日、政府の人たちは、ピーナツ一個が百万円というような、そういう金銭感覚で物を見ているから、平均十二、三万円の給料生活者のことは頭の中にないのじゃないか、こういうふうなことを言われておるわけですが、大臣は、今日の平均的な国民生活の実態というものに対して、それだけの収入で上等である、そういう理解をして……

第77回国会 農林水産委員会 第6号(1976/04/28、33期、日本社会党)

○井上(泉)委員 参考人の方に若干お尋ねしたいと思います。  まず、鰹鮪の増田さんにお尋ねしたいと思いますが、減船の計画というのは大体何%ぐらいをお考えになっておられるのか、そのことをまずお伺いしたい。
【次の発言】 いまいわゆる経済水域二百海里、領海十二海里の問題が目前に迫っておる問題だと思うわけですが、全漁連の及川さんにお尋ねしたいと思います。  領海十二海里の点は、まだちっとも日本政府の方でもこれを宣言をされるような段階にないわけですが、業界としては二百海里に賛成なのか、十二海里も賛成なのかどうか、その点、全漁連の及川さんにお伺いしたいと思います。

第77回国会 農林水産委員会 第12号(1976/05/19、33期、日本社会党)

○井上(泉)委員 まず最初に水産問題についてお尋ねをしたいと思うわけですが、日本の漁民の最大関心事であります幾つかの問題の中で、まず第一番に十二海里の問題はどうなっておるのか、そしていつごろ領海十二海里の宣言がなされるのか、その点をまず農林大臣から承りたいと思います。
【次の発言】 それで、十二海里の設定の問題は八月の海洋法会議の決定を待って行う、こういうことに理解をしておいていいわけですね。  そこで、ソ連との関係ですけれども、先般の日ソ漁業協定交渉の過程の中で、日本が十二海里の宣言をした場合に、この十二海里の中にソ連の漁業も入らすというようなことが話題になったという新聞報道を見たわけですが……

第77回国会 農林水産委員会 第15号(1976/07/07、33期、日本社会党)

○井上(泉)委員 いま芳賀委員の最後の質問への答弁で、国会の論議あるいは米審の審議を踏まえて最終的に態度を決めたいとこう言われたことは、諮問案の原案に固執をしない、こういうふうに理解をしていいですか。
【次の発言】 期待はしておるけれども、国会の論議あるいは米審の審議を通じて最終的に結論を出したい、こういうお考えを述べられたのでありますから、そのことは、これが通ることを期待はしておるけれども、しかし国会の論議あるいはその他の米審の意見等を通じて農林省のやったことがどうも間違いだ、こういう大勢になれば考えるということの意味に私は理解をするわけでありますし、いまの大臣の答弁によりましても、いま出し……

第77回国会 法務委員会 第13号(1976/05/19、33期、日本社会党)

○井上(泉)委員 法務大臣にまず最初にお尋ねしたいと思うわけですが、法務大臣は弁護士でもあるし法学博士でもあるし、しかも長年の政治家としての経験、全く私どもとは比較にならぬ大人物であるわけです。  そこで国会の大先輩の法務大臣に、この国会は日本のいわゆる最高の権力機関ということをよく言われるわけですが、これは法務大臣も間違いなく国会は国権の最高の機関であるという認識をお持ちでしょうか。
【次の発言】 持っておるつもりであるということは持っておるということでしょう。  そこで、そうすると国会の権威というものは他の司法、行政の権力にも、これは三権分立といっても、最高ですから、表現は悪いかもしれぬけ……

第78回国会 交通安全対策特別委員会 第2号(1976/10/13、33期、日本社会党)

○井上(泉)委員 交通事故の件数というものは、死亡事故がただいまちょうだいした統計書を見ても、五十年度は、前年度よりは確かに減っておるわけですけれども、連日どこかでやはり死亡事故が発生しておることはまことに痛ましいことでありますし、そういう点からも、交通安全対策というものはまだまだ積極的に取り組みをせねばならないことだと思うわけであります。その中で私は、自動車の整備が不十分なために起こった事故、これ等も相当あるわけなんで、まずその点をただしていきたいと思いますが、最近指定整備工場に不正事件が相次いで発生しておるが、これらに対してどのような措置をされたのか、最近の事件の概要等を含めて警察当局から……

第78回国会 災害対策特別委員会 第3号(1976/09/30、33期、日本社会党)

○井上(泉)委員 今次の災害に対して災害対策室からの報告によりますと、七千五百十七億の被害額が計上されておるわけでありますが、この七千五百十七億という被害は、これは河川の決壊だとかあるいは農地の被害だとかいうような公的な性格のものばかりでありますが、この被害によって受けた住民の個人被害というものをどれだけに推測をしておるのか、把握をしておるのか、その点をまず承りたいと思います。
【次の発言】 こういう公共事業というものはだれのためにあるのか、こういうことをまず第一番にお考えになったら、これはもうおわかりでしょう。公共事業がおくれたがために、去年も水害で浸って、そうして家財道具一切どろ水につけて……

第78回国会 災害対策特別委員会 第5号(1976/10/08、33期、日本社会党)

○井上(泉)委員 十七号災害について、私は前回も質問を申し上げたわけでありますが、初めて水害を受けたといえば、私は国の責任をどうこうは言わないわけですけれども、高知市の場合は連年災害であるということから判断をいたしましても、これは明らかに災害対策基本法に示された国の責任というものを果たしていないのじゃないか。果たしておると御判断をされておるかどうか、まず対策室長から御答弁願いたいと思います。
【次の発言】 そのことは、やはり今次の災害については国としても責任を感じておる、こう理解していいですか。
【次の発言】 それはわかっておる。だから、今度の災害で責任を感じておるか、感じてないのか。

第78回国会 災害対策特別委員会 第7号(1976/10/26、33期、日本社会党)

○井上(泉)委員 きょうは国会で災害対策についての決議がなされ、三木総理からもそれに対する見解が表明されて、国民としてはまことに結構なことだと受けとめるわけでありますけれども、そのされたことが実際の面で実行されておれば災害というものはもっともっと防げておったのではないかと私は思うのです。国会の中で論議をされたときには、よく検討し直す、二度と災害は繰り返しませんと、こういうことをもう通り文句のように言っておるわけですけれども、今度の十七号災害では、高知県では、百年に一遍の災害だ、雨量だと言って昨年の五号災害で経験をした、その百年に一遍がまたことしも来た、来年もどうなるかわからない、こういうふうな……

第78回国会 農林水産委員会 第3号(1976/10/08、33期、日本社会党)

○井上(泉)委員 今般の十七号災害で西日本各地は農林省関係の農地の大変な被害もあったわけでありますが、この際私は大臣に見解を承っておきたいのは、農地は農業の生命、農民の生命であるわけです。その農地が無残にも河原となった。それを見て、茫然自失をするというのが今日の被害地の農民の実情だと思うわけであります。そういう農民の悲惨な気持ちにこたえる意味において霊地の災害復旧――災害復旧というような形で回ようなことをやれば同じようにまた災害に遭うわけですから、この際やはり被災地の農民の気持ちになって考えるならば、農地の災害復旧というものには当然もう今度災害を受けないような防災も、そしてまた農業のしやすいよ……

第78回国会 農林水産委員会 第4号(1976/10/13、33期、日本社会党)

○井上(泉)委員 私、農林大臣にまずお尋ねするわけですが、ソ連によって日本の漁船がかなりの数、拿捕されておるわけですが、こういう状態に対して農林当局はどう対処されておるのか、その点についてまず最初に承りたいと思います。
【次の発言】 それは当然のことですが、拿捕されないようにするために漁民に注意を与える、こう言っても、海の上のことで、特にこのミグ25の問題以来は非常に感情的とも思われるようなソ連の漁船拿捕事件が相次いでおるわけです。こういうふうな状態に対して水産庁の方では、拿捕されないということがまず第一番だが、拿捕されないためには注意と言うが、どういう注意を与えておるんですか。


34期(1976/12/05〜)

第80回国会 建設委員会 第2号(1977/03/02、34期、日本社会党)

○井上(泉)委員 私は建設大臣、国土庁長官に、それぞれ質問申したいと思うわけです。  まず最初に、国会の中でいろいろ質疑をすると、ただいま福岡議員の質問に対しても検討するとか、あるいは善処するとかいう言葉がずいぶん出るわけですが、少なくとも議員も任期があるものであるし、国会も会期があるものですから、それぞれ建設大臣が検討するという言葉、国土庁長官が検討するというような言葉については、これは大体およそ、いつまでに、それを検討して報告するのか、そういう一応のめどをつけた形で検討とか考慮というような答弁はできないものかどうか。その点をまず最初に承っておきたいので、それぞれの大臣からお返事を承ります。

第80回国会 建設委員会 第5号(1977/03/16、34期、日本社会党)

○井上(泉)委員 私は、この措置法の一部を改正する法律案については賛成をするもとであります。その賛成する立場から質問をいたすわけでありますが、第一に治山治水緊急措置法の目的の中に「国土の保全と開発を図り」こういうことになっていますが、私は、この法律の改正そのものには賛成ですけれども、この法律の条項の中の「保全と開発」というのは、保全を図るためには、いろいろな仕事をしなければいかぬわけですから、この際「開発」という条項を削除したらどうですか、大臣。
【次の発言】 それは、国土の保全を図るためにダムをつくったりすることは当然のことであって、これを開発と解釈しているところに、今日のダム問題等が各地で……

第80回国会 建設委員会 第7号(1977/04/13、34期、日本社会党)

○井上(泉)委員 大臣に、まずお伺いするわけですが、大臣は、この部屋には、あなたのりっぱな額がかかっておるし、非常にいい部屋で、いい答弁をなさっておるわけですが、ひとつ、そのいい答弁が実際に行われるように、行政で実行されるように、ぜひお願いしたいと思います。  そこで、まず最初に、この間の六日の日に交通安全対策特別委員会で「落石等による事故を防止するための防護施設の整備強化に関する件」という決議をして、政務次官からも、この決議に対する答弁がなされたわけですが、そうした決議がされた、その三日後の九日には、国鉄バスが落石のために、つぶされて、少女が二名も死ぬるという痛ましい事故が発生をしたわけです……

第80回国会 建設委員会 第10号(1977/05/20、34期、日本社会党)

○井上(泉)委員 私は石原長官に若干、当建設委員会に関係する問題でお尋ねをしたいと思うわけですが、われわれは、あなたが政治家になる前には文学者として、よく承知をしておったわけです。だから、いわゆる言葉で決着をつけなければいかぬものを、今度は言葉で決着をつけるのをやめて、行動つまり政治の場へ出た。ところが政治の場で決着のつかないことを今度は言葉でごまかす、そういうふうな、あなたにとっては名誉な評価というものがされていない、そのことは御存じだと思うわけです。  そこで、まず第一番に、あなたは環境庁長官として、本四架橋は三本も要らぬ、こういう話をされたのですが、それは環境庁の長官として言ったのですか……

第80回国会 交通安全対策特別委員会 第3号(1977/03/23、34期、日本社会党)

○井上(泉)委員 大臣の時間がありませんので、まず建設大臣に端的に質問を申し上げたいと思います。  建設大臣、所信表明の中身についていろいろ議論をしたいわけでありますけれども、その時間がありません。ただいま三百三号線の岩石崩れの事故報告をなされたわけでありますが、いままで道路上におけるこうした落石事故に対する補償責任というものは道路管理者にあるという判決が絶えずなされておるわけです。そういう点から考えましても、やはり国道なり、いわゆる道路を安全な通行路として確保するためには、道路に面した点の砂防というものにもつと意を用いなければいかぬじゃないか。ところが、交通安全のこの所信表明でも、ただ、「既……

第80回国会 交通安全対策特別委員会 第4号(1977/04/06、34期、日本社会党)

○井上(泉)委員 大臣は、四十五年の死者数の半分以下に抑えるということで長期目標を設定した、こういうことを所信表明で述べられておるのであります。ところが、やはり役所の仕事はいろんな計画を立てても、その裏づけになるのは予算ですが、その予算の伸びというものが前年度に比して一〇・三%、こういうふうな予算の伸びの状態から見て、果たして大臣が設定したと言われる死者数を半分以下に抑えることができるかどうか、非常にその点に疑問を持つものですが、これについての大臣の見解を承っておきたい。
【次の発言】 そういうような予算の裏づけというものが非常に不十分であるわけなので、その点からも私はさらに精神的な面における……

第80回国会 交通安全対策特別委員会 第7号(1977/04/14、34期、日本社会党)

○井上(泉)委員 まず、大臣にお尋ねするわけですが、こうした法律が関係者に十分理解されるような法律の内容である、こう大臣お考えになっておるでしょうか。
【次の発言】 それは、大臣のような頭のいい人だったら理解できるかもしれぬけれども、私は、いまの質問者も言われているように、平均的な日本人ではなかなかこれは理解できぬのじゃないか、こういうように思うのです。法律でも、日本国の基本法の憲法は明快に理解されるのですけれども、それから出てくるいろいろな法律というものは、難解に難解に条文をいじくっておる、そういう傾向が非常に強いし、ことにこの海上衝突予防法案の内容というものは、全く私は理解することができな……

第80回国会 交通安全対策特別委員会 第9号(1977/04/21、34期、日本社会党)

○井上(泉)委員 一般的な点でありますけれども、保険のことで大蔵省の保険部長にお尋ねするわけです。  損害保険の代理店は、契約者に最も身近な立場にあって、その契約者の利益保護や保険知識の普及向上に非常な役割りを果たしておるわけですが、しかし、現状では十分にその役割りを果たしている代理店は非常に少なくて、大部分はきわめて不満足な状態にとどまっておる。また、聞くところによると、毎年、相当大量の新設や脱落があるとのことだが、こうした乱設乱廃が現在の代理店問題の原因となっていると思うが、これについて大蔵省ではどう考えておるのか。まずその点を……。

第80回国会 交通安全対策特別委員会 第11号(1977/05/12、34期、日本社会党)

○井上(泉)委員 それでは、私はこれは警察庁の交通局長にお尋ねするわけですけれども、あなたは新任早々、新任と言ってももう大分になるのですけれども、大体委員会で審議をされたこと、あるいは委員会で行ったことについては、誠意を持ってこれは当たってもらわないと困るわけですが、あなたが誠意がないというわけではないと思うわけですけれども、まず、委員会における論議の過程とか、あるいは委員会が調査したこと、そういうことについては、あなたはどういうお考えを持っておられるのか、まず、その点承りたいと思います。
【次の発言】 たとえば、大川村のバスの転落事故については、非常に重要な問題だということで、当委員会として……

第80回国会 交通安全対策特別委員会 第13号(1977/05/25、34期、日本社会党)

