このページでは水野実郎衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。水野実郎衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。
※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。
○水野委員 第一條の規定に食料品の項目がありまして乳製品というのが出ておりますが、生乳などに對してはいかなる構想をもつておられますか。今の農林當局は製酪方面のみに非常に重點をおいておられるように見受けられるのであります。今國内情勢をながめてみますと、乳幼児の食糧危機は實に切實なるものがあるのでありますが、市乳の取扱いに對して政府はほかにまた配給公團でも設けられるような意圖があるのか。あるいはこの食料品配給公團の中へ挿入する意圖であるのか。この點を先にお伺いしたいと思います。
【次の発言】 今酪農によつて出る牛乳あるいは牧場あたりで出る牛乳はほとんど原料にまわしておられるようでありますがこれは非……
○水野委員 ただいま井上委員よりお述べになりました決議案に対しましては賛成を表するのであります。ただ、ここで一言政府当局に警告しておきたいことは、本公團法の成立に際しまして、あたかも統制会社の切替のような人事構成がなされ、あるいはまた運営のおそれなきにしもあらずと思うのであります。今各公團設立の途上におきましても、幾多そういうふうな問題が起つている公團もあるのであります。ましてまだ現在においても、公團の設立に非常に人的な混乱をしているところがあるのを見受けますので、政府はこの際相当はつきりと力強く準備をされまして、せつかくこれだけの研究を重ね、あるいはもつれにもつれて進んで行く公團でありますか……
○水野委員 大藏大臣にお尋ねいたしたいと思います。数日前からしばしば各同僚委員諸君から御質問申し上げておりますが、けさほども問題になつておりました追加予算の問題であります。大分前から、今愼重に檢討中であるというような言葉を拜承しておりまして、もう大分日時も経過して來たのでございますが、提出しようとせられる目算がまだつきませんか、どうでしようか、もうぽつぽついつごろ出るだろうと思うというような目算はございませんか。
【次の発言】 今日は二十二日で、もうあますところ八日間ぐらいですが、今期中には審議ができるという見込みで御檢討中ですか、どうでしようか。
○水野委員 久しぶりで総理大臣に御出席願いましたので、一言お聞きしたいことがあります。先ほど同僚委員諸君から、昨日の新聞声明等に対する質疑もあつたようでありますから重複避けまして、総理大臣の前田委員、赤松委員に対する答弁の中に、與党であつた諸君は、もうすでにこの法案の内容については、承知しておつたと解釈しておつたとお答えのようでございました。私どもは終始一貫、芦田内閣においても野党の立場におりましたし、今度も野党の立場におるのであります。なおまたきのうの声明にからむわけではありませんが、われわれは毎日一日も欠かさずにここへつめて、審議に一生懸命にかかつておるけれども、政府当局の出席が遅れてはん……
○水野委員 私は社会革新党を代表いたしまして、ただいま議題となつておりまする國家公務員法の一部を改正する法律案、及び民主党の修正案の二つの案に対しまして、反対意見を述べるものであります。 一昨々日二十七日、野党各派の共同提案をもつて、本改正案と、公務員の賃金ベースを含む追加予算とは不可分のものであるという、すなわち同時審議すべきものであるということが、本会議におきまして可決決定されていることは、諸君も御承知の通りでございます。しかるに追加予算案は昨晩六時ごろ、政府があわてふためいて出したものでありまして、從つてその内容の檢討もできず、ちよつと拜見すればきわめてわけのわからないものでありまして……
○水野委員 私は会社革新党を代表いたしまして、本改正案に対しまする賛成の意見を述べるものであります。第三國会におきまして、すでに相当私どもの論議の中心になつておつた点が多いのでありまして、第五條の第二項はまつたく私どもの意見からいたしますと、いささか不満な点があるのです。しかしながら今第二條の問題でありまする進駐軍の関係の労務者及び公團の公務員等が、このままの形で置かれるということは、われわれは忍びないものがあるのであります。まして今後第五條第二項の問題をわれわれがここで反対をいたしますれば、また参議院との間に両院協議会という問題が起つて、またこの問題が山へ上つてしまうだろう。私どもはこの公團……
○水野委員 私は社会革新党を代表いたしまして、ただいま上程されております給與案に対しまして、すなわち政府案に反対、野党合同修正案に賛成するものであります。種々菊川委員より御説明がありましたので詳細は省略いたしますが、ただ本案はきわめてわれわれには不満のものがあるのであります。この年末に際しまして多くの公務員諸君が、困窮の上にも困窮を重ねておられるように見受けられますので、この際われわれは一日も早く給與の渡ることを念願するものでありますがゆえに、今日は私は野党修正案に賛成するものでございます。
○水野委員 総理大臣にお尋ねいたしますが、しばしば本会議の議場におきましても、同僚諸君からいろいろ御質問があつたようでありますが、どうもはつきりいたしませんので、重ねてお尋ねしておきたいことは、本案を制定するにあたりまして、本案と並行して賃金ベースを決定する御意思はないのでありましようか。今までに相当痛切な質問があつたのですか。どうもはつきりしません。私はむしろ賃金を先に決定してから法案を出すくらいのものでなければならぬのではないかと思う。マツカーサー元帥よりの書簡が來た。そうすればそれに基いて、成案する前に、まず賃金くらいは、公務員の最低生活、あるいはその家族の最低生活くらいは保障してやる。……
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