○井上(泉)委員 それぞれの航空三社の参考人の方には、まことに御苦労でございます。  航空の安全のために、なお一層の御精進をお願いしたいと思うわけですが、きょういただいた各航空三社の資料だけを見ますと、何かしら日航さんの方の資料は、日航と言えば日本の航空会社の顔のような存在ですが、その顔のような存在の日航さんの資料が一番お粗末で、乗務員の管理というようなことに重点を置いたような資料が出されておるわけですが、副社長さんは、こうした東亜国内航空さんの資料あるいは全日空さんの資料をごらんになって、おたくの資料、りっぱだ、こういうお気持ちで説明されておるのですか。

第82回国会 建設委員会 第3号(1977/10/28、34期、日本社会党)

○井上(泉)委員 国土庁長官にまずお尋ねしたいのですか、領海というのはやはり国土の中に包含をしてお考えになっておるのでしょうか。
【次の発言】 そのことは三全総の中にも載っておるわけですが、領海を国土としてとらえてやるということは当然のことだと思いますが、大臣はゆうべ「ニュースセンター9時」のニュースはごらんになったのでしょうか。
【次の発言】 まあ夜の行事か大変だろうと思いますので、なかなか見る時間もないかもしれません。ゆうべの「ニュースセンター9時」にも土佐湾沿岸一帯が油で非常に汚染をされて、そして漁民か油の汚濁を取り去るために網を引っ張ったりしていろいろと苦労されておる。そしてその状態か……

第82回国会 建設委員会 第4号(1977/11/02、34期、日本社会党)

○井上(泉)委員 まず最初に、私は委員長にお願いをしたいわけですけれども、この信濃川の廃川敷処分の問題につきましては国会の中でもずいぶん論議をされ、参議院におきましてもこれを徹底的に究明するような決議もなされた。その経緯の中からかんがみて、まだ当委員会としては一回もこの問題を審議をしたことがないわけでありますが、この審議をしてないにもかかわらず、このたび建設省が決裁をされたという報道の中に、一部野党暗黙の了解、こういう報道がなされておることに対して、私は奇異に感ずるわけです。それは一部野党、あるいは了解を与えた党もあるかもしれませんけれども、少なくとも私ども社会党はそういう了解を与えた覚えがな……

第82回国会 建設委員会 第6号(1977/11/18、34期、日本社会党)

○井上(泉)委員 非常に時間が少ないので、これは十分な質疑ができないと思うのですが、まず最初、会計検査院にお尋ねするわけですが、松尾第三局長お見えになっておるのですが、建設省関係の検査員というのは一体何人ぐらいおりますか。
【次の発言】 それで、それ全部技術屋ですか。
【次の発言】 その比率は。
【次の発言】 一割というのは技術屋が一割ですか。
【次の発言】 二十何人というのは、これは検査に行かれるのは技術屋が中心ですか、それとも事務系統の者が中心ですか。
【次の発言】 それで会計検査院が検査を、いわゆる工法その他にいろいろ不正と言ったら悪いですけれども不良な工事個所が発見されるという場合には……

第82回国会 交通安全対策特別委員会 第4号(1977/11/02、34期、日本社会党)

○井上(泉)委員 私はまず最初に、これは非常に気になるニュースでありますが、きょうの十時ごろ、日本水産所属の松島丸という七万七千トンのタンカーが室戸岬の沖合いで火災を起こして、一時のニュースの時点では乗組員のうち三十人が救助されたというような報道をされておったわけですが、その後の状況、つまり人命は完全にみな救助できたのか、そしてさらに油がその付近の海に流出をしておるのではないか、そういうことをまず承りたいと思います。
【次の発言】 それでは、海上保安庁に至急に出席を要求するわけですけれども、その前に、やはりこの前も、クウェートのタンカーが非常にぼろ船であって、その機関室から油が流れて、高知県の……

第82回国会 交通安全対策特別委員会 第6号(1977/11/17、34期、日本社会党)

○井上(泉)委員 たくさん質問せにゃいかぬのがあるから、これは時間がどうかと思いますけれども、私はこの間自動車ショーを見に行ったわけですが、そのとき、石油ショック後、政府が省資源の呼びかけと排気ガス規制ということで、モデルチェンジを自粛していた各メーカーが、ことしは内需の年ということかどうか知らぬが、それはもう物すごいきれいな自動車をえりすぐっておるわけです。ところが、肝心のエンジン部門についてどうなったかというようなことはなしに、外装がきれいで、そのきれいな自動車のうちにきれいな娘さんが立っておるから全くファッションショーのような、そういう風景であったわけですが、これは排気ガスの規制等につい……

第84回国会 建設委員会 第4号(1978/02/17、34期、日本社会党)

○井上(泉)委員 吉原委員が建設大臣と同郷ということか、建設大臣には大変遠慮して質問をされたのでありますが、私は建設大臣にしぼって御質問申し上げたいと思います。  その一つは、昨年の長谷川建設大臣のときの建設行政の基本施策に対する所信表明と、今度の櫻内建設大臣の所信表明とは大きく違うわけです。というのは、その一つの大きな違いは、長谷川建設大臣は、わが国の経済はゆるやかではあるけれども景気が回復の兆しがある、その上に立っての建設省としての諸施策だと、こういう位置づけをしておるのですけれども、今度はそうではなしに、非常に不況であるということ、その不況である中での建設省としての任務だと、こういうこと……

第84回国会 建設委員会 第6号(1978/03/03、34期、日本社会党)

○井上(泉)委員 最初に、今度の第八次道路整備五カ年計画は、これは渡部議員も言われたように、目的が明確に変更されたわけです。その点について私ども、こうした目的の変更、この改正法の目的というものには賛成をしておるわけでありますし、やはりこの目的に従った道路の整備計画というものがこれからの中で進められなければならないわけです。ところが、これはその目的に沿うておるかどうか私ども幾ら質問しても、沿うておるという答弁以外には一向具体的に返ってこないと思うのです。  そこで私は、沿うておるかどうかは別といたしまして、たとえば本四架橋が非常に大きな課題として、これは国土の均衡ある発展の上で本四架橋というのは……

第84回国会 建設委員会 第10号(1978/04/05、34期、日本社会党)

○井上(泉)委員 当初私は公共事業の執行状況その他のことをお尋ねする予定でありましたけれども、官房長から詳細な報告がありましたので、そのことそのものは質問せずに、別の角度から今日の公共事業、つまり内需の拡大による景気浮揚、雇用の拡大、こうした面について公共事業との関連で質問を申し上げたいと思うわけです。  まず第一番に、建設省のいまの取り上げ方もいろいろ資材の問題については敏感でありますが、内需を拡大するにも、まず労働者――消費が拡大するためには人が中心であるし人は働くものであるということが中心でなければいかぬし、どんなに膨大な予算を組んでもその予算を動かしていくのは労働者だ。そういう点で、「……

第84回国会 建設委員会 第12号(1978/04/26、34期、日本社会党)

○井上(泉)委員 まず私は、道路公団の総裁にお尋ねをしておきたいと思うわけですが、先ほどの午前中の吉原議員の質問のことについては、理事会等で協議をするということになっておるわけですけれども、ああいうふうに規則にも何にもない、それから職員でもないし役員でもない、そういうのをあなた一存で任命できるということ自体について、あなたは自分がうんと偉いと思うのか、それともえらい勝手なことをしたと思っているのか、その反省というか意見を聞きたい。
【次の発言】 やむを得ない措置ということは、やることができる、そういうことは結局自分の与えられた権限ならどうでもできる、こういうことになるのか。社会常識上、そしてま……

第84回国会 交通安全対策特別委員会 第4号(1978/03/22、34期、日本社会党)

○井上(泉)委員 毎日、新聞を見て、必ずと言っていいほど交通事故のニュースが載っておるわけですが、最近における交通事故が、昭和四十五年から漸次減少して、今日その死者も昨年の実績では九千人を割ったということはまことに喜ばしいニュースでありますけれども、しかしなお六十万人に及ぶ多くの人が交通事故による災害を受けておる。その数は今日わが国の人口から見ればこれは大変な数になるし、十一年間のベトナム戦争でさえアメリカ軍の死傷者は三百万人を超えた。ところがわが国の過去十一年間の交通事故による死傷者はその三倍近い約八百七十万人。その被害がいかに甚大であるかということと、そしてまた、交通事故は減少といいまして……

第84回国会 交通安全対策特別委員会 第10号(1978/05/10、34期、日本社会党)

○井上(泉)委員 まず最初に、私は、国鉄にお尋ねするわけですが、最近踏切事故というものは逐年減少の方向にあるのか、それとも増加をしておるのか、横ばいなのか、その点まず伺いたい。
【次の発言】 全国的に減っておる傾向の中で、土讃線における踏切事故等については増大をしておるように私は思うわけですが、数字的にどうなっておるのですか。
【次の発言】 その原因はどこにあって、その対策はどうあるべきかということを検討されておるのかどうか。
【次の発言】 いま局長の言われた点を私は信頼をして、踏切の改良等、安全対策についてはこれを見守っていきたいと思うわけです。局長みずからもその原因についてはまだこれがとい……

第84回国会 交通安全対策特別委員会 第12号(1978/05/31、34期、日本社会党)

○井上(泉)委員 聞くところによると、あした「交通事故の状況及び交通安全施策の現況」については総理府長官から説明がなされるということでありますが、きょう、私はこの内容を詳細には検討していないのですけれども、一番私の質問に関心のある中身を調べてみましても、その辺の資料というものが非常に不十分であるというのじゃなしに、全然ないわけです。これは自賠責保険金の支払い額とか戻し額とかいうようなもの、あるいはまた傷害保険の構成の比率の中で、これは後遺障害までも含めた統計ということになっておりますけれども、これはやはり後遺症まで含めるということでなしに、一般傷害の場合の支払い額がどうであるか、こういうふうな……

第85回国会 建設委員会 第2号(1978/10/20、34期、日本社会党)

○井上(泉)委員 大臣、衆議院議員櫻内義雄の発言と建設大臣櫻内義雄の発言とは、これは発言の重みというものが違うと思うわけです。大臣の発言というものは一つの大きな政治責任であると同時に行政責任も伴うものだと思うわけですが、その点、大臣は十分理解をしておると思うのですが、なお見解を承りたいと思います。
【次の発言】 そのことは、大臣がたとえ十二月に交代をされても、大臣任期中に発言されたことは、後の建設大臣あるいは建設省の事務に引き継がれるものですか。
【次の発言】 それは諸情勢の変化という判断が、また逃げ道になるわけですが、しかし、大臣が言われたことは、やはり引き継がれるべきものであるという解釈の……

第85回国会 交通安全対策特別委員会 第2号(1978/10/18、34期、日本社会党)

○井上(泉)委員 私は自分の予定した質問の前に、大型自動車の死角の問題で、新車についてはそれに対応する措置を講ずる、それから既存の車についてはどうするかということを検討する、こういう話を聞いたのですけれども、その検討ということは、役所の検討は非常に長くなるので、少なくとも二年なり三年なりの間に既存の大型自動車に対しては新車と同じような装置をするとかというようなことを決める意思はないのかどうか、その点をまず……。
【次の発言】 善良な市民が毎日そういう危険な車の横行する中で生命の危険にさらされておるわけですから、これをそのままマンマンデーにやられるということは、今日までこの問題について放置してき……

第87回国会 建設委員会 第4号(1979/02/28、34期、日本社会党)

○井上(泉)委員 国土庁長官あるいは建設大臣、新しく大臣になられて、それぞれいろいろな抱負を持って、それぞれの省庁でがんばっておられると思うわけですが、まず私は、建設省の官房長、国土庁の官房長それぞれから御答弁を願いたいのは、新大臣になられて何か変わったことがあるのかどうか、まず建設省の官房長から。
【次の発言】 別に理屈を言うわけではないですけれども、大臣がかわっても変わりばえのないというのが、いままでの閣僚の入れかえで、変わりばえがあるはずもないと思うわけでありますけれども、まあ自民党の閣僚である限り、そう変わるわけはないと思うのですけれども、特に人間中心の考え方を基本に置いたということは……

第87回国会 建設委員会 第5号(1979/03/02、34期、日本社会党)

○井上(泉)委員 この特定市街化区域農地の法律それから農住の法律、ともに、これは都市における住宅難を緩和するための手段として打ち出しておることには間違いないでしょうか。
【次の発言】 そこで自治省にお伺いしますが、市街地の区域の農地の固定資産税と市街地周辺の調整区域の固定資産税で、どれくらいの開きがあるのですか。
【次の発言】 この法律の施行に伴って市街化区域の農地の固定資産税というものは、その周辺の調整区域から見れば二十倍にも百倍にも変わったという話ですが、およそ統計的に自治省、いままで市街化区域では、この法律ができるまでは、これしか税金は取っていなかったけれども、この法律を適用することによ……

第87回国会 建設委員会 第11号(1979/08/08、34期、日本社会党)

○井上(泉)委員 私は、東名の日本坂トンネルの事故のことについて、まず大臣にお尋ねするわけですが、大臣も現地を見られて、その状態等もつぶさに承知をされたと思うのですが、それをごらんになって、その後の経過等、承知をされる中で、あれだけの被害が起こったことについて、何らか、もっとこういう対策をしておったら、これほども起こらなかったのにという感じはしなかったか。それとも、これだけの事故は、この状態ではもうやむを得ぬなあ、こういうようにお考えになったのか。この状態であるからやむを得ぬが、しかし、こうしておったら、こんな大きな事故にはならなかったのではないかとお考えになったかどうか。その気づいた点につい……

第87回国会 交通安全対策特別委員会 第7号(1979/05/23、34期、日本社会党)

○井上(泉)委員 いま前田先生の、駐車違反に対する解決、問題点についての質問に対して、杉原交通局長、これは速記を見たらわかるが、何を言っておるのかわからぬ。本当に駐車違反をなくするような対策を講ずる考えがあるのかどうか、ただもやもやして時を過ごす、こういうふうな取りとめのない気持ちに考えられるわけですが、駐車違反の問題は交通安全対策上非常に重要な課題であるので、警察庁はもうちょっとすっきりした指導方針というか、取り締まり方針というものは持たないものですか。
【次の発言】 それは局長、駐車禁止区域にしたところは、ここへ駐車してはならぬということにしたために駐車禁止にしておるのでしょう。あなたの話……


35期(1979/10/07〜)

第90回国会 建設委員会 第2号(1979/12/07、35期、日本社会党)

○井上(泉)委員 毎日の新聞に政治家と政府関係の機関、そういう関係との癒着、汚職、腐敗の姿が報道されるわけですが、その中で私はこの建設委員会に所属をするわけでありまするから、建設委員会の関係で住宅公団の問題でありますが、こうした実態というものを見て大臣は一体どうお考えになるのか。まだ着任されて日も浅いんでありますけれども、これについての御見解をまず承りたいと思います。
【次の発言】 大臣は非常に世事に通じた大臣ですが、いまの答弁はいわばおざなりの答弁にすぎないと思うわけですが、大臣は、これ土路一人の犯罪だと今日もお考えになっておるんでありますか、それとも土路を中心とした一連の機構的な、構造的な……

第91回国会 建設委員会 第3号(1980/02/22、35期、日本社会党)

○井上(泉)委員 短い時間でありますので、答弁もきわめて簡潔にお願いしたいと思うわけですが、私はまず、他の省庁からおいで願っておる方にお伺いをしておきたいと思います。  大蔵省においては、建設省関係の予算特に公共事業費の伸び率を抑えるためにやっきになり、あるいはまた道路財源に使用されておる石油税等のものを一般財源に振り向けるような、そういうこともたびたび意図されておるというわけですが、あなたは今日の日本の道路事情というものをこれでいいとお考えになってそういうことをお考えになっておるのかどうか、その点ひとつお伺いしたいと思います。  大蔵省来てないそうですから、次にします。  運輸省にお尋ねする……

第91回国会 建設委員会 第5号(1980/03/07、35期、日本社会党)

○井上(泉)委員 都市開発資金は、五十三年は約四百二十六億、五十二年は三百八十四億、五十一年は三百二十三億と、かなりの金額が支出をされておるわけです。五十四年度決算はまだでありましょうけれども、もうすでに年度末でありますから相当支出しておると思うわけですが、五十四年度に支出が予想される金額はどれくらいになるの一か、まずそれを承りたいと思います。
【次の発言】 そうすると、五十四年度は五十三年より百億くらい少なくなるのですか。
【次の発言】 特別会計の中の支出済みの歳出額が五十三年では四百二十六億、それでこの中にはもちろん地方自治体に対する貸付金もあると思うわけですが、たとえば五十三年には地方自……

第91回国会 建設委員会 第7号(1980/03/26、35期、日本社会党)

○井上(泉)委員 いま雇用促進事業団の方においでを願っておるわけですが、雇用促進事業団の建てる建物はどういう範疇に属するものか。住宅の区分で民営か公営か。
【次の発言】 その他の施策に入る住宅といっても、やはり住宅には区分があるでしょう。その他の住宅というのはないんでしょう、住宅の区分というものは。それならこの規制は、監督官庁といいますか、監督するのはどこがやっていますか。
【次の発言】 その場合に、雇用促進事業団がやる住宅が、五十五年度の計画では五千戸、それは三DKである、こういうことでこれもこの住宅建設五カ年計画の一環として建設を行ってきておるということになれば、やはり国が定めた五カ年計画……

第91回国会 建設委員会 第10号(1980/04/04、35期、日本社会党)

○井上(泉)委員 明日香の村長さんにお尋ねするわけですが、この国会でこの法案がこんなに論議をされておるということは、一つは憲法に違反をした、憲法の条項を守ってやるべき法律であるのに、それを手抜きをしておるのではないかということ。さらにはまた、審議会の答申どおりにこの法案がつくられておれば、これは問題ないわけですけれども、この審議会の答申から逸脱をしておる。たとえばその元法と言われる古都保存法からは、国土愛というのが今度は愛国心に飛躍をしてきている、そういう点。さらにはまた、これに対する財政援助というものは、被害を受ける地域の財政援助というものが不十分である。主要な問題点としては、私どもはこの三……

第91回国会 建設委員会 第13号(1980/04/23、35期、日本社会党)

○井上(泉)委員 同僚議員から、都市再開発法の問題点については、微に入り細に入り、かなり慎重に質疑が交わされたわけでありますし、私自身のきょうの質問の予定の項目というものも、ただいまの木間委員の質疑の中でも取り上げていただき明らかにされたわけでありますから、私は重複を避けて質問を申し上げたいと思うわけです。  この市街地再開発事業がずっと行われてきておるわけですが、私がきょういただいた資料で、地方公共団体施行の場合の平均は百二十一億九千六百万である。そうすると、約二十カ所近いところをやってきておるわけです。そうすると、この地方公共団体施行の都市再開発の事業でも、今日まで約二千億の投資がなされて……

第91回国会 交通安全対策特別委員会 第4号(1980/03/19、35期、日本社会党)

○井上(泉)委員 私はきょうは、運輸省の航空局長もお見えになっておりますので、まず運輸省の方を先にお尋ねをしておきたいと思います。  五十五年度の地方空港の整備計画が定まって、今度の予算にもかなり計上されておるわけですが、大体どういうふうなものであるのか、まずその整備計画の内容について要約をして御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 そういう中で、これはローカルのことをお尋ねして恐縮でございますけれども、高知空港の整備の状況です。  この間、県議会で知事が、五十七年には大型機の発着が可能な状態にというような、見通しがある答弁をしておったようでしたが、高知空港の整備の進捗状況、さらにはいま予……

第91回国会 交通安全対策特別委員会 第5号(1980/04/09、35期、日本社会党)

○井上(泉)委員 私は、幾つか質問を申し上げたいと思いますし、きょうはこの委員会には建設大臣も公安委員長も、二大臣がお見えという大サービスですから、ひとつ実りある委員会としての結果を生みたいと思うわけです。  まず最初に、簡単なことであるし、また非常に好感を持って受けられておる問題として、全国の信号機を省エネ対策ということで、警察庁が通達を出して昼間とか夜間、夜間の交通量が減少したときには信号機を点滅する、あるいは電球を百ワットから低電力の七十ワットに取りかえることによって省エネ対策を実施された。  高知県なんかの場合でも、そういうことをすることによって電力の値上げ分が相殺され、それだけ経費節……

第91回国会 法務委員会 第17号(1980/04/18、35期、日本社会党)

○井上(泉)委員 私はまず最初に、私が平沢氏を守る会の副会長をしておる関係で、さきにも法務大臣に平沢さんの早期釈放を要請したわけでありますが、その後相当な時間も経過したわけですが、いわゆる帝銀事件の平沢さんの現在の健康状態はどうであるのか、そのことをまず承りたいと思います。
【次の発言】 現在そういう状態であるということですが、聞くところによると、幾つかの病気にかかって獄舎で耐えられないような状態である。私が二月十八日に面会に行ったときにはそういうようなことは感じなかったわけでありますけれども、その後の話でそういうことが伝えられたので、どういう状態だろうかということでお聞きをしたわけですけれど……

第91回国会 予算委員会 第14号(1980/02/19、35期、日本社会党)

○井上(泉)委員 ちょうど法務大臣に出席をお願いをしておるわけでありますので、法務大臣から先にお尋ねをしたいと思います。  法務大臣は政治家としての大先輩であるわけですし、私は、最近における政界の世相を見たときに、これは城山三郎の小説ではないけれども、男子の本懐、政治家としての本懐を全うするために決意をされて政治家としてやられておる、こういうふうに思うわけですが、そこで、大臣の任期のときに、何かやはり法務大臣はこうこうでした、倉石法務大臣はこういうことをやったんだということが印象に残るような、そういう足跡を私は残してもらいたい。  それは、もちろん大臣自身はそのことを考えておられると思うわけで……


36期(1980/06/22〜)

第92回国会 物価問題等に関する特別委員会 第1号(1980/07/18、36期、日本社会党)【議会役職】

○井上委員長 この際、一言ごあいさつを申し上げます。  ただいま、委員各位の御推挙によりまして、私が委員長の重責を担うことになりました。  申し上げるまでもなく、物価の安定は国民生活にとって重大な関心事であります。しかしながら、最近における物価動向は、内外ともに厳しい経済状況の中にあって、楽観を許さないものがあります。  この重要な時期に私は本特別委員会の委員長に選任され、その職責の重大さを痛感いたしておる次第でございます。  委員各位の御協力によりまして、円滑な委員会運営と、本委員会に課せられました使命達成のため、微力でありますが、最善を尽くしたいと存じます。  何とぞよろしく御協力をお願い……

第92回国会 物価問題等に関する特別委員会 第2号(1980/07/25、36期、日本社会党)【議会役職】

○井上委員長 これより会議を開きます。  まず、理事の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの青木正久君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、 委員長は、理事に       青木 正久君    岸田 文武君       関谷 勝嗣君    吹田   ナ君       小野 信一君    武部  文君       長田 武士君    塩田  晋君 を指名いたします。
【次の発言】 この際、経済企画庁長官及び経済企画政務次官から、それぞれ発言を求められておりますので、これを許します。河本経済企画庁長官。

第93回国会 外務委員会 第2号(1980/10/22、36期、日本社会党)

○井上(泉)委員 私は外務委員会で質疑するのは初めてでありますし、わが党の外交問題についての権威ある先輩の方々の後塵を拝しての質問でありますから、まことに幼稚な問題を論議するかもしれませんけれども、御了承願いたいと思います。  いまの日本の情勢というのは、国際的にも、そしてまた国内の財政状態についても非常に危機的な様相が強いわけでありますが、私はそういう中で、わが郷土の先輩のかつての濱口雄幸大先生の、あのときの国会における最初の施政方針の演説を見たところ、冒頭に、わが国の外交関係は、こういうことが振り出しになっておるわけです。「先ヅ帝国ノ外交関係ノ大体……」。ところが、日本の鈴木内閣は初めての……

第93回国会 外務委員会 第3号(1980/10/24、36期、日本社会党)

○井上(泉)委員 この食糧援助規約の締結について、これが千九百七十一年の国際小麦協定の中でずっと決められてきたわけですが、その当時食糧援助規約を決めた状況と今日の状況、これを一応御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 昨年はこの数量はどれぐらいだったですか。
【次の発言】 ちょっと聞きづらかったのですが、もう一回いまのを繰り返して答弁していただきたいと思いますが、換算をしてどうのこうのという話をされておったのですけれども、メモすることができなかったので……。
【次の発言】 日本は現物ではなしに金を払ってその金で小麦を買ってもらった、こういうことになるわけですね。それでこの規約に基づいての……

第93回国会 外務委員会 第6号(1980/11/05、36期、日本社会党)

○井上(泉)委員 いま全世界の最大の関心事といいますのはアメリカの大統領選挙だと思うわけですが、もう大臣も十時のニュース等お聞きになったことだと思うし、また外務省としても情報は十分承知をしておると思うわけですが、カーター現大統領がどうも落選をする、それでレーガン候補が当選をするということが非常に濃厚であるというニュースを聞いたわけですが、こうしたアメリカの大統領選挙の予想される結果について大臣はどういうお考えを持たれるのか、その点まず第一番目に承りたいと思います。
【次の発言】 確かに選挙はまだ結果はどうなるかわからぬ。しかし、どうなろうと、カーターがなろうがレーガンがなろうが、日本の外交方針……

第93回国会 外務委員会 第7号(1980/11/12、36期、日本社会党)

○井上(泉)委員 時間が非常に限られておりますので、実はきょうは、中近東のイラン、イラクとの関係における日本の企業の状態や将来の展望、あるいはこの辺に進出しておる企業の、この紛争に基づく処理等について関係省からも出席を求めておったわけでありますけれども、その問題についてはいずれまた次の機会に御質問を申し上げることにいたしたいと思います。  中東のイラン・イラクの紛争というものは非常に長期化する様相を示しておる。アメリカで自動車の輸入制限をするとか、あるいは日本からの輸入品の制限をするとかいうような状態の中で、これから日本経済としてはアジア、中近東諸国、こういう諸国との友好協力関係、経済関係を深……

第93回国会 物価問題等に関する特別委員会 第1号(1980/10/02、36期、日本社会党)【議会役職】

○井上委員長 この際、一言ごあいさつを申し上げます。  ただいま、委員各位の御推挙によりまして、再度委員長の重責を担うことになりました。何とぞよろしく御協力をお願いいたします。(拍手)
【次の発言】 この際、理事の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの関谷勝嗣君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、委員長は、理事に       青木 正久君    岸田 文武君       関谷 勝嗣君    吹田  ナ君       小野 信一君    武部  文君       長田 武士君    塩田  晋君 を指名いたします。  本日は、これにて散会いたします。 ……

第93回国会 物価問題等に関する特別委員会 第2号(1980/10/16、36期、日本社会党)【議会役職】

○井上委員長 これより会議を開きます。  理事の補欠選任についてお諮りいたします。  理事関谷勝嗣君の委員辞任に伴い、現在理事が一名欠員となっております。この際、その補欠選任を行いたいと存じますが、先例によりまして、委員長において指名するに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。  それでは、理事に谷洋一君を指名いたします。
【次の発言】 物価問題等に関する件について調査を進めます。  この際、当面の物価問題等について河本経済企画庁長官より発言を求められておりますので、これを許します。河本経済企画庁長官。

第93回国会 物価問題等に関する特別委員会 第3号(1980/10/23、36期、日本社会党)【議会役職】

○井上委員長 これより会議を開きます。  物価問題等に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。牧野隆守君。
【次の発言】 金子みつ君。
【次の発言】 簡単に、的確に答えてください。
【次の発言】 午後一時から委員会を再開することとし、この際、休憩いたします。     午後零時十五分休憩
【次の発言】 消費者協会の不正使い込みの問題は、これほど消費者に大きな衝撃を与えたニュースはないと思うわけであります。ましてや商品を生産する企業を管理する通産省の所管の中にあって、しかも唯一の消費者に対するサービス機関と言うべき消費者協会が五年間にわたって一億二千万円……

第93回国会 物価問題等に関する特別委員会 第4号(1980/11/06、36期、日本社会党)

○井上(泉)委員 私は大体きょうは米の生産と消費について御質問申し上げたいと思うわけですが、その前に野菜の関係で、物価の値上がりの元凶が農作物の中で野菜がよく言われ、それに対する対策とかいうことも当委員会でも何回か論議をされたことがあるわけです。その野菜の指定産地という制度を設けておるわけですが、その指定産地を設けておられるところで、これも一括して質問申し上げますが、この指定産地を育成するというか、 これに対する予算というものが大体昨年度、今年度でどの程度のものであるのか、それから本年の野菜の年末年始、つまりこの秋冬場の野菜の供給については心配はないのか、価格の暴騰を来すとかいうようなことはな……

第93回国会 物価問題等に関する特別委員会 第5号(1980/11/13、36期、日本社会党)【議会役職】

○井上委員長 これより会議を開きます。  物価問題等に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。五十嵐広三君。
【次の発言】 簡単に。
【次の発言】 春田重昭君。
【次の発言】 岩佐恵美君。
【次の発言】 次回は来る十七日月曜日午前十時理事会、午前十時三十分委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。     午後零時十二分散会

第93回国会 物価問題等に関する特別委員会 第6号(1980/11/20、36期、日本社会党)【議会役職】

○井上委員長 これより会議を開きます。  参考人出頭要求に関する件についてお諮りいたします。  物価問題等に関する件について、来る二十七日、石油連盟会長永山時雄君に参考人として出席を求め、意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。  次回は、来る二十七日木曜日午後零時五十分理事会、午後一時より委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。     午前十時四十六分散会

第93回国会 物価問題等に関する特別委員会 第7号(1980/11/27、36期、日本社会党)【議会役職】

○井上委員長 これより会議を開きます。  物価問題等に関する件について調査を進めます。  本日は、参考人として、石油連盟会長永山時雄君に御出席をいただいております。  永山参考人には、御多忙中のところ本委員会に御出席いただき、まことにありがとうございます。  本委員会におきましては、物価問題全般にわたり調査を行っており、本日は、特に石油需給の現状と見通し、石油製品の価格問題等について調査をすることになっております。永山参考人には、そのお立場から忌憚のない御意見をお述べいただきたいと存じます。  それでは、まず永山参考人から十分程度御意見をお願いいたします。

第94回国会 外務委員会 第3号(1981/02/25、36期、日本社会党)

○井上(泉)委員 大臣は自民党の中でも俗に言うハト派というような話をよく聞くわけです。私はハト派とかタカ派ということにこだわって質問するわけじゃないですが、朝鮮民主主義人民共和国へ前後二度にわたって訪朝された経験があるということをお聞きしたわけですが、その印象といいますか、国家としての朝鮮民主主義人民共和国の印象をどうお考えになっておられるのか、その辺のことをお聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 言うのは適当でないというのはどうですか、あなたは信念を持って日本の外交をやっておられるでしょう。そうすれば、やはり二度も行かれておるのだから、朝鮮民主主義共和国に対してはどういう理解を持っておる……

第94回国会 外務委員会 第4号(1981/03/18、36期、日本社会党)

○井上(泉)委員 私は、東南アジア諸国連合貿易投資観光促進センター設立に関する協定を中心にして、それに関係すると思われる二、三の問題を質問いたしたいと思うわけです。  この東南アジア諸国連合貿易投資観光促進センターの設立に当たって、これは福田総理が東南アジアを訪問したときの話し合いの中で出て、それが今日でき上がった、こういうことになっておるという経過ですが、その前に東南アジア貿易投資観光促進センターという協定を結んでいる。今度は東南アジア諸国連合、いわゆる東南アジア全体の地域ではなしに、東南アジアの中のいわゆるASEAN諸国との間における促進センタしであって、その他の東南アジアの諸国と結んでお……

第94回国会 外務委員会 第7号(1981/04/08、36期、日本社会党)

○井上(泉)委員 環境庁長官は、この渡り鳥に関する中華人民共和国政府との間の取り決めには非常に熱心であられたということをお聞きするわけですが、これと同じようにたとえばソ連との関係においても、私、不勉強でいま高沢議員から聞いたわけですけれども、ソ連との間にもこういうなにをやっておるけれどもまだ取り決めに至っていない、こういう話を聞くわけですが、それは一体どういう理由でまだなされないのか、後から来た中国がお先へと、こういうことはどういう理由か、その辺を承りたいと思います。
【次の発言】 私は、こういう取り決めというものはきわめて平和的な、そして友好的な両国の国民のいわば自然を愛する心に触れる協定で……

第94回国会 外務委員会 第17号(1981/05/28、36期、日本社会党)

○井上(泉)委員 この難民問題について、先般大臣があいさつをされたときにいろいろと述べられた中で、第一番に「すなわち、激動する世界、特にアジアの平和と安定のために、わが国はアジア諸国と協力し」云々ということを述べられたわけであります。往々にしてわが国外交は、日米関係を基軸にして、という通り一遍の言葉がまかり通る中で、大臣としては率直、簡明に、今日のわが国の外交上の課題として東南アジア地域を第一番に挙げられたということは、私は共感を覚えるものですが、その東南アジア地域の問題で難民問題というものは非常に重大なわが国としての問題だと思うわけであるし、そのことはアジア全体における大きな問題であることに……

第94回国会 交通安全対策特別委員会 第11号(1981/06/04、36期、日本社会党)

○井上(泉)委員 同僚議員の御理解ある御協力をいただきまして、私きょうこの委員会で質問させていただくわけですが、いまの自民党の議員さんの質問を聞いておる中で、本当に古いことが繰り返し繰り返し論議されておるというように感じたわけです。池田交通局長も、交通局長になられてどのくらいになるかは承知しませんけれども、今日、交通安全対策の中でダンプの過積問題はずいぶんやかましく言われてきたわけですが、この際、おれの局長時代に徹底的に過積問題を解決するのだというだけの気概を持って取り組んでみるという決意はないかどうか、その点……。
【次の発言】 その最善を尽くすのはあたりまえのことであって、別にその答弁を聞……

第94回国会 物価問題等に関する特別委員会 第1号(1980/12/22、36期、日本社会党)【議会役職】

○井上委員長 この際、一言ごあいさつを申し上げます。  引き続きまして、私が本特別委員長の重責を担うことになりました。どうぞよろしくお願いいたします。(拍手)
【次の発言】 これより理事の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの岸田文武君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、委員長は、理事に       青木 正久君    岸田 文武君       谷  洋一君    吹田  ナ君       小野 信一君    武部  文君       長田 武士君    塩田  晋君 を指名いたします。  本日は、これにて散会いたします。     午後一時二十六分散会

第94回国会 物価問題等に関する特別委員会 第2号(1981/02/17、36期、日本社会党)【議会役職】

○井上委員長 これより会議を開きます。  物価問題等に関する件について調査を進めます。  この際、河本経済企画庁長官から、物価対策並びに国民生活行政について発言を求められておりますので、これを許します。河本経済企画庁長官。
【次の発言】 次に、公正取引委員会の業務状況について、橋口公正取引委員会委員長から説明を聴取いたします。橋口公正取引委員会委員長。
【次の発言】 次に、昭和五十六年度の物価対策関係経費の概要について、廣江物価局長から説明を聴取いたします。廣江物価局長。
【次の発言】 次に、昭和五十六年度の消費者行政関係経費の概要について小金国民生活局長から説明を聴取いたします。小金国民生活……

第94回国会 物価問題等に関する特別委員会 第3号(1981/02/26、36期、日本社会党)【議会役職】

○井上委員長 これより会議を開きます。  物価問題等に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。長野祐也君。
【次の発言】 順次関係者から御答弁を簡潔にお願いしたいと思います。  最初に電話料金の件について、郵政省水町業務課長。
【次の発言】 長田武士君。
【次の発言】 午後二時三十分から委員会を再開することとし、この際、休憩いたします。     午後零時四十一分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。  質疑を続行いたします。塩田晋君。
【次の発言】 続いて岩佐恵美君。
【次の発言】 依田君。

第94回国会 物価問題等に関する特別委員会 第4号(1981/03/10、36期、日本社会党)【議会役職】

○井上委員長 これより会議を開きます。  この際、参考人出頭要求に関する件についてお諮りいたします。  物価問題等に関する件、特に私鉄運賃改定問題について調査のため、参考人の出席を求め、意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。  なお、参考人の人選、出頭日時等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。  次回は、来る十七日火曜日午前九時五十分理事会、午前十時委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。     ……

第94回国会 物価問題等に関する特別委員会 第5号(1981/03/17、36期、日本社会党)【議会役職】

○井上委員長 これより会議を開きます。  物価問題等に関する件、特に私鉄運賃改定問題について調査を進めます。  本日は、参考人として日本民営鉄道協会副会長廣田宗君、京成電鉄株式会社取締役社長佐藤光夫君、阪急電鉄株式会社取締役社長柴谷貞雄君に御出席をいただいております。  この際、一言ごあいさつを申し上げます。  参考人各位には、御多用中のところ御出席をいただき、ありがとうございました。  大手民鉄十四社は、昨年十一月、普通運賃一七・四%、通勤、通学定期二二・七%、平均一九・六%の値上げ申請を行い、現在、運輸審議会において審議の段階でありますが、最近では、四十九年七月、五十年十二月、五十四年一月……

第94回国会 物価問題等に関する特別委員会 第6号(1981/03/24、36期、日本社会党)【議会役職】

○井上委員長 これより会議を開きます。  物価問題等に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。小野信一君。
【次の発言】 金子みつ君。
【次の発言】 武部文君。
【次の発言】 長田武士君。
【次の発言】 関連質問の申し出がありますので、これを許します。塩田晋君。
【次の発言】 岩佐恵美君。
【次の発言】 次回は、来る四月七日火曜日午前十時理事会、午前十時十分委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。     午後二時二十一分散会

第94回国会 物価問題等に関する特別委員会 第7号(1981/04/07、36期、日本社会党)【議会役職】

○井上委員長 これより会議を開きます。  物価問題等に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。小澤潔君。
【次の発言】 武部文君。
【次の発言】 小野信一君。
【次の発言】 次回は、明後九日木曜日午前九時五十分理事会、午前十時委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。     午後一時三十八分散会

第94回国会 物価問題等に関する特別委員会 第8号(1981/04/09、36期、日本社会党)【議会役職】

○井上委員長 これより会議を開きます。  物価問題等に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。春田重昭君。
【次の発言】 中野寛成君。
【次の発言】 岩佐恵美君。
【次の発言】 依田実君。
【次の発言】 次回は、来る二十一日火曜日午前十時理事会、午前十時十分委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。     午後一時十七分散会

第94回国会 物価問題等に関する特別委員会 第9号(1981/04/21、36期、日本社会党)【議会役職】

○井上委員長 これより会議を開きます。  物価問題等に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。青木正久君。
【次の発言】 武部文君。
【次の発言】 長田武士君。
【次の発言】 午後二時三十分から委員会を再開することとし、この際、休憩いたします。     午後一時五十四分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。  質疑を続行いたします。塩田晋君。
【次の発言】 次回は、来る五月十二日火曜日午前十時理事会、午前十時十分委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。     午後四時二分散会

第94回国会 物価問題等に関する特別委員会 第10号(1981/05/12、36期、日本社会党)【議会役職】

○井上委員長 これより会議を開きます。  物価問題等に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。小野信一君。
【次の発言】 草川昭三君。
【次の発言】 岩佐恵美君。
【次の発言】 いいです。
【次の発言】 ただいまの岩佐君の御意見は、月並みな回答で恐れ入りますけれども、理事会で相談をして……。  次回は、明後十四日木曜日午前十時理事会、午前十時十分委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。     午後一時十三分散会

第94回国会 物価問題等に関する特別委員会 第11号(1981/05/14、36期、日本社会党)【議会役職】

○井上委員長 これより会議を開きます。  物価問題等に関する件について調査を進めます。  この際、参考人出頭要求に関する件についてお諮りいたします。  本件調査のため、本日、畜産振興事業団理事長森整治君に参考人として出席を求め、意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。  なお、御意見の聴取は質疑応答の形で行いますので、さよう御了承願います。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、順次これを許します。武部文君。
【次の発言】 森参考人には、御出席いただきまして、ありがとうございました。  御退席いただいて結構です。……

第94回国会 物価問題等に関する特別委員会 第12号(1981/06/04、36期、日本社会党)【議会役職】

○井上委員長 これより会議を開きます。  物価問題等に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありますので、これを許します。岩佐恵美君。
【次の発言】 次に、本日の請願日程全部を一括して議題とし、審査に入ります。  請願の趣旨につきましては、すでに文書表によって御承知のところであります。また、その取り扱いにつきましては、先刻理事会において協議いたしましたので、その結果に基づき、直ちに採否の決定に入りたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。  それでは、本日の請願日程中物価上昇抑制に関する請願一件を採択の上、内閣に送付……

第94回国会 物価問題等に関する特別委員会 第13号(1981/09/03、36期、日本社会党)【議会役職】

○井上委員長 これより会議を開きます。  物価問題等に関する件について調査を進めます。  本件に関し、北海道電力株式会社取締役社長四ツ柳高茂君に参考人として御出席いただいております。  四ツ柳参考人には、御多用中のところ、本委員会に出席をいただきまして、まことにありがとうございます。  まず、北海道電力株式会社の料金改定申請の経緯につきまして、説明を求めます。四ツ柳参考人。
【次の発言】 これにて四ツ柳参考人の説明は終わりました。
【次の発言】 これより参考人に対する質疑に入ります。  時間の関係もありますので、参考人は簡潔に答弁をしていただくようにお願いしたいと思います。  質疑の申し出があ……

第95回国会 外務委員会 第2号(1981/11/11、36期、日本社会党)

○井上(泉)委員 若干の問題を質問いたすわけですが、後にはベテランの土井議員も控えておりますので、私の足らぬところは土井議員に補っていただくものと思って、安心をして幾つか質問をしたいと思います。  私は、日本の国の外交というものは、平和的な手段の中で国と国とのいろいろな問題を解決して、そしてそれによってもたらされた国民の被害を国が救済する、そういうことが大きな仕事ではないか、かように思うわけですが、大臣の見解はどうですか。
【次の発言】 恐らく内閣改造があって、あなたが外務大臣のいすを去られるかどうかは知りませんけれども、自民党が内閣を継ぐことは間違いないのじゃないか、こういうふうに考えるわけ……

第95回国会 物価問題等に関する特別委員会 第1号(1981/09/24、36期、日本社会党)【議会役職】

○井上委員長 この際、一言ごあいさつを申し上げます。  ただいま、委員各位の御推挙によりまして、今国会も、引き続き委員長の重責を担うことになりました。何とぞよろしく御協力をお願いいたします。(拍手)
【次の発言】 この際、理事の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの谷洋一君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、委員長は、理事に      青木 正久君    岸田 文武君      谷  洋一君    吹田  ナ君      小野 信一君    武部  文君      長田 武士君    塩田  晋君 を指名いたします。  本日は、これにて散会いたします。……

第95回国会 物価問題等に関する特別委員会 第2号(1981/11/10、36期、日本社会党)【議会役職】

○井上委員長 これより会議を開きます。  物価問題等に関する件について調査を進めます。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。五十嵐広三君。
【次の発言】 この際、休憩いたします。     午前十一時五十五分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。  質疑を続行いまします。中野寛成君。
【次の発言】 岩佐恵美君。

第95回国会 物価問題等に関する特別委員会 第3号(1981/11/27、36期、日本社会党)【議会役職】

○井上委員長 これより会議を開きます。  この際、御報告申し上げます。  今国会、付託になりました請願は、公共料金値上げ政策反対等に関する請願一件であります。本請願の取り扱いにつきましては、先刻の理事会で協議いたしましたが、採否の決定は保留することになりましたので、御了承願います。
【次の発言】 次に、閉会中審査申し出の件についてお諮りいたします。  物価問題等に関する件について、議長に対し、閉会中審査の申し出をすることとし、その手続につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。  なお、閉会中審査案件が……

第96回国会 外務委員会 第4号(1982/03/31、36期、日本社会党)

○井上(泉)委員 私は、幾つか質問を申し上げるわけでありますけれども、きわめて素人でありますので、豊富な知識体験を有する皆さん方から見ればお笑いになるかもしれませんが、ひとつお聞きしたいことは、まず外務省のお役人さんに、いわゆる官僚と言うことはどうも申しわけないですが、聞くわけです。  大臣がかわることによって外務省の事務当局の外交の方針というものに変化があるのかどうか、そのことを……。
【次の発言】 そうなると、大臣はだれになってもそう差し支えない。園田外相から櫻内外相にかわっても日本の外交政策というか外交方針には変わりない、こういうことですか。

第96回国会 外務委員会 第7号(1982/04/09、36期、日本社会党)

○井上(泉)委員 きょうは、くしくも日昇丸がアメリカの潜水艦に当て逃げされた日に当たるわけです。その交渉の経過、いろいろな経過を踏んでいわば落着したということになっているわけです。この落着の成果にいまのままで外務大臣は満足していますか。
【次の発言】 この問題が起こった当初、当委員会でもずいぶん論議をしたわけです。その当時にはアメリカ側は、いま大臣が言われたような全面的責任というようなことを言わずに、いろいろと理屈を並べて当て逃げということを否定するような行動をとり、それに対して外務省も何か追随するような姿勢にあったわけです。その間海上保安庁においては、この乗組船員からいろいろ事情聴取する等の……

第96回国会 外務委員会 第10号(1982/04/21、36期、日本社会党)

○井上(泉)委員 いま日本じゅうを揺り動かしておる大きな問題に、日米の貿易摩擦解消の中で農産物の自由化を強く要求をしてきておる問題があるわけですが、この問題について農林省はどう対処しておるのか、どうありたいのか、その点まず農林省から説明を受けたいと思います。
【次の発言】 生産者も消費者も、いまの農産物の自由化を要求することに日本が応じたら、これは日本の胃袋がアメリカに支配をされるということになるし、それで日本農業が崩壊をするということは、日本民族の重大な危機になるということで、これは消費者も生産者も各地で大会を開いて反対をしておるわけですが、農林省としては、要約するところは、そういう残存品目……

第96回国会 外務委員会 第11号(1982/04/23、36期、日本社会党)

○井上(泉)委員 この協定について、わが国とインドネシアとの間の協定を締結することによって、二重課税の回避の制度を通じ、両国間の経済、技術及び文化の面での交流が促進される。結構なことだと思うけれども、これによって利益を受けるのはインドネシアへ出ておる日本の企業であり、また、日本におけるインドネシアの企業であるということで、その企業の利益を国と国との間において条約という形で協定を結んでこれを保護するというのがこの条約の趣旨でしょう。
【次の発言】 この協定を結ぶと結ばないとで、企業または個人は税の負担は非常に違うということですが、大蔵省の方ではこれを結ぶことによっておよそどれだけの税負担が軽減を……

第96回国会 外務委員会 第17号(1982/06/02、36期、日本社会党)

○井上(泉)委員 最初に、ビザの発給がなされていないということについて大臣が、努力したい、こういう願望的な発言をなされたのであります。私はそれに対して不規則発言で、すると言わなければいかぬと言ったのですが、大臣、どうですか、したいということと、するということと、言葉の実際面で大分違いがあると思うわけですが、どうして「したい」という願望の気持ちでそのことを言われたのですか。「する」という気持ちをもって言ったのか。どっちか。
【次の発言】 ビザが出る出ないでなしに、そういうビザが発給されるようにするということと、それができなかったからすると言ったのに、なぜおりなかったか、そういう質問が出たときにい……

第96回国会 外務委員会 第25号(1982/08/20、36期、日本社会党)

○井上(泉)委員 まず最初に、私は、日朝の漁業協定の問題について、水産庁の方は、これが今日まだ協定も結ばれずにたくさんの漁民が出漁もできずに非常に困窮をしておる、こういう実態をどう打開するお考えであるのか、その点お聞きしたいと思います。
【次の発言】 そういうことは、朝鮮水域に出漁していた漁業者についてはいまのところ別に困った事情にはない、こういう解釈ですか。
【次の発言】 朝鮮民主主義人民共和国の関係の中の水域では操業はしてないでしょう。そのことは、現在、いまのところはと言っておるのですが、将来にわたってこういう状態が続くということはどうですか。

第96回国会 建設委員会 第13号(1982/05/14、36期、日本社会党)

○井上(泉)委員 私は、当委員会でもすでに論議をされたことだと思うわけでありますが、大渡ダムという約六百億以上かけたダムが、竣工式をことしの秋に予定をしておって、試験湛水を始めた途端にダム周辺の山が崩壊の状態を示したということで、地元住民を初めとして関係機関が大騒ぎをしておる、そのことは建設省の方も篤と御承知のことだと思うわけでありますが、ダムというものをつくって、そのダムをつくることによって受けるべき利益というものと、その受けるべき被害というものを考えてみますというと、流域の住民にとって、ダムができて本当によかったと拍手喝采をして、ダムが建設されたことに対する感謝の気持ちをあらわす声というも……

第96回国会 交通安全対策特別委員会 第4号(1982/04/22、36期、日本社会党)

○井上(泉)委員 私は、まず総務長官にお尋ねするわけです。総務長官の所信表明、まことに結構な所信表明をしていただいておるわけですが、問題は、この所信表明がいかに実行されるかということであります。所信表明の中で、前文はいろいろ情勢報告のようなことであって、本当に総務長官としての交通安全対策に取り組む姿勢というのは、「昭和五十七年度の予算編成に当たり、」云々の項が総務長官としての交通安全に取り組む姿勢だと思うわけですが、いままでの交通安全対策を参考に置いて、総務長官としては特に自分としてはこういう点に力点を置いたというのがあれば、そのことをお示し願いたいと思います。

第96回国会 物価問題等に関する特別委員会 第3号(1982/03/18、36期、日本社会党)

○井上(泉)委員 いま日本経済が非常に厳しい環境の中に置かれておることは、皆さんも御承知のことでありますし、それに対して、景気のかじ取りと言われる河本長官の一言一句というものは、経済界の間に非常に重きをなしておるということ、これは長官自身も自覚をされておることだと思うわけであります。  ところで長官は、この間のあいさつの中でも、政府の諸施策と民間経済の活力とが一体となって、五十七年度のわが国経済は実質では三・二%程度の成長が予想されるということと、本年の後半からは景気の立ち直りが予想されておる、こういうことを言われておるわけでありますが、民間経済の活力ということは、民間経済が非常に冷え切ってお……

第96回国会 物価問題等に関する特別委員会 第4号(1982/03/25、36期、日本社会党)

○井上(泉)委員 私は、農林省関係の米の関係、通産省関係の油の関係、この二点についてお尋ねしたいと思っておるわけですけれども、いま手元にいただいた農林水産省のこの委員会に出席をする方は、農産課長と企画課長で、政府委員が一人も来ていないので、こんな委員会を軽視した農林水産省の委員会に対する態度はなっておらぬと思う。政府委員が出席するまで、農林水産省への質問は後回ししたいと思います。  委員会の運営に当たっては、私は特にきょうは大臣のいないところで質問をするわけでありますし、政策決定をする責任のある大臣が存在しない中での委員会の審議というものは、何かしら拍子抜け、気合い抜けがすることは否みがたい事……

第96回国会 物価問題等に関する特別委員会 第5号(1982/04/08、36期、日本社会党)【議会役職】

○井上(泉)委員長代理 武部文君。
【次の発言】 この際、休憩いたします。     午後一時五十三分休憩

第96回国会 物価問題等に関する特別委員会 第6号(1982/04/22、36期、日本社会党)

○井上(泉)委員 建設省の方は、新村さんの質問で来られておる方と同じ方でありますし、仕事も忙しいことだと思いますので、先にお伺いしておきたいと思います。  新村さんも指摘したように、都市計画法によって線引きをしたことが非常に土地の値上げを来したわけです。そのことが今日住宅建設の障害になっておる。あなたは、そのことについてはよく見直しもやりいろいろやったと言われておるけれども、現実には宅地供給は非常に窮屈になっており、とてもじゃないが庶民が家を建てるということ、宅地を取得するということは大変なことです。そういう意味で、この土地問題というのは、今日の景気回復の一つの大きな目玉と言われる住宅建設を促……

第96回国会 物価問題等に関する特別委員会 第8号(1982/07/08、36期、日本社会党)

○井上(泉)委員 わが国エネルギーの必要度といいますか重要度と言えば、石油が圧倒的であり、石油に取ってかわって原子力というものが大きく取り上げられておるわけでありますが、まず最初に、私は、原子力発電課長に、原発は、通産省そしてまたあなた方自身としては、安全なりという前提のもとに原発建設を推進なさっておるのでしょうか。
【次の発言】 それで、安全ということが確認されて、安全ということの前提の上に進められておると言うが、安全なものがなぜああいう、至るところ海岸の僻地と思うようなところに建設されるというか、そういうところが適地ですか。それとも危険だからああいうところへ持っていくのですか。どっちですか……

第96回国会 物価問題等に関する特別委員会 第9号(1982/08/10、36期、日本社会党)

○井上(泉)委員 最近、物価そのものが安定しておるということは喜ばしいことでありますけれども、物価の安定即国民のふところ勘定がよくなるということにはなっていない。いわゆる不況というものが国民のふところ勘定を非常にさびしく、また危険にしておるわけですが、その不況対策の一環として、公共事業の前倒しということが大きく取り上げられてやられたわけでありますが、公共事業の前倒し、現在、本年度ももう八月の中旬ということになったわけですが、これは当初の方針に沿うた行き方をしておるのかどうか。これは、一番公共事業関係の多い建設省の方から、その辺のことについて御説明を願いたいと思います。

第98回国会 外務委員会 第3号(1983/03/25、36期、日本社会党)

○井上(泉)委員 私は、この租税条約二件について御質問申し上げるわけでありますが、その前に、安倍外務大臣も日本は西側の一員としてということをよく言われるわけでありますが、スウェーデン、西ドイツ、ともに西側の一員として位置づけておるのかどうか、その点、大臣に。
【次の発言】 その西側の一員ということの西側というのは何を指して西側というのですか。日本は日本という自主独立のりっぱな国だが、日本の国が西側の一員とはどういうことですか。西側とはどういうことですか。
【次の発言】 そういうことでは明確でないですが、西側というのは、いわゆる自主独立の日本の国というものを踏まえて、日本の西の方に別にドイツがあ……

第98回国会 外務委員会 第4号(1983/04/13、36期、日本社会党)

○井上(泉)委員 私はまず最初に、農林省の食糧庁の次長がおいでになっておるのですから、食糧関係のことで若干質問しておきたいと思います。  というのは、アメリカが八三年産の穀物の大規模な生産調整をやる、そのねらいとしては、アメリカの余った農産物を処理するのと同時に価格の引き上げをねらった、そういう措置だということが報道されておるわけですが、こういうアメリカの措置によって日本の食糧関係についてはどういう影響が出てくるのか、またそれにどういうふうに対応するつもりなのか、その点まず承っておきたいと思います。
【次の発言】 このアメリカの農業政策等の、つまり減反、生産削減をやることによる農民に対するいわ……

第98回国会 外務委員会 第8号(1983/05/13、36期、日本社会党)

○井上(泉)委員 私は、大臣がまた来られるまでの間事務当局にお尋ねを申し上げるわけですけれども、今度のASEAN訪問でそれぞれ六百七十五億、六百七十三億あるいは六百五十億と、大体二千億以上の金がずっとばらまかれておるわけですが、こういう金の出し方というものには何か基準でもあるのですか。
【次の発言】 一応の数字が出てきた、こう言われるわけですけれども、これはつかみ金ではない。新聞ではつかみ金でサンタクロースよろしく各地へ配ったと言うが、こういう話は何か目安というものがなければいかぬでしょう。これはだれが算定をして、向こうとこっちとの接点でこの金を出した、こう言うが、これは中曽根総理がやったもの……

第98回国会 外務委員会 第9号(1983/05/18、36期、日本社会党)

○井上(泉)委員 われわれ社会党に与えられた時間はあと十分になりましたので、総理も簡潔に御答弁願いたいと思います。  日本がよく西側の一員と言われるのでありますけれども、その西側の一員である以前に、アジアにおける重要な使命を持つ、アジアの国の一員である、こういう認識の上に立っての西側の一員ということなら私は理解できるわけですけれども、西側の一員であって、アジアの一員ということはその後に続くものですか。総理はどういう見解を持っておりますか。
【次の発言】 いまアジアにおける緊張激化の要因としてソ連の核戦力の極東配備のことが論議をされておるわけでありますが、ソ連の核戦力が極東に配備されておるという……

第100回国会 外務委員会 第1号(1983/10/04、36期、日本社会党)

○井上(泉)委員 久しぶりの外務委員会でありますが、けさの新聞によりますと、レーガン大統領がフィリピンから東南アジアの国々を訪問することを取りやめた、こういう報道がなされており、そのことは勢いこの十一月の九日から予定されておるわが国への訪問もあるいはと懸念されるような記事も見受けられておりますが、これは大体間違いないですか。
【次の発言】 そのことは、フィリピン、ASEAN諸国と比較をして、日本あるいは韓国をアメリカは重視しておる、こういうふうに理解していいですか。
【次の発言】 しかし、そういうことは一つの儀礼上からも、甲の家へは幾日に行きます、それから乙の家へは幾日に行きます、こう言ってお……


37期(1983/12/18〜)

第101回国会 外務委員会 第8号(1984/04/18、37期、日本社会党・護憲共同)

○井上(泉)委員 具体的な問題に入る前に、今、日本ほど国際的に大変重要な地位を占めておる国はない、私はこういうように思うわけであります。政府も国是とする非核三原則もあるし、平和憲法を持っておるし、最大の野党の社会党は非武装中立の絶対的平和路線をしいておるということから見まして、イラン、イラクの問題、あるいはまたカンボジア、ベトナムの紛争の問題、あるいは朝鮮半島の問題、こういう大きな、今いわゆる硝煙のにおいのいつも立ち込めておるような世界のそういう地域に対して、日本の果たすべき役割というものは非常に大事な使命を持っておると思うわけですが、こういう点について大臣はどうお考えになっておるか、その点を……

第101回国会 建設委員会 第3号(1984/03/09、37期、日本社会党・護憲共同)

○井上(泉)委員 国土庁長官にお尋ねをしたいと思います。  国土庁長官は二度の務めで、自民党の中でも二度大臣をやられるということはよほどの手腕、力量、識見のある方でないとなかなかならぬと思うので、その点も、いろいろマスコミで話題になる方ですけれども、確かに政治の場ではベテランではないか、かように思うわけです。そうでありますならばなおさらのこと、国土庁というものが何かいつでもやめてもよい役所のような位置づけ、これは私が数年前に建設委員会におったときからもそういうことが大分論議をされておったわけですが、国土庁長官となられて、国土行政の基本施策に関する国土庁長官の所信表明というのが立派に書かれてある……

第101回国会 建設委員会 第5号(1984/04/04、37期、日本社会党・護憲共同)

○井上(泉)委員 まず大臣にお伺いするわけですけれども、この法は、今までの法よりか全部よくなった、こういう考えで提案をしておるのですか。
【次の発言】 恐らく提案者が後退というような考え方で法を提案はされてないでしょう。しかし、そういうプラス面というものもあるわけですけれども、そのプラス面を出す中で、やはりマイナス面というものに対する対策というもの、つまり弱いもの、物件ですから別にここで弱者、強者ということを言うわけではありませんけれども、例えば今度の法の改正によって該当しなくなる分が、これは五十七年度の統計ですが、三十一億五千六百万円という金額のものがこの法の対象外になるわけで、これは個々の……

第102回国会 建設委員会 第2号(1985/02/08、37期、日本社会党・護憲共同)

○井上(泉)委員 私は、自由民主党・新自由国民連合、日本社会党・護憲共同、公明党・国民会議及び民社党・国民連合を代表して、ただいま議題となりました昭和五十九年度における道路整備費の財源の特例等に関する法律案について、賛成の意向を表明するものであります。  委員各位も御承知のとおり、本法律案は、昭和五十九年度補正予算の関連法案として提出されたものであります。  本案は、最近の厳しい財政事情、経済情勢等を考慮し、本来昭和六十年度の道路整備費の財源に充てることとされている昭和五十八年度の決算調整額約二百六十九億円を昭和五十九年度の道路整備費の財源として充てることとするものでありますが、これは景気の持……

第102回国会 建設委員会 第4号(1985/02/22、37期、日本社会党・護憲共同)

○井上(泉)委員 私、さっき関君の質問を聞いておるときに、北東金融公庫の副総裁が、いろいろなことを全部、主務官庁の指導によって、あるいは了解のもとに、こういう話をされて、全く主体性のない話でしたが、主務官庁としての、これは大蔵省も関与しておるのですけれども、やはり国土庁がその主務官庁じゃないかと思うのですが、そういう副総裁の言をどうお考えになっておるのですか。
【次の発言】 監督してやるというのではなしに、恐らく大臣もその北東金融公庫の今の貸し出しの状態というものは余り承知していないんじゃないか、御無礼な言い方ですけれどもそうじゃないかと思うわけですが、知っておれば答弁願いたいと思う、北東金融……

第102回国会 建設委員会 第7号(1985/03/27、37期、日本社会党・護憲共同)

○井上(泉)委員 この法案を提出するに至った経緯等については今までもたびたび説明も受けたわけでありますが、これによって道路整備五カ年計画の地方道の整備のおくれ、あるいはまた問題箇所の消防の措置とか交通安全とかいろいろなところで必要な整備が促進をされるということで、これは結構な法律である、私どもはそういうふうに理解をしてこの法案の審議に当たりたいと思うわけであります。  そうした中で、来年度は今年度と同じような規模のもので進まれていくのか、あるいはまた来年度はこれよりももっと多く計上される予定であるのかどうか、その点を承っておきたいと思います。

第102回国会 建設委員会 第9号(1985/04/10、37期、日本社会党・護憲共同)

○井上(泉)委員 住宅金融公庫法及び北海道防寒住宅等建設促進法の一部を改正する法律案に対して、私は反対討論を行うものであります。  私は、日本社会党・護憲共同を代表いたしまして、ただいまの政府原案に対し反対の討論を行います。  政府原案は、その内容を子細に検討すれば、国民の生存権、国の社会保障義務を明確に規定した憲法第二十五条、及び、それに基づき国民の居住における最低生活水準を保障し、トータルとしての国民の居住水準を引き上げることを目的とする住宅金融公庫法の基本精神に違背することは明らかであり、我々には断じて容認できるものではありません。  住宅金融公庫法第一条には「国民大衆が健康で文化的な生……


各種会議発言一覧

31期(1967/01/29〜)

第58回国会 予算委員会第一分科会 第2号(1968/03/13、31期、日本社会党)

○井上(泉)分科員 法務大臣、日本の行政法、刑法あるいは国際的な関係に基づく国際法、条約、そういうような取りきめはすべて日本国憲法の精神にのっとって行なわれ、または制定されておるものでなくてはならないとわれわれは思うわけですが、これについての法務大臣の見解をまず承っておきたいと思います。
【次の発言】 そういう考えのもとに立って法が運用され、国際法が定められておる段階において、日本の憲法は基本的人権というものが大きな柱になっておるわけですが、そういう点から、最近の国際的な政情不安ということが原因となって、各国とも亡命者というものが相当多くあるわけです。そこで、日本国に対する政治的亡命、いわゆる……

第58回国会 予算委員会第一分科会 第3号(1968/03/14、31期、日本社会党)

○井上(泉)分科員 私は文部大臣に、国防教育とか愛国教育とかという問題について質問いたしたいと思っておりましたが、先般の予算委員会で、山中委員の質問に対して、この点については大臣はいろいろと説明をされておりますので、そのことには触れずに、国防教育とか愛国教育ということではなしに、「いやしくも独立国の国民といたしまして、りっぱな国家をつくり上げ、これが発展をはかっていこうという場合には、いろいろな資質が要求せられておると思うのであります。その中に、やはり自分の国のために尽していくとか、自分の国を守っていくとか、こういう心持ちはぜひとも必要な資質ではないかと思うのであります。そういう意味におきまし……

第58回国会 予算委員会第五分科会 第1号(1968/03/12、31期、日本社会党)

○井上(泉)分科員 さっき勝澤さんの質問の中で、非常に夢を持ってということを大臣も言われたのでありますが、政治家は夢を持たなくてはならないし、国民も夢を持たなければならないわけですが、その夢を実現させるのはやはり政治家の任務だと思います。  それで本土―四国の架橋の問題につきましては、これは原口さんが神戸の土木出張所長の時分、つまり三十年以上昔ここへ橋をかけたらいいなということが発想になったというように私どもは聞いておるわけですが、その夢を今日追うて、いままで原口神戸市長を中心に進んできたわけですが、その夢をいまこそ実現をさすのが現実の政治家としての任務ではなかろうかと思うわけです。そういう点……

第58回国会 予算委員会第五分科会 第3号(1968/03/14、31期、日本社会党)

○井上(泉)分科員 大臣は、鉄道監督局が出しておる「中小私鉄の現状と問題点」というものをごらんになったことがありますか。
【次の発言】 そして、どういうふうに感じたですか。
【次の発言】 確かに、そういうふうにお考えになったということについては同感ですが、それはやはりこれを政策の面であらわしてくるのが大臣としての仕事ではないかと思うのですが、その点は今度の国会にどういう点を政策として出しておりますか。
【次の発言】 そういうふうに私鉄の持っております社会的な役割り、これはほとんどの中小私鉄が、この問題点の中にも書かれてありますとおり、赤字で悩んでおるわけで、赤字だからといって企業統合がそのまま……

第61回国会 予算委員会第一分科会 第2号(1969/02/25、31期、日本社会党)

○井上(泉)分科員 簡単な問題ですから、ひとつ率直に御答弁願いたいのですが、大臣は白鳥事件というのを御存じですか。まずこの点から……。
【次の発言】 白鳥事件で村上さんが拘禁されて、現在何年になるのか、これを御存じですか。
【次の発言】 勾留されてからどれくらいになるかということは、白鳥事件では、そうこまかいことじゃない。一番大事なことなので、これを御存じないということについては非常に遺憾ですから、十分ひとつ研究をしておいてもらいたいと思います。いま白鳥事件の再審の要求が出されておるということ、このことは御承知だと思いますが、どうですか。

第61回国会 予算委員会第五分科会 第2号(1969/02/25、31期、日本社会党)

○井上(泉)分科員 わずか半時間ですから、簡単にひとつ質問をしたいと思います。  まず、これはもう大臣聞きなれたことと思いますが、本四架橋問題ですが、本四架橋問題については、大臣はあくまでも併用橋でなくてはならぬ、こういうふうに考えておられるのですか。
【次の発言】 それでは、望ましいということは併用橋を強く押す、こういうふうに理解していいのですか。
【次の発言】 それで、本四架橋が二線の建設ということを政府、自民党の首脳の方たちは常識的に言われ出してきたんですが、やはり運輸大臣としても二線建設ということについては可能だ、こういうお考えであり、同時に二線は必要である、こういうふうにお考えになっ……

第61回国会 予算委員会第三分科会 第5号(1969/02/28、31期、日本社会党)

○井上(泉)分科員 これは厚生省の公園部長にお尋ねいたしますが、海中公園構想が出されてもうずいぶん年月が経過するわけです。今度の国会ではその法案が提案されるというような話を聞くわけですけれども、一向そのような気配も見えないわけですが、この国会では海中公園に関する自然公園法の改正法案はいつ出される予定であるのか、その点をまずお聞きしたい。
【次の発言】 それで、その場合におけるいわゆる海中公園というものは、どういうふうにその法案の中には位置づけられるのですか。
【次の発言】 それで、この海中公園に関する自然公園法案が閣議決定もされ、近々に出されるということでありますが、そうなりますと、法案の内容……


33期(1972/12/10〜)

第71回国会 運輸委員会商工委員会建設委員会交通安全対策特別委員会連合審査会 第1号(1973/06/07、33期、日本社会党)

○井上(泉)委員 天下の悪法であるこういう法律を出す関係か、国鉄総裁はまことに深刻な顔をしてじっと朝からすわっておるわけですが、自信のある法律ならもっと明るい顔ができると思うのです。自信のない法律を出しておるからそういう顔にならざるを得ないと思うわけです。  そこで、国鉄総裁はいわゆる時代の流れに乗ることが非常にじょうずだ、世間にこういう話が伝わっておるわけです。ほんとうにそうだと思います。というのは、昭和四十四年のときの、この国鉄の特別措置法ができたときには、赤字路線を廃止しないと国鉄の再建はできない、こういうことで委員会でずいぶん大みえを切って抗弁これつとめたわけですが、今度田中内閣になる……

第71回国会 建設委員会地方行政委員会農林水産委員会運輸委員会公害対策並びに環境保全特別委員会連合審査会 第1号(1973/06/23、33期、日本社会党)

○井上(泉)委員 どうもこの法律は、明治憲法のときにつくった法律をいまの時世、つまり環境問題のやかましくなってきたおりから何とか合理化して体面をつくろおう、そういう意図のあらわれの法案の改正のようであって、だからやってもやらないでも同じようなことだという見解が出されるのは当然だと思います。その特徴的なものとしては、もうこの際、埋立法にいたしましてもかたかなの書き方はやめたらどうなのか。この条文というのは明治憲法のときの条文であるし、船舶法にはまだ、船舶は「日本臣民ノ所有」するというような、天皇と国民との関係を臣民と位置づけたようなかたかなの法律が現在もあるが、それと同じようなやはり古い憲法の考……

第71回国会 予算委員会第一分科会 第2号(1973/03/03、33期、日本社会党)

○井上(泉)分科員 いま総理府総務長官の予算説明を聞いておる中で、私聞き漏らしたかもしれませんけれども、総理府の所管の同和対策関係の予算は幾らという説明が何かなかったように思うのです。
【次の発言】 同和対策予算は、総理府としては、この場合、予算金額が少ないから総務長官の説明の中から省略しておる、こういうように思うわけですが、そのこと自体が、非常に同和問題に対する認識の不足ということと軽視ということにつながっておるように考えられてならないわけです。そこでひとつ総務長官にお伺いしたいのですが、同和対策事業特別措置法という法律は、どういう経過の中で生まれて、どういう性格を持っておるものであるか、総……

第71回国会 予算委員会第五分科会 第1号(1973/03/02、33期、日本社会党)

○井上(泉)分科員 時間がありませんので、三つの問題について質問をいたしたいと思います。  まず私鉄に関連をした国鉄の新線建設の問題でありますが、御承知の高知県には循環鉄道がないということで、阿佐線、窪江線の開設というものが非常に強く望まれておるわけです。その中で阿佐線の問題では現在工事は安芸から東部のほうに向かって、それから牟岐から室戸岬の方向、こういうように徳島と高知と両方から進められておるわけですけれども、徳島のほうは既存の路線からそのまま進められておる。ところが高知の場合には阿佐線が、土佐電鉄という地方鉄道が安芸まであるわけです。だからそれを飛び越して建設を進められておる。そういうこと……

第71回国会 予算委員会第五分科会 第6号(1973/03/08、33期、日本社会党)

○井上(泉)分科員 宅地の問題で大臣の御見解を承りたいのですが、御承知のように、宅地を取得するのに勤労者は非常に困っておる。線引きをやってからというものは、地方都市でも市街化区域内においては勤労者は宅地の取得が困難になってくる。そこで勤労者の声として、調整区域が市街化区域から離れるほど土地の価格は安いんだから、こういうふうなんで調整区域の中に土地を求めたい。ところがそういう関係でそれができない。そこで私は、線引きをはずす、はずさないは別といたしましても調整区域内において小規模の宅地、つまりマイホームをつくりたいという庶民の願いをかなえるためにも、小規模な宅地ならばこれを積極的に認めるというよう……

第71回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1973/03/02、33期、日本社会党)

○井上(泉)分科員 それでは、時間がないので三つだけ質問いたしたいと思います。  一つは、愛媛県の伊方における原子力発電所の問題ですが、これについては住民に非常に強い反対意見があるということは、これは通産省のほうでも承知をしておると思いますが、これに対して、過日の商工委員会あるいはまた科学技術特別委員会で、原子力発電所の設置については地元の意見を十分承知、把握するために今後公聴会を開いて検討する、こういうふうな答弁がなされたように聞くわけですが、そのことは、いま問題になっておる伊方発電所の建設についても公聴会を開いて是非を論議をする、こういうことになっておるのかどうか、その点ひとつ大臣のお答え……

第71回国会 予算委員会第四分科会 第4号(1973/03/06、33期、日本社会党)

○井上(泉)分科員 最近の物価の値上がりの中にいまも説明聞いている中で、卸売り物価の値上がりと小売り物価の値上がりについての違いをいろいろ説明されておったようですけれども、いまの経済機構の中では卸売り物価が上がるともう時を移さず小売り物価にはね返ってくるわけです。これは特に生活必需物資に至っては私はその状態は顕著だと思うわけですが、その点について経済企画庁のほうでは、卸売り物価が値上がりしても小売り物価が上がるまでにはかなり時間的なものがある、そういうふうに生活物資の面でもお考えになっておるかどうか、生活局長の答弁を願います。
【次の発言】 春闘の上昇率とかいうものとは関係なしに、いまあなたが……

第72回国会 商工委員会物価問題等に関する特別委員会地方行政委員会外務委員会大蔵委員会社会労働委員会農林水産委員会運輸委員会建設委員会科学技術振興対策特別委員会石炭対策特別委員会公害対策並びに環境保全特別委員会連合審査会 第1号(1973/12/15、33期、日本社会党)

○井上(泉)委員 政治家というものは国民の声をよく聞く耳を持たなくてはならないと思います。そして、よく国民の生活を見なくてはならないと思います。そういう意味で、連日、国会の内輪におきまして、田中総理はずいぶん国民の痛い声を聞かされたので耳が悪くなったのではないか、こういうことがちまたでうわさをされておるわけであります。大臣各位は連日たいへん御苦労なことだと思いますけれども、国民の苦しみから見ればこれは比較にならない苦しみだと思いますので、ごしんぼう願いたいと思います。  そこで、国民生活の関連物資ということでありますが、国民生活というものは、関連物資ならば主体がなければならない。その主体という……

第72回国会 予算委員会第五分科会 第3号(1974/03/07、33期、日本社会党)

○井上(泉)分科員 大臣にまずお尋ねするわけですけれども、衆議院の予算委員会で、エアバスの安全性を再点検をする、こういうふうに大臣は答弁をされておるわけですが、この考えは今日も持っておられるのですか。
【次の発言】 そういう大臣の趣旨にこたえる気持ちで運輸省は就航認可の方針、これはそういうように安全性を確認するために、今度のトルコ航空のあの悲惨な事故にかんがみて、この安全性の確保については十分再検討して、徹底的にこの原因究明もやって、そうして予定をされておる国内線就航のエアバスについても、これは当然私は、あなたのことばから出てくれば、これが今月の十日から就航するのを既定の事実として考えるのでは……

第72回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1974/03/06、33期、日本社会党)

○井上(泉)分科員 いまほど、国民が政治に期待を寄せておることはないと思いますが、とりわけ、国民生活の大半を扱っておられます通産省の行政に対しての国民の政治への期待というもの、そういうものを背負って立っておられるいわゆる大物である通産大臣が、国民の期待にこたえられるような行政が進められるかどうか、そういうことを今日までの国会の審議を通じて見てみますというと、何かしら、そういう国民の期待にこたえる強いものが感じられずに、まあそのときそのときの状態を糊塗する中で経過をしておる、こういうふうに考えられてならないわけであります。  そういう点から、通産大臣に期待をする国民の一人として、私は幾つかを質問……

第72回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1974/03/06、33期、日本社会党)

○井上(泉)分科員 大臣の、政治家として最も自信に満ちた、そして活気のあることばを拝聴したのは、日中国交回復の際の共同声明、並びにことし中国から帰られたときの記者会見の談話でありますが、私は、大平大臣の真価値を発見したような感じを強く抱いたわけであります。  ところが、それにもかかわらず、何かしら外務省の仕事全体がもたもたしておるということは、日中の国交回復という国民の期待を背負って、これから日本の歩むべき、いわゆる正義の方向に政治家としての決着をつけたという自信とはかけ離れたような、そういう印象を私は受けてならないわけであります。  特に、最近におきまする日中の航空協定の問題につきましては、……

第75回国会 予算委員会第一分科会 第2号(1975/02/25、33期、日本社会党)

○井上(泉)分科員 いま、法務大臣が判を押すと、すぐ執行のできる死刑囚は何人ぐらいおりますか。
【次の発言】 それでは、その四十七名で、法務大臣が就任をされてから、この判を押した死刑囚はありますか。
【次の発言】 法務大臣、大物の法務大臣と言われる人が、人の命にかかわるのをそんなに簡単に扱うんですか。本当にこれは常識的に考えられぬのですが。
【次の発言】 それでは、刑事局長に重ねてその点を確認しておきたいと思いますが、法務大臣は大物なるがゆえに、たくさんの書類をさっさと判を押した中に、そういうものもあるかもしれぬというようなあやふやな話をされておったのですが、万が一にもそういうことはないと思う……

第75回国会 予算委員会第五分科会 第1号(1975/02/24、33期、日本社会党)

○井上(泉)分科員 仮谷建設大臣と同じ出身県で、まことに光栄と思いながら質問を申し上げたいと思います。  まず最初に、昭和四十二年に土砂等を運搬する大型自動車による交通事故の防止に関する法律というものができたわけですが、その法律に基づきまして、これは一様に交通事故が多発する中で特に土砂を運搬するいわゆる砂利トラ、あるいは通称一匹オオカミと称するもぐり営業等の関係から交通事故が多発するというところから、この法律が生まれたわけでありますが、その法律が生まれたけれども、しかし、この法律が本当に生かされるためには、関係省庁がこの法律に基づく安全対策というものを講じなければならないと思う。ところが、一番……

第75回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1975/02/26、33期、日本社会党)

○井上(泉)分科員 私は通産省に対して二、三の項目を質問いたしたいと思うわけですが、その前に警察庁にお尋ねをしたいのですが、交通安全ということは今日国民的課題として、仮に河本通産大臣が運輸大臣あるいはまた警察庁の国家公安委員長、そういう職に就任しておったなら、交通安全を力説するであろうと思うわけでありますけれども、通産大臣でありますからそういうことについては余り意を用いていないと思います。そこでこの機会に、交通安全について都市の実態、そのことについて警察庁はどう考えておるのか、その点ひとつ承っておきたいと思います。
【次の発言】 いまの警察庁の御意見を聞いて、通産大臣はどういう感想を得たのか、……

第75回国会 予算委員会第二分科会 第3号(1975/02/26、33期、日本社会党)

○井上(泉)分科員 答弁を要領よく、何を言っておるのかわからないような答弁をして時間をかせぐというような、不誠意な答弁の仕方というものは、私はあってはならないと思うわけですけれども、国会の委員会の審議の中では、そういうことがよく見受けられるわけであります。しかし、そこはまじめな大臣でありますので、そういうことはないと思いますので、よろしく明確に見解を述べていただきたいと思います。  さきに大臣が、ソ連から日ソ善隣友好条約の申し入れがあったことに対して、そういうことはできない、そしてまた、そういう申し入れば日本国民の共感を得ることはむずかしいであろう、こういうことが談話で発表されたことを新聞で見……

第75回国会 予算委員会第二分科会 第4号(1975/02/27、33期、日本社会党)

○井上(泉)分科員 大臣は、三木内閣のヒットの人事として世間でも高く評価をされておるわけでありますし、私ども、政党の立場を越えまして、大臣の就任以来の各種の発言、これは非常にりっぱだと思っておるわけであります。その発言のとおりに行政を進めていただかなくてはならないわけですが、そこで、まず第一点としてお伺いをしたいのは、教育の中立ということをよく言われ、そうして教育が政治に支配をされないようにということをよく言われるわけでありますが、あなたも政党内閣の、三木内閣の文部大臣でありますが、教育行政を預っておる限り、そしてまた、あなたの教育に対する政治信念、そういうものから考えて、特定政党の応援演説を……


34期(1976/12/05〜)

第80回国会 予算委員会第一分科会 第3号(1977/03/14、34期、日本社会党)

○井上(泉)分科員 最初に、総理府長官に救護看護婦に対する恩給法適用についての問題についてお尋ねいたすわけですが、この前総理府長官に陳情したときに、救護看護婦のこの問題を取り上げて運動されておる派遣看護婦の方と一緒に行ったときに、ある地区の看護婦さんが長官にお手紙を差し上げてある、ところが長官はまだその手紙を読んでない。そのときに総理府の関係者の方が、そうした国民からの手紙を粗末にするようなことはしない、どこかの局でこれは担当の局へ回してあるだろう、そのうちに総理府長官にもお見せする、こういう話をしておったのですが、ごらんになったでしょうか。

第80回国会 予算委員会第三分科会 第3号(1977/03/14、34期、日本社会党)

○井上(泉)分科員 まず最初に、今度の与野党合意による減税によって三千億程度の減税が実施されるということになるわけですが、それに伴って勢い地方交付税の減収にもなるし地方財政の面でもいろいろなものが出てくるわけですが、これに対する対策は自治省としてはどういうふうな対策を立てられておるのか、まずその点を承りたいと思います。
【次の発言】 歳入の方には加えてない、交付税の減額というものは起こらないにしても、当然地方税の減収ということ、地方税の方のいわゆる減税措置というものをこれと並行してなさるべきではないかと思うのですが、これはどうなんですか。

第80回国会 予算委員会第三分科会 第4号(1977/03/15、34期、日本社会党)

○井上(泉)分科員 私は、厚生省の所管の事項について三点だけお尋ねしたいと思います。  まず第一点として生活保護の問題ですが、生活保護の中における教育扶助、これは高校生の場合にはどうなっておるのか、この扶助の内容等について説明を受けたいと思います。
【次の発言】 世帯内進学というのは、これはどうなんですか。たとえば五人の生活保護を受けておる。そのうちの一人が高校へ行った。それはやはり五人の生活保護の扶助対象と認めておる、こういうことですか。
【次の発言】 そういう場合における教育扶助というものは全然考慮はされてないわけですね。
【次の発言】 いまの高校は御承知のとおり今日もう準義務教育化して九……

第80回国会 予算委員会第二分科会 第4号(1977/03/15、34期、日本社会党)

○井上(泉)分科員 私は、日朝、日中、日ソ、三国との関係についてそれぞれ質問をいたしたいと思います。  まず日朝の問題でありますが、南北共同声明が一九七二年に出されたのですが、日本はその共同声明を支持する立場におるのかどうか、まず大臣から承りたいと思います。
【次の発言】 この南北共同声明を歓迎すべきことであると言うのは、私は正しいことだと思うわけです。それで韓国の安全だとかあるいはいろいろなことを言うわけですが、それを歓迎するなら、その歓迎することに基づいて日本は韓国との関係あるいは朝鮮民主主義人民共和国との関係、これを考えるのが当然だと思うわけですが、ただ気持ちの上で歓迎すると言うだけであ……

第80回国会 予算委員会第六分科会 第1号(1977/03/11、34期、日本社会党)

○井上(泉)分科員 文部大臣はいわば将来のある政治家でありますし、この文部大臣としての任期の中における発言というものは、やはり将来にわたって責任を負わねばならない発言だ、私はそう認識をし、質問も申し上げたいと思うわけです。  いまも、塾の問題で、論議をされておる中で、私は聞き漏したのでありますけれども、塾の実態については調査をされており、間もなくその全貌を明らかにすることができる、こういうふうな見解を表明されたように聞いたのでありますが、そのとおりでしょうか。
【次の発言】 一昨年、この分科会の席で永井文部大臣に私がその塾の問題で質問をしたことに対して、なかなか調査ができないような、調査するよ……

第84回国会 建設委員会中小建設業振興に関する小委員会 第1号(1978/04/19、34期、日本社会党)【議会役職】

○井上小委員長 これより中小建設業振興に関する小委員会を開きます。  この際、一言ごあいさつ申し上げます。  皆さんの御推挙によりまして、私が小委員長に選任されました。各位の御支援を賜りまして小委員会の運営に万全を期してまいる所存であります。何とぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)  中小建設業振興に関する件について調査を進めます。  中小建設業の振興対策について説明を求めます。大富計画局長。
【次の発言】 以上で説明を終わりました。これより懇談に入ります。
【次の発言】 これにて懇談は終わりました。  次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。     午後……

第84回国会 地方行政委員会運輸委員会交通安全対策特別委員会連合審査会 第1号(1978/04/26、34期、日本社会党)

○井上(泉)委員 私は、道路交通法の改正の内容等につきましては大体賛成する立場にあるわけですけれども、たとえばこの法律の改正の骨子の中にも、自転車の通行の安全の確保という規定が整備されておる。これは非常に結構なことですが、この場合に、自転車の通行区分とかいろいろなことでこれに対して罰則規定を設けておるわけです。こうした自転車乗りは子供も非常に多いわけですが、子供にこの罰則規定が適用される道理はないし、これは自動車のスピード違反とかその他のものについては反則金制度があるのに、せっかく自転車乗りの通行安全を確保する法律をつくりながら、この自転車のそういう違反に対してなぜ罰則規定でこれをくくろうとし……

第84回国会 予算委員会第一分科会 第2号(1978/02/28、34期、日本社会党)

○井上(泉)分科員 差別というものに対する大臣の認識を私はまず承りたいと思うわけですが、今日差別問題というものはまだ多く存在をしておる、こう認識をしておられるかどうか、まずその点を。
【次の発言】 そういう認識をされた上に立って、法務省としてもそういう差別問題を解消するために取り組まねばならないことが、法務省関係の中でもたくさんあろうと思うわけですが、そういう点についてお考えになったことがあるかどうか。
【次の発言】 それでは、法務省としての所管の中で差別問題に対してこれをなくするためにやらねばならないこと、これはあなた、法務大臣ですから、それで差別が遺憾ながら存在をするということを認識されて……

第84回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1978/02/27、34期、日本社会党)

○井上(泉)分科員 ここの分科会は非常に時間に寛大であることをうれしく思います。  そこで、厚生についてベテランの大臣にこういうことを質問するのはどうかと思うわけですけれども、いろいろと教えていただきたいと思います。  一つは、看護婦さんが戦地で死亡したとか傷害を受けたとかいう場合には、厚生省の援護局の方で戦傷病者等の援護法で年金を支給しておるわけですが、これはどういう位置づけで従軍看護婦さんをこういうふうにしていただいておるのか、その点をまず――。
【次の発言】 それは非常に結構なことですが、大多数の死んだ人あるいは傷ついた人にはそういうふうな扱いをしておる。ところが、そういうこともないいわ……

第84回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1978/02/27、34期、日本社会党)

○井上(泉)分科員 大臣も連日御苦労なことですけれども、何といってもいま日本の経済が非常に不況であるということから、今回の予算は不況の克服に主眼が置かれ、雇用の拡大ということが目的に組まれたものだということでありまして、その中で公共事業は大幅な伸びを示しておるというわけですが、通産省の関係が一番不況であって、そして通産省の関係が景気がよくなれば一番雇用が拡大されるわけです。そのことについて政府の国会における答弁等を聞いておりますと、公共事業も伸ばしておるけれども、民間の設備投資が景気回復にかなり大きなウエートを占めておる、こういうことが説明をされておるわけですが、五十三年度に民間設備投資を大体……

第84回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1978/03/01、34期、日本社会党)

○井上(泉)分科員 大臣にお伺いするわけですが、大臣もマスコミの評によりますと、結構楽しゅうに農林行政をやっておるというようなことで、いろいろな評価がされておるわけですが、少なくともいままでの農林大臣と変わった農政が期待されるというふうに世間一般では思っておったのです。ところが、逆に農民に強制的な、強権的な姿勢で臨むような印象が最近非常に強くなってきておる。そのことは、いま日本の農業が抱えておる米の過剰に伴う生産調整の問題だとか、あるいは円高対策による農産物の輸入の自由化、さらにはまた、各国の発展途上国のナショナリズム思想によって、おらの物を買えばおまえの物も買ってやろうと、そういう中で農林省……

第84回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1978/02/28、34期、日本社会党)

○井上(泉)分科員 大臣にお伺いするわけですが、私は文部行政というものは、十年、二十年、三十年、五十年先の日本の政治を大きく左右する重要な使命を持った行政だと思うわけです。そのことはやはり行政に一貫性がなくてはならぬわけですが、歴代文部大臣は――これは自民党の政府が社会党とかわれば別といたしまして、従来の自民党政府がやってきた文部行政というものについて、それを継承し発展をさせていくというお考えで文部行政というものを見ておるのか、歴代文部大臣が言うてきたこと、あるいは国会で約束したこと、それを推進していくという考え方で文部行政というものを担当さされておるのか、あるいは砂田文部大臣としては、従来は……

第84回国会 予算委員会第二分科会 第5号(1978/03/03、34期、日本社会党)

○井上(泉)分科員 わが国外交が今日かつてない重要な時期に遭遇しておるということは、外務大臣もいまおっしゃられたとおりでありますし、また、われわれ国民もそのことを強く認識をしておるわけですが、やはり外交の基本としては、国際関係において特に信義というものが大事だと私は思うわけですが、まず第一番に、福田総理が昨年ASEAN諸国を訪問したときに数々の経済協力の約束をされたのでありますが、それが具体的に実行せられつつあるのかどうか、現在どの程度のものが実行されたのか、御説明を承りたいと思います。
【次の発言】 その約束されたことは必ず実行する、実行ができ得る、こういう見通しにあるわけですか。

第87回国会 建設委員会中小建設業振興に関する小委員会 第1号(1979/05/09、34期、日本社会党)【議会役職】

○井上小委員長 これより中小建設業振興に関する小委員会を開きます。  この際、一言ごあいさつを申し上げます。  私が中小建設業振興に関する小委員長に指名されました。皆様方の御協力を得まして小委員会の運営に万全を期してまいりたいと存じます。何とぞ、よろしくお願い申し上げます。  中小建設業振興に関する件について調査を進めます。  中小建設業振興対策について説明を聴取いたします。丸山計画局長。
【次の発言】 それでは、ただいま政府から中小建設業の振興についての説明が終わりまして、それについて懇談に入りたいと思うわけですけれども、懇談に入る前に、ただいま計画局長が説明されたこと、これは他の委員の方は……

第87回国会 建設委員会中小建設業振興に関する小委員会 第2号(1979/05/25、34期、日本社会党)【議会役職】

○井上小委員長 これより中小建設業振興に関する小委員会を開きます。  中小建設業振興に関する件について調査を進めます。  これより懇談に入りますので、暫時休憩いたします。     午前十一時十分休憩

第87回国会 予算委員会第一分科会 第4号(1979/03/02、34期、日本社会党)

○井上(泉)分科員 大臣は法律の専門家でもありますし、政治的な経歴も大変なものでありますし、そうした大臣に私が質問申し上げるのも何か愚問が続出するかもしれませんけれども、その辺はひとつ御了承願いたいと思います。  まず、今日平均寿命が延びたといいましても、もう八十歳以上といえばかなり老齢の域にあると思うのです。七十歳過ぎても大臣のような健康な方もおるわけですけれども、今日帝銀事件の平沢先生、私はあえて先生と言いますが、平沢先生は今日牢獄に入られてもうずいぶん久しいわけです。年齢もすでに八十八歳という年齢を迎えておるわけですが、この事実を大臣は御承知をなさっておるでしょうか。

第87回国会 予算委員会第五分科会 第2号(1979/02/28、34期、日本社会党)

○井上(泉)分科員 まず、私は最初にローカルの問題で日章、高知空港がいま県もたくさんのスタッフを投入して、これの拡張に協力をして取り組んでおるような様子であります。そこで、日章の空港が拡張されて、運航開始の年月日をいつに目標を置いておるのか。そして、あわせて開港時における騒音区域と称するのは一体どの範囲を騒音区域として指定をするのか。その点ひとつ航空局長の方から御答弁願いたいと思います。
【次の発言】 それは、地元の方としても騒音対策とかいろいろなことで賛成、反対の意見のある中で、いまや賛成派が多数を占めておるような状態の中にあるわけですが、およそいつごろ開港されるか。それは何月何日とかという……

第87回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1979/02/27、34期、日本社会党)

○井上(泉)分科員 大変遅くなって恐縮です、大臣若いから構わぬかもしれぬけれども。  最初に医務局長に、それぞれ厚生省の局長クラスを代表して……。  厚生大臣がかわると厚生行政の面に何か変わった面が出てくるのかどうか、その点ひとつ。
【次の発言】 それでは、基本的に変わらぬということになると、大臣が甲が乙になってもそう変わらないということですか。たとえば、いまの大臣がかわっても別に厚生行政の上には何ら変化はないということですか。
【次の発言】 それは余りまじめな答弁じゃないですが、そういうふうに外の圧力団体で変わってくると、厚生省が、たとえば医療行政、あなたの所管も変わってくるのですか。

第87回国会 予算委員会第三分科会 第4号(1979/03/02、34期、日本社会党)

○井上(泉)分科員 委員長の指示どおりに質問をいたしたいと思います。  そこで、いま不況地域に対する特別交付税というのを自治省でも考える、こういうことが言われておるわけですが、これは大体総枠の中でどの程度のことを考えておるのか。一定の枠というものがあるのかないのか、その点自治省の方から……。
【次の発言】 不況地域は、国側から公共事業も不況地域に重点配分というようなことも言われておりましたけれども、それは微々たるものであって、結局それぞれの自治体が単独にそういう不況対策の公共事業をやる計画というものをたくさん持っておるわけですが、これについては自治省は、起債等については余り迷惑のかからぬ範囲に……

第87回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1979/03/01、34期、日本社会党)

○井上(泉)分科員 私も幾つか質問を申し上げたいと思うわけですが、大臣は、いわば農林行政というのは、大臣の農林行政に取り組む姿勢としては、前の中川農林大臣と同じような姿勢の中でやられるというようなことを所信表明のときの質問に答弁をされておるわけです。それでも余りかわりばえがないようですが、何か大臣は、おれだったらこうする、おれはこの任期にこうするんだ、そういう決意のようなものが、あなたなら当然あると思うが、何か農林大臣として就任したことに当たって、決意を持って取り組むという問題をお考えになっておるかどうか、まずその点。
【次の発言】 それは、農林水産行政というものは、これはその年にどうするとい……

第87回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1979/02/27、34期、日本社会党)

○井上(泉)分科員 ただいま竹本先生の北方領土の問題、対ソ連の関係についてのいろいろな質疑を私も拝聴して、私自身も予定をしておりましたけれども、これについて園田外相が昨年の分科会でもソ連の善隣友好条約に対してとった見解といいますか、その方針を今日もなお貫いておるということに対して敬意を表するものであります。特に、また昨年の三月からこの一年間におきましては、日本外交は大きな功績といいますか、歴史に残る仕事をされたわけで、そのことはやはり政治家としての、政治が国の行政を指導するという本来のあるべき姿を具現したものとして、その点についても深い敬意を表するものであります。そこで、私は外交というものが、……


35期(1979/10/07〜)

第91回国会 予算委員会第一分科会 第4号(1980/03/07、35期、日本社会党)

○井上(泉)分科員 私は、いまの日本の刑務所で拘置をされておる受刑者に対する給与等についてのことで若干お尋ねしたいのですが、いま副食費というものは受刑者一人幾らぐらいにして五十四年度ではやってきたか、五十五年度の予算ではどれくらいに見ておるのか、その点まず説明していただきたい。
【次の発言】 これは、受刑者にとっては食べることがもう最大の楽しみであるし、またそのことが一つのいわば反省への材料ともなるわけですが、これだけの、五十五年で一日三百四十七円、まあ三百五十円程度、これで今日、日本の受刑者に、おまえら犯罪を犯したからこれでこらえよということで、食べる物で罰を与えるような、表現は悪いかもしら……

第91回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1980/03/05、35期、日本社会党)

○井上(泉)分科員 わずか半時間でありますので、きわめて簡明に質問をいたし、また簡明に御答弁願いたいと思うのです。  まず通産大臣に、政府・自民党筋では景気が回復をしたというようなことをよく言われるわけですけれども、通産行政を預かっておる大臣としては、果たしてそういうふうな状況にあるのかどうか。この景気の動向を昭和五十五年度にどう把握をして通産行政を進められようとしておるのか、その点をまず第一に承りたい。
【次の発言】 設備投資がかなりされたといっても、これは大企業だけで、大企業は蓄積したところの余剰資金というものがたくさんあるわけですから、そういういわば金の使い道の形の中でこの設備投資をたく……

第91回国会 予算委員会第二分科会 第4号(1980/03/07、35期、日本社会党)

○井上(泉)分科員 大臣に尋ねするわけですが、朝鮮半島に朝鮮民主主義人民共和国という国が存在しておるということ、これは大臣は認識をしておるでしょうか。
【次の発言】 国家として存在しておるということを認識をしておる以上は、国家間の交渉、国家間の関係というものは早くつくるべきである、持つべきである、こういう考え方が当然大臣としては生まれてくると私は思うのですが、大臣の所見はいかがですか。
【次の発言】 戦後三十年以上経過した今日、国家としての存在を認めておる以上は、やはり国家間の交渉というものを早く持たなければ、それによってこうむる日本国民のいろいろな問題が解消しないと思うわけです。その一例とい……


36期(1980/06/22〜)

第94回国会 予算委員会第一分科会 第3号(1981/03/02、36期、日本社会党)

○井上(泉)分科員 私も、うっかり、きょうは最高裁を除くというこの分科会に最高裁の方に御足労願って、まことに恐縮ですけれども、お許し願いたいと思います。最高裁の方に私いろいろとお尋ねしたいことがあって構えておりましたけれども、公報を見ると最高裁は除くと書いてありますので、これはえらい無理なことを言ったな、こう思って非常に気を使ったわけですが、一部次の機会に残して若干お尋ねしたいと思うのです。  狭山事件というのを御存じだと思うのですが、いま、その狭山事件で石川君の再審を要求しておったのが却下されて、その再審が却下されたことに対して異議申し立ての訴えがなされておるわけです。こういうふうな事件で、……

第94回国会 予算委員会第二分科会 第3号(1981/03/02、36期、日本社会党)

○井上(泉)分科員 委員長が非常に張り切っておりますので、私も張り切って質問します。  いろいろな項目で質問を申し上げたいと思うわけですが、その前に私は大臣の教育に対する考え方、いろいろ持っておると思うわけですけれども、文部大臣になられたことがよかったというのではなしに、おれの任期中には文部大臣でこういうことをしていきたい、文部大臣としての職責にそういう一つのファイトを持ってなられたものだ、こう思うわけです。持ってなられてなければいいですよ。持ってなられたならば、少なくとも日本国民だれしも行かねばならない、行く学校、つまり小学校、中学校、この義務教育というものをどう考えておられるのか、その点ま……

第96回国会 予算委員会第一分科会 第4号(1982/03/08、36期、日本社会党)

○井上(泉)分科員 私は、前田刑事局長、鈴木矯正局長に、これは担当かどうかわかりませんけれども、以下質問する問題の内容についての知識を得たいと思うので、まず御質問申し上げるわけです。  法務大臣と刑事局の仕事との関係で、法務大臣の権限というのはどういう面が特徴的にあるのですか。
【次の発言】 一般的な指揮監督をなされるところの権限がありということでありましたならば、たとえば検察庁にこの証拠を採用してくれと言っても検察庁はなかなか証拠に採用しないという場合に、法務大臣がそれはやはり人権に関することだから、おまえ、その証拠は採用すべきじゃないか、こういうことを言った場合にはどうします。

第96回国会 予算委員会第三分科会 第3号(1982/03/01、36期、日本社会党)

○井上(泉)分科員 大蔵省、運輸省の方に来てもらっておるわけでありますので、この方に対する質問は先にしたいと思いますが、その前に厚生省の方で、今日、医療行政の中で地方のいわゆる自治体病院、つまり県、市町村立の自治体病院の数と脳外科を設置しておる病院の数とはどの程度の比率になっておるのか、医務局の方から御答弁願いたいと思います。
【次の発言】 それだけの低率なパーセンテージしかなにしていないということは、脳神経外科を設置するについては、医師の問題もありますけれども、それに関連した医療設備の問題も多々あるのではないか、そういう点が地域の要望が強いにもかかわらず脳外科を設置できない大きな隘路になって……

第96回国会 予算委員会第四分科会 第4号(1982/03/08、36期、日本社会党)

○井上(泉)分科員 時間もありませんので、本当に簡潔に質問を申し上げたいと思うわけですが、きょうここに地域公団の方が来られておると思うわけです。この地域振興整備公団の事業をするに当たって、過疎地の工業開発を目指す使命ということから考えて、ずいぶんやってきたわけですけれども、きょうの朝日新聞のルポの記事を見ますと、当初の計画がうまくいかず、全体としては現在のところ三〇%、こういうことになっておるということです。これが一〇〇%とはいかなくとも七〇%、八〇%までいって、今日まで整備したものがその整備の目的に合うた状態になるのには今後どれくらいかかるという計画ですか。


37期(1983/12/18〜)

第101回国会 運輸委員会地方行政委員会建設委員会環境委員会交通安全対策特別委員会連合審査会 第1号(1984/04/27、37期、日本社会党・護憲共同)

○井上(泉)委員 運輸大臣の名演説で時間をとられると、わずか二十五分しかないので、頭のいい運輸大臣、要約した答弁をお願いしたいと思うわけであります。  それで、環境庁の長官、今、和田議員から環境の問題についていろいろ質問されたわけでありますけれども、この連合審査という大事な委員会に環境庁の長官が、要請があるかないかは別としても、どういう問題が提起されるかわからぬのに出席をしていないというのは非常に不思議に、不審に思うわけですけれども、軽視をしておるのじゃないか、こういうふうに思うわけですけれども、委員長、これはどうですか、軽視じゃないですか、環境庁の長官が出席していないということは。

第101回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1984/03/10、37期、日本社会党・護憲共同)

○井上(泉)分科員 大臣は、いわゆる自民党の文教族の中でその人ありと知られた方でありますし、大臣に就任されたことを聞きまして。これは今度がなり仕事をするのだろう、こういう期待を持っておるわけであります。相次ぐ大臣の見解発表等を聞いて、なかなかやる気十分だという感じはするわけでありますけれども、残念なことに、文部大臣は若いですから内閣はかわっても引き続いて何年か文部大臣やられるかもしれぬが、二年くらいですぐ交代していくあるいは一年くらいで交代していくということで、せっかくの抱負というものが実現できないことは私は本人としても残念だ思うわけであります。そこで、私は、たとえ一年であろうが二年であろうが……

第101回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1984/03/12、37期、日本社会党・護憲共同)

○井上(泉)分科員 きょうの夕刊の記事、そしてまた号外、すべてに一面のトップ記事として、谷口被告無罪、財田川事件の再審の判決、これが大きく取り上げられておるわけですが、この再審のことにつきましても、これを強力に推進をした矢野元判事、弁護士が、この裁判所の中に届いておった手紙を五年ぶりに見出して、そのことによって、これは谷口君が無罪である、こういう確信の中で、裁判官としての活動に限界を感じて弁護士になってやられた。そういう形の中で、この長い長い闘いの結果、きょうの無罪、こういうことになって事が報道されたわけですが、これは正義感の強い、そしてまた正義と人権を守らなければならぬ法務大臣といたしまして……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

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